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家の洗濯機にはダウンジャケットが入りきらない。だからコインランドリーで洗いたい。そう思ったものの、「ぺちゃんこになったらどうしよう」「羽が片寄るって本当?」と、始める前から不安になりますよね。ダウンは年に一度か二度しか洗わないので、やり方を忘れていても当たり前です。
先に結論をひとつ。ダウンジャケットをコインランドリーで洗って失敗するいちばんの原因は、洗い方よりも「乾かし方」です。洗う前に洗濯表示で洗えるかを確かめ、洗った後は乾燥までしっかり終える。この2つを押さえるだけで、失敗の多くは避けられます。表示の見方、よくある失敗、手順、失敗した時の直し方を、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:洗えるか知りたい人|ぺちゃんこ・くさくなった人|これから洗う人|羽が偏った人|洗う日の持ち物
ダウンジャケットをコインランドリーで洗って失敗しないために——まず洗濯表示の記号で見分ける
洗えるかどうかは、襟の裏や脇の縫い目についている洗濯表示で決まります。見るのは主に2つ。洗濯桶の絵(水洗いの可否)と、四角の中に丸がある絵(機械で乾燥させてよいか)です。ここに×がついていたら、コインランドリーでは洗わず、クリーニングに相談してください。
| 表示の絵 | 意味 | コインランドリーでは |
|---|---|---|
| 洗濯桶の絵(×なし) | 家庭で水洗いできる | 洗える。ただし弱い水流の指定があれば守る |
| 洗濯桶に手の絵 | 手洗いならできる | 機械は避けて手洗いか、ネット使用が可能か店で確認 |
| 洗濯桶に× | 水洗いできない | 洗わない。クリーニングへ |
| 四角に丸の絵(×なし) | 機械乾燥できる | 乾燥機で仕上げる。点の数が温度の上限 |
| 四角に丸と× | 機械乾燥できない | 乾燥機に入れない。陰干しで時間をかける |
それから、革や毛皮の飾りがついていないかも見ておきましょう。襟のファーやレザーの切り替えは、水や熱で傷みやすい部分です。取り外せるファーは外し、外せない場合は洗わない方が安心です。表示が見つからない、読めない、という時も無理をせず、ダウンジャケットをクリーニングに出すかどうかの判断で、出すか洗うかの判断を先に見てみてください。
ぺちゃんこ・羽の偏り・においの原因——失敗は5つのパターンに分かれる
ダウンの洗濯でよく聞く失敗は、実はほとんどが似た理由から起きます。原因が分かっていれば、洗う前から防げるものばかりです。
- ぺちゃんこになる。羽が水を含んで固まったまま乾ききっていない状態です。ふくらみが戻らないのは、洗い方よりも乾燥不足のことが多いです
- 中で羽が偏る。洗う時や乾かす時に、羽が片側に寄ってかたまりになります。生地の中で羽がくっついたままになると、ふくらみにムラが出ます
- 生乾きのにおいがする。表面が乾いていても、中の羽が湿っていると、においの元になります。見た目が乾いていても安心しないのがコツです
- 縮む・生地が傷む。高温で乾かしすぎる、洗濯機に詰め込みすぎてこすれる、といった条件が重なると起こります
- ファスナーで生地を傷つける。開けたまま洗うと、金具が生地や他の洗濯物に当たって傷になります
においの対処は、ダウンコートのにおいの取り方に詳しくまとめているので、すでにくさい時はそちらも合わせてどうぞ。
失敗しない洗い方の手順——洗う前の準備から乾燥まで
手順は、ざっくり5つの流れで覚えておくと迷いません。ポイントは「洗う前の準備」と「乾燥まで終えること」です。
- ファスナーとボタンを全部閉じる。ポケットの中の紙やティッシュも出しておきます
- 裏返して、大きめのネットに入れる。ダウンが入る特大サイズのネットがあると、生地のすれと型崩れを防げます。ネットに無理に押し込まず、ゆとりを持たせてください
