ガウラが増えすぎた時——こぼれ種と株の広がりを抑える手入れ

家事

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細い茎に白やピンクの小さな花がひらひらと揺れるガウラは、庭に軽やかな雰囲気をくれる花です。ところが、数年たつと、あちこちから芽が出てきて、「こんなに増えるなんて」と驚くことがあります。植えた覚えのない場所にまで顔を出されると、困ってしまいますよね。

先に結論をひとつ。ガウラが増えすぎるのは、「こぼれ種で芽が出る」「株が年々大きくなる」「切り戻さずに伸び放題になる」の3つが主な理由で、花がらをこまめに切り、芽は小さいうちに抜くと、広がりを抑えやすくなります。自分の状況に近い章から、順番に読んでいきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ芽があちこちから出る→小さいうちに根ごと抜く→第3章花が終わった→種の前に花がらを切る→第2章株が大きすぎる→手の届く高さで切り戻す→第4章伸びすぎて傾く→切り戻しで背を低く→第4章植える前→通路から離して決める→第5章

ケース別に読む:花が終わった人|芽があちこちから出る人|株が大きすぎる人・伸びすぎた人|植える前の人|子どもやペットがいる人

4コマ漫画|増えすぎたガウラあちこちに芽が…1こぼれ種で芽が出るそのうち消えるかな2芽を放っておく小さいうちに根ごと抜く3芽は根ごと抜く種ができる前に4花がらを切って広がりを抑える

増える3つの理由——種がこぼれる・株が広がる・伸び放題

ガウラは、花が終わると小さな種ができます。その種が地面にこぼれて、翌年の春から芽が出る。これがいちばん大きな理由です。細い茎に咲く花なので、種ができているのが目立ちにくく、気づいた時にはあちこちに広がっていることが多いんです。

増える3つの理由1種がこぼれるあちこちで芽が出る2株が大きくなる年々横へ広がる3切り戻さない背が高くなる
理由 何が起きるか 先にできる備え
種がこぼれる 花が終わると種ができ、地面に落ちて翌年に芽が出る 種ができる前に花がらを切る
株が大きくなる 株元が太くなり、年々横にも広がる 広がってよい範囲を先に決める
切り戻さない 茎が長く伸びて、倒れて場所を取る 手の届く高さで切り戻す

どれも、ガウラが丈夫で育てやすい花だからこそ起きることです。手のかからない花なので、一度根づくと、放っておいても毎年顔を出してくれます。その分、増える前提で場所を決めておくと、慌てなくて済みます。

どのくらい増えるかは、日当たりや土、その年の天気で変わります。同じ庭でも、よく増える場所と、ほとんど増えない場所があるのはそのためです。増えやすい場所が分かれば、そこだけ重点的に見回すと、手入れの手間を減らせます。

こぼれ種を減らす——花がらを早めに切る

広がりを抑えるいちばんの近道は、種ができる前に花がらを切ることです。咲き終わった花は、そのままにしておくと、種になって落ちていきます。

  • 咲き終わった花を見つけたら切る。茎の先に花が残っている間は、まだ種ができていません。見つけたその日に切る習慣にすると、種が落ちません
  • 花のついた茎ごと、手の届く高さで切る。茎の途中、葉のあるつけ根の少し上で切ります
  • 切った花がらは、その場に落とさず集める。落としたままだと、中の種が地面に落ちることがあります
  • 最後の花が終わる頃に、まとめて見直す。見落とした花がらがないか、株のまわりを確かめます

はさみは清潔なものを使い、刃先を体に向けないでください。使い終わったら、子どもの手の届かない所に片付けます。

種をわざと取って増やしたい場合は、口に入れないよう小さな容器に分けて、子どもの手の届かない所に保管してください。

芽があちこちから出る人に——小さいうちに根ごと抜く

こぼれ種から出た芽は、小さいうちに根ごと抜くのが、いちばん楽です。ガウラは根が深く伸びる性質があるので、大きくなってからだと、抜くのに力が要ります。

芽は小さいうちに抜く小さいうちに根ごと抜く大きくなると根が深く抜きにくい
  • 雨のあと、土が柔らかい日に抜く。根が切れにくく、きれいに抜けます
  • 株元に近い所をつかんで、まっすぐ引き上げる。草抜きの道具を使うと、根の下に差し込んで持ち上げられるので、手が汚れにくくなります
  • 根が途中で切れたら、残った根も掘る。細い根が残っていると、また芽が出ることがあります
  • 抜いた芽は、自治体のごみの出し方に従って処分する。公園や空き地に捨てたり、ほかの場所に植えたりしないでください

