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パン売り場の平たいパンの棚には、いろいろな形のパンが並んでいます。葉っぱのような形に切れ目が入ったパンもあれば、四角くてくぼみのあるパンもあって、「フーガス」「フォカッチャ」と名前が書かれています。どちらも平たくて似ているので、何が違うのか気になりますよね。
先に結論をひとつ。フーガスは、葉っぱや麦の穂のような形に切れ目を入れて焼く平たいパンで、フォカッチャは平たい生地にくぼみをつけてオリーブ油の風味を楽しむパンだと言われます。さらに、フーガスは外がかりっとした物が多く、フォカッチャはふんわりした物が多い、というのが見分けの目安です。順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:違いをざっくり知りたい人|具がのっている人|温めて食べたい人|固さ・日持ち・アレルギーが気になる人
形と食感の早見表——フーガスとフォカッチャ
フーガスは、フランスの南のほうで親しまれてきたパンだと言われます。フォカッチャは、イタリアで親しまれてきたパンだと言われます。どちらも歴史の長いパンで、地域や作り手によって形や味つけにいろいろな種類があります。ここでは、見分けるための目安をまとめます。
| フーガス | フォカッチャ | |
|---|---|---|
| 形 | 葉っぱや麦の穂のような形。切れ目から穴があいたように見える | 四角や丸などの平たい形。表面にくぼみがある |
| 食感の目安 | 外側はかりっとして、中は軽い | ふんわり、もちっとした物が多い |
| 風味 | 小麦の香りが主役のことが多い | オリーブ油の風味が目立つことが多い |
| のせる物 | オリーブやチーズなどが入る物もある | 香草や野菜などをのせる物もある |
ただし、どちらも作り手によって違いが大きく、はっきり線を引けない部分もあります。「フーガス風」「フォカッチャ風」と書かれた物もあるので、形と食感を手がかりにしつつ、名称や原材料の表示を合わせて見ると安心です。
名前の呼び方は、国や地域、お店によって少しずつ違います。たとえば、似た平たいパンを別の名前で呼ぶ地域もあるようです。名前に引っ張られすぎず、「切れ目か、くぼみか」「外がかりっとか、ふんわりか」という、目で見て分かる手がかりを大切にすると、迷いにくくなります。
もうひとつ、サイズも見分けの手がかりになります。大きなまま売られている物は、家族で分けて食べるのに向いています。一人分に切ってある物は、持ち運びや朝食に向いています。買う目的を先に決めておくと、形や大きさの選び方がすっきりします。
具がのっている時の見分け方
オリーブやチーズ、ハーブ、トマトなど、具がのっていたり練り込まれていたりすると、一見どちらか分かりにくくなります。そんな時は、具ではなくパン全体の形を見てください。
- 切れ目が入って、穴のあいた葉っぱの形ならフーガスの仲間と考えます
- 表面にくぼみがあり、平たい四角や丸ならフォカッチャの仲間と考えます
- どちらとも言いにくい形の時は、名称の表示や、お店のポップを確かめます
具のあるなしは、味の好みで選ぶ時の手がかりです。オリーブが苦手ならオリーブ入りを避ける、チーズが好きならチーズ入りを探す、というように選べます。原材料の表示を見ると、何が入っているか分かります。
パン売り場でたくさん並んでいると迷いますが、まず形で絞り込み、次に具を見る。この順番にすると、選びやすくなります。
食べ方の考え方——ちぎる・温める・盛りつける
💡 この困りごとへの提案
どちらのパンも、ナイフで切るより手でちぎって食べるのに向くと言われます。フーガスは切れ目に沿ってちぎりやすい形ですし、フォカッチャもくぼみの所から手で分けやすいことが多いです。食卓では、木のボードに並べて、みんなでちぎって食べると雰囲気が出ます。
切り分けたい時は、パン切りナイフを使うと、つぶさずに切れます。刃先は人に向けず、使い終わったら子どもの手の届かない所に片づけてください。
温め直すと、外側の香ばしさが戻ることがあります。トースターで温める時は、焦げやすいので、そばを離れず、様子を見ながらが基本です。アルミホイルを使う場合は、お使いの機種の説明書の範囲で使ってください。時間や温度は、パンの大きさや厚み、機種で違います。袋や店の案内に温め方が書いてあれば、そのとおりにしてください。
パンの固さが気になる時の考え方は、フランスパンが硬くて食べにくい時にもまとめています。パンの固さの見方は共通する所があるので、参考にしてください。
温め直しの基本を、別のパンで見たい方はカレーパンの温め直し方もどうぞ。パンの種類は違っても、焦げに注意する考え方は同じです。
合わせる物は、好みで選んで大丈夫です。スープのそばに添える、サラダと一緒にひと皿にする、といった食べ方がよく知られています。味が濃いパンなら、飲み物やスープで口の中をさっぱりさせながら食べると、食べやすいと感じる人もいます。分量や作り方にとらわれず、「ちぎって、好きな物と食べる」という気楽さを楽しんでください。
固さ・日持ち・アレルギー——表示を見て、小さく切って
フーガスは外側が固い物が多く、上あごに当たって痛いと感じる人もいます。小さな子には、小さくちぎって、座って、飲み物と一緒に食べるのが基本です。年齢で一律には決められないので、子どもの様子を見て判断してください。歩きながら、急いで食べるのは避けます。
アレルギーの表示も確認しましょう。どちらのパンも、小麦を使います。オリーブやチーズが入る物は、乳などが入ることもあります。食べられるかどうかは人によって違うので、商品ごとの表示を見て、分からなければお店に聞いてください。
日持ちは、袋やお店の表示を見てください。何日もつかは、商品によって違います。時間がたつと固くなりやすいパンなので、買ったら早めに食べるのが基本です。
食べる前には、カビ、いつもと違う酸っぱいにおい、色の変化、ぬめりなどの異常がないか確かめます。異常があれば、食べないでください。
ゆきこ( ゚Д゚)『似たパンは、まず形を見て、次に表示を見ると意外と迷わないと思います。固いパンは、小さくちぎるだけで食べやすくなりますよね』
買ったあと、どう持ち帰る? 袋の中で押しつぶされないように、上に重い物をのせない持ち方をします。具のある物は、油が袋につくこともあるので、紙やラップに包まれた状態のまま持ち帰ります。
よくある疑問——どちらを選ぶ?
ふんわりが好きなら、どちらですか? ふんわりした食感が好きなら、フォカッチャのほうが合うことが多いと言われます。外がかりっとした食感が好きなら、フーガスが向いています。
食卓に出すなら? どちらも、スープやサラダと一緒に出すとよく合うと言われます。ちぎって並べると、取り分けやすくなります。
お土産に選ぶなら? 日持ちの表示がしっかりしている物を選びます。アレルギーのある人がいる場合は、渡す前に原材料を確かめておくと安心です。
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パンの温め直しの考え方はカレーパンの温め直し方へ。パンが固い時の見方はフランスパンが硬くて食べにくい時へ。形の違いを見分ける考え方はクグロフとパウンドケーキの違いにもまとめています。
まとめ:形で見分け、表示を見て、小さくちぎる
- 葉っぱの形で切れ目があればフーガス、平たくてくぼみがあればフォカッチャが目安
- 食感は、フーガスが外かりっと、フォカッチャがふんわりの物が多い
- 具がのっていても、まず全体の形を見る
- トースターは焦げやすい。そばを離れず、温め方は袋や店の案内に従う
- 小麦のアレルギー表示を確認。固い物は小さくちぎって、飲み物と一緒に
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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