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通勤を電車から自転車に変えようと思って、クロスバイクを調べ始めたら、「やめとけ」「後悔する」という声が意外と多くて手が止まった。そんな人、多いと思います。単身赴任先で「駅まで自転車にしたい」となって調べてみると、すすめる声と止める声の温度差にびっくりする、という流れはよくありますよね。
先に結論をひとつ。クロスバイクが「やめたほうがいい」かどうかは、自転車の良し悪しではなく、その人の使い方で決まります。荷物の量、雨の日にどうするか、駐輪場がどこか、子どもを乗せるか。ここが合わない人が買うと後悔しやすく、合う人にとっては電車代も運動不足もまとめて解決する乗り物になります。「やめとけ」と言われる理由を先に全部並べて、そのあとで自分がどちら側かを見ていきましょう。
ケース別に読む:やめとけの理由を知りたい人|ママチャリと迷う人|向かないか心配な人|向くか確かめたい人|買う前に確かめたい人|最初にそろえる物を知りたい人
「やめたほうがいい」と言われる7つの理由
止める人が言っていることは、だいたいこの7つに集まります。どれも本当で、どれも「人による」ものです。
- 荷物が積めない。カゴも荷台もないのが基本。リュックで運ぶか、後から付けるかになります。買い物袋を2つ下げて帰る生活には向きません
- 雨に弱い。泥除けがないものが多く、雨の日は背中まで泥がはねます。傘さし運転はそもそも危ないうえ、姿勢的にも無理があります
- 段差でガタガタする。タイヤが細めで空気圧が高いので、歩道の段差や荒れた道の振動がそのまま手に来ます
- 盗まれやすい。軽くて値段も分かりやすいので、屋外駐輪だと狙われやすい。鍵を2つ掛けるのが当たり前の世界です
- 手入れが要る。空気は週1回、チェーンの注油も定期的に。ママチャリの「気づいたら空気を入れる」では調子が落ちます。空気が抜ける理由は自転車の空気が抜ける原因で書いています
- 前傾姿勢がつらい人がいる。前かがみで乗る設計なので、腰や手首、首に負担を感じる人もいます。慣れで楽になる人と、合わない人に分かれます
- 子どもを乗せられない。チャイルドシートを付ける前提の設計ではないので、送り迎えには使えません。ここは代わりがききません
逆に言うと、この7つのうち「自分には関係ない」が多い人ほど、やめる理由がなくなっていきます。
ママチャリと何が違う?——生活の場面で比べる
カタログの数字より、「毎日どう変わるか」で比べたほうが決めやすいですよね。
| 場面 | ママチャリ | クロスバイク |
|---|---|---|
| 片道5kmの通勤 | 25〜30分で汗だく | 軽いので楽に進む。時間も短くなりやすい |
| 買い物袋2つ | カゴに入れて帰れる | リュックか後付けカゴが要る |
| 雨の日 | 泥除けとカゴのカバーで何とかなる | 泥がはねる。雨具と泥除けの後付けが前提 |
| 駐輪場 | 屋外でもそれほど気にしない | 屋根付き・室内・鍵2つが安心 |
| 手入れ | 年に数回の空気入れでも走る | 週1の空気、月1の注油が目安 |
| 子どもの送り迎え | チャイルドシートが付く | 付けない前提。使わない |
「軽くて速い」の代わりに「積めない・濡れる・手がかかる」を引き受ける乗り物、と言うとイメージしやすいと思います。どちらが上ということではなく、荷物と天気と子どもをどう扱う生活かで向き不向きが決まるんです。
向かない人の条件——ひとつでも当てはまれば一度立ち止まる
- 子どもを乗せる用途がある。保育園や習い事の送り迎えに使うつもりなら、クロスバイクは選択肢から外してください。電動アシスト付きの子乗せ自転車のほうが安全で楽です
- 買い物袋が多い・重い荷物を毎日運ぶ。カゴを後付けしても、ママチャリほどの積載は望めません。荷物中心の生活なら、最初から荷物向きの自転車を
- 駐輪場が屋外で、盗難が心配。職場も家も屋根なしの屋外、しかも人通りの多い場所なら、盗難とサビの両方でつらくなります
- 手入れに時間を使いたくない。空気入れと注油を「面倒だな」と感じる人は、調子の悪いまま乗ることになり、それが一番危険です
- 雨の日も必ず自転車に乗る。雨の日は電車、という逃げ道がない人は、泥除け・雨具・ブレーキの効きまで含めて覚悟が要ります
向く人の条件——ここに当てはまるなら、やめなくていい
- 片道5km以上の通勤・通学で、ママチャリだと時間も体力もきつい
