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買ってきた漬物を冷蔵庫に入れたら、棚に汁がたれていた。袋の底にたまった汁が、いつの間にか野菜室まで広がっている。冷蔵庫を開けたら、なんだか酸っぱいにおいがする。そんな経験があると、「また漏れるかも」と思いながら冷蔵庫に入れることになりますよね。
先に結論をひとつ。漬物の袋から汁が漏れるのは、袋の口の閉じ方、持ち運ぶ時の傾き、角の小さな穴、中のふくらみなど、理由がいくつかあります。開けた後は、汁ごと保存容器に移すか、袋の口を折って留めてからさらに袋か容器に入れて、冷蔵庫の下の段に置くと、汚れにくくなります。そして、袋がふくらんでいたり、いやなにおい・ぬめり・カビがあったりした時は食べないこと。迷ったら食べない。そこまで先に押さえて、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:漏れる理由を知りたい人|開けた後のしまい方|冷蔵庫がくさい人|袋がふくらんでいる人
漏れる理由の早見表——口・傾き・小さな穴・ふくらみ
漬物の袋は、汁と一緒に売られていることが多いので、少しの隙間があるだけで漏れやすくなります。まず、よくある理由を表にしてみました。気になる行から探してみてください。
| 漏れる場面 | 考えられる理由 | まず見ること |
|---|---|---|
| 買ってきた袋がすでに濡れている | 持ち運びで傾いた・袋の角にごく小さな穴 | 袋の角と、口の近くのしわ |
| 一度開けた袋から漏れる | 口の閉じ方がゆるい・折り返しが戻る | 口の折り方と、留め具の位置 |
| 冷蔵庫の中でたれる | 棚に斜めに置いた・ほかの物に押された | 置き方と、周りの荷物 |
| 袋がぱんぱんで口から出る | 中でふくらんでいる | 表示と、袋の様子(第4章) |
漬物は、野菜から出た水分や調味液がたっぷり入っているので、ほかの食品より汁が多めです。しかも袋は薄いビニールなので、棚の角にこすれたり、重い物の下になったりすると、気づかないうちに小さな穴が開くこともあります。
見つけたら、袋の外側を触ってみて、どこが濡れているかをたどってみてください。口の付近が濡れているなら閉じ方、底や角なら穴や傾き、というふうに絞れます。ただ、どこから漏れているか分からない時は、無理に探さず、汁ごと容器に移すほうが早いです。
買い物の帰りに漏らさないコツは、袋をレジ袋の中でも立てておく、ほかの食品の下にしない、冷蔵庫に入れるまで傾けない、の3つです。保冷バッグや、小さなバケツのような入れ物があれば、その中に立てて運ぶと安心です。
開けた後のしまい方——汁ごと容器に移して、冷蔵庫の下の段へ
開けた後の漬物は、袋のまま冷蔵庫に戻すより、汁ごと保存容器に移すのが確実です。袋の口を折って留めたり、クリップで挟んだりしても、袋が倒れれば汁はこぼれます。容器なら、倒れても中身が出にくくなります。
- 容器は汁ごと入る大きさを。野菜が汁から出ていると傷みやすいので、汁につかる深さのものを選びます
- ふたはしっかり留める。ぴったり閉まる密閉タイプが向きます。においも広がりにくくなります
- トレーやバットにのせる。万一、汁がこぼれても、冷蔵庫の棚を汚さずに済みます
- 下の段に置く。上の段に置くと、倒れた時に下の食品へ汁が流れます
- 袋に戻さない。移したあとの袋は処分し、容器を洗って使い回します
💡 この困りごとへの提案
汁ごと入れられる漬物の保存容器が1つあると、袋の口を何度も折って留める手間が省けて楽になります。ぬか漬けなど、においが気になる物にも向きます。
容器に移したあと、「食べきるまでに時間がかかりそう」と感じることもあります。保存の目安は、必ず漬物の袋や容器に書かれた表示を見てください。表示にある期限と保存方法が基本です。酸っぱくなった時の見方は、漬物が酸っぱくなった時でまとめています。
