フーガスとフォカッチャの違い——形と食べ方の見分け方

食

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パン売り場の平たいパンの棚には、いろいろな形のパンが並んでいます。葉っぱのような形に切れ目が入ったパンもあれば、四角くてくぼみのあるパンもあって、「フーガス」「フォカッチャ」と名前が書かれています。どちらも平たくて似ているので、何が違うのか気になりますよね。

先に結論をひとつ。フーガスは、葉っぱや麦の穂のような形に切れ目を入れて焼く平たいパンで、フォカッチャは平たい生地にくぼみをつけてオリーブ油の風味を楽しむパンだと言われます。さらに、フーガスは外がかりっとした物が多く、フォカッチャはふんわりした物が多い、というのが見分けの目安です。順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 気になる点から自分の章へ違いをざっくり知りたい→形と食感の早見表第1章へ ▶具がのっている→具で見分ける第2章へ ▶温めて食べたい→食べ方の考え方第3章へ ▶固い・日持ち・アレルギー→表示を見て小さく第4章へ ▶

ケース別に読む:違いをざっくり知りたい人|具がのっている人|温めて食べたい人|固さ・日持ち・アレルギーが気になる人

4コマ漫画|フーガスとフォカッチャ、どっち?1?平たいパンが二つ並んでる…パン売り場で迷う2同じ平たいパンでしょ、と選ぶ見ずに決めつけはNG3切れ目くぼみ切れ目かくぼみかを見る形が最初の手がかり4形で見分けると選びやすい違いが分かった

形と食感の早見表——フーガスとフォカッチャ

フーガスは、フランスの南のほうで親しまれてきたパンだと言われます。フォカッチャは、イタリアで親しまれてきたパンだと言われます。どちらも歴史の長いパンで、地域や作り手によって形や味つけにいろいろな種類があります。ここでは、見分けるための目安をまとめます。

フーガス フォカッチャ
形 葉っぱや麦の穂のような形。切れ目から穴があいたように見える 四角や丸などの平たい形。表面にくぼみがある
食感の目安 外側はかりっとして、中は軽い ふんわり、もちっとした物が多い
風味 小麦の香りが主役のことが多い オリーブ油の風味が目立つことが多い
のせる物 オリーブやチーズなどが入る物もある 香草や野菜などをのせる物もある
形と食感の見分けフーガス切れ目のある葉の形・外がかりっとフォカッチャ平たくくぼみがある・ふんわり

ただし、どちらも作り手によって違いが大きく、はっきり線を引けない部分もあります。「フーガス風」「フォカッチャ風」と書かれた物もあるので、形と食感を手がかりにしつつ、名称や原材料の表示を合わせて見ると安心です。

名前の呼び方は、国や地域、お店によって少しずつ違います。たとえば、似た平たいパンを別の名前で呼ぶ地域もあるようです。名前に引っ張られすぎず、「切れ目か、くぼみか」「外がかりっとか、ふんわりか」という、目で見て分かる手がかりを大切にすると、迷いにくくなります。

もうひとつ、サイズも見分けの手がかりになります。大きなまま売られている物は、家族で分けて食べるのに向いています。一人分に切ってある物は、持ち運びや朝食に向いています。買う目的を先に決めておくと、形や大きさの選び方がすっきりします。

具がのっている時の見分け方

オリーブやチーズ、ハーブ、トマトなど、具がのっていたり練り込まれていたりすると、一見どちらか分かりにくくなります。そんな時は、具ではなくパン全体の形を見てください。

  • 切れ目が入って、穴のあいた葉っぱの形ならフーガスの仲間と考えます
  • 表面にくぼみがあり、平たい四角や丸ならフォカッチャの仲間と考えます
  • どちらとも言いにくい形の時は、名称の表示や、お店のポップを確かめます

具のあるなしは、味の好みで選ぶ時の手がかりです。オリーブが苦手ならオリーブ入りを避ける、チーズが好きならチーズ入りを探す、というように選べます。原材料の表示を見ると、何が入っているか分かります。

パン売り場でたくさん並んでいると迷いますが、まず形で絞り込み、次に具を見る。この順番にすると、選びやすくなります。

食べ方の考え方——ちぎる・温める・盛りつける

💡 この困りごとへの提案

どちらのパンも、ナイフで切るより手でちぎって食べるのに向くと言われます。フーガスは切れ目に沿ってちぎりやすい形ですし、フォカッチャもくぼみの所から手で分けやすいことが多いです。食卓では、木のボードに並べて、みんなでちぎって食べると雰囲気が出ます。


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切り分けたい時は、パン切りナイフを使うと、つぶさずに切れます。刃先は人に向けず、使い終わったら子どもの手の届かない所に片づけてください。

