【図解あり】オイルヒーターが暖かくない時に見直すこと——部屋の広さ・置き場所・使い始めの時間の早見表

家事

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オイルヒーターをつけたのに、なんだか暖かくない。手をかざしても熱くないし、部屋は寒いまま。壊れたのかな、と心配になりますよね。実は、オイルヒーターが暖かくないと感じる理由の多くは、故障ではなく「暖まり方の性質」と「使い方」にあるんです。

先に結論をひとつ。オイルヒーターは、部屋全体をゆっくり暖めるタイプです。暖かくない時は、広さ・置き場所・使い始めの時間の3つを順番に見直すと、うまくいくことが多いと言われます。この記事では、原因の早見表、置き場所の図、暖め方の手順、そして使うのをやめて相談したほうがいい症状まで、順番に見ていきましょう。消費電力や暖まる広さなど数字は機種で違うので、本体の表示と取扱説明書で確かめてください。

あなたはどれ? 状況から自分の章へつけてすぐは寒い→暖まるまで時間がかかる型第1章へ ▶ずっと寒いまま→広さと置き場所を見直す第2章へ ▶足元だけ寒い→空気を回して窓の冷気を減らす第3章へ ▶急に暖まらなくなった→ランプ・異音・漏れを確認第4章へ ▶

ケース別に読む:つけてすぐ寒い人|ずっと寒い人・置き場所が気になる人|足元が寒い人・暖め方のコツ|急に暖まらなくなった人

オイルヒーターが暖かくない原因——まず「暖まり方」を知る

オイルヒーターは、中の密封されたオイルを温めて、その熱をフィンからじんわり出すタイプです。ファンヒーターのようにすぐ温風が出るわけではないので、つけた直後に手をかざしても、熱く感じないのがふつうなんです。暖まるまでには時間がかかり、部屋全体の空気が少しずつ上がっていきます。

1つけた直後はまだ冷たい→2じんわり暖かくなる→3部屋全体がほっとする

では、時間をおいても暖かくない時は何が原因なのか。見直すポイントを早見表にしました。

見直すところ こうなりがち 試すこと
使い始めの時間 つけてすぐは暖かさを感じにくい 起きる時間や帰る時間の少し前から、タイマーでつける
部屋の広さ・天井の高さ 機種の表示より広い部屋だと暖まりにくい 取扱説明書の目安を確認。ドアを閉めて使う範囲を絞る
窓からの冷気 窓の近くで冷えた空気が足元に降りてくる 窓の断熱、床まで届くカーテンで冷気を減らす
置き場所 家具の奥や壁にくっつけると熱が広がりにくい 壁や家具から説明書の距離を空けて置く
設定 弱い設定やエコ運転のままになっている 設定を見直す。表示ランプも合わせて確認
ドアの開け閉め 暖まった空気が廊下へ逃げる ドアはこまめに閉める

こうして並べると、ヒーターの性能よりも、まわりの環境で暖まり方が変わることが分かります。しかも原因はひとつとは限りません。広めの部屋で、窓の近くには置いておらず、ドアも開けっぱなし、というふうに、いくつかが重なっていることがよくあります。表を上から順に、できるところから一つずつ直していくと、どこが効いたのかも分かりやすくなります。

もうひとつ、見落としがちなのが「暖かさの感じ方」です。オイルヒーターは風を出さないので、ファンヒーターのように顔や手に温風が当たる感覚はありません。そのかわり、部屋の空気が全体的に少しずつ上がっていきます。体感として「ほんのり暖かい」くらいの時に、物足りなく思う人もいます。暖かさの感じ方には個人差もあるので、まずは時間をかけて部屋全体が落ち着くまで待ってみてください。

オイルヒーターはどこに置く?——窓の下と、置いてはいけない所

置き場所は、暖かさに大きく関わります。窓の下に置くと、窓から降りてくる冷たい空気をさえぎりやすいとされます。反対に、家具の奥や、壁にぴったりくっつけた置き方は、熱が部屋に広がりにくくなりがちです。

窓窓の下。壁から離すソファ家具の奥カーテンに触れない

窓の下に置く時も、カーテンがヒーターに触れないことが大前提です。カーテンが熱くなって、焦げたり燃えたりする心配があります。壁や家具、布団から離す距離は、取扱説明書に書かれた数字に従ってください。ここだけは、目分量にしないでほしいところです。

