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ハンバーグやシチューに使おうと買ったデミグラスソースの缶。開けてみたら思ったより量があって、使い切れずに残ってしまった、という声はよく見かけます。普段あまり使わない調味料なので、「残りはどうするのが正解なんだろう」と手が止まりますよね。
先に結論をひとつ。開けた缶は、缶のまま置かずに別の容器へ移す。使い切れない分は、早いうちに小分けして冷凍する。これが基本の考え方です。使い道に迷ったら、「煮込む・かける・混ぜる」の3つの役目で選ぶと見つけやすくなります。順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:缶を開けた人|余った分を冷凍したい人|缶のソースの使い方を知りたい人|何に使うか迷っている人|酸っぱい・苦いと感じた人
缶を開けたらまず——缶のまま置かずに別の容器へ
デミグラスソースの缶を開けたあと、中身を缶に入れたまま冷蔵庫に戻していませんか。開けたあとは、缶から出して、ふた付きの清潔な容器に移すのが基本です。缶の切り口は金属がむき出しですし、においも移りやすいので、缶のまま置くのはおすすめしません。トマト缶など缶詰全般に通じる考え方で、トマト缶の保存方法は?開封後は缶から出して冷蔵2〜3日・平ら冷凍1か月にも同じ線でまとめています。
そして、デミグラスソースは意外と傷みやすい食品です。うまみのある成分を含んでいて、開けたあとは空気に触れるからです。開けたソースを常温に長く置かないことが大切で、置いた時間は取り戻せません。「どれくらい置いたか分からない」と感じたら、食べない判断がいちばん安全です。
日数を知りたくなる気持ちはよく分かります。ただ、冷蔵庫の中の温度や、開けた時の清潔さ、ほかの食材と混ぜたかどうかでも変わるので、一律には言えません。そこで、期限は次の4点で読んでください。
- 賞味期限と消費期限は別物。消費期限が過ぎた物は食べません
- 「過ぎても食べられる場合がある」のは、賞味期限で、未開封で、表示どおりの保存をした物だけ。開けたあとの物には当てはまりません
- におい・味・色・ふくらみ・液漏れ・カビ・ぬめり・糸を引く・虫のどれかがあれば、食べません
- 乳幼児・高齢の方・妊娠中の方・体調のすぐれない方には出さない。迷う物は避けてください
開けたあとの日数は、缶の「開封後はお早めに」という表示に従います。表示がわからない時は、販売元の公式サイトのよくある質問や、お客様相談窓口で確かめられます。
使い切れない分は小分けして冷凍する——考え方の順番
冷蔵で使い切れなさそうな時は、迷わず冷凍に回す方が安心です。ポイントは、開けた日のうちに小分けして凍らせること。少し置いてから冷凍すると、その間に傷む心配が出てきます。
- 使う分ずつ小分けにする。製氷皿や小さな保存袋が向いています。まとめて大きな塊にすると、必要な分だけ出せません
- 平らにして凍らせる。保存袋に入れるなら薄く平らに。早く凍り、使う時も割って取り出せます
- 日付を書く。いつ冷凍したか分からなくなると、迷ってしまいます
- 解凍は冷蔵庫で。使う時は火を通す。常温に長く置いて戻さないでください
- いったん溶けた物は、凍らせ直さない。解凍した分は、そのまま使い切る前提で
冷凍でも期限はあり、置けば置くほど風味は落ちていきます。冷凍庫の中で長く眠らせず、早めに使い切る気持ちでいてください。
缶のソースの使い方——そのまま使わず、味を見ながら
デミグラスソースの缶は、そのままでは濃くて強い味に感じることがあります。メーカーによって味の濃さや、とろみ、酸味の出方が違うので、缶の裏の「使い方」や「召し上がり方」の欄を先に読むのがいちばん確実です。
缶のソースを使う時の基本の考え方は、次の3つです。
- のばす。濃い時は、水やスープ、牛乳などでのばして調整します。量は缶の表示やレシピに従ってください