温め直すと、外側の香ばしさが戻ることがあります。トースターで温める時は、焦げやすいので、そばを離れず、様子を見ながらが基本です。アルミホイルを使う場合は、お使いの機種の説明書の範囲で使ってください。時間や温度は、パンの大きさや厚み、機種で違います。袋や店の案内に温め方が書いてあれば、そのとおりにしてください。

温め直しのOKとNGこうするそばを離れない焦げやすいので様子を見るアルミホイルは説明書の範囲で温め方は袋や店の案内に従うしない目を離して放っておく焦げたまま食べる固い物を急いで食べる小さな子に大きいまま出す

パンの固さが気になる時の考え方は、フランスパンが硬くて食べにくい時にもまとめています。パンの固さの見方は共通する所があるので、参考にしてください。

温め直しの基本を、別のパンで見たい方はカレーパンの温め直し方もどうぞ。パンの種類は違っても、焦げに注意する考え方は同じです。

合わせる物は、好みで選んで大丈夫です。スープのそばに添える、サラダと一緒にひと皿にする、といった食べ方がよく知られています。味が濃いパンなら、飲み物やスープで口の中をさっぱりさせながら食べると、食べやすいと感じる人もいます。分量や作り方にとらわれず、「ちぎって、好きな物と食べる」という気楽さを楽しんでください。

固さ・日持ち・アレルギー——表示を見て、小さく切って

フーガスは外側が固い物が多く、上あごに当たって痛いと感じる人もいます。小さな子には、小さくちぎって、座って、飲み物と一緒に食べるのが基本です。年齢で一律には決められないので、子どもの様子を見て判断してください。歩きながら、急いで食べるのは避けます。

アレルギーの表示も確認しましょう。どちらのパンも、小麦を使います。オリーブやチーズが入る物は、乳などが入ることもあります。食べられるかどうかは人によって違うので、商品ごとの表示を見て、分からなければお店に聞いてください。

日持ちは、袋やお店の表示を見てください。何日もつかは、商品によって違います。時間がたつと固くなりやすいパンなので、買ったら早めに食べるのが基本です。

食べる前には、カビ、いつもと違う酸っぱいにおい、色の変化、ぬめりなどの異常がないか確かめます。異常があれば、食べないでください。

ゆきこ( ゚Д゚)『似たパンは、まず形を見て、次に表示を見ると意外と迷わないと思います。固いパンは、小さくちぎるだけで食べやすくなりますよね』

買ったあと、どう持ち帰る? 袋の中で押しつぶされないように、上に重い物をのせない持ち方をします。具のある物は、油が袋につくこともあるので、紙やラップに包まれた状態のまま持ち帰ります。

よくある疑問——どちらを選ぶ?

ふんわりが好きなら、どちらですか? ふんわりした食感が好きなら、フォカッチャのほうが合うことが多いと言われます。外がかりっとした食感が好きなら、フーガスが向いています。

食卓に出すなら? どちらも、スープやサラダと一緒に出すとよく合うと言われます。ちぎって並べると、取り分けやすくなります。

お土産に選ぶなら? 日持ちの表示がしっかりしている物を選びます。アレルギーのある人がいる場合は、渡す前に原材料を確かめておくと安心です。

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パンの温め直しの考え方はカレーパンの温め直し方へ。パンが固い時の見方はフランスパンが硬くて食べにくい時へ。形の違いを見分ける考え方はクグロフとパウンドケーキの違いにもまとめています。

まとめ:形で見分け、表示を見て、小さくちぎる

  1. 葉っぱの形で切れ目があればフーガス、平たくてくぼみがあればフォカッチャが目安
  2. 食感は、フーガスが外かりっと、フォカッチャがふんわりの物が多い
  3. 具がのっていても、まず全体の形を見る
  4. トースターは焦げやすい。そばを離れず、温め方は袋や店の案内に従う
  5. 小麦のアレルギー表示を確認。固い物は小さくちぎって、飲み物と一緒に

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

フーガスとフォカッチャの違いの早見表:フーガスは葉っぱや麦の穂のような形に切れ目が入った平たいパンで外がかりっとした物が多い。フォカッチャは四角や丸の平たい形で表面にくぼみがあり、ふんわりした物が多くオリーブ油の風味が目立つ。具がのっていても全体の形で見分ける。手でちぎって食べるのに向く。トースターで温める時は焦げやすいのでそばを離れず、アルミホイルは機種の説明書の範囲で、温め方は袋や店の案内に従う。ナイフは刃先を人に向けず子どもの手の届かない所へ。小麦のアレルギー表示を確認し、オリーブやチーズ入りは乳なども確かめる。日持ちは袋や店の表示で見て、カビ、酸っぱいにおい、色の変化、ぬめりがあれば食べない。外側が固いので、小さな子には小さくちぎって座って飲み物と一緒に

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