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陶器の湯たんぽは、ずっしりとした重みと、やさしい温かさが魅力ですよね。その一方で、「陶器の湯たんぽは割れるって本当?」「落としたらどうしよう」と、買う前や使い始めに不安になる人も多いと思います。熱いお湯を入れる物だけに、割れると思うとなおさらこわいものです。
先に結論をひとつ。陶器は焼き物なので、落としたりぶつけたりすれば、ひびや欠けが入ることがあります。また、冷えた本体にいきなり熱いお湯を入れると、温度差でひびが入ることもあります。ただ、割れやすい場面を知って、入れ方としまい方を整えれば、長く使える道具でもあるんです。割れやすい場面の早見表、お湯の入れ方、ひびを見つけた時の考え方、しまい方を順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:買う前に知りたい人|お湯の入れ方を知りたい人|ひびを見つけた人|しまい方を知りたい人
陶器の湯たんぽは割れる?——割れやすい場面の早見表
陶器の湯たんぽが割れる主な理由は、大きく分けて衝撃と温度差の2つです。重みがあるぶん、落とした時の衝撃は大きく、床や角に当たるとひびや欠けが入ることがあります。また、冷えきった本体にいきなり熱いお湯を注ぐと、内側と外側で温まり方に差が出て、ひびの元になることがあります。割れやすい場面を表にしてみます。
| 場面 | 起きやすいこと | 防ぎ方 |
|---|---|---|
| 落とす・倒す | 床や角に当たり、ひびや欠けが入る | カバーに入れて両手で持つ。置く場所は平らな所に |
| 冷えた本体にいきなり熱湯 | 温度差でひびが入ることがある | 先に少しぬるま湯を入れて、本体を温めてから |
| 直火にかける | 割れや漏れの元になる | 取扱説明書で直火が可とされる物以外は、火にかけない |
| 栓の締めすぎ | 栓のまわりに力がかかる | 無理に力を入れず、パッキンの位置を確かめて締める |
| 踏む・上に物を置く | 布団の中で体重や重みがかかる | 足を伸ばす先に置かない。上に重い物を置かない |
| レンジで温める | 製品によっては割れの元になる | 取扱説明書でレンジ可と書かれた物だけ |
表を見ると、「落とす」と「温度差」の2つに、ほとんどが当てはまります。逆に言うと、落とさない持ち方と、先に本体を温める習慣があれば、割れるリスクはぐっと下げられます。
陶器は、ひとつひとつの焼き方や厚みが違い、割れにくさも製品で差があります。買う前には、取扱説明書や商品説明にある「お湯の温度」「入れていい量」「直火やレンジの可否」を必ず確認してください。ここに書かれた使い方が、その湯たんぽのいちばん安全な使い方です。
陶器の湯たんぽには、手にずっしりとした重みがあり、温かさが穏やかに続くところに魅力があります。反面、重いからこそ落とした時の衝撃は大きく、軽い樹脂の物より扱いに気を配る必要があります。「割れるかもしれない」と知ったうえで、使い方を整えて付き合う道具だと考えると、気が楽になりますよ。
カバーに入れて使うと、落とした時の衝撃をやわらげてくれます。カバーそのものが手元にない時の代わりは湯たんぽカバーの代用と手作りで紹介しています。
お湯の入れ方——先に本体を温めてから、じょうごで
入れ方の基本は、本体をぬるま湯で温めてから、じょうごを使ってお湯を注ぐことです。熱湯を扱うので、やけどにはくれぐれも気をつけてください。子どもに入れさせるのは避けましょう。
- 本体を温める。少しぬるめのお湯を入れて、軽く回し、本体を温めてから捨てます。冷えた本体を先になじませるのが、温度差を和らげるコツです
- じょうごで注ぐ。お湯の温度と量は、取扱説明書のとおりに。多くは口元近くまで入れる使い方ですが、製品で違います
- 栓を閉める。パッキンがずれていないか見てから、閉まるところまで締めます。力任せに押しこまないでください
