※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれています。
園芸売り場や通販のページで、「ルビー」「ティネケ」「ベリーズ」「バーガンディ」と名前が並んでいるのに、写真を見るとどれも似ている。どれを選べばいいのか分からなくなった、という人は多いですよね。どれもゴムの木の仲間のフィカスで、違いは葉の色や模様が中心なので、名前だけでは見分けにくいんです。
先に結論をひとつ。見分ける手がかりは、「葉の斑(まだら)の色」「新芽と葉の裏の色」「葉の大きさと形」の3つです。赤みの出方は置く場所の光で変わると言われているので、1枚の葉だけで決めつけず、株全体を見てください。品種の見分け方、赤くならない時の見直し、切り口から出る白い汁の扱いまで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:品種の見分けを早見表で知りたい人|ルビー・ティネケ・ベリーズで迷う人|濃い葉の品種で迷う人|リラータバンビーノとの違いを知りたい人|ルビーが赤くならない人
品種の見分けの早見表——斑の色・新芽の色・葉の形
まずは全体像から。ここに出てくる名前のうち、ルビー・ティネケ・ベリーズ・バーガンディ・メラニーは、ゴムの木の仲間の中で葉の色や模様が違う品種として売られています。リラータバンビーノだけは葉の形がまるで違う、別の種類です。
| 名前 | 斑・葉の色 | 新芽・葉の裏 | 葉の形・大きさ |
|---|---|---|---|
| ルビー | 緑にクリーム色とピンク〜赤みの斑 | 新芽や葉柄が赤みを帯びやすい | 厚みのある楕円形 |
| ティネケ | 緑とクリーム色の斑。赤みは控えめ | 新芽や葉脈にほんのりピンクが出ることがある | ルビーとほぼ同じ形 |
| ベリーズ | 緑・黄緑・クリーム色のまだら模様 | 新芽は明るい色。赤みは目立たない | 楕円形 |
| バーガンディ | 赤みを帯びた黒っぽい濃い葉 | 新芽は赤みが強いと言われる | 厚くてつやのある楕円形 |
| メラニー | 濃い緑。赤みを帯びる葉もある | 新芽は赤みを帯びることがある | やや丸みがあり、コンパクトな姿と言われる |
| リラータバンビーノ | 緑一色(斑の入る種類もある) | 葉脈がはっきり見える | 大きく波打つ形。別の種類 |
表はあくまで目安です。同じ品種でも、育った場所の光や株の若さで色は変わります。売り場の札の呼び名が生産者や店で少しずつ違うこともあるので、「札の名前+実物の葉の色」を並べて見る習慣をつけておくと迷いにくくなります。
ルビーとティネケとベリーズの違い——赤みのあるなしを見る
いちばんよく聞かれるのが、ルビーとティネケの違いです。ざっくり言うと、ルビーは斑にピンク〜赤みが入りやすく、ティネケはクリーム色の斑が中心で赤みは控えめ。ティネケは葉脈や葉柄に少しだけピンクが出ることがある、と紹介されています。
ここでつまずきやすいのが、同じ株でも葉によって斑の入り方が違うことです。1枚はクリーム色が多く、隣の葉は緑が多い、ということがふつうに起こります。そのため、1枚だけを見て「これはティネケ」と決めるより、新芽の色と葉柄の色、葉の裏の色をあわせて見るほうが確かです。
- 新芽の色を見る。赤みやピンクが強ければルビー寄り、淡ければティネケやベリーズ寄り
- 葉柄(葉の付け根の細い部分)を見る。赤みがあるかどうか
- 葉の裏を見る。ルビーは裏にも赤みが出ることがあります
- 株全体の斑の量を見る。数枚だけ見ず、全体の傾向で判断する
ベリーズは、緑と黄緑とクリーム色がまだらに混ざった、赤みの少ない品種です。ルビーやティネケと比べると、全体が明るく軽い印象になります。「赤みがまったくない、明るいまだら」ならベリーズ寄り、と覚えておくと選びやすいですよ。
バーガンディとメラニーの違い——濃い葉の仲間
バーガンディは、赤みを帯びた黒っぽい濃い葉が特徴です。つやがあって厚みがあり、斑が入らない分、シックな印象になります。メラニーも濃い緑の葉ですが、こちらはやや丸みがあって小ぶりでまとまりやすい品種として紹介されることが多く、葉の色は緑寄りです。
見分けのコツは「色の濃さ」と「葉の丸み」。真っ黒に近いほど暗い赤みの葉ならバーガンディ、濃い緑で丸みがあればメラニー、という覚え方が目安になります。こちらも光の条件で色が変わるので、買う前に売り場の照明だけで判断せず、自然光の下でも見てみてください。
リラータバンビーノは葉の形が別——ゴムの木と同じ名前で売られることも
