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買ったネックウォーマーを首に通したら、なんだかゆるくてすかすか。歩くと下がってきて、首の前から風が入る。子どもに買ったら顔がすっぽり埋まってしまった。首まわりの太さは人によってかなり違うのに、ネックウォーマーはたいてい「フリーサイズ」なので、こういうことがよく起きるんですよね。
先に結論をひとつ。ゆるいネックウォーマーは、上の端を外側に折り返して二重にするだけで、首にぴたっと寄ってきます。それでも足りない時の重ね方や縫い縮め方、そもそも上下どっちが上なのか、前と後ろの見分け方、寝る時に使っていいのか、マフラーとどっちが暖かいのか。順番に見ていきましょう。
ゆるい時の対処4つ——折り返す・重ねる・縫う・寄せる
- 上の端を外側に折り返して二重にする。筒の上側を5〜8cmくらい、外側にくるっと折ります。生地が二重になって首まわりが少し小さくなり、折り返しの厚みが襟のように首に沿います。いちばん手軽で、見た目もきれい。フリースやニットなら、これでだいたい解決します
- 内側に薄手のものを重ねる。薄い筒型のネックゲイターやハイネックのインナーを内側に着て、その上にゆるいネックウォーマーを重ねます。すき間が埋まって風が入らず、暖かさも上がります。汗をかいたら内側だけ洗えるのも便利ですよ
- ゴム編みなら軽く縫い縮める。伸縮する編み地なら、後ろ側(タグのある側)の内側を、縦に1〜2cm分だけつまんで縫います。手縫いで返し縫いを1本入れるだけでも変わります。縫いすぎると被れなくなるので、まず1cmから試して、足りなければ足す。伸びない生地は無理に縫わないでくださいね。針は使い終わったら本数を数えて、子どもの手の届かない所へ
- タグ側を後ろにして、生地を前に寄せる。首の後ろ側に生地をたくし上げて、前側を胸元に少し下ろすと、前に自然なたるみができて、あごの下が温まります。ゆるさを「前のボリューム」に変える考え方です
私は①と④の組み合わせが多いです。折り返してから前に寄せると、フリーサイズでも首元がきれいに収まりますよ。
上下どっちが上?前と後ろの見分け方
筒型なので「どっちが上?」と迷いますよね。製品によって違うのですが、目安はこうです。
- すぼまっている(狭い)側が上。顔のほうに向かって少し細くなっているものが多い。口元まで上げた時に顔に沿う
- 広がっている側が下。肩や襟の上にかぶさる側。ダウンの襟の内側に入れると風が止まる
- タグ(洗濯表示)は後ろが基本。首の後ろに来るようにすると、肌に当たらない
- 縫い目や切り替えがある側が後ろ。左右で柄が違うものは、鏡で見て気に入った側を前に
- 上下の差がない製品もある。その場合は、着て鏡を見て、口元まで上げやすいほうを上にすれば大丈夫
「正しい付け方」というより、すぼまり側を上、タグを後ろと覚えておくと迷いません。
付け方の基本——口元まで上げる時と、ダウンの襟に入れる時
- 被る時は上から被って首に落とすほうが髪が崩れにくい。マスクをする日は、先にネックウォーマーを通してからマスク
- 口元・鼻まで上げる時は、下の端をコートの襟の内側に入れてから上げると、下がってきにくい。呼気で内側が湿るので、帰ったら裏返して乾かす
- ダウンやコートの襟の内側に入れると、首の前のすき間から入る風が止まる。ダウンの上に出すより暖かい
- 自転車に乗る日は、鼻まで上げると眼鏡が曇りやすい。あごの下までにしておくと楽
- 帽子やヘルメットを被る日は、先にネックウォーマー、後から帽子。逆だと帽子がずれる
- 室内に入ったら外すか、折り返しを戻してゆるめる。汗をかいたまま外に出ると、かえって冷える
して寝るのは良くない?——寝る時は「締め付けない・蒸れない・熱源から離す」
