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ぷっくり丸い葉がかわいいディスキディア。その葉がしわしわになってくると、「水が足りないのかな」と思って、つい水をあげたくなりますよね。ところが、このしわしわ、水をあげても戻らないことがあるんです。
先に結論をひとつ。葉がしわしわなのは、水が届いていないことが多い。ただし、水苔が湿ったままでもしわしわになる。だから、水をあげる前に「水苔の乾き方」と「根元の様子」を見ることが先です。
葉が落ちる、黄色くなる、水苔がなかなか乾かない、吊るしていて心配。どれも、見るところは水苔です。自分の株に近いものを下の図から探してみてください。
ケース別に読む:しわしわの人|水苔の乾き方を知りたい人|葉が落ちる・黄色い人|水苔が乾かない人|吊るしている人
葉がしわしわの時——水が足りないのか、届いていないのか
ディスキディアの葉は厚みがあり、水をためやすいつくりだと言われます。その葉がしわしわになるのは、中の水分が減ったサイン。ただ、原因は「水が足りない」だけではありません。根が水を吸えない状態でも、葉は同じようにしぼみます。
| 水苔の様子 | 考えられること | 次の一手 |
|---|---|---|
| 軽くて、触るとかさかさ | 水が足りない | 水苔ごと水を含ませる |
| 重くて、触るとじっとり湿っている | 水が多く、根が水を吸えていない | 水やりを止めて、乾くのを待つ |
| においが酸っぱい、水苔がつぶれている | 水苔が古くなっている | 水苔を替えることを考える |
| 表面は乾いて中は湿っている | 中まで乾いていない | 中の湿り方を指で確かめる |
つまり、しわしわの葉を見て「水をあげる」と決める前に、水苔を触って確かめるのが近道です。逆に、湿った水苔にさらに水をかけ続けると、根が弱って、ますます水を吸えなくなります。
しわしわの葉を見ると、焦って対処したくなりますよね。でも、葉は一度しぼむと、すぐにはふくらみません。水苔の状態を整えたあと、新しい葉が元気に出てくるか、残っている葉がふっくらしてくるかを、気長に見ていきます。しわの出た葉が全部元に戻るとは限らないので、様子を見ながら、水苔と置き場所の見直しを続けるのが現実的です。
水苔の乾き方の見方——持つ・見る・触る
水苔の乾き方は、見た目だけでは分かりにくい素材です。次の3つを組み合わせると、迷いにくくなります。
- 持つ。鉢や株をそっと持ち上げて、重さを覚えます。水を含んだ時と乾いた時で、手に伝わる重さが変わります
- 見る。水苔の色が、濃くしっとりした色か、明るく白っぽい色か
- 触る。指で軽く押して、冷たく湿っているか、さらさらと乾いているか
水を与えた直後の重さを、頭に入れておくのがコツです。そのうえで、持った時にかなり軽く感じ、水苔が白っぽく、触るとさらさらなら、水が欲しいタイミングと考えます。育てている環境や季節で乾く速さは変わるので、日数で決めずに、この3つで見てください。
水の与え方——水苔ごと浸して、水を切る
水苔がしっかり乾いている時は、上からちょろちょろかけるより、水苔ごと水に浸す方法が向いていると言われます。乾いた水苔は水をはじきやすく、上から少しかけても、中まで届かないことがあるからです。
- 鉢や株を、水を張った容器にそっとつける
- 水苔が水を吸って、重く、色が濃くなるまで待つ(浸す時間は水苔の状態で変わるので、様子を見る)
- 取り出して、水がしたたらなくなるまで切る
- 受け皿や鉢カバーに水がたまっていたら、必ず捨てる
浸したあとは、すぐ元の場所に戻さず、水が切れるまで少し置いておくと安心です。ぬれた水苔は重いので、特に吊るしている株は、水を切ってから戻してください。冷たすぎる水は根に負担になることがあるので、冬は部屋の温度になじんだ水を使うと落ち着きます。水を与える道具の代わりは、じょうろの代わりの記事にまとまっています。浸したあとの水の始末や、傷んだ水苔・土の捨て方は植木鉢の土の捨て方の記事が参考になります。
