【図解あり】ブーツの防水スプレーのかけ方——素材ごとの向き不向きと、かける場所・乾かし方

家事

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雨や雪の予報が出ると、ブーツの防水スプレーが気になりますよね。でも、缶を手に取ってみると「この素材にかけていいの?」「どこでかけるの?」と手が止まってしまうことがあります。年に数回しか使わない道具なので、やり方を忘れていても当たり前なんです。

先に結論です。ブーツの防水スプレーは、最初に缶の表示で使える素材を確かめる→必ず屋外でかける→乾くまで履かない。この3つを守れば、大きな失敗は避けられます。

スプレーの成分を吸い込むと、せきや息苦しさが出ることがあります。かける場所と、火気の近くで使わないことは、この記事の中でも繰り返しお伝えしますね。まずは、あなたの状況から読む章を選んでみてください。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ表革のブーツ→缶の表示で使えるか確認第1章へ ▶スエード・ムートン→起毛にも使える缶か見る第1章へ ▶合成皮革・布のブーツ→屋外で離してまんべんなく第3章へ ▶雪の日に履く→乾かしてからかけ直す第5章へ ▶

ケース別に読む:素材が使えるか知りたい人|かける前の準備を知りたい人|かけ方を知りたい人|乾かし方を知りたい人|かけ直す目安を知りたい人|安全面を先に確認したい人

ブーツの防水スプレーは素材で向き不向きがある——素材の早見表

ブーツの防水スプレーは、どんな素材にも同じように使える、というわけではありません。缶によって「使える素材」が違うので、いちばん確かなのは缶の裏の表示です。ここでは、素材ごとに「どこを見るか」をまとめています。

素材 見る所 気をつけること
表革(つるっとした革) 缶に「革」「靴」と書いてあるか 色が濃くなったり、つやが変わったりすることがある。目立たない所で試す
スエード・ヌバック(起毛した革) 「起毛」「スエード」に使えると書いてあるか 毛並みが寝たり、色が変わったりしやすい。表示に書いていない缶は避ける
合成皮革 「合成皮革」「合皮」に使えるか 素材によって合う合わないがある。表示と目立たない所の試しで確認
布(キャンバスなど) 「布」「繊維」に使えるか しみ込みやすいので、かけすぎない
ムートン(内側がボア) 外側だけにかける。「ムートン」に使えるか 内側のボアにはかけない。洗い方は別の記事へ

表に書いたのは、あくまで「確かめる順番」です。使える素材は缶ごとに違うので、缶の表示に使えないと書いてある素材には使わない、これが基本になります。迷ったら、メーカーの案内や、お店の人に聞くのも手です。

そして、どの素材でも先にやっておきたいのが、目立たない所での試しがけ。かかとの内側や、ブーツの筒の内側など、見えにくい所に少しだけかけて、乾いた後に色やつやが変わらないかを見ます。ムートンのブーツをお持ちなら、内側のお手入れはムートンブーツの内側の洗い方にまとめています。

かける前に——汚れとほこりを落として、よく乾かす

防水スプレーは、ブーツの表面に薄い膜を作るイメージです。汚れやほこりが残ったままかけると、その上に膜ができてしまい、あとで汚れが取りにくくなりがちです。かける前の準備は、次の3つだけ。

  • ほこりを払う:やわらかいブラシや乾いた布で、縫い目やすき間のほこりを落とします
  • 汚れを落とす:泥や水ぶくれの跡があれば、素材に合ったお手入れをしてから。濡れている時はそのまま乾かします
  • 完全に乾かす:濡れたままかけると、水分を閉じ込めてしまうことがあります

ブーツの中が湿りやすい人は、防水の前後で足元の環境も見直しておくと安心です。蒸れの対処はブーツが蒸れる時の対策で整理しています。

屋外で、まんべんなく——ブーツの防水スプレーのかけ方

かけ方は難しくありません。ただ、場所だけは必ず屋外にしてください。室内や車の中でスプレーすると、成分がこもって吸い込みやすくなります。玄関先でも、閉め切った状態は避けます。風の強い日は、自分や周りに吹き返さない向きで。

かける手順の流れ1汚れ落としブラシで払う→2屋外へ出る風通しのよい所→3スプレーする表示の距離で→4陰で乾かす履かずに待つ室内・車内ではかけない
  1. 新聞紙やシートを敷く。床や地面にかかると、滑ったり汚れたりします。広い場所で、人やペットから離れて
  2. 缶をよく振る(缶の表示に従います)。ブーツは立てるか、手に持って安定させます
  3. 缶の表示に書かれた距離を空けて、全体にまんべんなくかけます。近づけすぎると、しみやムラの元になります。距離は缶によって違うので、数字は表示で確認してください
  4. 一度に濡らしすぎず、薄く2回に分けるのが失敗しにくいコツ。1回目が乾いてから、2回目をかけます
  5. 縫い目・つま先・かかとは水が入りやすい所なので、ていねいに。ファスナーや金具には、かからないようにします