- 荷物はリュック1つで足りる。パソコンとお弁当くらい
- 運動を兼ねたい。通勤がそのまま運動になるのは、続けやすさという意味で大きいです
- 雨の日は電車やバスに切り替えられる
- 屋根付きか室内に置ける。自宅の玄関や職場の駐輪場に屋根がある
- 休日に少し遠くまで走ってみたい気持ちが、ちょっとでもある
向く条件が3つ以上当てはまって、向かない条件がゼロなら、「やめたほうがいい」は気にしなくて大丈夫だと思います。
買う前に確かめる3つ——試乗・駐輪環境・保険
「向く側だ」と思えたら、買う前にこの3つだけ確かめておいてください。買ってから気づくと、どれも引き返しにくいものです。
- 試乗する。前傾姿勢が平気かどうかは、乗ってみないと分かりません。5分でいいので店で乗らせてもらい、手首・首・腰のどこかに「うっ」とくる感じがないかを見ます。サドルの高さやハンドルの位置で変わる部分もあるので、気になった所は店の人にそのまま伝えると調整してもらえます
- 家と職場の駐輪環境を見る。屋根はあるか、鍵を掛ける柱や柵はあるか、室内に持ち込めるか。マンションなら駐輪場の規約で大きさや台数の決まりがあることも。ここが弱いと、盗難とサビで一番後悔します
- 自転車保険に入っているか。自転車保険の加入を義務にしている自治体が多くなっています。自動車保険や火災保険の特約で入っていることもあるので、まず今の契約を確かめて、なければ入ってから乗り始めてください。相手にけがをさせた時の備えは、自分のためでもあります
機種の選び方や、買ってから「ここで失敗した」という声はクロスバイクを買って後悔した7つの理由に口コミを集めてあります。買う前に読んでおくと、同じ失敗を避けやすいと思います。
乗ると決めたら、最初にそろえるもの
本体以外に、これだけは最初から一緒に。どれも「あとで」にすると、たいてい買わないまま乗ってしまうものです。
- ヘルメット。自転車のヘルメット着用は努力義務になっています。クロスバイクはママチャリより速度が出るぶん、転んだ時の頭のダメージも大きくなります。通勤向けの軽くて蒸れにくいものが増えているので、髪型が気になる人も一度見てみてください
- ライトと反射材。夜間のライトは前だけでなく、後ろの反射材か赤いライトも。クロスバイクは車体が細くて暗い色が多いので、車から見えにくいんです
- 鍵を2つ。フレームと後輪を柱にくくるタイプと、手軽なワイヤーの2本使いが基本です
- 空気入れ。クロスバイクは仏式や米式のバルブのことがあるので、対応している空気入れを。空気圧はタイヤの側面に書いてある範囲で入れます
そして、ひとつだけ守ってほしいこと。ブレーキの効きが悪い、変な音がする、ハンドルがぐらつく、といった状態のまま乗らないでください。ブレーキまわりは自分で直そうとせず、自転車店に持ち込むのが一番の近道です。異音の見分け方はクロスバイクの異音の原因と自分でできる範囲に書いています。
ゆきこ( ゚Д゚)『単身赴任先で「駅まで10分だしクロスバイクにする」と言い出した時に、まず聞くべきは「駐輪場に屋根ある?」だと思います。なくて結局アパートの玄関に置き、毎晩自転車をまたいで部屋に入っている、という話も珍しくありません。買う前に駐輪場、これだけは本当に見てほしいです』
乗ると決めたなら、ヘルメットは本体と同じ日に用意しておくと、「そのうち」が来ないまま乗る日々を防げます。通勤用なら、軽くて通気の穴が多く、あごひもの調整がしやすいものが続けやすいですよ。
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買ってから「ここで失敗した」という声はクロスバイクを買って後悔した7つの理由にまとめています。乗り始めてからの手入れはクロスバイクの手入れの頻度と最低限の道具、ブレーキで迷ったらクロスバイクにディスクブレーキはいらない?もあわせてどうぞ。
まとめ:やめる理由は7つ、答えは自分の条件で決まる
- 「やめとけ」の理由は7つ。荷物・雨・段差・盗難・手入れ・前傾・子乗せ不可
- 子どもを乗せる・荷物が多い・屋外駐輪のどれかなら向かない
- 片道5km以上・荷物はリュック・雨の日は電車なら向く
- 買う前に試乗・駐輪環境・保険の3つを確かめる
- ヘルメット・ライト・鍵2つは本体と同じ日に。整備不良のまま乗らない
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