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「ボンド持ってきてって言われてたのに、家のボンドが空だった」——工作前夜・提出朝のご家庭で定期的に発生する事件です。コンビニに木工用ボンドは置いていないことも多いので、まずは家にあるもので何とかしましょう。貼りたいものが何かで、正解がほぼ決まります。
貼りたいもの別・代用品リスト
- 紙×紙(プリント・色画用紙)——スティックのり・でんぷんのり・液体のりで十分。しわを避けたいならスティックのりが優秀です
- 厚紙・小箱・段ボール——両面テープが最有力。のりでは持ち上がってくる厚みも、テープなら一発です。見えない場所ならガムテープ・布テープの輪っかでも
- 布×布・ゼッケン・リボン——布用接着剤(裁縫上手など)。なければ針と糸で数か所とめるのが結局いちばん確実です。アイロン接着の裾上げテープも布同士なら使えます
- 木の小物・点づけ——瞬間接着剤。面で広く貼る強度は出ませんが、点づけと組み合わせ(瞬間接着剤で仮固定→あとからボンドを流す)は木工の定番ワザです
- 立体工作・デコボコ面——グルーガンがあれば主役交代。すき間を埋めながら10秒で固まります
昔ながらの「ご飯粒のり」、実はけっこう使えます
おばあちゃんの知恵袋枠と思いきや、ご飯粒は紙工作に関しては普通に実力があります。炊いたご飯を数粒、指の腹でよく潰してペースト状にして薄く塗るだけ。でんぷんのりの原型そのものなので、封筒・障子紙・色紙あたりは問題なく貼れます。乾くまで少し時間がかかるのと、厚塗りすると紙が波打つのは、でんぷんのりと同じ弱点です。
もう少し量が欲しければ、小麦粉1:水2〜3を小鍋で弱火にかけ、混ぜながらとろみが出たら火を止めると手作りのりになります。昔の障子貼りはこれでした。ただし食品なので日持ちしません。作った日に使い切って、保存はしないでください(冷蔵庫でも数日でカビます)。また、小麦アレルギーのあるお子さんが手で触る作業には使わない配慮もお願いします。
「何にでもくっつく接着剤」の正体
質問でよく見かける「結局、何にでもくっつくのはどれ?」への答えは、「多用途」と書かれたタイプの接着剤(ボンドウルトラ多用途SUなど)です。木・布・金属・プラスチックまで一本でこなす万能選手で、1本常備しておくと「ボンドがない事件」自体が起きなくなります。ただし換気が必要なタイプが多いこと、100円ショップの多用途タイプは硬化がゆっくりめなことは覚えておいてください。
代用でしのぐ?買いに行く?——判断ライン
- 代用でOK——その日限りの提出物、紙中心の工作、あとで作り直せるもの
- 買ってから作るべき——飾っておく作品・力のかかる部分・水に濡れる可能性のあるもの。のりやテープの代用は数か月で剥がれてきます。作品展に出すものが会場で分解する悲劇は避けたいところです
ゆきこ( ゚Д゚)『長男の「牛乳パック貯金箱」をのりの重ね塗りで強行した結果、乾いたら全パーツがそっくり返って前衛芸術になりました。厚紙にのりは無理があった…。両面テープで作り直して事なきを得ました』
木工用ボンドは1本100円台からと安いので、工作シーズン前に新品を1本と、ついでに多用途タイプを1本。この2本体制にしておくと、夜9時に台所で頭を抱える日がなくなります。
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のり側の代用は液体のりがない時の代用品に詳しくまとめています。すき間を埋めて速く貼りたい時はグルーガンの代わりになるもの、ボンドはあるのに蓋が開かない方は固まった蓋の開け方へどうぞ。
まとめ:紙はのり、厚みはテープ、布は糸
- 紙×紙はスティックのり・でんぷんのりで十分。ご飯粒も紙なら現役
- 厚紙・箱・段ボールは両面テープ。のりでは厚みに負ける
- 布は布用接着剤か針と糸、木の点づけは瞬間接着剤、立体はグルーガン
- 手作りのり(小麦粉+水)は紙向き。その日に使い切る・保存しない
- 飾る作品・力がかかる部分は代用せずボンドを買う。多用途タイプの常備が最終解決
保存版:この記事の早見表
代用品の使い分けを1枚にまとめました。



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