葉が落ちる時・黄色くなる時——冷えと置き場所の変化も疑う
しわしわとは別に、葉がぽろぽろ落ちたり、黄色くなったりすることもあります。エメラルドなど品種名で売られている株も、水苔の見方は同じ考え方です。細かい育て方は、買った時の札の説明書きを見てください。
- 葉が落ちる。冷えや、急な置き場所の変化のあとに出ることがあります。窓ぎわは夜に冷えやすいので、位置を見直します
- 黄色くなる。光や水の偏りのことがあります。水苔の乾き方と、日当たりを一緒に見ます
- 古い葉だけが落ちる。入れ替わりのことも。新しい葉が出ているかで見分けます
窓の冷えへの備えは、窓の断熱シートの記事が参考になります。また、空気が乾く季節は、加湿器のフィルターがない時の記事で、乾燥を和らげる考え方を見ておくと整理しやすくなります。
水苔が乾かない・古くなった時の替え時
水苔がいつまでも湿っている時は、風通しの悪さや、水苔が古くなっていることが考えられます。古い水苔は、つぶれて固まり、においが酸っぱくなったり、ぬめりが出たりします。そうなると、根が水を吸えなくなります。
- 水苔が黒っぽくつぶれて、水を含まなくなった
- においが酸っぱい、ぬめりがある
- 根が茶色くやわらかくなっている
こうした時は、植え替えて水苔を新しくすることを考えます。時期は株の様子と季節で変わるので、説明書きを見て決めてください。新しい水苔は、乾いた状態から水に浸して、軽く絞ってから使います。根は傷つけないよう、そっと包みます。傷んだ根だけを、清潔なはさみで取り除いてもかまいません。
吊るして飾る時の注意——落ちない留め方と置き場所
ディスキディアは、吊るして飾ると映える植物です。ただ、水を含んだ水苔は重くなります。吊るした鉢は、落ちた時に人やものに当たらない位置を選んでください。
- 吊るす金具は、重さに合った丈夫な物を選び、ぐらつかないか確かめる
- ベッドやソファの上、人の頭の上は避ける
- 子どもやペットの通り道に吊るさない
- 水やりのあとは重くなるので、フックの留め方を時々点検する
水に浸す時は、いったん外して、水を切ってから戻します。水が滴る状態で吊るすと、床や家具をぬらしてしまうからです。
吊るす高さも、見直しどころです。高すぎると水苔の乾き方が見えず、水やりのたびに踏み台が要って危なくなります。手が届き、重さを持って確かめられる高さが、世話を続けやすい位置。窓の近くに吊るすなら、夜の冷えと、日中の強い日差しの両方が当たらないか、ときどき確かめてください。
子ども・ペットのいる家で
葉や、落ちた葉、切ったつるは、小さな子どもの口に入る所に置かないでください。植物を口に入れた時は、医療機関や中毒の相談窓口に相談します。猫や小鳥、小動物は観葉植物をかじることがあるので、届かない所に。気になる時は、獣医さんに聞くのが確実です。
ゆきこ( ゚Д゚)『水をあげる前に、まず水苔を触って重さを見る。この習慣だけで、しわしわの原因探しがずっと楽になると思います』
💡 この困りごとへの提案
水苔を新しくする時は、乾燥した水苔があると、必要な分だけ水に浸して使えます。
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まとめ:水をあげる前に、水苔を持って、見て、触る
- しわしわは、水不足とは限らない。水苔が湿ったままでも起きる
- 水苔は「持つ・見る・触る」で乾き方を確かめる
- 乾いていたら水苔ごと浸す。水を切り、受け皿の水は捨てる
- 葉が落ちる・黄色い時は、冷えと置き場所の変化も疑う
- 吊るす時は人に当たらない位置。子どもとペットの口と通り道を避ける
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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