【図解あり】トイレの天井の換気扇の掃除——カバーの外し方と、便器に乗らずに届かせる方法

家事

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ふと見上げたら、トイレの天井の換気扇のカバーが、白っぽくほこりをかぶっていた。大掃除の時期になると、そんな場面に出会いやすいですよね。毎日目に入る場所なのに、手が届きにくくて後回しになりがちです。年に一度やるかどうかの場所だからこそ、「外していいの?」「壊さないかな?」と手が止まってしまいます。

先に結論をひとつ。トイレの天井の換気扇の掃除は、「スイッチを切る」「便器や便座には乗らない」「カバーは取扱説明書の方法で外す」の3つを守れば、自分でできる範囲が意外と広い作業です。逆に、中のファンや電気の部分は触らない、と線を引いておくと安心です。道具の選び方、外し方、洗う所と触らない所を、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ天井に手が届かない→便器には乗らず、道具で届かせる→第二章カバーを外してみたい→説明書の方法で。外す→洗う→戻す→第三章どこまで自分でやる?→カバーは洗う。中のファンは触らない→第四章外れない・割れそう・音→無理をしない。相談する線引き→第五章

ケース別に読む:掃除の前に知っておきたい人|手が届かない人|カバーを外したい人|洗う所と触らない所を知りたい人|外れない・音がする人|よくある疑問を見たい人

トイレの換気扇にほこりがたまる理由と、掃除の前にすること

トイレの換気扇には、トイレットペーパーの紙の粉と、湿気を含んだほこりが集まりやすいんです。空気を吸い込む場所なので、カバーの格子やすき間に、綿のようなほこりがからみつきます。そこに湿気が加わると、ほこりが重く固まって、拭いても取れにくくなります。

掃除の前に、まず次の3つを済ませてください。どれも短い作業ですが、安全のために欠かせません。

  • スイッチを切る。壁のスイッチを切って、ファンが完全に止まってから始めます。回っている間は近づきません
  • 足元を片づける。マットやスリッパをどけて、床を濡らさない準備を。落ちたほこりを受ける新聞紙があると後が楽です
  • お使いの機種の取扱説明書を探す。型番のシールは、カバーの内側や本体の側面にあることが多いです。説明書がなければ、メーカーの案内ページで型番から探せます

賃貸住宅や集合住宅で、換気扇が建物の備え付けの設備になっている場合は、掃除してよい範囲を管理会社に先に確かめると安心です。カバーを外すだけの作業でも、聞いておいて損はありません。

便器に乗らずに天井へ届かせる方法——道具の早見表

ここがいちばん大事なところです。天井に手を伸ばしたくなると、つい便器のふたや便座、タンクの上に乗りたくなりますが、これは必ずやめてください。便器は陶器でできていて、体重をかけると割れることがありますし、濡れていれば滑ります。割れた陶器でけがをするのは、掃除で起きる事故の中でも重いものです。タンクの上も同じで、ふたが外れて落ちる心配があります。

天井に届かせる時のOKとNGOK柄の伸びるモップで床から届かせる平らな床に置いた安定した踏み台スイッチを切ってから始める家族に近くにいてもらう届かなければ今日はやめるNG便器や便座に乗るタンクの上に乗る回る椅子や不安定な箱に乗るスイッチを入れたまま始めるぐらつく台で背伸びをする
届かせる道具 向く場面 気をつけること
柄の伸びるハンディモップ カバーの表面のほこりを払う。いちばん安全 柄を伸ばしすぎるとぶれる。ほこりが落ちるので上を向きすぎない
安定した踏み台・低い脚立 カバーを外して洗う時 平らな床で。ぐらつく時は使わない。降りる時もゆっくり
掃除機のホース・すき間ノズル 外した後のほこり取り 先にスイッチを切る。ノズルをファンに当てない
便器・便座・タンク 使わない 割れる・滑る・ふたが外れる。乗らない

表の上から2つめまでが、自分でできる範囲の中心です。床から届くなら、モップだけで外さずに済むこともあります。外して洗う時は、踏み台を使う人もいると思いますが、トイレは狭くて足元が滑りやすいので、不安が少しでもあれば家族にそばにいてもらうか、その日はやめておくのが安全です。

カバーの外し方と戻し方——取扱説明書の方法で

換気扇のカバーの外し方は、機種によって少しずつ違います。多くは、カバーの両側にあるバネ(金属の細い足)を指でつまんで、そっと下ろすタイプです。ほかにも、ねじで留まっているタイプや、回して外すタイプがあります。説明書に書かれた方法がいちばん確かなので、ここでは流れだけを押さえます。無理に引っぱると、バネが曲がったりカバーが割れたりします。

外す→洗う→乾かして戻す一外すスイッチを切るバネを両側からつまむそっと下ろす→ 引っぱらない→二洗う先にほこりを払う中性洗剤でやさしくよくすすぐ→ 洗面所かお風呂場で→三乾かして戻すしっかり乾かすバネを差し込む止まったのを確かめる→ ぬれたまま戻さない
  1. スイッチを切り、ファンが止まっているのを確かめる。踏み台に上る場合は、平らな床に置いて、両足をしっかり乗せます
  2. カバーの両側のバネを指でつまんで、そっと下ろす。外れたカバーは、ほこりを落とさないように静かに持ちます。最初に落ちてくるのはほこりなので、目をつぶって顔をそむけると安心です
  3. カバーのほこりを、先に乾いたまま払う。掃除機で吸うか、ごみ袋の中で軽く振ります。水で濡らす前に落としておくと、泥のように固まりません
  4. 中性洗剤を薄めたぬるま湯で、やわらかいスポンジで洗う。製品の表示のとおりに。ほかの洗剤を足したり混ぜたりしません。特に、塩素系の漂白剤と、酸性のもの(クエン酸や酢)は、混ざると有害なガスが出るので、同じ場所で使わないでください
  5. しっかり乾かしてから戻す。濡れたまま戻すと、ほこりがすぐ付きますし、バネが滑って外れやすくなります。乾いたら、バネを本体の穴に差し込み、カチッと止まるのを確かめます

