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剪定したのに花が咲かない。植え替えで根をばっさり切ってしまって、そのあと芽も出てこない。クレマチスはつるを切る作業が多いぶん、「やってしまったかも」と焦る場面も多いですよね。
先に結論を。剪定の失敗は、育てている品種の「剪定の型」と、切った位置が合っていない時に起きがちです。切る前に、品種の説明書きで型を確かめること。根を切ってしまった時は、つるの量も減らして株を休ませる、という考え方で立て直せることがあります。型の早見表、切りすぎた時、根を切った時、芽が出ない時、這わせ方の順に見ていきましょう。
ケース別に読む:型が分からない人|切りすぎた人|根を切った人|芽が出ない・咲かない人|フェンスに這わせたい人
剪定の型の早見表——新しいつる・古いつる・どちらにも咲く
クレマチスは、花がどのつるに咲くかで、剪定の型が3つに分かれると言われます。3つの型は、新しいつるに咲く型・古いつるに咲く型・どちらにも咲く型です。自分の株がどれかは、品種の説明書きで確かめてください。
| 型 | 花が咲く場所 | 切り方の考え方 |
|---|---|---|
| 新しいつるに咲く型 | その年に伸びた新しいつる | 株元の近くまで低く切り戻す。高さは説明書きで |
| 古いつるに咲く型 | 前の年に伸びた古いつる | 古いつるを残す。切りすぎず、枯れた所や混んだ所を整える程度に |
| どちらにも咲く型 | 古いつるにも新しいつるにも | 軽く整える。強く切りすぎない |
型が分からない時は、買った時の札、購入先の案内、品種名で調べます。それでも分からなければ、園芸店に品種名を伝えて相談してください。切る月や回数は、品種や住んでいる地域で変わります。説明書きと地域の園芸店の案内を見て決めてください。
剪定ばさみは、使う前に拭いて清潔にしてください。刃先を自分や人に向けないこと、お子さんが使う時は大人がそばで見ることも守りましょう。はさみの手入れははさみの研ぎ方の記事が参考になります。
切りすぎた時——追加で切らずに待つ
古いつるに咲く型なのに、新しいつるに咲く型のように低く切ってしまった。よくある失敗です。切ってしまったものは戻らないので、慌てて追加で切らないことが大切です。
- 追加で切らない。株元の芽が動くのを待ちます
- 日当たりのよい所で、土の湿りを見ながら水やり。乾き切らず、湿りっぱなしにもしない
- 芽が動いたら、折らないように支えをつける。新しい芽はやわらかく、折れやすいです
- その年は花が少なくなることがある。株を育てる年と考えて、待ちます
「型を間違えたかも」と気づいた時は、まず札や購入した時の案内を探して、本当の型を確かめましょう。型が分かれば、来年からの切り方も決まります。花が少ない年でも、葉を茂らせて株を育てておけば、そのまま育っていきます。来年以降は、切る前に札を見る習慣をつけると、同じ失敗を減らせます。
植え替えで根を切った時——つるを減らして休ませる
植え替えの時に、根をほぐしきれず切ってしまった。根を切ると、水を吸う力が落ちます。地上のつると葉が多いままだと、水が足りなくなってしおれやすい。そこで、根を減らしたら、地上のつるも少し減らして、釣り合いをとるという考え方をします。
- 傷んだ根と、切り口がぎざぎざになった根を、清潔なはさみで整える
- 混み合ったつると葉を少し減らす
- 明るい日陰で休ませる。強い直射日光は避ける
- 水は、土の湿りを指で確かめてから与える
植え替えの時期は、品種や地域で変わります。迷ったら、園芸店や購入先の案内を見てください。古い土の行き先は植木鉢の土の捨て方で確かめられます。
根詰まりと、芽が出ない・咲かない時の見方
鉢の底から根が出ている、水をやっても土にしみずにすぐ流れ出る、鉢を持ち上げると根がぎっしり。こんな時は根詰まりの可能性があります。ひとまわり大きな鉢に植え替えるか、根を軽くほぐして植え直す考え方です。
| 困りごと | 見ること |
|---|---|
