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名前がそっくりな「ハンミョウ」と「ツチハンミョウ」。地面を歩く虫を目にして、「同じなかまなの?」「黒くて太っているけれど、さわっても大丈夫?」と気になる人は多いですよね。名前が似ていても、見た目も、さわってよいかどうかも、別の虫として考えてください。
先に結論をひとつ。ハンミョウは色が鮮やかで、よく飛ぶ甲虫です。ツチハンミョウは黒っぽい青色で、おなかが大きくふくらみ、羽が短くて飛ばず、地面を歩きます。ツチハンミョウは、体から出る液が皮ふにつくと、赤くはれたり水ぶくれになったりすることがあるので、絶対に素手でさわらないでください。色だけで決めずに、形と動きで見るのがコツです。
ケース別に読む:色と形で見わけたい人|早見表で比べたい人|さわってしまった人|子どもやペットがいる人|茶色や黒い虫が気になる人
先に色と形を見る——鮮やかでよく飛ぶか、黒っぽく太って歩くか
見た目の印象は、ずいぶん違います。ハンミョウは色が鮮やかな甲虫で、よく飛びます。晴れた日の土の道で、歩いては少し先へ飛ぶ、をくり返す虫です。どんな場所で出会えるかはハンミョウはどこにいる?にまとめています。
ツチハンミョウは、黒っぽい青色で、おなかが大きくふくらんでいます。羽が短くて、飛ぶことはなく、地面を歩いています。
見わけの入口は、色と、おなかの形です。鮮やかな色ですっきりした体つきなら、ハンミョウの可能性。黒っぽくてころんと太っているなら、ツチハンミョウの可能性があるので、近づきすぎず、さわらないでおきましょう。
ツチハンミョウは、体から出る液が皮ふにつくと、赤くはれたり水ぶくれになったりすることがあります。絶対に素手でさわらないでください。ついたらすぐ水でよく洗い流し、目に入った時やひどくなった時は医療機関へ行きましょう。
見分けの早見表——色・おなかの形・飛ぶか・いる場所
| 見る所 | ハンミョウ | ツチハンミョウ |
|---|---|---|
| 色 | 鮮やか | 黒っぽい青色 |
| おなかの形 | 太くふくらんでは見えない | 大きくふくらんでいる |
| 飛ぶか | よく飛ぶ。近づくと少し先へ飛ぶ | 羽が短く、飛ばずに地面を歩く |
| いる場所 | 日当たりのよい土の道 | 地面を歩いている |
| さわってよいか | 素手でつかまない(かむことがある) | 絶対に素手でさわらない |
表は「当てはまったら決まり」ではなく、手がかりです。見た目は個体や状態でも変わるので、迷ったら決めずに、写真を撮って図鑑と見比べてください。いずれにしても、どちらも素手でさわらないのが共通のルールです。ハンミョウもツチハンミョウも、見るだけにしておけば、まず安心です。見わけに自信がなくても、「地面を歩く虫には素手でふれない」だけは変わりません。この一点を守っていれば、種類が分からないままでも、慌てずに済みます。
写真を撮る時は、次の3枚を目安にしてください。いずれも、虫からしっかり離れて、ズームで撮ります。
- 真上から全体。色と体つきが分かるように
- 横から。おなかがふくらんでいるかどうかが分かるように
- まわりの地面。どんな場所を歩いていたかが分かるように
この3枚があれば、図鑑のページと見比べる時に、迷いにくくなります。
さわってしまった時——すぐ水で洗い流す
ツチハンミョウの液が皮ふにつくと、赤くはれたり水ぶくれになったりすることがあります。もし、さわってしまった、あるいは液がついたかもしれない、という時は、落ち着いて次の順で動きましょう。
- すぐに、水でよく洗い流す
- こすらない。目をこすらないよう、手を顔に近づけない
- 目に入った時や、赤み・水ぶくれがひどくなった時は、医療機関へ
洗い流したあとも、様子がいつもと違うと感じる時は、早めに医療機関へ相談してください。自己判断で何かを塗ったりせず、受診の時には「虫にさわった」と伝えると、話が早く進みます。
