ガーゼがミルク臭い時——においが残る理由と、洗い方・乾かし方の見直し

子供・育児・子育て

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洗ったはずのガーゼから、ふっとミルクのにおいがする。吐き戻しやよだれが付いたガーゼを洗濯しても、なんとなく残っている気がして、また洗い直してしまう。そんな経験がありそうですよね。赤ちゃんの物だけに、においが残っていると気になります。

先に結論をひとつ。ミルクや吐き戻しが付いたガーゼは、時間がたつとにおいが残りやすいので、使ったら早めに水で下洗いして、洗剤は表示どおりに洗い、すすぎをしっかり行って、よく乾かすのが基本です。それでも残る時は、洗い方や干し方のどこかが合っていないことが多いので、順番に見直していきましょう。塩素系と酸性の物は、同じ時に使わないでください。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ使った直後→まず水で下洗いする第2章へ ▶洗ってもにおう→すすぎと洗い方を見直す第3章へ ▶生乾きのにおい→干し方を変える第4章へ ▶黄ばみもある→表示を見て酸素系漂白剤第5章へ ▶

ケース別に読む:においの理由を知りたい人|使った直後の人|洗ってもにおう人|生乾きが心配な人|黄ばみもある人|それでも取れない人

4コマ漫画|ガーゼのミルクのにおいガーゼがにおうまた残ってる…使ったガーゼ1洗ってもにおいが残るあとで洗おうそのうち洗うね汚れたまま放置2汚れが乾いて残りやすい水で下洗いまず水で流してから洗おう洗い桶3使ったらすぐ下洗い広げて干すすすぎもしっかり間をあけて干す干しガーゼ4においが残りにくくなる

においが残る理由——汚れが残る・生乾きになる、の2つ

ミルクのにおいが取れない時は、大きく2つの理由が考えられます。

  • 汚れが繊維の奥に残っている。ミルクや吐き戻しの汚れは、乾くと繊維の間に入り込んで残りやすいと感じることがあります。薄くて目の粗いガーゼは、水を含みやすい反面、汚れが入り込みやすい面もあります
  • 生乾きになっている。洗ったあとに乾くまでの時間が長いと、においが出やすくなります。洗濯かごに入れっぱなしにしたり、重ねて干したりすると乾きが遅れます

この2つは重なることも多く、洗い方だけ変えても、干し方が合っていなければ変わりません。逆に、干し方だけ変えても、汚れが落ちきっていなければにおいは残ります。次の章から、場面別に見ていきます。

ちなみに、においの感じ方は人によっても、その日の体調によっても違います。「自分の鼻だけでは判断しづらい」と感じた時は、乾いたガーゼを手に取って、顔から少し離して軽くあおいでみてください。濡れている間は気づかなかったにおいが、乾いてから出てくることもあります。洗ったあとは、乾いた状態で確かめる習慣をつけておくと、見直した結果もわかりやすくなります。

こんな時 まず見直すこと
使った直後 水で下洗いする。乾かさない
洗ってもにおう 洗剤の量を表示で確かめる。すすぎを増やす
生乾きのにおい 間をあけて広げて干す
黄ばみもある 漂白剤の表示を見てから使う

使った直後の下洗い——汚れを乾かさないのが近道

ミルクや吐き戻しが付いたガーゼを、「あとでまとめて洗おう」と置いておくと、汚れが乾いて繊維に張り付きやすくなります。気づいたら、水でさっと流して汚れを浮かせてから、洗濯に回すのがおすすめです。

下洗いから洗うまでの流れ1水で下洗いまず汚れを流す→2表示どおりに洗う洗剤の量は表示で→3すすぎ念入り洗剤を残さない
  1. 使ったら水で下洗いする。流水で汚れを流し、軽く絞ります。洗剤はまだ使わなくて大丈夫です
  2. 洗剤は製品の表示どおりに。量を増やせば落ちるわけではありません。多すぎると、すすぎきれずに残ってしまいます
  3. すすぎは念入りに。赤ちゃんの物なので、洗剤が残らないようにしっかりすすぎます

まとめて洗うまで時間があく時は、下洗いしたガーゼを一時的に洗い桶などに置いておくと、においが広がりにくくなります。洗濯表示がある時は、水温や洗い方の指定を先に確かめてください。

洗ってもにおう時——つけ置きとすすぎの見直し

下洗いも洗剤もきちんとしているのににおう時は、つけ置きやすすぎの増やし方を試してみてください。つけ置きに使う洗剤や漂白剤は、種類によって使える素材や用途が違うので、必ず製品の表示を見て、ベビー用品に使えるか、その素材に使えるかを確かめてください。

  • つけ置きの量・時間・水温は、洗剤の表示の範囲で
  • 手荒れが心配な時は、ゴム手袋を使う
  • つけ置いたあとは、水を替えながらしっかりすすぐ
  • 使い終わった洗い桶は、洗って乾かしてから片づける

