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ラベンダーの花穂が茶色くなってきて、「これ、どこで切ればいいの?」と手が止まっていませんか。花が終わった後の株は、放っておくと伸びて広がり、翌年の花つきにも関わってきます。かといって、思い切って切るのも不安ですよね。
先に結論をひとつ。花が終わったら、花穂を茎ごと、葉のつけ根の少し上で切ります。伸びすぎた枝は、緑の葉が残る位置で整えるのがコツです。葉のない木の部分まで深く切ると、芽が出にくいと言われています。切る位置と、その後の扱いを順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:花穂が茶色くなった人|伸びすぎた人|芽が出ない人|切った花を飾りたい人|ローズマリーと迷う人|子どもやペットがいる人
花が終わったらの手順——葉のつけ根の少し上で切る
花穂の色が茶色くなってきたら、花が終わった合図です。ラベンダーの株は、花穂を放っておくと種に力を使ってしまうと言われます。切ることで、株の形も整います。手順は3つだけです。
- 切る道具を清潔にする。花ばさみや剪定ばさみは、汚れを拭いてから使います。刃先は自分に向けないでください
- 花穂のついた茎をたどる。花穂だけでなく、茎ごと切るイメージです。下へたどって、葉が出ているところを探します
- 葉のつけ根の少し上で切る。葉を残して切ることで、そこから新しい芽が出やすくなります
切った後は、風通しをよくしておきましょう。混み合った枝が内側にあれば、数本だけ間引くと蒸れにくくなります。切る時期は地域や品種で変わるので、「花穂が茶色くなってきたら」を目安にしてください。
💡 この困りごとへの提案
咲き終わった穂を切るなら、小回りのきく花ばさみがあると手元が見やすくなります。
伸びすぎた時——緑の葉を残して、一度に切りすぎない
気づいたら、株がひょろっと伸びて、横に広がっていた。ラベンダーでは、よくある形です。伸びた枝を整える時の考え方は、次のとおりです。
- 緑の葉が残る位置で切る。茎の先から下へたどり、葉が出ている所の少し上で止めます
- 一度に切りすぎない。株の様子を見ながら、少しずつ整えます
- 茶色く固い部分は深追いしない。木のようになった部分は、切っても芽が出にくいと言われます
「全体をすっきりさせたい」気持ちはよく分かりますが、葉が全部なくなるほど切ると、株が弱ることがあります。残す葉があるうちに整える、と覚えておくと迷いません。茶色の根元の見分け方はラベンダーが枯れる時にまとめています。
切った後に芽が出ない時——葉のない所で切ったかも
切ったのに、いつまでも新しい芽が出てこない。そんな時に見直したいのは、次の3つです。
- 切った位置に葉がなかった。葉のない木の部分で切ると、芽が出にくくなると言われます
- 季節が合っていない。暑さの厳しい時期や寒い時期は、芽の動きがゆっくりになることがあります
- 水と風通し。土が湿りっぱなしだったり、枝が混み合っていたりすると、株が弱ります
芽が動くまでには時間がかかることもあるので、すぐに諦めず、枝の中が緑かどうかを確かめてください。細い枝を軽く曲げてしなうなら、まだ生きています。
切った花穂の吊るし方——束ねて逆さ、風通しのよい日陰で
切った花穂をそのまま捨てるのは、少しもったいない気がしますよね。飾りとして楽しみたい人は、束ねて逆さに吊るす方法があります。
- 花穂を数本ずつ束ねる。茎の根元を、ひもやゴムでゆるめにまとめます
- 逆さにして吊るす。花の部分が下になるようにします
- 風通しのよい日陰に置く。直射日光の当たる所は避けます。乾くまでの日数は、置く場所の湿度で変わります
吊るす場所は、落ちても人に当たらない高さと位置にしてください。乾いた花穂は、小さな子どもが口に入れないよう、手の届かない所にしまっておきましょう。香りの感じ方には差があり、好みが分かれます。飾る場所は、家族の感じ方に合わせて選んでください。
ローズマリー・ライラックとの違い——葉と花の形、木の大きさ