洗い流す時は、ついた場所から周りへ広げないように、流水をかけるようにして洗います。タオルでこすったり、ついた手でほかの場所をさわったりしないでください。ついた手で顔や目をさわってしまうと、症状が広がるおそれがあります。洗い流したあとは、触れた服や手袋も、ほかの物にふれないよう気をつけて扱いましょう。
子どもとペットに伝えること——黒くて太った虫に手を出さない
地面を歩く虫は、子どもにもペットにも、とても気になる存在です。しゃがみこんで、つついたり、つかんだりしたくなりますよね。
- 子どもには「黒くて太った虫は、さわらない。見るだけ」と先に伝えておく
- 子どもがさわったかもしれない時は、すぐ水で洗い、手を顔に近づけさせない
- 犬の散歩中は、地面を歩く虫に鼻を近づけさせない。口にしないよう、リードを短く持つ
- ペットが口にしてしまったかもしれない時は、動物病院へ連絡する
虫のいる場所のまわりでは、立入禁止の場所に入らない、登山道から外れない、も守ってください。持ち帰らず、卵や幼虫を探さないのも、ハンミョウと同じ決まりです。
出かける前に、「虫に会っても、さわらない」「犬のリードは短く」の2つを、家族で確認しておくと安心です。草むらや土の道では、子どもが先に走っていって、しゃがみこむことがあります。大人が先に歩いて、地面の虫に気づいたら声をかける、という形にしておくと、手を出す前に止められます。
ゆきこ( ゚Д゚)『黒くて太った虫は、気になっても、まず一歩離れるのがいちばん安心だと思います。調べるのは、写真に撮ってからでも遅くありませんよね』
茶色や黒いハンミョウ——色だけで決めない
ハンミョウのなかまには、色の違うものがいます。茶色っぽいものや、黒っぽいものもいるので、色だけで「ツチハンミョウだ」「ハンミョウだ」と決めないでください。種類の名前を並べて覚えるより、形と動きで見るほうが近道です。
- 体つき。すっきりしているか、おなかが大きくふくらんでいるか
- 動き。飛ぶか、地面を歩くだけか
- 迷ったら。さわらず、写真を撮って図鑑と見比べる
茶色っぽい細めの虫は、ハンミョウのなかまの可能性があります。それでも、素手でつかまず、見るだけにしておきましょう。
図鑑で調べる時は、まず「飛ぶ虫か、歩く虫か」のページを探し、そのあとで色や模様を見ると絞りやすくなります。ページ数の多い図鑑なら、体つきの似た虫が並ぶ所を開いて、写真と見比べてみてください。調べても決まらない時は、自治体の自然観察の窓口や、地域の博物館に写真を見せて聞いてみる方法もあります。
💡 この困りごとへの提案
撮った写真を図鑑と見比べる時に、細かい部分を拡大して見たくなることがあります。そんな時は、写真をプリントして虫眼鏡で見る、という使い方が安心です。虫に近づいて見るための物ではありません。
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どんな場所でハンミョウに出会えるかはハンミョウはどこにいる?にまとめています。虫の話から離れますが、冷凍のまぐろを急いで使いたい時は冷凍のまぐろを今日食べたい時の急ぎの解凍もあります。
まとめ:色と形で見わけ、ツチハンミョウは絶対に素手でさわらない
- 色が鮮やかでよく飛ぶのはハンミョウ。黒っぽい青色で、おなかが大きく飛ばないのはツチハンミョウ
- ツチハンミョウは絶対に素手でさわらない。液が皮ふにつくと、赤くはれたり水ぶくれになったりする
- ついたらすぐ水でよく洗い流す。目に入った時やひどくなった時は医療機関へ
- 子どもとペットに伝える。黒くて太った虫に手を出さない
- 色だけで決めない。迷ったら写真を撮って図鑑と見比べる
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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