洗濯機でのすすぎを増やす方法もあります。機種によって設定の仕方が違うので、取扱説明書で確かめてください。洗剤を増やすより、すすぎを増やす方が、においの対策としては試しやすいことがあります。

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生乾きのにおい——干し方を変える

洗ったあとのにおいは、生乾きが原因のことがあります。ガーゼは薄いので乾きやすい素材ですが、重ねたり丸めたりすると途端に乾きにくくなります。

干し方の見直しOKNG広げて間をあけて干す風が通る場所に干す濡れたまま重ねるかごに入れっぱなし
  • 1枚ずつ広げて、間をあけて干す。ピンチハンガーなら、洗濯ばさみで2点を留めて広げます
  • 風が通る場所を選ぶ。部屋干しの時は、窓を少しあけるか、扇風機やサーキュレーターで風を通します
  • 取り込んだらすぐしまわない。触って冷たさや湿り気が残っていないか確かめてから畳みます

洗濯かごに濡れたガーゼを入れっぱなしにするのも、においが出やすくなるきっかけです。洗い終わったら、早めに干しましょう。

赤ちゃんの衣類やガーゼは、大人の洗濯物と分けて洗う家もあります。分けるかどうかは自由ですが、汗や皮脂の汚れが多い物と一緒に洗うと、においが移ったように感じることもあります。ガーゼだけを小さなネットにまとめて洗えば、ほかの物との絡まりも減らせます。

黄ばみもある時——漂白剤を使う前に確かめること

ガーゼに黄ばみも出てきた時は、漂白剤を使いたくなりますが、使う前に必ず製品の表示を確かめてください。確かめるのは次の3つです。

  • ベビー用品や肌に触れる布に使えると書かれているか
  • その素材(綿・色柄物など)に使えるか。色柄物は色が抜けることがある
  • 使う量・つけ置きの時間・すすぎ方の指定

白い布に使う漂白剤には、酸素系と塩素系があります。ガーゼのように肌に触れる物では、まず酸素系の表示を確かめるのが無難です。そして何より大事なのが、塩素系の物と、クエン酸・酢などの酸性の物を同じ時に使わないことです。混ざると体に害のあるガスが出ることがあるので、「まぜるな危険」の表示のある物は特に気をつけてください。使う時は、換気をして、手袋をします。

使い終わったら、これまで以上に念入りにすすいでください。漂白剤を布に残さないことが、赤ちゃんの物ではとくに大切です。

漂白剤で変色が心配な時は、目立たない端の部分で試してから全体に使うのが安心です。色柄のガーゼに使うと色が抜けることがあるので、白い物と色柄の物は分けて考えてください。表示に「使えない」と書かれている場合は、無理に使わず、洗い方の見直しで様子を見ましょう。

それでも取れない時は——買い替えや使い分けの目安

洗い方も干し方も見直したのに、においや黄ばみがどうしても取れない時は、ガーゼが役目を終えたと考えてもよいサインです。

  • 生地が薄くなって、洗うたびにへたってきた
  • においが何度洗っても戻ってくる
  • 黄ばみが全体に広がっている

そんな時は、口まわりに使う物は新しいガーゼに替えて、古い物は掃除の布に回すと無駄がありません。ガーゼの使い道はガーゼタオルの使い道に、順番に書いています。

ゆきこ( ゚Д゚)『においが気になると、つい洗剤を足したくなりますよね。でも、足すより先に「流すこと」と「乾かすこと」を見直す方が、結局は近道だと思います』

ミルクを毎回作る家の準備についてはミルクウォーマーはいらない?も、ミルクまわりの道具選びの参考になります。

あわせて読みたい

ガーゼが余っている、使い道に迷っているならガーゼタオルの使い道へ。ミルクの準備そのものを見直したい時はミルクウォーマーはいらない?をどうぞ。

まとめ:下洗い・表示どおり・すすぎ・乾燥の4点を見直す

  1. 使ったら早めに水で下洗い。汚れを乾かさない
  2. 洗剤は表示どおり、すすぎは念入りに。量を増やしすぎない
  3. 干す時は広げて間をあける。生乾きはにおいの元になりやすい
  4. 漂白剤は表示を見てから。ベビー用品に使えるか確かめる
  5. 塩素系と酸性は混ぜない。換気をして手袋をする

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

ガーゼがミルク臭い時の早見表:においが残る理由は、汚れが繊維の奥に残ることと、生乾きになること。使ったらすぐ水で下洗いし、洗剤は表示どおりの量で洗い、すすぎは念入りに行う。洗ってもにおう時は、つけ置きに使う洗剤や漂白剤がベビー用品とその素材に使えるか表示で確かめ、ゴム手袋を使い、しっかりすすぐ。生乾きを防ぐには、1枚ずつ広げて間をあけて風の通る所に干し、濡れたまま重ねない。黄ばみがある時は酸素系の漂白剤を表示どおりに。塩素系と酸性の物は同じ時に使わず、換気と手袋を。取れない時は新しいガーゼに替え、古い物は掃除の布に

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