洗ってよい所と、触らない所——カバーは洗う、ファンは触らない

外したあと、奥にファン(羽根)や、電気の部分が見えます。ここでどこまでやってよいかが、いちばん迷うところですよね。線引きは、次のとおり考えると迷いません。

  • カバー(外した部分):洗ってよい。中性洗剤とぬるま湯で。水気はよく切って、陰干しに
  • 本体の見える部分:固く絞った乾いた布で、ほこりを軽く拭く。水を垂らさない
  • ファン(羽根):指を入れない。触らない。外せる機種でも、説明書にない作業はしません
  • モーターや電気の部分:水も洗剤もかけない。分解もしない

ほこりが気になって、ファンの羽根まで掃除したくなる気持ちはわかります。ただ、トイレの換気扇は天井に埋め込まれたタイプが多く、無理に手を入れると、羽根が曲がって音の原因になったり、電気の部分に水が入ったりしがちです。説明書にない作業は避けて、わからない時はメーカーや販売店に相談してください。

ゆきこ( ゚Д゚)『正直、天井の掃除は「届く範囲だけでいい」と割り切るのがいちばん続くと思います。高い所は、がんばるほど危ないですから』

💡 この困りごとへの提案

柄の長いモップが1本あれば、カバーの表面のほこりは、乗り物に頼らず床から払えます。外して洗う前の「ほこり落とし」にも使えるので、あると楽な道具です。


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外れない・割れそう・音がする時——無理をしない線引き

次のような時は、そこで手を止めてください。無理に続けると、壊れたり、けがをしたりします。

  • カバーが外れない。バネが固い、ねじが回らない、外し方がわからない。外れない時の考え方は換気扇の掃除でカバーやファンが外せないに詳しいので、先にどうぞ
  • カバーにひびがある・割れそう。力をかけると割れて落ちることがあります。そっと触れる範囲で、外さずに表面を払うだけにします
  • 運転すると異音がする、焦げ臭い。使うのをやめて、スイッチを切り、メーカーや販売店に相談を。自分で開けたり、直したりしません
  • ほこりが何年分もたまって、固まっている。一度に全部落とそうとしないで、ほこりを払うところまでにします
  • 脚立の高さが必要で、ぐらつく。無理に上らず、業者や家族に頼みます

換気扇のフィルターが油でベタつく、台所の話は換気扇のフィルターがベタベタにまとめています。台所とトイレでは汚れの質が違うので、洗い方も別に考えるとよいです。

よくある疑問——どのくらいの頻度で? ほこりを吸うのは平気?

Q. どのくらいの間隔で掃除すればいいですか?
A. 目に見えてほこりがたまってきた時が目安です。ほこりが綿のように垂れてきたら、そろそろのサインです。年末の大掃除のタイミングに、習慣として組み込むのもひとつの方法です。

Q. ほこりを吸うと体に悪いですか?
A. ほこりを吸い込むと、せきやくしゃみが出る人もいます。マスクをして、窓や扉をあけて作業すると安心です。体の調子が気になる時は、医療機関に相談してください。

Q. 掃除したのに、まだ空気の流れが弱い気がします。
A. 見える所のほこりを取っても変わらない時は、ダクト(空気の通り道)や本体に原因があるかもしれません。中を触らず、メーカーか設置した業者に相談を。

トイレまわりの掃除道具の置き場所は、トイレブラシを床に置きたくない、便座カバーの洗い方は便座カバーの洗い方でも触れています。

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カバーやファンが外れなくて困っている人は換気扇の掃除でカバーやファンが外せないへ。台所の換気扇のフィルターの洗い方は換気扇のフィルターがベタベタ、トイレの掃除道具の置き場所はトイレブラシを床に置きたくない、便座まわりの洗い方は便座カバーの洗い方にまとめています。

まとめ:スイッチを切って、便器に乗らず、カバーは説明書どおりに

  1. 先にスイッチを切る。ファンが止まってから始める
  2. 便器・便座・タンクには乗らない。モップか安定した踏み台で
  3. カバーは取扱説明書の方法で外す。引っぱらない
  4. 洗うのはカバーだけ。ファンと電気の部分は触らない
  5. 外れない・音・焦げ臭いは無理せず相談。乾いてから戻す

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

トイレの天井の換気扇の掃除の早見表:先にスイッチを切ってファンが止まってから始める。便器・便座・タンクには乗らず、柄の伸びるモップや平らな床に置いた安定した踏み台を使う。カバーは取扱説明書の方法で外し、多くは両側のバネをつまんでそっと下ろす。ほこりを先に払ってから、中性洗剤を薄めたぬるま湯でやさしく洗い、よくすすいで乾かしてからバネを差し込んで戻す。洗うのはカバーだけで、ファンと電気の部分は触らず分解もしない。塩素系と酸性の洗剤は混ぜない。外れない、割れそう、異音や焦げ臭いがある時は無理をせずメーカーや販売店に相談する。賃貸は管理会社に先に確かめる

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