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草むらでバッタを見つけると、子どもは大喜びです。でも、いざ捕まえようとすると、ぴょんと跳んで逃げられてしまう。素手で持ったら脚が取れそうで怖い。ある日、家の中にバッタが入ってきて、どうしたらいいか分からない。そんな場面は、意外とあるものです。
先に結論を一つ。バッタは後ろ脚で跳んで逃げるので、追い回さずに、上からそっと手や容器をかぶせて捕まえます。持つ時は、脚をつかまずに、体を軽く持つのが基本です。捕まえたら観察して、見つけた場所へ戻してあげましょう。
家の中に入ってしまった時も、同じ手順が使えます。捕まえ方、持ち方、家の中の対応、外で捕まえる時の決まりを、順番に見ていきます。
ケース別に読む:外で捕まえたい人|素手で持ちたい人|家の中に入ってきた人|子どもと捕まえに行く人|触った後が気になる人
捕まえ方の手順——上からかぶせる、紙を差し込む、外へ運ぶ
バッタは、危険を感じると後ろ脚で跳んで逃げます。追いかけるほど、跳ねて遠くへ行ってしまうので、追い回さないのがコツです。低い姿勢で、急な動きをせず、そっと近づいてください。じっとしている時に、次の3つの手順で捕まえます。
- 上からかぶせる。手のひらを丸めるか、透明な容器を、上から軽くかぶせます。押さえつけず、ふわっとかぶせるのがコツです
- 下に紙を差し込む。容器を地面につけたまま、下に厚めの紙をそっと差し込みます。バッタが逃げないよう、急がずゆっくりです
- 外へ運んで放す。紙を押さえたまま容器ごと持ち上げて、運びます。放す時は、草のある場所に、そっと置いてください
| 道具 | 使い方 | ひとこと |
|---|---|---|
| 手のひら | 丸めて、上からふわっとかぶせる | 押さえつけない。つぶさない |
| 透明な容器 | 上からかぶせて、中が見える | バッタの様子が見えて安心 |
| 厚めの紙 | 容器の下に差し込むふた代わり | 薄い紙は折れやすい |
| 虫かご | 観察する間だけ入れる | 観察したら戻すので、持ち歩く間だけ使う |
容器は、口が広くて、中が見える透明な物が使いやすいです。深すぎると、紙を差し込む時にバッタが奥へ逃げることがあるので、バッタがすっぽり入る程度の深さを選びます。ふたのついた食品容器など、家にある物で間に合います。紙は、容器の口より少し大きい厚めの物を用意しておくと、差し込んだ時にずれにくくなります。
網で捕まえたい時は虫取り網の代用、虫かごがない時はカブトムシの虫かごの代用が参考になります。
素手での持ち方——脚をつかまず、体を軽く
素手で持つ時に、いちばん気をつけたいのは脚です。バッタの脚は取れやすいと言われるので、引っぱったり、強く握ったりしないようにしてください。持つ時は、胸のあたりを、親指と人差し指で軽くはさみます。強く握ると苦しいので、逃げない程度に、そっと持ちます。
- つかむ場所。後ろ脚の付け根を強くつかまず、胸のあたりを軽く
- 持ち上げたらすぐに。手のひらの上に乗せると、持ち替えやすくなります
- 放す時。高い所からではなく、草や地面の近くで、そっと手を開きます
- 持つ時間。長く持たず、観察したら放します
子どもが持ちたがる時は、最初は大人が持って見せるのがおすすめです。手のひらに乗せて、そっと触る程度なら、バッタの負担も小さくなります。小さい子には、持たせずに、容器の中の様子を見るだけでも、しっかり楽しめます。
子どもには「脚はそっと」「ぎゅっと握らない」と、短い言葉で声をかけておくと伝わりやすいです。捕まえる前に、持ち方を一緒に練習しておくのもよい方法です。
家の中に入ってきた時——容器と紙で外へ出す