草抜きの道具は、先が尖っているので、刃先を体や人に向けないでください。使い終わったら土を落として、子どもの手の届かない所へしまいます。

除草剤などの薬剤を使いたくなる場面があるかもしれません。使う時は、製品の表示どおりに、まわりの植物にかからないよう注意してください。この記事では、手で抜く方法を中心にまとめています。軍手や手袋が泥で汚れた時は軍手の泥汚れと臭いの取り方もどうぞ。

株が大きすぎる・伸びすぎた時——手の届く高さで切り戻す

株が大きくなりすぎて場所を取る、茎が長く伸びて倒れてきた、という時は、切り戻しで背を低くします。

  • 手の届く高さで、半分くらいまで切る。切る位置は、葉のある節の少し上にします
  • 切る時期は、花が一段落した頃を目安にする。月は地域や年で違います
  • 一度に全部切らない。株の半分ずつなど、様子を見ながら進めると、株への負担が軽くなります
  • 高い所は無理をしない。脚立に乗る必要はありません。手が届く範囲だけにします

切り戻したあとは、しばらく花が少なくなることがあります。新しい茎が伸びて、また花をつけるのを待ちましょう。切った茎や葉は集めて、自治体のごみの出し方に従って処分します。

倒れてしまう悩みの方は、ガウラが倒れる時で、支柱の立て方や咲かない・枯れる時の見方にまとめています。切り戻しと支えを組み合わせると、きれいに整います。

植える場所の決め方——通路から離す・境から離す・共用部は規約を見る

これから植える人や、植え替えを考えている人は、場所選びで広がりをかなり抑えられます。

植える場所の目安通路1通路から離すはみ出しても安心境2隣との境から離す越境を防ぐ共用3共用の花壇規約を先に見る
  • 通路や玄関から離す。こぼれ種の芽が通路に出ても、困りにくい位置にします
  • 隣家との境から離す。種や茎が境をこえて越境することがあります。はみ出した時は、早めに話し合いましょう
  • 共用の花壇は管理規約を確認する。集合住宅の共用部や、自治会の花壇に、勝手に植えないでください
  • 鉢植えにする。地面に直接植えるより、こぼれ種の広がりを抑えやすくなります。ベランダに置く時は、落ちない位置にします

すでに庭のあちこちに広がっている場合も、いちどに片付けなくて大丈夫です。花がらを切る、芽を抜く、の2つを毎年くり返すだけで、数年かけて落ち着いていきます。気づいた時に、少しずつ進めていきましょう。

植える範囲をはっきりさせたい時は、花壇の仕切りを使う方法もあります。仕切りの考え方はアナベルは庭に植えてはいけない?にもまとめています。

子どもやペットがいる庭で——種や花を口に入れない

ガウラの種や花は、小さくて目につきにくいので、次の点に気をつけてください。

  • 子どもが、種や花を口に入れないように、手の届く低い所の花がらはこまめに切る
  • 猫・犬・小鳥が、葉や花をかじらないように、出入り口から離して育てる
  • 切った花がらや抜いた芽は、集めてすぐ片付ける
  • 口に入れてしまった時は、医療機関や中毒の相談窓口へ連絡する

ゆきこ( ゚Д゚)『正直、ガウラは増えるのが悪いというより、増える前提で場所を決めておく花だと思います。花がらをこまめに切って、芽は小さいうちに抜く、これだけでかなり楽になりますよね』

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あわせて読みたい

伸びすぎて倒れる時の支柱の立て方はガウラが倒れる時、広がる花を決めた範囲に収める考え方はアナベルは庭に植えてはいけない?、軍手が泥で汚れた時の手入れは軍手の泥汚れと臭いの取り方にまとめています。抜いた芽や花がらを袋にまとめて出す時はゴミ袋の結び方(取っ手なし)もどうぞ。

まとめ:ガウラは花がらを早めに切り、芽は小さいうちに根ごと抜く

  1. 増える理由は3つ。こぼれ種・株の広がり・伸び放題
  2. 種ができる前に花がらを切る。切った花がらは集めて片付ける
  3. 芽は小さいうちに根ごと抜く。雨のあとの柔らかい土が抜きやすい
  4. 伸びすぎたら手の届く高さで切り戻す。一度に全部切らない
  5. 場所は通路・隣家の境から離す。共用の花壇は規約を確認する

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

ガウラが増えすぎた時の早見表:増える理由は3つ、こぼれ種で芽が出る、株が年々大きくなる、切り戻さずに伸び放題になる。種ができる前に花がらを早めに切り、切った花がらは集めて片付ける。芽は小さいうちに雨のあとの柔らかい土で根ごと抜き、抜いた芽は自治体のごみの出し方に従う。伸びすぎたら手の届く高さで半分くらいまで切り戻し、一度に全部切らない。植える場所は通路や隣家の境から離し、共用の花壇は管理規約を確認する。種や花を子どもが口に入れないように、猫や犬がかじらないように気をつける

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