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庭や生垣で、炎のようにくねくねと伸びる木を見かけたことはありませんか。カイヅカイブキと呼ぶ人もいれば、イブキと呼ぶ人もいて、調べるとビャクシン、コニファーといった言葉まで出てきます。苗の札や図鑑、お店の表示で呼び名がばらばらだと、「結局どれが同じ木なの」と混乱しますよね。
先に結論をひとつ。カイヅカイブキは、イブキ(ビャクシン)の仲間で、枝がねじれるように伸びる姿が目安と言われます。コニファーは、針葉樹を園芸で呼ぶときの大きなくくりです。名前の関係を整理しておくと、迷いません。そのうえで、とげとげの葉や枯れ枝、においのことも順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:呼び名の関係を知りたい人|とげとげの葉が出た人|枯れ枝が目立つ人|においが気になる人
先に結論——名前が多いのは、くくりの大きさが違うから
呼び名がたくさんあって混乱するのは、同じ高さで並べているからなんです。実際には、大きなくくりと小さなくくりが入り混じっています。
- コニファー。園芸で、庭に植える針葉樹をまとめて呼ぶ言葉。最も大きなくくりです
- イブキ・ビャクシン。針葉樹の中のひとつの仲間の名前。同じ木を指して使われることもあり、地域や図鑑で呼び方が違います
- カイヅカイブキ。イブキの仲間を庭木向きに育てた品種のひとつと言われます。枝がねじれて、炎のように見えるのが目安です
まとめると、コニファーの中にイブキの仲間があって、その中にカイヅカイブキがある、というイメージです。分類の細かいところは図鑑や苗のラベルで違うことがあるので、迷った時は、ラベルや販売時の表示を確かめるのが確実です。
呼び名の早見表——イブキ・ビャクシン・カイヅカイブキ・コニファー
| 呼び名 | どんな意味で使われるか | 見る目安 |
|---|---|---|
| コニファー | 園芸で針葉樹をまとめて呼ぶ言葉 | 種類はいろいろ。細い円すい形の木も含まれる |
| イブキ | 針葉樹のひとつの仲間の名前 | 葉が小さなうろこ状。木の姿は種類で違う |
| ビャクシン | イブキと同じ木を指すことがある | 地域や図鑑で呼び方が違う |
| カイヅカイブキ | イブキの仲間の庭木向きの品種と言われる | 枝がねじれ、炎のような姿になる |
表の中で、見分けの手がかりになるのは「姿」です。まっすぐすっと伸びる木ではなく、枝がねじれて炎のように見えるなら、カイヅカイブキのことが多いでしょう。ただし、育ち方や手入れで形は変わります。見た目だけで決めずに、苗のラベルがあれば確かめてください。
コニファーとして買った木が、実はカイヅカイブキなのではと迷うこともありますよね。コニファーは大きなくくりなので、お店では細い円すい形の木から、横に広がる木まで、いろいろな針葉樹がその名前で並びます。どれがカイヅカイブキかを知りたい時は、札に書かれた名前や、売り場の表示を見るのが近道です。札が残っていなければ、枝のねじれ方や葉の質感を、図鑑やポケット判の本と見比べてみましょう。それでも決まらない時は、造園業者や園芸店に写真を見せて相談できます。
呼び名が違っていても、手入れの基本は近いです。日当たりと風通しをよくして、内側に光が入るようにしておくと、枯れ枝は出にくくなります。刈り込みは、木の形を見ながら、手の届く範囲で少しずつ。いちどにたくさん切らないのが、傷めないコツです。
とげとげの葉が出る時——先祖返りと言われる葉
カイヅカイブキは、やわらかいうろこのような葉が多い中に、針のようにとがった葉が混じることがあります。これは先祖返りと言われる葉で、木が弱ったとは限らないと言われます。気になる時は、目立つ所だけ、手の届く範囲で整えます。
針のような葉は、素手で触るとちくっとします。手袋をして作業してください。はさみは清潔なものを使い、刃先は外側へ。使い終わったら、子どもの手の届かない所に片付けます。
