ギボウシが増えすぎた時——株分けの失敗、葉が黄色くなる時とホスタとの違い

家事

※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれています。

庭の日陰でそっと育てていたギボウシが、気づけば大きな株になって、まわりの草花を押しのけている。広がりすぎて、通り道を邪魔している。株分けをしたら、かえって弱ってしまった。そんなふうに、増えすぎたギボウシに困る人は少なくありません。

先に結論をひとつ。ギボウシは、株が大きくなって広がる植物です。増えすぎた時は、株分けで減らすのがひとつの方法です。冬に地上の葉が枯れるのは、休んでいる姿のことがあり、春に芽を出すことがあると言われます。株分けのやり方、失敗した時、葉が黄色くなる時、冬の姿、ホスタとの違い、山菜の取り違えの注意を、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ?広がりすぎた→株分けで減らす第2章へ ▶株分けで弱った→日陰で休ませる第3章へ ▶葉が黄色い→日差し・乾燥・季節第4章へ ▶冬に枯れた→休んでいるかも第5章へ ▶花が咲かない→日当たりと混み合い第6章へ ▶

ケース別に読む:広がりすぎた人|株分けで弱った人|葉が黄色い人|冬に枯れた人|花が咲かない人

4コマ漫画|ギボウシが増えすぎた庭がいっぱいギボウシだらけ…1広がりすぎて困ったやりがち引っこ抜こう!2無理に引き抜くのはNG株分け掘り上げて分けるよ3掘り上げて芽ごとに分ける間をあける間をあけて植えるよ4間をあけて植え直す

増えすぎた時の早見表——減らす・分ける・植え直す

ギボウシは、株元から新しい芽が増えて、年々大きな株になります。株の中心が混み合ってくると、葉が小さくなったり、真ん中がすかすかになったりすることがあります。植える間隔は、品種の大きさで変わるので、札の説明書きを見てください。増えすぎた時の選び方は、次の表のとおりです。

状況 考えること
通り道や隣の草花を押している 株分けして、株の数を減らす
株の真ん中がすかすかになった 掘り上げて、元気な部分を分けて植え直す
葉が小さくなってきた 混み合いのサイン。株分けを考える
置き場所が足りない 分けた株を鉢に植える。譲ることも

植える場所が集合住宅の花壇や、共用の植え込みなら、管理規約と管理会社の決まりが先です。勝手に掘り上げたり、植えたりしないでください。

株分けのやり方の考え方——掘り上げて、根を分ける

株分けは、大きくなった株を掘り上げて、いくつかに分けて植える作業です。時期は、地域と品種で変わります。芽が動き出す前後がよいと言われることもありますが、袋や札の説明書き、園芸店の案内で確かめてください。

株分けの3ステップ1 掘り上げる根を切りすぎない2 芽ごとに分ける清潔な道具で3 間をあけて植える水を与える
  1. 株のまわりに、スコップを差し込んで、根を切りすぎないように掘り上げる
  2. 土を軽く落として、根の状態を見る
  3. 芽がついた部分ごとに、手や清潔な道具で分ける
  4. 傷んだ根や、黒くなった根を取る
  5. 間をあけて植え、水をたっぷり与える

作業の時は、手袋をして、スコップやはさみの刃先を足元や人に向けないでください。お子さんが使う時は、大人がそばで見ます。使い終わった道具は、洗って乾かしておきます。掘り上げた株は、乾かしすぎないよう、日陰に置いて手早く作業を進めてください。作業で汚れた軍手は軍手の洗い方が参考になります。

掘り出した古い土の行き先は植木鉢の土の捨て方で確かめられます。

株分けに失敗した時——しおれたら、日陰で水を見る

株分けのあとに、葉がしおれることがあります。根が切れて、水を吸う力が一時的に落ちているためです。

  • 強い日差しに当てない。明るい日陰で休ませます
  • 水は土の湿りを見て与える。湿りすぎ、乾きすぎのどちらも避けます
  • しおれた葉は無理にむしらない。傷んで枯れた葉だけを取ります
  • すぐ掘り返さない。根を落ち着かせる時間をとります

小さく分けすぎた株は、育つまでに時間がかかることがあります。分ける時は、芽がいくつか付いた、ほどよい大きさを残してください。

分けた株を鉢に植える時は、水はけのよい土を使い、根が窮屈にならない大きさの鉢を選びます。鉢の底から水が抜けることを確かめて、受け皿にたまった水は捨てましょう。

葉が黄色くなる時——日差し・乾燥・季節

ギボウシの葉が黄色くなるのは、いくつかの理由が考えられます。

葉が黄色くなる3つの理由強い日差し日陰へ移す乾燥土の乾きを見る秋の黄葉休む準備のことも
  • 強い日差し。日陰向きの植物で、夏の強い日が当たると、葉が色あせたり黄色くなったりします
  • 乾燥。土が乾ききると、葉の縁から傷みます
  • 季節の変化。秋に黄色くなって枯れていくのは、休む準備のことがあります

