※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれています。
バッグから日傘を出して開いた瞬間、ふわっと漂う生乾きのような、磯のような匂い。「イカ臭い」と表現する人が多いのですが、言い得て妙で、一度気づくとさすたびに気になってしまいます。
日傘の匂いは正しく洗えば消えます。ただし日傘はUVカットや遮光のコーティングがある分、雨傘より少しだけ気を使うポイントがあります。この記事では原因と、生地を傷めない洗い方、洗えないタイプの対処までまとめます。
なぜ日傘は臭くなるの?——犯人は3つの合わせ技
- 手の皮脂と汗——毎日握る持ち手まわりと、たたむ時に触る生地に少しずつ蓄積します
- 湿気——晴雨兼用で雨に使った後はもちろん、真夏は湿度と手汗だけでも生地は湿ります
- 閉じっぱなし保管——湿ったままきゅっと巻いてバッグの中へ。雑菌にとっては理想の培養環境です
つまり「皮脂という栄養+湿気+密閉」で雑菌が増えた結果があの匂いです。逆に言えば、帰宅後に開いて乾かすだけで、匂いの育ちは大きく変わります。
洗う前に:タグの「洗える表示」と生地の種類を確認
日傘には大きく2タイプあります。
- UVカット加工の布傘(一般的なタイプ) → やさしく手洗いOKなものが多い。ただしゴシゴシこするとUVカットコーティングが剥がれて効果が落ちるので、なで洗いが原則です
- 完全遮光(1級遮光・ラミネート系の生地) → 水洗いでコーティングが劣化するものがあり、メーカーが水洗い不可としている製品も多いです。この場合は拭き取りと乾燥で対処します(後述)
洗える日傘のやさしい洗い方
- 日傘を開いた状態で、シャワーでほこりを流します
- ぬるま湯に中性洗剤(おしゃれ着用洗剤が安心)を溶かし、柔らかいスポンジで骨に沿ってなで洗い。持ち手まわりの生地と、たたむ時に触る面を重点的に
- 洗剤が残ると輪ジミと匂い戻りの元。シャワーで念入りにすすぎます
- タオルで水気を軽く押さえ、開いたまま風通しのよい日陰で完全に乾かします。半開きだと骨の付け根に水が残るので、必ず全開で
ここで生乾きのまま閉じてしまうと全てが振り出しに戻ります。乾燥だけは焦らず一日がかりで。
洗えない完全遮光タイプは「拭く+干す」で
- 固く絞ったタオルに薄めた中性洗剤を含ませ、内側(顔側)を中心に拭き取り→水拭き→乾拭き
- 持ち手は消毒用エタノールで拭くと皮脂ごとリセットできます(生地側は変色の恐れがあるので目立たない所で試してから)
- 仕上げに開いたまま一晩、風通しのよい室内か日陰で干す。これだけでも匂いはかなり抜けます
持ち歩きの習慣をひとつ変えると、もう臭わない
洗ってリセットできたら、あとは維持です。ポイントはひとつだけ。帰宅したら玄関で開いて、乾いてからしまう。雨の日はもちろん、晴れの日も手汗と湿気を持ち帰っています。傘立てに開き気味に置いておくだけで十分です。
ゆきこ( ゚Д゚)『わたしの日傘がイカのお刺身みたいな香りになった夏、犯人は「保育園のお迎え→濡れたまま自転車のカゴのバッグへ」のルーティンでした。玄関で開くようにしただけで、次の夏はずっと無臭です』
晴雨兼用の傘で撥水が落ちてきた場合は、完全に乾いた状態で撥水スプレーをかけ直すと雨の日の乾きが早くなり、結果的に匂い予防にもなります。スプレーは必ず屋外で、風上から。吸い込まないよう注意してください。
それでも取れないなら、買い替えのサインかも
何度洗っても匂いが戻る場合、生地の内側やコーティングの層まで雑菌が入り込んでいて、家庭の手入れでは取り切れないことがあります。UVカット効果も年数で落ちていくので(一般に2〜3年が目安と言われます)、長く使った日傘なら買い替えを検討してもいい頃合いです。
あわせて読みたい
傘まわりでは折りたたみ傘の匂いの落とし方(洗ったあとの撥水回復の話が本体です)と、傘立ての代用アイデアも公開しています。
まとめ:洗えるかを確認して、乾かし切る
- 匂いの正体は皮脂+湿気+閉じっぱなしで育った雑菌
- UVカット布傘は中性洗剤でなで洗い。ゴシゴシはコーティングが剥がれる
- 完全遮光タイプは水洗い不可が多い。拭き取り+一晩干しで
- 生乾きで閉じたら振り出しに戻る。乾燥は全開で一日がかり
- 予防は帰宅後に開いて乾かすだけ。習慣がいちばんの消臭剤です
保存版:この記事の早見表
対策を1枚にまとめました。



コメント