| 芽が出ない | まだ動き出す前ではないか。株元の土を少し指で触って、茎が緑か。掘り返さない |
| 花が咲かない | 日当たり。切った位置が型と合っているか。株が小さくないか |
| 葉ばかり茂る | 日当たり。つるが混み合っていないか |
芽が出ない時に、心配で何度も掘り返すのは逆効果になりがちです。株元に緑のつるや小さなふくらみが見えるうちは、待ってみてください。
挿し木の葉が枯れる時と、テッセンとの違い
挿し木にした枝の葉が枯れてくるのは、葉から水分が逃げやすいからだと言われます。葉を減らす、直射日光を避ける、土を乾かしすぎない。この3つを見てください。根が出るまでの日数は、種類や環境で違います。焦らず様子を見ながら待ち、切る道具は清潔にしておきます。
テッセンもクレマチスの仲間です。クレマチスはこの仲間をまとめた呼び名で、昔から親しまれてきたテッセンという名前で呼ばれる種類もあります。呼び方が違っても、剪定の型は品種ごとに違うので、札や説明書きで確かめる点は同じです。
フェンスやオベリスクに這わせる——留め方と置き場所
つるは自分で巻きつきますが、最初は手で誘導してあげると形が整います。ひもは、つるの成長を邪魔しないよう、きつく縛らずゆるく留めます。
| 這わせ方 | 向く場所 | 気をつけること |
|---|---|---|
| オベリスク | 鉢植え | 風で鉢ごと倒れない重さと置き場所 |
| 支柱とネット | 鉢植え・庭 | 切り口が鋭いので手袋。つるの重みで傾かないか |
| 既存のフェンス | 庭 | つるが絡んで傷まないか。撤去や修理の邪魔にならないか |
留める位置は、つるの先がふらふらしている所の少し下です。風の強い日は折れやすいので、揺れの大きい所だけ追加で留めます。
手作りで這わせたい時は、鉢の中に支柱を立ててネットを張る程度までにしておくと安心です。壁や床への固定が要る大きなフェンスは、業者や管理会社に相談してください。
背の高い支柱やオベリスクを立てた鉢は、倒れても人に当たらない位置に置いてください。子どもやペットの通り道は避けます。マンションのベランダや共用部の花壇は、管理規約と管理会社の決まりが先です。ベランダの掃除はマンションのベランダ掃除の記事に目安があります。
子どもとペットのこと
つるを切る時や植え替えの時は、手袋をして、汁を目や口につけないようにします。泥だらけの軍手は泥汚れとにおいの落とし方で洗えます。切ったつるや落ちた葉は、小さな子どもの手が届かない所へ。口に入れてしまった時は、医療機関や中毒の相談窓口に相談してください。猫・小鳥・小動物が植物をかじることもあるので、届かない所に置き、気になる時は獣医さんに相談しましょう。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、剪定は「切る前に札を見る」だけで、失敗がぐっと減る作業だと思います。札をなくしてしまった時は、園芸店で品種名を聞いてみるのが近道ですよね』
💡 この困りごとへの提案
鉢で育てるなら、つるを這わせるオベリスクが1本あると、支柱を探す手間が減ります。
あわせて読みたい
つるが茶色くなって枯れたように見える時はクレマチスが枯れた時を先にどうぞ。作業で泥だらけになった軍手は泥汚れとにおいの落とし方、はさみの手入れははさみの研ぎ方、ベランダの掃除はマンションのベランダ掃除にまとめています。
まとめ:切る前に型を確かめる。切りすぎたら待つ。根を切ったらつるも減らす
- 切る前に品種の剪定の型を確かめる。新しいつる・古いつる・どちらにも咲く型
- 切りすぎたら追加で切らない。株元の芽が動くのを待ちます
- 根を切ったら、つるも減らして休ませる。明るい日陰で、水は土の湿りを見て
- 芽が出ない時は掘り返さない。光・切った位置・根を順に見ます
- 這わせる支柱は倒れても人に当たらない位置に。集合住宅は管理規約が先
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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