セロームの葉が垂れる時——垂れ下がる・倒れる時の見直しと、支柱と鉢の大きさの考え方

家事

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元気に広がっていたセロームの葉が、ある日からだらんと垂れてきた。葉が垂れ下がって、株ごと傾いてきた。そんな姿を見ると、水が足りないのかな、と慌ててたっぷり水をあげたくなりますよね。でも、垂れる原因は水が足りないことだけではないんです。

先に結論をひとつ。セロームの葉が垂れる時は、「水が足りない」「水が多くて根が弱った」「冬の冷え」「葉が大きく重くなって茎が傾いた」のどれかであることが多いです。見分けるには、土の乾きと鉢の重さ、置き場所を順番に見ます。重さで傾いたものは、支柱で支えると落ち着きます。

あなたはどれ? 様子から自分の章へ土がからからで垂れる→水が足りない。鉢の重さを見る第2章へ ▶土が湿ったまま垂れる→水が多くて根が弱った可能性第3章へ ▶寒い窓辺で垂れた→冷え。夜は窓から離す第4章へ ▶株が片側に倒れる→葉の重さ。支柱で支える第5章へ ▶

ケース別に読む:原因を早見表で知りたい人|土がからからの人|土が湿ったままの人|冬の窓辺で垂れた人|倒れる・支柱を立てたい人|鉢の大きさで迷う人

4コマ漫画|セロームの葉が垂れた日ある朝葉がだらんと垂れてる…1朝見たら葉が垂れていたやりがちなNGとにかく水をあげなきゃ!2水のあげすぎは逆効果もまず確かめる土と鉢の重さを見てみよう土の乾き鉢の重さ置き場所の冷え3原因を順番に見る傾く時は支柱支えたら安心だね4傾きは支柱で支える

原因の早見表——土の乾き・鉢の重さ・置き場所・葉の重さ

セロームは葉が大きく、水を含むと重くなります。そのため、水の量や冷えの影響が、葉の垂れ方にすぐ出やすい植物です。まずは症状と原因の対応を、表で見てみましょう。

垂れる原因は鉢の様子で見分ける軽くて土が白い水が足りない重くて土が湿っている水が多い夜の窓辺で冷える冷え
見た目と様子 考えられる原因 まずやること
土がからから。鉢を持つと軽い 水が足りない 鉢底から流れるまで水をやり、受け皿の水は捨てる
土が湿ったまま。鉢が重い。土のにおいが気になる 水が多くて根が弱った 水やりを止めて土が乾くのを待つ
寒い窓辺や夜の冷え込みのあとに垂れた 冷え 窓から離し、冷たい風を避ける
株全体が片側に傾く。茎が曲がる 葉が大きく重くなった 支柱で支え、鉢の置き方も見直す

同じように垂れていても、原因が違うと正しい対処は逆になります。水が足りない株に水を控えても、水が多い株に水を足しても、悪化してしまいますよね。だからこそ、水をやる前に土と鉢の重さを確かめるのが最初の一歩です。

水が足りない時——鉢の重さで見分けて、鉢底から流れるまで

土の表面だけでなく、少し奥まで乾いている。鉢を持つとびっくりするほど軽い。そんな時は水が足りていません。水をやる時は、少しずつ何度もではなく、鉢底から水が流れ出るまでしっかり与えます。そのあと、受け皿にたまった水は必ず捨ててください。

  • 鉢を持ち上げて、水をやった後の重さを覚えておく。軽くなったら水やりの目安
  • 土の表面を指で触って、少し奥まで乾いているかを確かめる
  • 葉が垂れて元に戻る時は、水が足りなかっただけのことも多い

水やりの道具が手元にない時は、じょうろの代用の考え方が参考になります。やさしい水流で、株元にゆっくりが基本です。

水が多い時——土が湿ったまま垂れているなら、まず止める

「垂れているから水をあげる」を繰り返すと、土がいつまでも湿ったままになり、根が弱ります。根が水を吸えなくなると、水があるのに葉が垂れるという、ややこしい状態になるんです。次のサインがあれば、水が多い方を疑ってみてください。

  • 鉢を持つとずっしり重い
  • 土の表面がいつも湿っている、ぬるっとした感じがある
  • 土から、こもったようなにおいがする
  • 受け皿に水がたまったままになっている

この場合は、水やりを止めて、土が乾くのを待ちます。受け皿の水は捨てて、風通しのいい場所へ。数日たっても土が乾かない、においが強まる、茎のつけ根が柔らかい、という時は、根が傷んでいる心配があります。植え替えの時に傷んだ根だけを取り除く考え方は、セロームとモンステラの違いの記事で触れています。

冬の冷えで垂れた時——窓から離して、冷たい風を避ける

冬の窓辺は、昼は明るくても夜はぐっと冷えます。セロームは寒さに弱い植物と言われていて、冷えると葉が垂れたり、色がくすんだりすることがあります。

  • 夜だけでも窓から離す。カーテンの内側に入れるだけでも冷えが和らぎます
  • 葉が窓ガラスに触れないようにする。ガラスの冷たさが直接伝わります
  • 暖房や除湿機の風が直接当たる所を避ける。乾いた風も葉に負担になります