- 煮込む。肉や野菜と一緒に煮込むと、ソースの味がなじみます。焦げやすいので、火加減には気をつけて
- 味を見る。塩気や酸味は商品ごとに違うので、少しずつ足して、味見をしながら決めます
注意したいのは、缶のまま火にかけたり、レンジで温めたりしないこと。缶は金属なので、レンジは使えませんし、火にかけるのも危険です。必ず別の鍋や、電子レンジ可の耐熱容器に移してから温めてください。取り出す時は、容器と蒸気が熱くなっているので、やけどにも気をつけて。
何に使う?——煮込む・かける・混ぜるの3つの役目で選ぶ
余ったデミグラスソースの使い道は、料理名から探すと迷います。ソースの役目で選ぶと、組み合わせが見つけやすくなります。
| 役目 | 考え方 | 料理名の例 |
|---|---|---|
| 煮込む | 肉や野菜と一緒に煮て、味のベースにする | シチュー、ハヤシライス、ロールキャベツなど |
| かける | 焼いた物やできあがった物の上から添える | ハンバーグ、オムライスなど |
| 混ぜる | ほかのソースや調味料に少し足して、コクを出す | ケチャップを使った煮込み料理、カレーなど |
「煮込む」は、使い切りやすい方向です。たくさんの量を使えるので、ソースが余った時の消費にも向いています。ロールキャベツは、スープごと保存する考え方が【図解】ロールキャベツの保存方法は?スープごと冷蔵2〜3日・巻いて冷凍1か月に書いてあります。
「かける」は、いちばん手軽な使い方です。ハンバーグにかける時は、焼いた後の保存を【図解】ハンバーグの保存方法は?生タネは当日中・焼いてから冷凍1か月で、冷凍ハンバーグの焼き方を冷凍ハンバーグの解凍と焼き方——凍ったまま焼く・レンジ解凍・そのまま煮込む時の考え方と、中まで火が通ったかの確かめ方で確かめられます。
オムライスのソースとして使う考え方は、【図解】オムライスの保存方法は?半熟は当日中・チキンライスだけ冷凍1か月も参考になります。作り方の手順や分量は、レシピ本やレシピサイトで確かめてください。
酸っぱい・苦い・とろみが気になる時は
デミグラスソースは、トマトやワインの酸味、焦がした糖分の苦みが出やすいソースです。開けたてから酸っぱい・苦いと感じる時と、置いておいたあとで酸っぱくなった時では、意味がまったく違います。置いたあとに酸っぱくなった、泡が出る、においが変、という時は、傷みのサインとして食べないでください。くわしくは、デミグラスソースが酸っぱい・苦い・とろみがない時は?——傷みとの見分け方、開けたてから酸っぱい時の考え方、苦みの正体、とろみが足りない時の見方、缶のソースをおいしく使うコツにまとめています。
白いソースの余りが気になる時は、ホワイトソースが余った時の使い道と日持ちの考え方——開けた缶・作りすぎた手作りの扱い方、冷蔵と冷凍の分かれ道、かける・混ぜる・焼くの3方向、お弁当に入れる時の注意も見てみてください。開けた缶の扱いは、基本の考え方が同じです。
ゆきこ( ゚Д゚)『缶のソースは、使い切れる分だけ開ける前提で選ぶのが、いちばん悩まずに済むと思います。余った時は、早めの冷凍に回すのがラクです』
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まとめ:開けたら缶から出す。余った分は小分けして早めに冷凍
- 開けた缶は、缶から出して別の容器へ。冷蔵し、常温に長く置かない
- 期限は4点で読む。消費期限切れ・異変のある物・弱い人に出す物は避ける
- 使い切れない分は、開けた日に小分けして冷凍。いったん溶けた物は再冷凍しない
- 缶のまま火やレンジにかけない。別の容器に移して、味を見ながら使う
- 使い道は、煮込む・かける・混ぜるの3つの役目。酸っぱい・苦いは傷みと分けて考える
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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