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お風呂上がりにベビーバスチェアを裏返したら、座面のふちや脚のゴムに、黒い点々。「これ、カビ?」と気づいた瞬間、赤ちゃんの肌に直接触れる物だけに、心配になりますよね。しかも赤ちゃんは何でも口に持っていく時期。ゴシゴシ洗っていいのか、漂白していいのか、そもそも使い続けていいのか、迷いどころが多いんです。
先に結論をひとつ。落とし方には順番があって、「中性洗剤→酸素系漂白剤(表示を見て)→塩素系は薄めて短時間、迷うならやめる」の順で、強い物は最後です。そして、この順番で落ちない黒カビは、ゴムの奥まで根が入っているので、無理に落とすより買い替えを考えるほうが赤ちゃんには安心なんです。黒い点の正体、落とし方の順番、塩素系を使う時の約束、買い替えの目安、二度と生やさない置き方まで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:黒い点の正体を知りたい人|今すぐ落としたい人|塩素系を使うか迷う人|落ちない黒カビがある人|予防したい人
黒い点の正体——ゴムの水分・皮脂・湯気がそろう浴室は、カビの好きな場所
ベビーバスチェアの座面のふち、脚の先、背もたれの継ぎ目。黒い点が出るのは、決まって「ゴムか柔らかい樹脂」の部分ですよね。ゴムは表面に細かい凹凸があって、水分と、赤ちゃんの皮脂や石けんカスをため込みやすいんです。そこに浴室の湯気と温度が加わると、カビにとっては居心地のいい環境がそろってしまいます。
- 黒い点(黒カビ)。ゴムの表面から少しずつ奥へ根を伸ばします。早いうちなら表面で止まっていて、時間がたつほど奥に入ります
- ピンク・オレンジのぬめり。カビではなく酵母や菌の膜で、こちらは中性洗剤とスポンジで落ちることがほとんど。放っておくと黒カビの土台になります
- 白っぽい粉やザラつき。石けんカスや水あかのことが多く、これもカビの栄養になります
つまり、黒い点は「洗い残しと乾き不足が続いた結果」。落とすことも大事ですが、あとで触れる乾かし方と置き場所を変えないと、同じ場所にまた出てきます。ゴムのカビは水筒のパッキンでもよく起きる同じ型の話で、落とし方の考え方は水筒のパッキンのカビの落とし方ともつながっています。
落とし方の順番——中性洗剤→酸素系漂白剤(表示を見て)→強い物は最後
赤ちゃんの肌に直接触れて、口に持っていくこともある物なので、弱い方法から順に試して、落ちたところで止めるのが基本です。いきなり強い薬剤に行かないでくださいね。
| 段階 | やること | 落ちる目安 | 気をつけること |
|---|---|---|---|
| 1. 中性洗剤 | 食器用の中性洗剤とやわらかいスポンジ、細かい所は古い歯ブラシ | ぬめり・表面の薄い黒ずみ | 硬いたわしはゴムを傷めて、次のカビの足場になる |
| 2. 酸素系漂白剤 | ぬるま湯に表示どおりの量を溶かし、外せる部品をつけ置き | 表面に近い黒カビ | 製品の表示で「酸素系漂白剤の使用可」を確認。時間は表示の上限まで |
| 3. 塩素系漂白剤 | 薄めて短時間。迷うならやめる | 奥に入りかけた黒カビ | 第3章の約束を守る。ゴムが硬くなる・変色することがある |
| 4. 落ちない | 買い替えを考える | — | 根が奥まで入っている。削らない・こすりすぎない |
どの段階でも共通の準備は3つ。換気をする、手袋をする、作業中の薬剤とバケツは子どもの手の届かない所に置く。つけ置きのバケツを浴室の床に置いたままにするのは、上の子がいる家では特に避けたいところです。そして、外せる部品は外して洗うと、継ぎ目の奥まで届きます。座面のマットを外した後のずれや代用については、同じ日のベビーバスチェアで背中はどう洗う?でも触れています。
塩素系を使うなら——薄めて短時間、酸性の物と混ぜない、すすぎは念入りに
酸素系で落ちなかった時、塩素系漂白剤(カビ取り剤)に手が伸びますよね。ただ、ベビーバスチェアは肌に触れて、口に入る物。「使っていいか迷うなら、使わない」が正直なところです。どうしても使うなら、次の約束を守ってください。
- 混ぜない。塩素系漂白剤と、酸性の洗剤(クエン酸・お酢・浴室用の酸性洗剤)を一緒に使うと、有害なガスが出ます。同じ日に同じ場所で順番に使うのも避けて、片方を使ったらしっかり流してから。これはどの記事でも必ず書く約束です
- 薄めて短時間。表示どおりか、それより薄めて、様子を見ながら短い時間で。ゴムは塩素で硬くなったり、白っぽく変色したりすることがあります
- すすぎは念入りに。流水で、ぬるぬるした感触と塩素の臭いが消えるまで。ゴムは薬剤を含みやすいので、「見た目がきれい」で止めず、臭いで判断してください