切るのは、手の届く範囲まで。背伸びしないと届かない高さや、太い幹を切ることは、無理をせず造園業者に相談しましょう。
枯れ枝の見方——内側の枝と日の当たらない所
カイヅカイブキを植えていると、内側の枝が茶色く枯れ込んでくることがあります。日が当たりにくく、風も通りにくい内側で起きやすいと言われます。外から見ると緑なのに、触ると中が茶色い、ということも。
枯れ枝かどうかは、爪で樹皮を少しだけこすって、下が緑かどうか。枝を軽く曲げて、しなるかどうかで確かめます。緑でしなれば生きています。茶色で、曲げるとぽきっと折れるなら枯れています。
切る時は、ぽきっと折れる所より下の、緑の残る所の少し上、芽の少し上で切ります。茶色く枯れ込んだ部分を残すと、見た目が気になりますが、緑の残る所を深く切りすぎると、そこから先に芽が出にくいこともあるので注意してください。同じ考え方の枝の確かめ方は、イヌマキが枯れる時にもあります。
外側まで広い範囲が茶色くなってきた時は、水はけの悪さや根の傷みのこともあります。木が大きい場合や、手の届かない高さまで枯れている場合は、造園業者に見てもらってください。
においが気になる時——感じ方には個人差があります
カイヅカイブキは、葉をこすったり、刈り込んだりした時に、独特のにおいがします。感じ方には個人差があって、気にならない人もいれば、苦手な人もいます。洗濯物を干している日や、窓を開けている日の刈り込みは避けるとよいでしょう。作業の時は、家族や近所の人にひと声かけておくと安心です。
においが強く感じられて体調に変化がある時は、無理をせず作業をやめ、医療機関に相談してください。
植える前に・大きくなった時に——境界とペットと子ども
カイヅカイブキは、大きくなる木です。生垣にする場合は、将来の高さと幅を考えて、境界からの距離を決めておきましょう。枝や葉が隣の家や道路にはみ出す時は、お互いに話し合っておくと後で困りません。賃貸や集合住宅では、管理会社や規約の案内に従ってください。
刈り込んだ枝や葉は、そのままにすると足元に積もります。針のような葉が混じっていると、掃く時に素足やサンダルでは痛いこともあるので、厚めの手袋と靴で片付けてください。集めた枝は、お住まいの自治体の出し方に従って処分します。道路や共用部にこぼれた分は、その場で掃いておくと、近所の人とのトラブルを避けられます。
大きくなりすぎた木の高い所の手入れや、伐採は、造園業者に相談してください。無理に自分で届かせようとしないでください。
葉や実は、小さな子が口に入れないよう注意してください。触った後は、手を洗いましょう。猫や犬、小鳥がかじらないよう、庭で遊ばせる時は目を離さないでください。口に入れてしまった時は、医療機関や中毒の相談窓口に連絡を。
ゆきこ( ゚Д゚)『名前がたくさんあると身構えますが、「イブキの仲間で、ねじれる姿が目印」と覚えておくだけで、話がつながると思います』
💡 この困りごとへの提案
手の届く高さの枝先を整えるなら、両手で使う手動の刈込ばさみが1本あると、枝を傷めずに整えられます。
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まとめ:イブキの仲間でねじれる姿が目安。コニファーは大きなくくり
- カイヅカイブキはイブキ(ビャクシン)の仲間。枝がねじれる姿が目安と言われます
- コニファーは針葉樹を園芸で呼ぶ大きなくくり。迷ったらラベルで確かめます
- とげとげの葉は先祖返りと言われる葉。手袋をして、手の届く範囲だけ整えます
- 枯れ枝は爪でこすって緑か、軽く曲げてしなるかで確かめる。切るのは緑の残る所の少し上
- においは感じ方に個人差。大きな木と高い所は造園業者へ
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手順を1枚にまとめています。



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