取り分ける時にも、少し気をつけたいことがあります。袋や容器から出す時は、清潔な箸やトングを使い、食べかけの箸を直接入れないようにします。汁に唾液や食べ物のかけらが入ると、傷みやすくなるからです。取り出したあとは、すぐにふたを閉めて冷蔵庫へ戻します。
また、一度に食べきれない量の袋入り漬物は、最初から小分けにして保存すると、冷蔵庫から出し入れする回数が減ります。小さめの容器をいくつか使い、食卓に出す分だけを別の器に取り分ける形なら、袋や大きな容器を倒すこともありません。汁がこぼれにくくなり、においが庫内に広がる心配も小さくなります。
漬物をよく買う家庭では、置き場所を決めておくのもおすすめです。「漬物コーナー」として、下の段の決まった場所にトレーを置いておくと、家族の誰が出し入れしても、同じ場所に同じ向きで戻せます。
こぼれた汁の拭き方とにおい——冷蔵庫がくさい時
汁がこぼれたまま放っておくと、冷蔵庫のにおいの原因になります。気づいたら、早めに拭き取りましょう。
- 庫内の物を、傷みやすい順にいったん出す
- こぼれた汁を、キッチンペーパーで押さえるように吸い取る
- 棚や壁は、台所用の中性洗剤を薄めて拭く(洗剤は混ぜず、製品の表示どおりに)
- 水拭きで洗剤を取り、乾いた布で水気を拭く
- 棚が外せる冷蔵庫なら、取扱説明書の範囲で外して洗う
においが残る時は、すき間や、ドアのゴム部分に汁が入り込んでいることがあります。細い所は、綿棒や使い古した歯ブラシが便利です。電源プラグを抜くかどうかなど、掃除の仕方は冷蔵庫の取扱説明書に従ってください。
冷蔵庫のにおいの出どころが、実は漬物の汁ではなく、ほかの食品の傷みということもあります。においだけで決めずに、庫内を見渡して、カビやぬめりのある食品がないかも見ておきましょう。
ぬか床を冷蔵庫に置いている家庭では、ぬか床の保管にも似た悩みが出やすいです。ぬか床の置き方や、冷蔵庫での扱いはぬか床を冷蔵庫で放置してしまったにまとまっています。
袋がふくらんでいる時——食べない方がいいサイン
漬物の袋がふくらんでいるのは、中で発酵が進んだ時に起きることもあります。ただ、それが「その商品の通常の状態」なのか、「傷んでいる」のかは、見た目だけでは分かりません。
次のような時は、食べるのを控えてください。
- 袋がふくらんでいるのに、表示にそれを説明する記載がない
- 汁にぬめりが出ている、野菜がぬるぬるしている
- 白や緑、黒のカビのようなものが見える
- いつもと違う、鼻をつくようないやなにおいがする
- 色が変わっている部分が広がっている
カビが見える時は、見える部分だけを取り除いても食べません。見えない部分にも広がっている心配があるからです。においだけで判断せず、見た目・手ざわり・袋の状態を合わせて見てください。そして、ここが大事なところですが、迷ったら食べない。もったいないと感じても、体調を崩すほうが大変です。
袋のふくらみの扱いは商品によっても違うので、表示にある「開封後の注意」や、問い合わせ先の案内も見ておくと安心です。お腹の調子が悪くなったり、いつもと違う症状が出たりした時は、医療機関に相談してください。
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酸っぱくなった漬物を食べるか迷った時は漬物が酸っぱくなった時を、冷蔵庫にぬか床を置く場合のしまい方はぬか床を冷蔵庫で放置してしまったもどうぞ。
まとめ:汁ごと容器に移して下の段へ。ふくらみ・ぬめり・カビは食べない
- 漏れる理由は複数。口の閉じ方、傾き、角の穴、ふくらみを順に見ます
- 開けたら汁ごと容器へ。ふたを閉めて、トレーにのせます
- 置き場所は下の段。倒れても下の食品に汁が流れません
- こぼれた汁は早めに拭く。洗剤は混ぜず、表示どおりに使います
- 異常があれば食べない。ふくらみ・ぬめり・カビ・いやなにおい。迷ったら食べません
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。


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