- 換気・手袋・子どもを近づけない。作業中は浴室のドアを閉めて換気扇を回し、子どもとペットは別の部屋に。薬剤とバケツは手の届かない所へ
すすいだ後に赤ちゃんの肌に赤みやかゆそうな様子が出たら、そのバスチェアの使用はいったんやめて、気になる時は小児科や皮膚科に相談してください。「薬剤が残っていたかも」と思ったら、もう一度洗い直すより、次の章の買い替えを考える方が早いこともあります。
落ちない黒カビは買い替え——口に入れる年齢だからこそ、無理に落とさない
順番どおりに試して、それでも黒い点が残る。そういう時は、カビの根がゴムの奥まで入っています。表面をいくらこすっても取れませんし、削ればゴムが傷んで、そこがまた次のカビの足場になります。赤ちゃんはバスチェアのふちや脚をなめたり、かじったりする時期。カビが残った物を口に入れさせない、というのが一番の理由です。
- 買い替えの目安。酸素系までで落ちない黒カビが座面や手の届く所にある、ゴムがベタつく・ひび割れている、外せる部品の裏側まで黒い
- まだ使える目安。中性洗剤か酸素系で落ちた、黒い点が脚の裏など肌や口に触れない所だけで、乾かせば増えない
- 部品だけ替えられることも。座面のマットや脚のゴムだけ交換部品が出ている製品もあるので、メーカーの案内を見てみてください
「もう少し使えそうなのに」と思う気持ちはよく分かります。ただ、バスチェアを使う期間はそれほど長くないですし、カビが気になって毎回ためらうより、きれいな物で気持ちよく入れる方が、お風呂の時間そのものが楽になりますよね。黄ばみの落ちる・落ちないの見分けはバンボの黄ばみの落とし方と考え方が同じです。
そして、どんなにきれいなバスチェアでも、変わらない土台があります。座らせている間は目と手を離さない。浴槽の縁や、湯を張った浴槽の中に置かない。バスチェアは洗い場の床に置いて使う物で、赤ちゃんが自分で抜け出したり、傾いて倒れたりすると、少しの湯でも溺れることがあります。カビ取りより先に、この約束だけは毎回思い出してください。
予防——使ったら乾かす、浴室に置きっぱなしにしない、週1で裏を見る
黒カビは「水分・栄養・温度」がそろって初めて生えます。このうち一番変えやすいのが水分。使ったら乾かす、これに尽きるんです。
- 使った後は湯で流して、水気を切る。石けんカスと皮脂を毎回流すだけで、栄養が減ります。タオルで軽く拭くとさらに早く乾きます
- 浴室に置きっぱなしにしない。湯気の残る浴室は、乾くどころか湿ったままになります。脱衣所か風通しのよい所に立てかけて
- ゴムの部分は特に。座面のふち、脚のキャップ、継ぎ目に水がたまりやすいので、逆さにして水を切る
- 週に1回、裏返して見る。ピンクのぬめりが出ていたら、その日のうちに中性洗剤で。黒くなる前に止めるのが一番楽です
- 月に1回くらい、酸素系のつけ置き。表示で可なら、部品を外して。予防としてのつけ置きは、黒くなってからより短い時間で済みます
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、カビ取りの薬剤を選ぶより、「浴室から出して乾かす」を習慣にする方が、ずっと効くと思っています。カビは落とす物じゃなくて、生やさない物、と思っておくと迷いません』
💡 この困りごとへの提案
買い替えを決めた人は、「ゴムの部品が外せて洗えるか」「継ぎ目が少ないか」「乾かしやすい形か」を見ておくと、次はカビで悩みにくくなります。新生児から使える物は座面の角度が変えられる分、部品が多いので、外して洗える物を選ぶと手入れが楽です。
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座らせたまま背中をどう洗うか、マットがずれる時の代用、目を離さないための約束は、同じ日のベビーバスチェアで背中はどう洗う?にまとめています。バスチェアを含めたお風呂用品の「いる・いらない」はベビーバスはいらない?後悔した理由、同じゴムのカビの落とし方は水筒のパッキンのカビの落とし方、樹脂の黄ばみの見分けはバンボの黄ばみの落とし方もどうぞ。
まとめ:弱い方法から順に。塩素系は混ぜない・すすぎ念入り。落ちなければ買い替え
- 黒い点はゴムの水分と皮脂に生えた黒カビ。ピンクのぬめりはその前ぶれ
- 落とし方は中性洗剤→酸素系(表示を見て)→塩素系は最後。落ちた段階で止める
- 塩素系は薄めて短時間。酸性の物と混ぜない。すすぎは臭いが消えるまで
- 落ちない黒カビは買い替え。口に入れる年齢の物に、カビを残さない
- 使ったら乾かす。浴室に置かない。そして目を離さず、縁や湯の中に置かない
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手順を1枚にまとめました。



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