コルクボードの吊るし方——壁に穴を開けない方法、金具とフックの付け方、落ちる時

家事

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コルクボードを壁に掛けたい。でも、賃貸だから穴は開けたくないし、両面テープを貼ったら剥がれて落ちた、画鋲を刺したのに途中で抜けた、という声をよく見ます。100均の道具で吊るせるのか、金具やネジはどう付けるのか、調べるほど迷いますよね。

先に結論をひとつ。掛け方は「壁の素材」と「ボードの重さ」で決まります。石膏ボードの壁なら、細いピンで留めるタイプのフックが跡も目立ちにくく、穴を開けたくない時は立てかけや突っ張り棒、はがせるフックが候補です。両面テープをボードに直接貼るのは、剥がれやすく、壁紙も傷めやすいので、最初の選択にはしないほうが安心です。壁の素材と道具の組み合わせ、金具の付け方、穴を開けない方法、落ちる時の見直し、落ちても危なくない位置まで、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ壁の素材から決めたい→素材で合う道具が変わる第1章へ ▶金具を付けたい→ボード側は金具、壁側はフック第2章へ ▶穴を開けたくない→立てかけ・突っ張り・はがせる第3章へ ▶テープや画鋲で落ちる→直貼りは避け、ピンは2本第4章へ ▶落ちた時が心配→ベッドやソファの上を避ける第5章へ ▶

ケース別に読む:壁の素材から決めたい人|金具を付けたい人|穴を開けたくない人|テープが剥がれる・画鋲が落ちる人|落ちた時が心配な人|自作や捨て方を知りたい人

4コマ漫画|コルクボードを壁に掛けたい壁に掛けたい穴は開けたくないでも吊るしたい1賃貸で穴は開けにくいやりがちなこと両面テープで貼ったのに…2テープの直貼りは剥がれやすい壁を確かめる壁を確かめて細いピンのフック3壁に合う道具を選ぶ結果落ちずに掛かった4安心して掛けられる

壁の素材と道具の早見表——先に壁を確かめる

道具を選ぶ前に、壁を見てください。同じボードでも、壁の素材で合う道具がまったく変わります。壁の素材は、説明書や管理会社の案内で確かめるのがいちばん確実です。

壁の素材で道具が変わる石膏ボード細いピンのフック木・合板管理会社に確認穴を開けられない立てかけ・突っ張り
壁の素材 合う掛け方 ひとこと
石膏ボード(壁紙の下) 細いピンで留めるフック 穴が目立ちにくい。耐荷重は商品の表示を見る
木・合板 ネジ・小さなフック 賃貸は管理会社に確認してから
コンクリート・タイル 専用の道具が要る 自分で穴を開けず、管理会社か購入先に相談
穴を開けられない壁 立てかけ・突っ張り棒・はがせるフック はがせるフックの外し方は別記事で

賃貸の場合は、穴を開ける前に、管理会社や大家さんに聞いておくのが原則です。退去の時の原状回復で、思わぬ費用になることがあります。粘着フックが取れなくなった時の対処は粘着フックが取れない時の対処にまとめています。

吊り下げ金具とネジの付け方——ボードの裏と、壁の両方

ボードの枠の裏に金具を付けて、壁側のフックに掛ける方法です。呼び方をそろえておくと、迷いません。ボード側に付ける物を「吊り下げ金具」、壁側に付ける物を「フック」と呼びます。

付け方は3つの手順1金具を付ける2高さをそろえる3掛けて揺らす→→
  1. 吊り下げ金具を、ボードの裏の枠に付ける。ネジは、枠の厚みより短い物を選びます。突き抜けると表に出てしまうので、長さは商品の説明書で確認してください
  2. 左右の高さをそろえる。2か所に付ける時は、ボードを裏返して定規を当て、高さを見比べます
  3. 壁側のフックを、壁の素材に合う方法で付ける。石膏ボードなら、細いピンを斜めに刺すタイプが使いやすいです
  4. ボードを掛けて、軽く手で揺らして確かめる。傾く時は、金具の位置を直します

ドライバーを使う時は、反対の手をネジの近くに置かないでください。滑って手を突く事故が起きやすいところです。ボードの枠が割れそうな時は、ネジを入れる前に、細い下穴を開けておくと安心です。踏み台を使う時は、平らな床の上で、グラつかない物を選びます。

穴を開けない掛け方——立てかけ・突っ張り棒・はがせるフック

穴を開けたくない時の選択肢は、大きく3つです。

  • 立てかける:棚や机の上に、壁にもたれさせて置きます。いちばん簡単ですが、倒れないよう、下に滑り止めを敷き、ボードの重心が壁側に傾くように置きます
  • 突っ張り棒とひもで吊るす:棒の耐荷重の表示を見て、その範囲の重さまでで。ボードが重くなってきたら、そこで使うのをやめて、別の方法に変えます
  • はがせるフックを使う:壁紙を傷めにくい設計ですが、商品ごとに耐荷重と使える壁が決まっています。表示を見てから、貼る面の汚れを拭いて付けます

