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銀杏を殻つきのまま、フライパンで炒って食べられたらいいな、と思うことがありますよね。殻を割る手間が省けそうですし、割り器もペンチもない家なら、なおさらです。ただ、殻のまま火にかけたら、はじけて飛んでこないか、少し心配にもなるものです。
先に結論をひとつ。殻つきのままフライパンで炒ることはできますが、銀杏は必ずはじけるので、ふたが必須です。油なしの弱めの火にして、ふたをしたまま、ときどきフライパンをゆすります。はじける音と、殻のヒビが止め時の目安です。塩炒り、トースター、レンジとの違いも早見表にしたので、手元の道具で選んでみてください。
ケース別に読む:割らずに炒れるか知りたい人|炒め方の手順を知りたい人|塩炒り・トースターが気になる人|どの道具にするか迷う人|炒ったあとと安全が気になる人
殻を割らずにフライパンで炒れる?——できるが、はじけるのでふたが必須
殻つきのまま炒ること自体は、できます。ただし、殻の中の水分が熱くなって膨らむと、ポンと勢いよくはじけるのが銀杏の特徴です。ふたをしないで炒めると、殻のかけらが飛び出して、やけどや、床の汚れにつながります。
はじけ方を少しでもおだやかにするには、殻に軽くヒビを入れておく方法があります。ヒビがあると、中の蒸気の逃げ道ができるので、勢いが弱まります。「割らずに」と言っても、完全に無傷のままより、少しヒビを入れたほうが、安全に進めやすいんです。ヒビの入れ方は銀杏の殻の割り方にあります。
拾ってきたばかりの銀杏は、果肉を取ってよく乾かしてから炒めます。その段取りは銀杏を拾ったらを見てください。
フライパンでの炒め方——油なし、弱めの火、ふたをしてゆする
手順は、次の流れで進めます。火火力や時間は、コンロとフライパンで変わるので、時間の長さではなく「音と様子」で見てください。
- 油なしで並べる。冷たいフライパンに、重ならないように銀杏を並べます。量は少なめにすると、はじけた時に動きやすく安全です
- ふたをして、弱めの火にかける。強い火だと、焦げやすく、はじける勢いも強くなります。ガラスのふたなら、中の様子が見えて安心です
- ときどきフライパンをゆする。ふたを押さえながら、軽くゆすって、均等に熱を当てます。ふたは開けません
- はじける音と、殻のヒビを目安に止める。ポン、パチッという音が落ち着いてきて、殻にヒビが入ったら、火を止めます
- 火を止めても、すぐにふたを開けない。しばらく置いてから、ふたを自分から遠い向きに傾けて開けます
ふたをしても、銀杏が飛び出す勢いが強いと、ふたが持ち上がることがあります。その時は、火を止めて、落ち着くまで待ってください。ふたの上から手で押さえ込んだりはしないでください。熱くなっています。
💡 この困りごとへの提案
ふたがフライパンに合っていない、ふたが重くて持て余す、という場合は、フライパンに合うガラスのふたが1つあると、中の様子が見えて助かります。ふたの穴から蒸気が逃げるタイプだと、扱いやすいです。
塩炒りとトースター——それぞれの考え方と注意
塩炒りは、フライパンに塩を敷いて、その上に銀杏を乗せて炒る方法です。塩が熱を均等に伝えてくれるので、焦げにくく、まんべんなく温まります。塩は、使ったあとの熱い塩ごと、また使うことは避けましょう。ふたをするのは、普通の炒り方と同じです。
塩炒りにしたい時は、フライパンに塩を薄く広げ、その上に殻つきの銀杏を並べます。塩は、銀杏が直接フライパンの底にふれるのを防いでくれるので、焦げ付きを減らせるのが良い所です。炒り終わったあとの塩は、殻のかけらや、焦げたものが混ざっているので、捨ててください。
トースターで温める場合は、アルミホイルで銀杏を包んで、庫内に入れます。ただし、はじけるので、包みはゆるく、殻にヒビを入れたものを、少量ずつ。ホイルが開いても殻が飛び出しにくいよう、耐熱の皿を下に置くと安心です。加熱中は、目を離さないでください。