置いたあとは、ヒーターの前や上に物が積まれていないかも見直してください。クッションや雑誌、衣類が近くにあると、熱の通り道をふさいでしまい、暖まりにくくなるだけでなく、危険でもあります。掃除の時にコードを引っ張ってしまう、というのもよくあるので、コードは壁際を通して、足を引っかけない位置に整えておくと安心です。

床の素材によっては、ヒーターの脚の下が熱を持ちやすいこともあります。変色が気になる人は、パネルヒーターで床が焦げる・変色するの置き方の考え方も参考になります。

暖かく使うコツ——タイマー、ドア、空気を回す

置き場所を整えたら、次は使い方です。コツは3つ。先に暖めておく、逃がさない、空気を回す。この順で試すと、かなり変わります。

1先に暖めるタイマーを使う→2逃がさないドアを閉める→3空気を回すサーキュレーター
  • 先に暖める。起きる時間や帰宅の少し前にタイマーを合わせます。暖まってから部屋に入ると、暖かくないと感じにくくなります
  • 逃がさない。ドアを閉めて、使う範囲を絞ります。窓には窓の断熱シートや、断熱カーテンライナーを足すと、冷気が入りにくくなります
  • 空気を回す。暖かい空気は上にたまりやすいので、サーキュレーターで部屋の空気を動かします。風を人やヒーターに直接当てず、天井や壁に向けるのがコツです

窓の冷気対策では、カーテンの丈も関係します。窓の下まで届かない短いカーテンだと、足元に冷たい空気が流れ込みやすくなります。ただし、長いカーテンがヒーターに触れるのは危険なので、窓の下にヒーターを置く場合は、カーテンの丈とヒーターの位置の関係をよく確かめてください。迷ったら、窓の断熱は貼るタイプのシートで補い、カーテンは触れない長さにとどめるほうが安全です。

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ゆきこ( ゚Д゚)『正直、いきなり買い替える前に、置き場所と時間を見直すのがいちばん手軽だと思います。お金をかけない順番で見直してください』

それでも暖かくない時——使うのをやめて相談するサイン

ここまでを試しても暖かくない時や、急に暖まらなくなった時は、故障や異常の可能性があります。次のような様子があれば、すぐ使うのをやめて、コンセントを抜いてください。

  • 表示ランプの様子がいつもと違う、または消えない
  • いつもと違う音や、異音が続く
  • オイルがにじんでいる、漏れている
  • 焦げ臭いにおいや、煙が出る

この場合、分解して原因を探したり、自分で直したりしないでください。オイルを抜くのも厳禁です。取扱説明書の問い合わせ先か、メーカーに連絡して相談を。保証の期間内かどうかも、そこで確かめられます。

また、暖かくない時ほど、洗濯物や布を掛けて暖めたくなります。けれど洗濯物や布を掛けると、熱がこもって危険です。延長コードやたこ足配線も避けて、1台だけでコンセントにつなぎます。小さいお子さんやペットがいる家では、表面が熱くなることを忘れずに、柵で近づけない工夫もお願いします。寝る時と外出時は、必ず切ってください。

あわせて読みたい

そもそもの違いはオイルヒーターとオイルレスヒーターの違いで、つけっぱなしの心配はオイルヒーターはつけっぱなしで火事になる?で紹介しています。窓まわりの冷気対策は、さきほどの断熱シートの記事もどうぞ。

まとめ:暖かくない時は、時間・広さ・置き場所の順に見直す

  1. オイルヒーターは、ゆっくり部屋全体を暖めるタイプ。つけてすぐ熱くないのはふつう
  2. 広さと天井の高さは、本体の表示と取扱説明書で確認。ドアは閉める
  3. 窓の下に置くと冷気をさえぎりやすい。カーテンは触れさせず、壁や家具から離す
  4. 先にタイマーで暖め、空気を回す。窓の断熱も足す
  5. 焦げ臭い・煙・異音・オイル漏れは使用をやめる。分解せず、メーカーに相談

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

オイルヒーターが暖かくない時の早見表:オイルヒーターは部屋全体をゆっくり暖めるタイプなのでつけてすぐは熱く感じない。見直す順番は使い始めの時間、部屋の広さと天井の高さ、窓からの冷気、置き場所、設定、ドアの開け閉め。窓の下に置くと冷気をさえぎりやすいがカーテンは触れさせず壁や家具から離す。暖め方は先にタイマーで暖める、ドアを閉める、サーキュレーターで空気を回す。洗濯物を掛けない、延長コードやたこ足にしない、寝る時と外出時は切る。焦げ臭い、煙、異音、オイル漏れは使用をやめて分解せずメーカーへ相談。広さなどの数字は取扱説明書の表示を見る

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