かけ終わったら、缶のふたをして、子どもの手の届かない所へ。手や衣類にかかった時は、表示に従って洗い流します。

ゆきこ( ゚Д゚)『防水スプレーは、かけるより「かける前の確認」のほうが大事ですよね。缶の表示を先に読む、これがいちばん早いです』

乾かし方——陰でしっかり、乾くまで履かない

かけたあとは、風通しのよい日陰で乾かします。乾いたように見えても、表面だけ乾いて、膜がまだ落ち着いていないことがあります。缶の表示にある乾燥時間を目安に、乾くまでは履かないのが基本です。時間は缶ごとに違うので、必ず缶の表示で確かめてください。

  • 陰干しが基本。直射日光は、革の色あせや割れの元になります
  • ドライヤーやストーブで急がない。熱で変形したり、火がつくおそれもあります
  • 乾いた後に、においが残っていないか確かめます。気になる時は、風通しのよい所でもう少し置きます

💡 この困りごとへの提案

しまう時は、乾いたあとに型崩れしないよう、ブーツキーパーや紙を詰めておくときれいに保てます。しまい方はブーツの保管もどうぞ。


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かけ直す目安——効きが落ちたと感じたら、雨や雪の日の前に

防水スプレーの効果は、ずっと続くわけではありません。履く回数、こすれる場所、洗ったかどうかで変わります。かけ直す目安は、次のように考えると迷いません。

こんな時 どうする
水をはじかなくなってきた 汚れを落として乾かしてから、かけ直す
雨や雪の日が続く前 前の日までに、屋外でかけて乾かしておく
雪の日に履いた後 乾かして汚れを落としてから。次に履く前に、かけ直す
シーズンの終わり 汚れを落としてから、しまう前に1回。次の季節に履く前にも見直す

雨や雪の直前にあわててかけると、乾く前に外へ出ることになってしまいます。前の日までに終わらせておくのがおすすめです。また、ブーツが傷みすぎて手放す場合は、ブーツの捨て方も参考にしてください。

安全のために——スプレー缶を使う前の約束事

安全のOKとNGOK屋外で風通しのよい所新聞紙を敷いてかける子どもとペットは遠くに缶は涼しい所に置く乾くまで履かないNG室内や車内でかける火気のそばで使う霧を吸い込む床にかかったまま歩く暑い場所に缶を置く
  • 必ず屋外で使う。室内・車内では使いません
  • 吸い込まない。かけている間は風上に立ち、霧を吸わないようにします。せきや息苦しさが出たら、すぐ使用をやめて、症状が続く時は医療機関に相談を
  • 火気の近くで使わない。ストーブ、ライター、コンロの近くは避けます。缶は高温になる車内や、日の当たる窓際にも置きません
  • 子どもやペットのそばで使わない。かけた後のブーツも、乾くまで届かない所へ
  • 床にかかったら、すぐ拭く。成分で床が滑りやすくなり、転倒の原因になります
  • 缶は使い切ってから処分。捨て方は、お住まいの自治体の案内で確認します

あわせて読みたい

ブーツの内側が気になる人はムートンブーツの内側の洗い方、足元の蒸れが気になる人はブーツが蒸れる時の対策、シーズンの終わりはブーツの保管とブーツの捨て方へどうぞ。

まとめ:缶の表示で素材を確かめて、屋外でかけて、乾くまで履かない

  1. 最初に缶の表示で使える素材を確認。目立たない所で試してから
  2. かける前に、ほこりと汚れを落として乾かす
  3. かけるのは必ず屋外。表示の距離で、薄く分けてまんべんなく
  4. 陰で乾かし、乾くまで履かない。ドライヤーで急がない
  5. 吸い込まない・火気の近くで使わない・子どもから離す

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

ブーツの防水スプレーの早見表:最初に缶の表示で使える素材を確認する。表革、スエード・ヌバック、合成皮革、布、ムートンで向き不向きが違う。目立たない所で試しがけをする。かける前にほこりと汚れを落として乾かす。かけるのは必ず屋外で、室内や車内では使わない。缶の表示の距離を空けてまんべんなく、薄く2回に分ける。縫い目やつま先、かかとはていねいに。陰で乾かし、乾くまで履かない。ドライヤーやストーブで急がない。かけ直しは効きが落ちた時と、雨や雪の前の日までに。安全は、吸い込まない、火気の近くで使わない、子どもやペットから離す、床にかかったらすぐ拭く、缶を高温の所に置かない。せきや息苦しさが出たら使用をやめて受診

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