- 洗剤はおしゃれ着用の中性洗剤を使います。ふつうの洗剤だと、羽の油分が落ちすぎることがあります
- 洗いからすすぎまで、弱めの水流で。コースの選び方は、店の機械に貼ってある説明書きのとおりにします。分からなければ店の掲示や、店員さんの案内を見てください
- 洗濯が終わったら、そのまま乾燥まで進める。ここが失敗を分けるところです。水を含んだ羽は重く、ぬれたまま放置するとにおいの原因になります
乾燥の時に、テニスボールなど固めのボールを一緒に入れると、羽がほぐれて戻りやすいと言われます。ただ、機械や店によってはボールを入れてはいけない決まりがあります。表示と店の掲示を確認してから、使うかどうかを決めてください。乾燥機の温度は高温にしないのが基本です。表示の点の数を超えないようにしましょう。
乾燥の途中で一度取り出し、かたまった羽を手でほぐしてから戻すと、ふくらみが均等に戻りやすくなります。ただし機械を止める操作や、取り出し方は店の案内に従ってやけどに気をつけてください。
洗い終わってから気づいた——羽が偏った・ぺちゃんこのままの直し方
もう洗ってしまって、ふくらまない。そんな時の手当ては、「ほぐす」と「もう一度乾かす」の2つです。
| 困りごと | やること | 気をつけること |
|---|---|---|
| 羽がかたまって偏った | 手で、かたまりを指でつぶすようにほぐす | 生地を強く引っぱらない。破れの元になる |
| ぺちゃんこのまま | 低めの温度でもう一度乾燥機にかける | 表示が機械乾燥できる場合のみ |
| においが残る | 中までしっかり乾かす。風通しのよい日陰で干す | においが取れないなら、クリーニングも検討 |
| 機械乾燥できない表示 | 日陰で平干しにして、時々ほぐす | 直射日光や熱源のそばは避ける |
それでも戻らない時は、羽が抜ける、生地が破れたなどの別の傷みがあるかもしれません。羽が抜けるときはダウンから羽が出てくる時の対策を、襟だけが汚れて気になる時はダウンコートの襟汚れの落とし方を参考にしてください。
ゆきこ( ゚Д゚)『ダウンの洗濯は、洗うより乾かす方が本番だと思っています。時間に余裕のある日にやると、焦らずに済みますよね』
これから洗う人へ——洗う日と持ち物の見ておきたいところ
最後に、これから洗う人が準備しておくと安心なものをまとめます。洗う日は、乾燥まで時間がかかることもあるので、時間に余裕のある日を選ぶとよいでしょう。
- 洗う前に洗濯表示を確認(水洗いと機械乾燥の2か所)
- ダウンが入る大きさのネット
- おしゃれ着用の中性洗剤
- 取り外せるファーや飾りは外す
- 洗った後に、ほぐして乾かし直す時間
💡 この困りごとへの提案
洗濯ネットは、ダウンが余裕で入る特大サイズのものを使うと、洗う時の生地のすれを減らせます。ふつうのネットに無理に押し込むと、型崩れや傷みの原因になるので、ゆとりのある物を選んでおくと便利です。
あわせて読みたい
洗うかクリーニングに出すかで迷っている人はダウンジャケットをクリーニングに出すかどうかの判断へ。洗った後に羽が出てくる人は羽が抜ける時の対策、においが残る人はダウンコートのにおいの取り方、襟だけが汚れている人は襟汚れの落とし方にまとめています。
まとめ:失敗しない鍵は、表示の確認と乾燥まで終えること
- 洗う前に洗濯表示を確認する。水洗いの×なら、クリーニングへ
- ファスナーを閉じ、裏返して大きめのネットへ。詰め込まない
- おしゃれ着用の中性洗剤で、弱い水流で洗う。店の掲示に従う
- 乾燥まで終えるのが失敗を防ぐ決め手。高温にしない
- 偏ったら手でほぐして、低めの温度でもう一度乾かす。表示しだい
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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