風鈴の手作りで音が鳴らない時——紙コップやペットボトルで音を出すコツと舌の代用

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紙コップやペットボトルで風鈴を作ってみたのに、風が吹いても音がしない。揺れてはいるのに「カサッ」とにぶい音だけ。そんな声は、手作りの風鈴ではとても多いんです。見た目はちゃんと風鈴なのに、肝心の音が鳴らないと、がっかりしますよね。

先に結論をひとつ。手作りの風鈴が鳴らないのは「舌が本体のふちに当たらない」「短冊が風を受けない」「本体がやわらかくて響かない」のどれかです。舌の高さと重さ、短冊の大きさをそろえると、鳴りやすくなります。ここで使う言葉をそろえておくと、本体は音が出る容器、舌(ぜつ)は本体の内側にぶら下げて当てる物、短冊は舌の下に付けて風を受ける紙です。鳴らない理由、紙コップとペットボトルのコツ、舌と短冊の代わり、良い音に近づける工夫、子どもと作る時の注意まで、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ鳴らない理由を知りたい→舌・短冊・本体のどれか第1章へ ▶紙コップで作っている→舌の高さをふちに合わせる第2章へ ▶ペットボトルで作る→切り口をテープで包む第3章へ ▶舌の代わりを探す→ビー玉・ボタン・鈴など第4章へ ▶短冊の代わりを探す→厚紙・ラミネート・布第5章へ ▶良い音にしたい→素材と吊るす場所を見直す第6章へ ▶

ケース別に読む:鳴らない理由を知りたい人|紙コップで作る人|ペットボトルで作る人|舌の代わりを探す人|短冊の代わりを探す人|良い音にしたい人

4コマ漫画|手作りの風鈴を鳴らしたい紙コップで作ったが揺れるのに音がしない1風で揺れても鳴らない原因糸が長すぎて舌が下で空振り2舌がふちに届いていない直し方舌をふちの高さにそろえる3糸を短くして高さを合わせる結果チリン、と鳴った4澄んだ音が出た

鳴らない理由の早見表——舌・短冊・本体のどれか

音が出る仕組みはシンプルです。風が短冊を揺らし、短冊につながった舌が動いて、本体の内側のふちに当たる。この流れのどこかが切れていると、鳴りません。

困りごと 考えられる原因 直し方
揺れるのに音がしない 舌が本体のふちに届いていない 糸の長さを変えて、舌をふちの高さに合わせる
音が小さい・にぶい 舌が軽すぎる。本体がやわらかい 少し重い舌に替える。本体を硬い物に
風が吹いても揺れない 短冊が小さい・軽すぎる 短冊を大きめの厚紙に替える
すぐ止まる・からまる 糸が太い、結び目がゆるい 細い糸で、結び目を固くする
一度は鳴るが、続かない 舌が本体の壁にくっついて止まる 舌の素材を替える。壁との距離を少し空ける

まず確かめたいのは、1行目です。いちばん多い原因は、舌が本体の内側のふちに当たっていないことです。糸が長すぎると舌が本体の口より下にぶら下がって、空振りします。短すぎると、舌が本体の中の高い所に引っかかって、動きません。

紙コップで作る時のコツ——舌の高さをふちに合わせる

紙コップは軽くて作りやすい反面、やわらかいので、音が小さくなりがちです。コツは、舌の高さと、コップの口の向きです。

舌の高さをふちに合わせる舌が下すぎるふちの高さにそろえる
  1. 紙コップを逆さにして、底の真ん中に小さな穴を開ける。先の尖った道具を使うので、大人が見て、下に厚い板などを敷いてください
  2. 穴に糸を通して、内側で結び目を作る。結び目が穴より大きくなるよう、結び目は2〜3回重ねます
  3. 糸の先に舌をつける。舌は、本体の内側のふちに当たる高さにそろえます
  4. 舌の下に短冊を付ける。糸をもう少し伸ばして、短冊を結びます
  5. 吊るして、軽く揺らして音を確かめる。当たらない時は、糸の長さを調整します

紙コップは軽い分、風が弱いと舌が動きにくくなります。軽い舌から試して、音が小さい時は、少し重い舌に替えてください。

ペットボトルで作る時のコツ——切り口と、音の硬さ

ペットボトルは、紙コップより硬いので、舌が当たると少し高めの音が出ます。ボトルの上の部分か、底のほうを切って使うことが多いです。

  • 切り口にテープを貼る:切ったままの縁は鋭いことがあるので、必ず丈夫なテープを巻いて、手を切らないようにします
  • 切る作業は、はさみやカッターを大人が使う:子どもが作る時は、切る作業だけ大人が担当します
  • 口の向きは、下向き:音が下に広がります。上向きだと、雨や汚れが入ります
  • 舌を、ボトルのふちに当たる高さに:紙コップと同じ考え方です。糸は、キャップに小さな穴を開けて通す方法もあります