夏に黄色くなった時は、日当たりを見直して、午後の強い日を避けられる所へ移すことを考えます。水やりは、土の表面が乾いてから。株元に注ぎます。

冬に枯れる時——休んでいるだけのこともある

冬に葉が枯れて、地上が何もなくなると、「枯れたかな」と思いますよね。ギボウシは、冬に地上の部分が枯れて、株元で休む性質があると言われます。

冬は休んで春に芽夏は緑の葉育っている冬は地上が枯れる株元で休む春に新しい芽掘り起こさず待つ
  • 枯れた葉は、片づけてよい。傷んだ葉を残すと、株元が蒸れることがあります
  • 冬の間は掘り起こさない。春の芽を傷つけないように。芽は土の中で、少しずつ動き出します
  • 土が完全に乾きっぱなしにならないように。鉢植えは様子を見ます

春になって芽が出ない時は、株元の土を少し触って、芽のふくらみや、根が腐っていないかを確かめます。迷ったら園芸店に相談してください。枯れ葉を片づける時は、手袋をして、株元の芽を傷つけないように、そっと引き取ります。

花が咲かない時と、花が終わったあと

ギボウシの花が咲かない時は、日当たり、株の若さ、混み合いを見ます。日陰が濃すぎても、日が当たりすぎても、花つきに影響すると言われます。

花が終わったら、花の茎を根元から切ります。種ができると、株の力が種に回るとも言われます。花がらを取っておくと、見た目もすっきりします。花の茎を切る時は、清潔なはさみを使い、刃先を人に向けないでください。ギボウシは、葉の姿を楽しむ植物でもあるので、花が咲かなくても、葉が元気なら心配しすぎなくて大丈夫です。

オオバギボウシ・ホスタとの違い

ギボウシとホスタは、同じ仲間の呼び名です。ホスタは、ギボウシを園芸で呼ぶ時の名前として使われます。オオバギボウシは、ギボウシの仲間の一種です。庭のギボウシがどの種類か分からない時は、買った時の札や、園芸店の案内で確かめてください。

種類によって、葉の大きさや模様、花の色や咲く時期が違います。育て方の基本は、日陰向きで、乾かしすぎない、というところが共通です。葉が青みがかった種類や、白や黄色の斑が入る種類もあり、強い日差しで色あせやすさが変わると言われます。庭に植える場所を選ぶ時は、札の説明書きと、半日陰かどうかを見てください。

山菜として食べる地方があるが、取り違えに注意

ギボウシの若い芽を、山菜として食べる地方があると言われます。ただ、似た植物との取り違えで、中毒が起きたと言われています。植物の種類に自信がない時は、口に入れないでください。

庭のギボウシも、小さな子どもやペットが口に入れないよう、気をつけます。口に入れてしまった時は、医療機関や中毒の相談窓口に相談してください。猫・小鳥・小動物が植物をかじることもあるので、気になる時は獣医さんに相談しましょう。

ゆきこ( ゚Д゚)『正直、ギボウシは「増える前に、ちょっとずつ分ける」のが、あとで楽になると思います。庭の植物は、困ってから動くより、少し先回りしたいですよね』

💡 この困りごとへの提案

株を掘り上げる時は、移植ごてが1つあると、根を傷つけにくくなります。


株を掘り上げる移植ごてをAmazonで探す

Yahoo!ショッピングでも探して比べる

あわせて読みたい

庭で増えすぎるもう1つの植物はワイヤープランツが増えすぎた時にまとめています。作業で汚れた軍手の洗い方は軍手の洗い方、古い土の行き先は植木鉢の土の捨て方も、あわせてどうぞ。

まとめ:増えすぎたら株分け。冬の枯れは休み。山菜の取り違えに注意

  1. 増えすぎたら、株分けで減らす。時期は説明書きと園芸店の案内で
  2. 株分けのあとは日陰で休ませる。水は土の湿りを見て与えます
  3. 葉が黄色いのは、強い日差し・乾燥・季節を疑う
  4. 冬に地上が枯れても掘り起こさない。春の芽を待ちます
  5. 山菜の取り違えに注意。自信がない時は口に入れず、相談を

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

ギボウシが増えすぎた時の早見表:増えすぎたら株分けで減らす。掘り上げて土を落とし、芽がついた部分ごとに分け、傷んだ根を取り、間をあけて植えて水を与える。株分けのあとは明るい日陰で休ませる。葉が黄色いのは強い日差し・乾燥・季節を疑う。冬に地上が枯れるのは休む性質のことがあり、掘り起こさず春の芽を待つ。花が終わったら花の茎を根元から切る。ギボウシとホスタは同じ仲間の呼び名。若い芽を山菜として食べる地方があるが、似た植物との取り違えで中毒が起きたと言われるので、自信がない時は口に入れない。口に入れたら医療機関や中毒の相談窓口へ。集合住宅の花壇は管理規約と管理会社が先

コメント

タイトルとURLをコピーしました