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春の道ばたや庭先で、小さな青い花を見つけて「これは勿忘草だろうか、それともネモフィラだろうか」と足を止めたことはありませんか。どちらも青くてかわいらしい花なので、並べて見ないと迷うんですよね。しかも、もっと小さな青い花のオオイヌノフグリまで登場するので、ますます分からなくなります。
先に結論をひとつ。見分けの目安は、花の真ん中の色と形、そして葉の様子です。勿忘草は真ん中が黄色いことが多く、小さな花が茎の先にまとまって咲きます。ネモフィラは花がおわんのように広がり、真ん中が白っぽく見えます。オオイヌノフグリは、さらに小さく、地面にはうように咲く草花です。順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:一覧で比べたい人|ネモフィラと迷う人|オオイヌノフグリと迷う人|どこに咲くか知りたい人|匂いが気になる人
3つを一覧で比べる——花の真ん中の色と形、葉、草の高さ
まずは、勿忘草・ネモフィラ・オオイヌノフグリの違いを、表で一気に見てみましょう。花の大きさや咲く時期は、品種や地域で変わるため、あくまで目安として見てください。
| 見る点 | 勿忘草 | ネモフィラ | オオイヌノフグリ |
|---|---|---|---|
| 花の形 | 平らに開く小さな花。数個が茎の先にまとまる | おわんのように広がる。1つずつ咲く | とても小さく、平らに開く |
| 真ん中の色 | 黄色いことが多い | 白っぽく見える | 白っぽい筋が入る |
| 葉の様子 | 細長くて、やや毛がある | 切れ込みが深く、羽のような形 | 丸みのある葉で、縁がぎざぎざ |
| 草の様子 | 茎が立ち上がって咲く | 低く広がるように育つ | 地面にはうように広がる |
迷った時は、いちばん見やすい「花の真ん中」と「葉の形」を、まず見比べてください。
ネモフィラとの違い——花の形と真ん中の色
勿忘草とネモフィラは、どちらも青い花ですが、よく見ると花の雰囲気が違います。
- 花の形。ネモフィラは、おわんのように丸く開き、花が1つずつはっきり見えます。勿忘草は花が小さく、数個がまとまって、茎の先がくるっと巻いたような形になります
- 真ん中の色。勿忘草は真ん中が黄色いことが多く、ネモフィラは白っぽく抜けて見えることが多いです。品種によって色の出方は変わります
- 葉の形。ネモフィラの葉は切れ込みが深く、羽のような形。勿忘草の葉は細長くて、触るとやや毛を感じます
- 草の高さ。ネモフィラは低く広がって育ち、勿忘草は茎が立ち上がって咲きます
花だけでは決めにくい時は、葉を見ると分かりやすくなります。ただし、花や葉を摘んだり、むやみに触ったりするのは控えて、見るだけで確かめましょう。
見分けのコツは、いきなり全体を見ようとせず、順番に目を動かすことです。最初に花の真ん中、次に花びらの形、最後に葉。この3か所を順に見ると、迷いが少なくなります。写真を撮って拡大して見ると、肉眼では気づきにくい毛の様子や縁の形も分かります。
なお、花の色は日当たりや土、品種で少しずつ違います。青の濃さだけで決めず、形と葉も合わせて見てください。白やピンクの花を咲かせる品種もあるため、色は決め手にならないことがあります。
オオイヌノフグリとの違い——花の大きさと咲き方
道ばたや庭の隅で、地面にはりつくように咲く小さな青い花を見たら、それはオオイヌノフグリかもしれません。勿忘草やネモフィラよりずっと小さな花です。
- 花の大きさ。オオイヌノフグリは、指先にのせても余るくらい小さい花です
- 咲き方。地面をはうように広がり、花が1つずつ葉のつけ根から顔を出します
- 花びらの数。花びらは4枚で、そのうち1枚が少し小さいのが特徴です。勿忘草は5枚です
- 葉の形。丸みのある葉で、縁がぎざぎざしています
- 花の持ち。花は触れるとすぐに落ちやすいと言われます
オオイヌノフグリは、春先の早い時期から咲くことが多く、勿忘草より先に見かけることがあります。時期は地域で変わるので、月は決めつけずに見てください。
名前の呼び方にも触れておきます。オオイヌノフグリは、小さな青い花が早春の道ばたに広がる様子で知られていて、似た名前の草花に、淡い色の小さな花を咲かせるイヌノフグリもあります。名前が長いので、花の大きさと咲く時期の目安とあわせて覚えると、思い出しやすくなります。
どこに咲くか——庭や鉢、野原や道ばたで見られることがある
勿忘草は、庭の花壇や鉢で育てられることが多い花です。春に青い花を咲かせる草花として親しまれています。一方、野原や道ばたで見られることもあります。これは、庭から広がったものが育つ場合があるからだと言われています。
- 庭や鉢。花壇の縁や鉢植えで見られます。日当たりと水はけのよい場所を好むと言われます
- 野原や道ばた。ほかの草花に混じって咲いていることがあります
どこで見つけたとしても、公園や私有地では、その場所の決まりを守ってください。人の家の庭をのぞき込んだり、花を摘んだりしないこと。野原や道ばたでも、むやみに摘んだり、持ち帰ったりせず、見て楽しむだけにとどめるのが安心です。
子どもと散歩している時に花を見つけたら、花の名前を一緒に調べてみるのも楽しい時間になります。小さなカメラで撮っておくと、帰ってから図鑑と見比べられます。カメラ選びはキッズカメラは何歳から?が参考になります。
匂いが気になる時——感じ方に差がある
勿忘草の花は、あまり強く香らないと感じることもあります。ただ、香りの感じ方には個人差があって、近づくとかすかに感じる人もいれば、ほとんど気づかない人もいます。たくさん咲いている場所では、まとまって香ることもあると言われています。
- 気になる人は距離をとる。窓や玄関のすぐそばを避けて置く
- 切り花にしない。野の花は摘まず、鉢や庭で楽しむ
- 花粉などで体調が気になる時。かゆみやくしゃみなど、体調が気になる時は医療機関に相談してください
子どもとペットの安全——葉も花も口に入れない
勿忘草・ネモフィラ・オオイヌノフグリの葉や花は、子どもが口に入れないよう、手の届かない所に置いてください。口に入れた時は、医療機関や中毒の相談窓口に連絡を。毒性の強さは断定できないので、迷ったら相談が先です。猫や犬、小鳥が草をかじることもあります。気になる様子があれば、獣医さんに相談してください。
ゆきこ( ゚Д゚)『青い小さな花って、似ているようで、よく見ると真ん中の色が違うんですよね。見分けられると、散歩がちょっと楽しくなると思います』
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野の花の名前は、ポケットに入る図鑑があると、その場で調べやすくなります。
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まとめ:見分けは花の真ん中と葉。花は見るだけにして、口に入れない
- 勿忘草は真ん中が黄色い小さな花。茎の先にまとまって咲きます
- ネモフィラはおわん型で、真ん中が白っぽい。葉は切れ込みが深い形です
- オオイヌノフグリはさらに小さく、地面にはう。花びらは4枚です
- 庭や鉢のほか、野原や道ばたで見られることも。公園や人の庭の花は摘みません
- 葉も花も口に入れない。口に入れたら医療機関や中毒の相談窓口へ
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