リラータバンビーノは、ここまでの品種とは別の種類です。葉は大きく波打ち、葉脈がくっきりして、ゴムの木のつやつやした楕円形の葉とは見た目がまるで違います。それでも売り場では「ゴムの木」の名前でまとめて並ぶことがあるので、混ざりやすいんです。
見分けは簡単で、葉の形を見るだけ。楕円でつやがあれば、ここまでのフィカスの品種。大きく波打つ形なら、リラータバンビーノです。育て方の細かい点も同じとは限らないので、別の種類として札や説明書きを確かめてください。
ルビーが赤くならない時——光と置き場所を見直す
「買った時はピンクや赤みがあったのに、緑っぽくなった」という声はよく見かけます。ルビーの赤みは光の当たり方で出方が変わると言われているので、まず置き場所を見直してみましょう。
- 明るい窓辺に置く。直射日光が強すぎる時はレースのカーテン越しに。暗い場所では緑が濃くなりやすいと言われます
- 急に強い日に当てない。室内の暗い場所から、いきなり強い日差しに出すと葉が傷むことがあります。少しずつ明るい場所へ
- 寒い窓際を避ける。夜の窓際は冷えます。冬は夜だけ窓から離すと安心です
- 暖房の風が直接当たる所を避ける。乾いた風で葉が傷みます。暖房器具まわりの床の傷みはパネルヒーターで床が焦げる時の見直しでも触れています
- 水やりは土を見てから。受け皿の水は捨てて、水やりの道具に迷う時はじょうろの代用が参考になります
何時間日を当てる、何度以上にする、といった数字は、株の状態や部屋で変わります。置き場所を変えたら、その場所に慣れるまでしばらく様子を見てください。新しく出る葉のほうが、赤みの変化が分かりやすいと言われます。
選ぶ時の目安——置く場所の明るさで決める
結局どれにするか。いちばん現実的なのは、置ける場所の明るさから逆算することです。
| 置ける場所 | 選びやすい品種 | ひとこと |
|---|---|---|
| 明るい窓辺に置ける | ルビー・ティネケ・ベリーズ | 斑の色を楽しみたい人向け |
| 明るさが控えめな部屋 | バーガンディ・メラニー | 濃い葉は暗めの場所でも色が落ち着いて見える |
| 大きな葉で存在感が欲しい | リラータバンビーノ | 別の種類。葉の形で選ぶ |
買う時は、葉の裏に傷や変色がないか、株がぐらついていないか、鉢の底から根がはみ出していないかも見ておくと安心です。鉢を替える時の鉢底の石の要不要は、プランターに鉢底石はいらない?が参考になります。
切り口の白い汁と、子ども・ペットの注意
フィカスは、葉や枝を切った所から白い汁が出ることがあります。ついてしまうと肌が赤くなる人もいる、と言われているので、手入れの時は次の順番を覚えておいてください。
汁の毒性の強さについては、はっきり分かっていることが少ないので、「ついたら洗う・口に入れない」の基本を守るのがいちばん確実です。葉や茎、落ちた葉、汁を口に入れないように、子どもの手の届かない所に置いてください。猫や犬、小鳥が葉をかじることもあるので、届かない高さに置くのが安心です。心配な時は、かかりつけの獣医さんに相談してください。
切る時のはさみは、清潔なものを使い、刃先を人や自分に向けない、使い終わったら子どもの手の届かない所にしまう、までを習慣に。背の高い鉢や棚の上の鉢は、落ちても人に当たらない位置に置き、床に落ちた葉でつるっと滑らないよう、こまめに片付けましょう。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、札の名前が似ている時は、斑の色と新芽の色を見比べるのがいちばん早いと思います。迷うのは当たり前なので、あまり気にしすぎなくて大丈夫ですよ』
💡 この困りごとへの提案
冬の置き場所は、窓辺が思ったより冷えることがあります。部屋の温度と湿度が目で見えると、置き場所を決める時の目安になります。
あわせて読みたい
暖房を使う冬の置き場所を考える人はパネルヒーターで床が焦げる時の見直し、鉢を替える時はプランターに鉢底石はいらない?、水やりの道具に困った時はじょうろの代用もどうぞ。
まとめ:斑の色と新芽の色で見分け、赤みは置き場所の光で変わる
- 見分けの手がかりは3つ。斑の色、新芽と葉の裏の色、葉の大きさと形
- ルビーは赤み、ティネケはクリーム色が中心。同じ株でも葉ごとに違う
- ベリーズは明るいまだら、バーガンディとメラニーは濃い葉。リラータバンビーノは別の種類
- 赤くならない時は光を見直す。明るい窓辺へ少しずつ、寒い窓際と暖房の風は避ける
- 切り口の汁は手袋、ついたら水で洗う。口に入れない、目をこすらない、心配な時は医療機関へ
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



コメント