どの方法でも共通しているのは、ボードに写真やグッズを足すほど、重くなるということです。掛けた時はちょうどよくても、あとから物が増えて、表示の範囲を超えてしまう場合があります。月に一度くらい、ボードを軽く揺らして、傾きやぐらつきがないか見ておくと、落ちる前に気づけます。

画鋲を使いたい時は、壁紙に小さな穴だけが残る使い方もあります。画鋲の代わりになる100均の物に、壁に合わせた選び方があります。また、ポスターを貼る時の考え方はポスターの貼り方と跡が残らないコツが参考になります。

両面テープやマスキングテープが剥がれる・画鋲が落ちる時

吊るしてもすぐ落ちる時は、原因を順番に見ていきましょう。

  • 両面テープが剥がれる:コルクは表面がもろく、粘着がコルクの表面ごとはがれてしまうことがあります。ボードの重さにも耐えきれません。テープでボードを壁に直接貼る方法は、避けたほうが安心です
  • マスキングテープが剥がれる:マスキングテープは、軽い紙を一時的に留める物です。ボード全体を支える用途には向きません。マスキングテープの代わりになる物も合わせて見てください
  • 画鋲が落ちる:ピンが短い、壁がやわらかい、ボードの重みが片側に寄っている、ピンの穴が広がっている、のどれかが多い原因です。ピンの位置を少しずらして、2本で支えます

壁紙が破れた時は壁紙の破れのごまかし方で、直し方を見ておくと慌てません。

落ちても危なくない位置に——ベッド・ソファの上を避ける

どんなに丁寧に付けても、地震や強い振動で落ちる可能性は残ります。だから「落ちた時にどうなるか」を先に考えて、位置を決めます。

掛ける位置を選ぶベッドの真上は避ける人がいない壁に掛ける
  • ベッドやソファの上は避ける:寝ている人の顔や体に落ちる位置は、避けます
  • 子どもとペットの通り道を避ける:ドアのすぐそば、廊下の低い位置などは、人がぶつかる場所です
  • 重い物ほど低い位置に:ボードにグッズを足して重くなったら、掛ける高さを見直します
  • 落ちたあと、ピンやネジは拾う:床に散らばったピンを、素足の人や小さな子どもが踏まないよう、すぐに集めます

自作・代わりになる物と、分解して捨てる時

ボードを買わずに、コルクシートと段ボール、布を使って、軽い掲示板を作る人もいます。軽い物なら、はがせるフックや、小さなピンで掛けやすいのが利点です。作る時は、段ボールの切り口で手を切らないよう、カッターの刃先の向きに気をつけてください。

使わなくなったボードを処分する時は、枠と板を分けられるか見てください。枠が木、板がコルク、裏の金具は金属、という組み合わせが多く、分けられる場合は、それぞれの分け方に合わせて出します。分け方は、お住まいの自治体の案内に従ってください。分解の時も、ネジやピンが飛ばないよう、平らな台の上で作業します。

ゆきこ( ゚Д゚)『正直、穴を開けられない壁なら、無理に吊るさず、立てかけにするのがいちばん安心だと思います。落ちるかもしれない不安を抱えるより、置き場所を変えるほうがいいんじゃないでしょうか』

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粘着フックが取れなくなった人は粘着フックが取れない時の対処、画鋲の代わりを探している人は画鋲の代わりになる100均の物、写真の貼り方を知りたい人はコルクボードの写真の貼り方へ。

まとめ:壁の素材で選ぶ。直貼りは避け、落ちても危なくない位置に掛ける

  1. 掛け方は壁の素材とボードの重さで決める。賃貸は管理会社に確認
  2. 石膏ボードなら細いピンのフック。ボード側は吊り下げ金具、壁側はフック
  3. 穴を開けないなら、立てかけ・突っ張り棒・はがせるフック。耐荷重は表示の範囲で
  4. テープの直貼りは剥がれやすい。画鋲が落ちる時はピンを2本にして位置を変える
  5. ベッドやソファの上は避ける。ピンやネジは子どもの手の届かない所へ

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

コルクボードの吊るし方の早見表:掛け方は壁の素材とボードの重さで決める。石膏ボードは細いピンで留めるフック、木や合板はネジや小さなフック、コンクリートやタイルは専用の道具で管理会社か購入先に相談、穴を開けられない壁は立てかけ、突っ張り棒、はがせるフック。賃貸は管理会社や大家さんに確認し、耐荷重は商品の表示の範囲で使う。ボード側に付ける物は吊り下げ金具、壁側はフックで、ネジは枠の厚みより短い物を選び、左右の高さをそろえ、掛けたら軽く揺らして確かめる。両面テープの直貼りはコルクの表面ごとはがれやすく、マスキングテープはボード全体を支えられず、画鋲が落ちる時はピンを2本にして位置を変える。ベッドやソファの上、子どもとペットの通り道を避け、重い物ほど低い位置に掛ける。捨てる時は枠と板を分け、自治体の分け方に従う

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