冬に除湿機を使う部屋では、鉢を水回りの近くに置かないほうが安心です。除湿機まわりの水の見分けは除湿機の水漏れの見分け方にまとめています。冬は水やりの間隔も空くので、土が乾いてからで間に合います。

倒れる時の支柱——鉢の縁の近くに差して、茎をゆるく8の字に

株が片側に傾く、葉の重みで茎が曲がってくる。そんな時は支柱で支えます。支柱は、立て方の順番を守るのがコツです。

支柱の立て方 3手順1縁の近くに差す茎から少し離して28の字に留める茎と支柱の間にゆとり3ゆるめが基本ゆるめきつい食い込むと傷む
  1. 支柱は鉢の縁の近くに差す。株元ぎりぎりに差すと根を傷めやすいので、鉢の縁に近い位置で、茎と少し距離を取ります
  2. 茎をひもでゆるく8の字に留める。茎と支柱の間にゆとりを持たせ、きつく縛りません
  3. 時々ひもを見直す。茎は太くなるので、食い込む前にゆるめます

支柱の先は、目の高さにくると危険です。先端にキャップをつけたり、子どもの目の高さに出ないよう短くしたりして、人の目を突かないように。倒れそうな大きな鉢は、風で倒れない所、落ちても人に当たらない位置に置いてください。ベランダでは手すりの外側に出さず、避難経路をふさがないようにします。

鉢の大きさの考え方——根が回っていたら、一回り大きく

株が大きくなったのに鉢が小さいままだと、根が詰まって水がすぐ抜けたり、重い葉を支えきれず鉢ごと倒れたりします。鉢底から根がはみ出している、水をやるとすぐ流れ出てしまうようなら、鉢が窮屈になっているサインです。

状態 考え方
根が鉢底から出ている・水がすぐ抜ける 一回り大きい鉢へ。暖かくなってからが安心
鉢が軽くて株が倒れやすい 安定感のある重めの鉢にして、支柱を併用
大きすぎる鉢にしたい 土が乾きにくく水が多くなりがち。一気に大きくしない

鉢の号数は、株の大きさに合わせて「今の鉢より一回り上」くらいから考えるのが目安です。土を足す時は移植ごてがあると作業しやすく、古い土の行き先は植木鉢の土の捨て方で自治体の決まりを確認できます。鉢底石の要不要はプランターに鉢底石はいらない?も参考にしてください。

切り口の汁と、子ども・ペットの注意

セロームは、茎や葉を切った所から汁が出ることがあります。手入れの時は、次の順番を守ってください。

切り口の汁 3手順1手袋をする切る前に手袋2水で洗うついたらすぐ水で3目をこすらない目に入った・痛む→医療機関へ

汁の毒性の強さについては、はっきり分かっていることが少ないので、基本を守るのがいちばん確実です。葉や茎、落ちた葉、汁を口に入れないように、小さな子どもの手の届かない所に置いてください。猫や犬、小鳥が葉をかじることもあるので、届かない高さに。気になる時は、かかりつけの獣医さんに相談してください。

切る時のはさみは清潔なものを使い、刃先を人に向けず、使い終わったら子どもの手の届かない所へ。垂れた葉を切る時も、同じです。

ゆきこ( ゚Д゚)『葉が垂れるとつい水をあげたくなりますよね。でも先に土と鉢の重さを確かめるのが、遠回りに見えていちばん確実だと思います』

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まとめ:水をやる前に土と鉢の重さを見る。傾きは支柱でゆるく支える

  1. 垂れる原因は4つ。水不足、水の多さ、冬の冷え、葉の重さ
  2. 水をやる前に土と鉢の重さを見る。足りない時は鉢底から流れるまで、受け皿の水は捨てる
  3. 湿ったまま垂れるなら水を止める。冬は夜だけでも窓から離す
  4. 支柱は鉢の縁の近くに差し、茎をひもでゆるく8の字に留める。目を突かない置き方に
  5. 切り口の汁は手袋、ついたら水で洗う。口に入れない、目をこすらない、心配な時は医療機関へ

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

セロームの葉が垂れる時の早見表:原因は水が足りない、水が多くて根が弱った、冬の冷え、葉が重くなって傾いたの4つ。土がからからで鉢が軽ければ鉢底から流れるまで水をやり受け皿の水は捨てる。土が湿ったまま鉢が重ければ水やりを止める。冬は夜だけでも窓から離し冷たい風を避ける。倒れる時の支柱は、鉢の縁の近くに差して、茎をひもでゆるく8の字に留める。鉢は根が鉢底から出ていたら一回り大きく。切り口の汁は手袋をして、ついたら水で洗い、目をこすらない。目に入った時や痛む時は医療機関へ。葉や汁を口に入れない、子どもの手の届かない所、猫や犬がかじらない所へ

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