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マフラーを後ろで結ぶ巻き方は、前に結び目が出ないので、コートの前がすっきり見えますよね。ただ、歩いているうちにほどけてしまったり、結んだら首がきゅっと苦しくなったり。年に一度、寒くなる頃に巻き方を思い出そうとしても、手が止まる人は多いと思います。
先に結論です。マフラーを後ろで結ぶ時は、首に一周させる→後ろで一度結ぶ→端を整えるの三つの流れで、結び目を強く引きすぎないのがポイントです。ほどけにくくしたい時は、結び目の位置を少しずらす、薄手なら二回結ぶ、と覚えておくと迷いません。
そしてもうひとつ大事なことがあります。後ろで結んで余った端は、自転車やバイクのとき、子どもが遊ぶときには危ないことがあります。安全の話は最後の章に置いています。自分に近い場面から読んでみてください。
ケース別に読む:手順を知りたい人|ほどけにくくしたい人|苦しくなる人|ほかの巻き方と比べたい人|短い・長いマフラーの人|子どもや自転車の時の安全
マフラーを後ろで結ぶ手順——首に一周、後ろで一度結ぶ
マフラーを後ろで結ぶ巻き方の基本は、三つの動きだけです。ふつうの長さのマフラーなら、これで形になります。
- 首の前にマフラーをかける。左右の長さをそろえておくと、結び目が中心に来ます
- 後ろで交差させて、一度だけ結ぶ。きつく引かず、結び目はゆるく作ります
- 結び目を整えて、余った端をコートの中に入れる。端が外に出たままだと、動いた時に引っかかりやすくなります
巻く前に、ひとつだけ準備をしておくと仕上がりが整います。髪が長い人は、マフラーの内側に入り込まないよう、先にまとめておくか、巻いたあとに外へ出します。コートの襟は立てるのか、折るのかを先に決めておくと、結び目がえりに挟まって苦しくなるのを防げます。ファスナーつきのコートは、先に閉めてから巻くと、マフラーが引っかかりません。
前で結ぶと、結び目がコートのえりの間から見えますよね。後ろで結ぶと、前はなめらかに見えます。見た目の違いは第4章の早見表で並べます。
ほどけにくくするコツ——結び目を少しずらす、薄手は二回
後ろで結ぶ巻き方で、いちばん困るのが「いつの間にかほどけている」ことです。ほどけにくくするコツは、次の三つ。
- 結び目を中心から少しずらす。首の真後ろだと、髪やコートのえりにこすれて動きます。耳の後ろ側に少し寄せると安定しやすくなります
- 薄手のマフラーは二回結ぶ。すべりやすい素材は、一度結んだだけではほどけがちです。二回目をゆるく重ねると、落ち着きます
- 端をえりの内側に入れる。余った端が揺れると、結び目が引っぱられます
ほどけたことに気づくのは、たいてい鏡や窓に映った自分を見た時です。後ろで結んだ結び目は自分では見えないので、出かける前に一度、後ろに手を回してさわって確かめておくと安心です。人混みや階段の前など、立ち止まれる所でさわって確かめる習慣をつけておくと、気づかないうちにマフラーを落とすことも減ります。
それでもほどける時は、素材が原因のことがあります。つるつるした素材は結び目がすべりやすいので、少し太めの結びにしてみてください。大判のマフラーは、たっぷりした分だけ結び目も安定しやすい傾向があります。
苦しくならない締め具合——指が入るゆとりが目安
後ろで結ぶ巻き方は、自分では結び目が見えにくいので、つい強く引いてしまいがちです。苦しくならない目安は、首とマフラーの間に指が入るくらいのゆとり。これがあれば、息苦しさや、顔まわりの圧迫感を避けやすくなります。
- 結ぶ前に、前側で長さを決めてから後ろに回す
- 結んだら、首をゆっくり回して、つっぱらないか確かめる
- 頭を下げた時に、あごが押されるなら、結び目が高すぎるサイン
首が苦しい、頭がくらくらするといった状態が続く時は、使用をやめて、体調に不安があれば医療機関に相談してください。暖かさのために、きつく結ぶ必要はありません。