家の中にバッタが入ってきたら、まず落ち着いてください。追い回すと、跳ねて家具の裏に隠れたり、カーテンに止まったりして、かえって見つけにくくなります。外で捕まえる時と同じ、かぶせる、紙を差し込む、外へ運ぶの順番で対応できます。
- 上からかぶせる。止まっている所に、容器を上からそっとかぶせます
- 下に紙を差し込む。壁や窓にいる時は、容器を壁に当てたまま、紙を差し込みます
- 外へ運んで放す。窓や玄関から、庭や草むらなど、外へ出します
殺さずに、外へ戻すのが基本です。家の中で見失った時は、無理に探し回らず、窓を少し開けて、外へ出やすくしておく方法もあります。あとで見つけたら、同じ手順で外へ出してください。家具を動かして探す時は、バッタを挟まないように、ゆっくり動かします。
どこから入ったかを見直すのも大切です。バッタが入ってくる場所は、開けた窓や玄関、網戸のすき間などが考えられます。洗濯物や服にくっついて入ってくることもあります。網戸のすき間は網戸を閉めてるのに虫が入る原因で、見直す場所を紹介しています。窓の近くに草や落ち葉がたまっていないかも、見ておきましょう。
子どもと捕まえに行く時の決まり
子どもと一緒に捕まえに行く時は、場所の決まりを先に確かめてください。公園や田んぼ、池のまわり、私有地には、立ち入りや虫取りに決まりがある場所があります。勝手に入らず、表示や管理している人の案内に従いましょう。
- 公園・田んぼ・池・私有地。決まりを守り、勝手に入らない。迷う時は管理者に聞く
- 草むらの足元。段差、水たまり、とがった草に注意。長袖・長ズボンと帽子がおすすめです。ハチなど、ほかの虫にも気をつけます
- 追い回さない。無理に追うと、転んだり、草むらの奥に入りすぎたりします
- 観察したら、見つけた場所へ戻す。持ち帰らず、同じ場所に放してあげてください
出かける前に、子どもと「見つけた場所へ戻す」「脚は持たない」「触ったら手を洗う」の3つを決めておくと、外で迷いません。
水辺の近くへ行く時は、大人がそばにいて、柵の外には出ないでください。
触った後は石けんで手を洗う——茶色い汁が出た時
バッタに触った後は、石けんで手を洗ってください。バッタは、つかまれた時などに、口から茶色い液を出すことがあります。驚いて落とさず、そっと放しましょう。目や口をこすらないよう、洗うまでは気をつけます。手を洗う前に、食べ物を触らないでください。
洗っても、かゆみや赤みが続く時は、皮膚科や医療機関に相談してください。
ゆきこ( ゚Д゚)『バッタを追いかけ回すより、じっと待って上からかぶせるほうが、お互いにやさしいですよね。観察したあとは、見つけた場所に戻してあげたいです』
💡 この困りごとへの提案
観察する間だけ、虫かごに入れておくと、子どもが見やすくて安心です。通気のよい、大きめの虫かごなら、バッタが動き回っても、落ち着いて観察できます。観察が終わったら、見つけた場所へ戻します。
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バッタとイナゴの違いが気になる時はイナゴとバッタの違いを。網がない時は虫取り網の代用、虫かごがない時はカブトムシの虫かごの代用、網戸のすき間が気になる時は網戸を閉めてるのに虫が入る原因もどうぞ。
まとめ:追わずにかぶせ、紙を差し込み、外へ運ぶ。触ったら手を洗う
- 追い回さず、上からかぶせる。手のひらか透明な容器で、ふわっと
- 下に紙を差し込み、外へ運ぶ。家の中でも同じ手順です
- 持つ時は脚をつかまない。胸のあたりを指で軽くはさみます
- 殺さず、見つけた場所へ戻す。公園や私有地の決まりを守ります
- 触った後は石けんで手を洗う。茶色い汁が出ても驚かず、目をこすりません
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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