- 塩炒りの塩は、焦げたり、殻のかけらが混ざったりするので、再利用しません
- トースターの庫内に、油や紙くず、パンくずが残っていると、焦げる原因になります。事前に掃除しておきましょう
- どの方法も、機種や器具の説明書の範囲で使ってください
フライパン・塩炒り・トースター・レンジの比較表
どれにするか迷う時は、手元の道具と、量で選んでください。
| 方法 | 手間 | はじけ方 | 向く量 | 気をつけること |
|---|---|---|---|---|
| フライパン(ふたつき) | ふつう。ゆすりながら見る | ふたの中で飛ぶ。音が大きめ | 少量〜ふつう | ふたが必須。弱めの火。ふたを開ける時は顔を近づけない |
| 塩炒り | 塩を用意する手間 | おだやか。焦げにくい | 少量〜ふつう | 塩は再利用しない。ふたをする |
| トースター | ホイルで包むだけ | 庫内ではじけやすい | 少量 | 目を離さない。庫内の油や紙を残さない |
| レンジ | 手早い | ヒビなしだと強くはじける | 少量 | 袋や器を選ぶ。封筒なしのレンジのやり方を参考に |
レンジの基本の手順は銀杏の下処理にもあります。フライパンは、洗い物が少なく、様子を見ながら調整できるのが良い所です。ふたがあれば、すぐに試せます。
炒ったあとの殻と薄皮、そして安全
炒ったあとの銀杏は、殻が熱くなっています。少し冷ましてから、布巾の上で殻をむきましょう。ヒビが入っていれば、手でぱきっと開けられることが多いです。薄皮は、温かいうちのほうがむきやすいと言われます。くわしくは銀杏の殻の割り方の薄皮の章にあります。同じように固い殻の話として、ピスタチオの殻の開け方はピスタチオの殻が開かない時にまとめています。
- ふたを開ける時は顔を近づけない。熱い蒸気と、殻のかけらが出ることがあります
- 熱い殻でやけどしない。取り出す時は、布巾やミトンを使います
- フッ素樹脂加工のフライパンは、空焼きを避ける。取扱説明書の範囲で使ってください
- 子どもを近づけない。加熱中も、冷めるまでも
- 犬や猫には与えないでください。体に合わないと言われます。食べてしまった時は動物病院へ
- 子どもや高齢の人が食べる時は、小さく切って、座って食べてもらいます。のどに詰まりやすいです
銀杏は、一度にたくさん食べると体に合わないことがあると言われます。一般に子どもは控えめに、大人も一度にたくさん食べないのが安心です。食べたあとに吐き気やふらつきなど様子がおかしい時は、早めに医療機関に相談してください(子どもなら #8000 の小児救急電話相談でも相談できます)。くわしくは銀杏の下処理にもあります。
ゆきこ( ゚Д゚)『殻つきのままで炒る時は、「ふたをして、顔を近づけない」。この2つだけは先に決めておくと、慌てずにすむと思います』
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殻にヒビを入れる方法は銀杏の殻の割り方、レンジで温める方法は銀杏を封筒なしでレンジ、基本の下処理は銀杏の下処理にまとめています。拾った銀杏の扱いは銀杏を拾ったら、置いておく時は銀杏の保存へどうぞ。
まとめ:割らずに炒るなら、ふたと弱めの火。音とヒビで止める
- 殻つきのまま炒れるが、必ずはじける。ふたが必須で、軽くヒビを入れておくと安全
- 油なし・弱めの火・ふたをしてゆする。時間でなく音と様子で見る
- 塩炒りは熱が回りやすい。塩は再利用しない。トースターはホイルでゆるく包む
- ふたを開ける時は顔を近づけない。熱い殻と蒸気でやけどしやすい
- 子どもを近づけない。食べる量は控えめに。迷ったらレンジや割り方の記事も
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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