ペットボトルは薄い素材なので、強く当てすぎるとへこんだり、ひびが入ったりします。軽い舌から試して、音を確かめてください。

舌の代わりになる物——ビー玉・ボタン・鈴

舌になる物が手元にない時は、身近な物で代わりができます。それぞれ、音が違うのが面白いところです。

舌の代わりになる物ビー玉硬い音ボタン軽い音小さな鈴別の音小さな物は子どもの手の届かない所
  • ビー玉:ガラスの硬い音。重さがあって鳴りやすいですが、糸でくるんで固定する手間がかかります
  • ボタン:穴に糸を通すだけで付けられて、軽い音になります。大きめのボタンのほうが鳴りやすいです
  • 小さな鈴:それ自体が鳴る物なので、風鈴の「舌」とは別の音になります。透明な糸で吊るすとかわいらしい仕上がりです
  • 金属の小さな部品:重さがあるので、音が出やすい。端が尖っていないか確かめてから使います

ビー玉・ボタン・鈴は、小さな子どもが口に入れる危険があります。作っている間も、完成して吊るしたあとも、子どもの手の届かない所に置いてください。糸が切れて落ちた時のために、床に落ちた部品は、すぐに拾います。

糸には、透明なテグスが使いやすいです。見えにくく、すべりにくいので、舌が下がる向きが安定します。

短冊の代わりになる物——厚紙・ラミネート・布

短冊は、風を受けて舌を動かす役目です。大きすぎると重くて揺れず、小さすぎると風を受けません。

素材 特徴 向く場面
厚紙 軽く、風を受けやすい。雨で傷みやすい 室内で飾る風鈴
ラミネート(手芸用のシート) 水に強く、形が崩れにくい 外に吊るす風鈴
布 やわらかく、ひらひら揺れる。重さが出にくい 軽い風でも揺らしたい時

短冊に字や絵を描く時は、はがれにくいペンを選びます。ラミネートの機械を使う時は、高温になる部分があるので、大人が操作してください。

良い音に近づける工夫——本体の素材と吊るす場所

本体の素材で、音の印象は大きく変わります。紙コップのようなやわらかい物は、音が小さくてにぶく、ペットボトルは軽やか、ガラスや金属の本体は、澄んで長く響きます。

  • 同じ材料で、音を比べてみる:舌をビー玉に替えるだけで、音が変わります。何通りか試して、いちばん好きな音を選びます
  • 吊るす場所を変える:窓際の風が通る所は、舌が動きやすい場所です。吊るす場所の考え方は風鈴がうるさいと言われる時で詳しく見ています
  • 舌と本体の距離を調整する:近すぎると、舌が壁にくっついて止まります。少し空けて、よく当たる位置を探します

夏休みの工作にしたい人は、夏休みの工作を1日で仕上げるコツも参考になります。

子どもと作る時の安全と、ガラスの風鈴が割れた時

子どもと作る時は、はさみ、錐、カッターは、大人が見ているところで使うようにします。ペットボトルの切り口は、必ずテープで包みます。

ガラスの風鈴が割れた時は、素手で拾わず、厚手の手袋をして、新聞紙で包んで片づけます。出し方は、お住まいの自治体の「割れ物」の案内に従ってください。小さな破片は、子どもとペットを近づけないようにして、念入りに探します。切り傷が深い時や、破片が残っている感じがある時は、医療機関へ。

ゆきこ( ゚Д゚)『正直、手作りの風鈴は、鳴らなくて当たり前くらいの気持ちで始めるのがいいと思います。舌の高さを少しずつ変えて、音が出た瞬間を楽しむ工作なんじゃないでしょうか』

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完成した風鈴をどこに付けるか、うるさいと言われた時はどうするかは風鈴がうるさいと言われる時へ。ほかの工作を探している人は夏休みの工作を1日で仕上げるコツへ。

まとめ:舌の高さをふちに合わせ、短冊は風を受ける大きさに。小さな部品は手の届かない所へ

  1. 鳴らない原因は、舌・短冊・本体のどれか。まず舌が本体のふちに当たるかを見る
  2. 紙コップは舌の高さと結び目がコツ。やわらかいので音は小さめ
  3. ペットボトルは切り口をテープで包む。切る作業は大人が
  4. 舌はビー玉・ボタン・鈴で代用できる。誤飲を防ぐため、子どもの手の届かない所へ
  5. 短冊は厚紙・ラミネート・布。割れたガラスは手袋と新聞紙で包んで自治体の出し方で

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

風鈴の手作りで音が鳴らない時の早見表:風が短冊を揺らし、舌が動いて本体の内側のふちに当たると音が出る。鳴らない原因は舌がふちに届いていない、舌が軽すぎる、本体がやわらかい、短冊が風を受けない、糸が太い・結び目がゆるいのどれか。紙コップは逆さにして底に小さな穴を開け、糸を通して内側で結び目を重ね、舌をふちの高さにそろえてから短冊を付け、揺らして確かめる。ペットボトルは切り口をテープで包み、切る作業は大人が行い、口は下向きにする。舌の代わりはビー玉、ボタン、小さな鈴、金属の小さな部品で、糸は透明なテグスが使いやすい。短冊の代わりは厚紙、ラミネート、布。小さな部品は子どもが口に入れる危険があるので手の届かない所に置く。ガラスの風鈴が割れたら厚手の手袋をして新聞紙で包み、自治体の割れ物の出し方で捨てる

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