ゆきこ( ゚Д゚)『マフラーは、暖かさより「苦しくないこと」を先に確かめるのがいいですよね。結び目は、強く引かないのがいちばんです』
前で結ぶ・ひと巻きとの違い——巻き方の早見表
後ろで結ぶ以外にも、よく使われる巻き方があります。見た目と向く場面を並べてみます。
| 巻き方 | 見た目 | 向く場面 | 気をつけること |
|---|---|---|---|
| 後ろで結ぶ | 前がすっきり。結び目は見えない | コートの前を開けたい日、えりもとをすっきりさせたい日 | 端を垂らさない。強く結ばない |
| 前で結ぶ | 結び目がアクセントになる | 見た目に変化をつけたい日 | 結び目が大きいと、えりもとが重なる |
| ひと巻き(首にくるっと一周) | 端を前に垂らす・または中に入れる | 手軽に巻きたい日、短時間の外出 | 垂らした端が風で揺れる。長く垂らしたままにしない |
| 首に二周する | ボリュームが出る | 寒さが強い日、長めのマフラー | 首元が重くなる。苦しくないか確認 |
前で結ぶ巻き方は、結び目が目に入るぶん、ほどけたことにも気づきやすいという良さがあります。後ろで結ぶ巻き方は、気づきにくい分、時々さわって確かめると安心です。
短いマフラー・長いマフラーの場合
長さによって、後ろで結ぶ時のコツが変わります。
- 短いマフラー:一周すると後ろで結ぶ分が足りなくなりがちです。無理に結ばず、前で重ねて軽く留めるほうが安全です。ネックウォーマーがゆるい時の付け方のように、首まわりに沿わせる物のほうが合うこともあります
- 長いマフラー:二周してから後ろで結ぶとちょうどよくなります。それでも余る端は、コートの中に入れます。垂らしたままにすると、足元で引っかかるおそれがあります
- 大判のマフラー(ストールに近い物):折りたたんで細くしてから巻くと、結び目が大きくなりすぎません。広げたまま巻くと、肩にかけても使えます
お持ちのマフラーが洗濯表示のない物でも、巻き方は同じです。洗う時の考え方はマフラーに洗濯表示がない時、しまう時はマフラーの保管方法にまとめています。
💡 この困りごとへの提案
巻き方を変えるなら、大判で端がやわらかい素材のほうが扱いやすいです。「これがないと巻けない」というものではありませんが、あると気分も変わります。
自転車・バイク・子どもの時は——端を垂らさない、強く結ばない
ここは、読み流さずに確認しておいてほしい章です。マフラーの端は、思っているよりも動きます。
- 自転車・バイクでは端を垂らさない。垂れた端が車輪やチェーンに巻き込まれると、首が引っぱられて大変危険です。短くまとめるか、乗る間は外します
- 子どもには長いマフラーを使わない。遊具の隙間や、エスカレーターに引っかかると、首が締まるおそれがあります。子どもには、首に沿うネックウォーマーのほうが安心だとされています
- 強く結ばない。引っかかった時に外れにくくなります。ゆるめに結んでおくほうが、いざという時に抜けやすいのです
- 人混みや階段では、垂らした端を踏まない、人にかけないよう気をつけます
あわせて読みたい
ゆるくて首元が寒い人はネックウォーマーがゆるい時の付け方、洗濯表示のないマフラーの洗い方はマフラーに洗濯表示がない時、シーズンの終わりのしまい方はマフラーの保管方法へどうぞ。
まとめ:首に一周して後ろで一度結ぶ。強く引かず、端は垂らさない
- 手順は三つ。前にかけて、後ろで一度結び、端を整える
- ほどけにくくするには、結び目を少しずらし、薄手は二回結ぶ
- 苦しくならない目安は、首との間に指が入るゆとり
- 短いマフラーは無理に結ばない。長いマフラーは二周して端を中へ
- 自転車・バイクと子どもの時は、端を垂らさない・強く結ばない
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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