- 外側を拭く。水気を拭き取り、栓のまわりからにじみや漏れがないかを目で確かめます。にじむ時は、そのまま使わずに栓とパッキンを見直してください
- カバーに入れる。落とした時の衝撃をやわらげ、低温やけどを防ぐためにも、カバーは外さずに使います
栓が固くて開かない時は、無理に回すと割れの元になります。湯たんぽのふたが開かない時を先に読んでみてください。
使うときは、体に当て続けないのが大切です。寝る時の置き場所やお湯の量は湯たんぽはどこに置く?にまとめています。寝る時はカバーに入れて、体から離しておくと低温やけどを防げます。
お湯を入れたあとの運び方も、割れを防ぐ大切な場面です。濡れた手や、ぬるぬるした手で持つと、滑らせて落とすことがあります。手を拭いてから、カバーごと両手で抱えるように持ち、寝室までの床に物が落ちていないかも見ておきましょう。階段を使う時は、片手が空くように、湯たんぽは両手で持てる時にだけ運びます。
置く場所は、平らで安定した所を選びます。布団の中で足を動かした時に蹴ったり、ベッドから床に落としたりしないよう、足元の端に寄せすぎないでください。落ちやすい場所に置いたままにしないことも、割れを防ぐ工夫のひとつです。
ひびや欠けを見つけたら——使わない。接着剤で直さない
ひびや欠けを見つけたら、その湯たんぽは使わないのが基本です。髪の毛のように細いひびでも、お湯の重みと熱で広がり、漏れてくることがあります。漏れたお湯は、布団の中で肌にかかるとやけどにつながります。
接着剤で直して使い続けるのは、すすめません。接着剤は熱や水に強いとは限らず、お湯が漏れて、やけどにつながるおそれがあるからです。割れた陶器の処分は、お住まいの自治体の案内で決まります。湯たんぽの捨て方に、陶器を含む出し方をまとめています。
長く使うためのしまい方——空にして乾かして、布で包む
シーズンが終わったら、しまい方が割れや傷みを防ぐ最後のポイントです。次の順番でしまってみてください。
- お湯を捨てて、中を空にする。残ったお湯を入れたままにしない
- 栓を外して、中を乾かす。風通しのよい日陰で、内側までしっかり
- 布で包んで箱へ。タオルや布で包み、ぶつからないようにしまう
- 重ねない。上に物を置くと、重みで割れの元に
- 使う前に、ひびや欠けがないか見る。次のシーズンの最初に確認
しまう前に、ひびや欠けがないかも見ておくと、来年の安全につながります。小さな傷を見つけたら、そのまま使わずに処分を考えましょう。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、陶器は「落とさない持ち方」と「先に温める」の2つを覚えておくだけで、ぐっと安心して使えると思います』
💡 この困りごとへの提案
厚手のカバーがあれば、落とした時の衝撃をやわらげるだけでなく、低温やけどを防ぐ助けにもなります。陶器の湯たんぽには、カバーが1枚あると心強いです。
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置き場所やお湯の量、低温やけどを防ぐ使い方は湯たんぽはどこに置く?へ。栓が開かない時は湯たんぽのふたが開かない時、手元のカバーで代わりを探すなら湯たんぽカバーの代用と手作り、処分は湯たんぽの捨て方もどうぞ。
まとめ:陶器の湯たんぽは、落とさず・先に温め・ひびは使わない
- 割れる主な理由は衝撃と温度差。落とさない持ち方が基本
- 入れる前に、本体をぬるま湯で温める。注ぐ時はじょうごを使う
- 温度と量は取扱説明書のとおり。直火やレンジは可とされた物だけ
- ひびや欠けは使わない。接着剤で直さず、処分を考える
- カバーに入れて体から離す。シーズン後は空にして乾かし、布で包む
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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