ラベンダーと似た名前や姿で、迷いやすい植物があります。見分けるポイントは、葉と花の形です。
| 植物 | 葉の形 | 花のつき方 | 大きさのイメージ |
|---|---|---|---|
| ラベンダー | 細長く、灰色がかった緑 | 茎の先に、穂のようにまとまって咲く | 草と低い木の中間のような株 |
| ローズマリー | 針のように細く、硬め | 枝に沿って、小さな花が咲く | 育つと木のように大きくなることがある |
| ライラック | 丸みのあるハート形に近い | 春に、房になって咲く | 庭木になる、背の高い木 |
花の紫色が似ていても、並べると形はかなり違います。ラベンダーは「茎の先に穂」、ローズマリーは「枝に沿って小さな花」と覚えると、見分けやすくなります。ライラックは木になる植物なので、鉢で育てるラベンダーとは大きさが違います。
デメリット——蒸れに弱い・広がる・においの感じ方に差
ラベンダーを育てるうえで、知っておきたい点もあります。
- 蒸れに弱い。梅雨から夏は、風通しと水の間隔に気を配る必要があります
- 株が広がる。放っておくと伸びて形が崩れ、花後の手入れが欠かせません
- においの感じ方に差がある。好きな人もいれば、苦手な人もいます。置き場所は家族に聞いて決めると安心です
ゆきこ( ゚Д゚)『花後の手入れは、迷ったら「葉を残す」を先に決めておくのがいちばん失敗しにくいと思います。切りすぎが、あとから効いてきますよね』
子ども・ペットがいる家で——切った枝や花穂の片付け
ラベンダーの葉・花・切った枝や花穂は、小さな子どもが口に入れないようにしてください。切った後の枝は、そのままにせず片付けておきます。はさみは、使い終わったら子どもの手の届かない所へ。刃先の向きにも気をつけましょう。口に入れた時は、医療機関や中毒の相談窓口に連絡してください。
猫や犬、小鳥は、植物をかじることがあります。ラベンダーも、かじらない所に置いてあげてください。毒性の強さは種類や量で変わるので、気になる時は獣医さんに相談しましょう。はさみが切れにくくなったら、ハサミの研ぎ方も参考にしてください。
よくある質問——切る時期・もう一度咲くか・切った穂の捨て方
Q. 切るのは何月ごろ?
地域や品種で変わるので、月では決められません。花穂が茶色くなってきたら、が目安です。暑さの厳しい日や、雨が続く日は避けて、天気の落ち着いた日を選びましょう。
Q. 切ったら、もう一度咲く?
品種や気候によっては、花の時期がずれて再び咲くものもあると言われます。咲くかどうかは株の元気さにも左右されるので、「咲いたらうれしい」くらいの気持ちで待つのが気楽です。
Q. 鉢植えと地植えで、切る位置は違う?
切る位置はどちらも「葉のつけ根の少し上」で同じです。違うのは水の管理で、鉢植えは乾きやすいので土の様子をこまめに見てあげてください。
Q. 切った花穂や枝は、どう捨てる?
乾いてから、自治体の案内に従って捨てます。空き地や川、公園には捨てないでください。吊るして乾かした穂は、飾り終わった後も同じ扱いです。
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花が終わる前から株が茶色くなってきたらラベンダーが枯れる時を先にどうぞ。はさみの切れ味が気になる時はハサミの研ぎ方が参考になります。
まとめ:花穂は茎ごと、葉のつけ根の少し上で切る
- 花穂は葉のつけ根の少し上で切る。茎ごと切って、葉を残します
- 伸びすぎは緑の葉を残して整える。一度に切りすぎません
- 芽が出ない時は切った位置を見る。葉のない所だと出にくくなります
- 吊るすなら束ねて逆さに、風通しのよい日陰で。落ちない高さに
- 葉や枝は口に入れない。子どもとペットの届かない所に置きます
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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