寒い夜に首を温めて寝たい、という人は多いですよね。結論から言うと、締め付けない・蒸れにくいものなら、首を温めて寝るのは悪いことではありません。ただ、日中用のものをそのまま使うと、寝返りで口元まで上がったり、汗で蒸れたりします。
- 締め付けない。ゴムがきついもの、二重に折ったままは避ける。寝ている間はゆるめが基本
- 化繊のフリースは蒸れやすい。綿や絹の薄手、いわゆる「寝る用」として売られているものが楽
- 寝返りで口や鼻を覆わない長さ・ゆるさに。特に小さな子どもは寝る時は外すのが安心です
- 電気ストーブや暖房器具の近くで使わない・干さない。化繊は熱に弱く、近づけると溶けたり焦げたりします
- 首が痛い・しびれる・朝に頭痛が続く、という時は無理に使わず、一度受診してくださいね
「して寝るのは良くない」と言われるのは、きつい・蒸れる・顔にかかる、の3つが理由です。この3つを外せば、首元を温めて眠るのは冬の味方になってくれますよ。
マフラーとどっちが暖かい?——使い分けの目安
- 風を止めるのはネックウォーマー。筒なので前にすき間ができず、自転車・通学・外遊びに強い。結び直しがいらないのも大きい
- 首の太さに合わせられるのはマフラー。ゆるい・きついの調整が自由で、室内で外しやすい。見た目の選択肢も多い
- 一番暖かいのは薄手のネックウォーマー+マフラーの重ね。内側で風を止めて、外側で厚みを出す
- ダウンを着る日は襟が高いので、マフラーよりネックウォーマーを襟の中に入れるほうが収まりがいい。この話はダウンにマフラーはいらない?という疑問でも書いています
- 電車通勤で暑くなりやすい人はマフラー、外にいる時間が長い人はネックウォーマー、と覚えておくと選びやすい
子どもの通学用に選ぶなら——大きいサイズより「締め付けないジャストサイズ」
- 大人用のフリーサイズは、子どもにはゆるすぎることが多い。キッズサイズか、折り返す前提で選ぶ
- ゴムがきついものは避ける。自分で着脱できる伸びのよさが大事
- フリースより、裏起毛の綿混や薄手ニットのほうが蒸れにくい
- 名前を書ける場所(タグ)を確認。園や学校ではよく落とす
- 遊具に引っかかりにくい、ひもや飾りのないもの
- 毛玉が出てきたら、取り方はセーターの毛玉の取り方と同じでいけます
ゆきこ( ゚Д゚)『次男の通学用に大人用を買ったら、顔が半分埋まって前が見えず、玄関で「これ首がない」と言われました。折り返して二重にして、後ろをちょっと縫い縮めたら、今は毎朝自分で被っていきます。ゆるいまま我慢するより、5分縫うほうが早かったです』
フリーサイズが合わない人は、伸びがよくて締め付けず、折り返して二重にしやすい厚みのものを選ぶと、首元の調整が楽になりますよ。
あわせて読みたい
冬の首元まわりでは、ダウンにマフラーはいらない?という疑問も書いています。ダウンの襟とネックウォーマーの相性で迷う人はこちらもどうぞ。ニットの首元に毛玉が出た時はセーターの毛玉の取り方を。冬物の干し方つながりで、パーカーがハンガーで伸びる時の干し方もあわせてどうぞ。
まとめ:ゆるいは折って二重に、タグは後ろ、寝る時は締めない
- 上の端を外側に折り返して二重に。いちばん手軽で首元に寄る
- 足りなければ内側に薄手を重ねる・ゴム編みは1cmから縫い縮める
- 上下はすぼまり側が上、タグは後ろ。製品差があるので鏡で確認
- 寝る時は締め付けない・蒸れない・熱源から離す。小さな子は外す
- 風を止めるならネックウォーマー、一番暖かいのは薄手+マフラーの重ね
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手順を1枚にまとめました。



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