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お子さんが柔道を始めて、初めて柔道着を洗う日。分厚い生地を前にして、「これ、普通に洗濯機に入れていいのかな」と手が止まる人は多いですよね。稽古のたびに使うものなので、洗い方を早めに知っておくと気が楽になります。
先に結論をひとつ。柔道着は「単独で洗う」「柔軟剤は使わない」を守れば、基本は洗濯機で洗えます。ただ、襟の黄ばみは普通の洗濯だけでは落ちにくく、乾かし方を間違えると縮みが進みます。手洗いしないといけないのでは、と身構えていた人も、順番を知っておけば思ったより難しくありません。初めての洗い方、黄ばみの落とし方、乾かし方と縮みの考え方、畳み方まで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:初めて洗う人|洗濯機で洗いたい人|襟の黄ばみを落としたい人|乾かし方や縮みが気になる人|畳み方や頻度を知りたい人
初めて洗う時の基本——単独で洗う、柔軟剤は避ける
柔道着は綿の厚手の生地なので、基本的には水にも洗剤にも強い作りです。ただ、初めて洗う時に知っておきたい約束が2つあります。
- 単独で洗う。色移りしやすいので、他の洗濯物と一緒に洗わないでください。特に新品の紺色の柔道着は色落ちが目立ちます
- 柔軟剤は使わない。柔軟剤で生地がなめらかになると、組み手をつかんだ時に滑りやすくなります。これは道場によって考え方が違うこともあるので、気になる時は先生に確認してみてください
- ファスナーや装飾のあるスポーツウェアと一緒に洗わない。金具や面ファスナーが厚手の生地に引っかかって、ほつれの原因になります
水かぬるま湯を使い、洗剤は一般的な洗濯用洗剤で問題ありません。厚手の生地なので乾きにくく、洗濯のタイミングは早めに考えておくと安心です。新品の柔道着は、最初の数回だけ特に色落ちしやすいので、しばらくは単独洗いを続けてあげてください。
洗濯機で洗う時の注意——弱水流・ネットを使う
洗濯機に入れられるかどうかは、多くの柔道着の表示で確認できますが、厚手で重いという特徴を踏まえて、洗い方に少し工夫をすると生地への負担を減らせます。
- 洗濯ネットに入れる。他の洗濯物と絡まず、型崩れも防げます
- 弱水流・手洗いコースを選ぶ。強い水流は生地を傷めやすく、縫い目にも負担がかかります
- 洗濯機の容量に対して詰め込みすぎない。厚手で重いので、他の洗濯物と一緒だと水を吸いすぎて偏り、洗濯機が止まってしまうことがあります
- 初めての時は単独で洗ってみる。色移りや生地の様子を見ながら、次からのやり方を決めていくと安心です
大きい洗濯機がない、コインランドリーを使いたいという人もいますが、その場合も柔軟剤や漂白剤が自動投入される設定になっていないか確認してから使ってください。乾燥まで機械に任せる前提のコースだと、思った以上に高温で回ることがあるので、乾燥だけは自宅の陰干しに切り替える家庭も多いですよ。
襟の黄ばみの落とし方——酸素系のつけ置きが基本
柔道着で一番気になるのが、襟や袖口の黄ばみですよね。これは汗と皮脂が繊維の奥にたまってできるもので、普通の洗濯だけではなかなか落ちません。
| 方法 | やり方 | ひとこと |
|---|---|---|
| 酸素系漂白剤でつけ置き | ぬるま湯に溶かして数十分〜数時間つけてから洗う | 色柄物にも使いやすく、まず試したい方法 |
| 襟に洗剤を塗ってからこする | 洗剤を直接塗って、洗濯前に軽くこする | 頑固な黄ばみのある部分にだけ集中してケア |
| 塩素系漂白剤 | 白い部分に限って、表示通りの濃度で使う | 色柄部分には使えない。生地を傷めやすい |
特に注意したいのが塩素系漂白剤と酸性の洗剤・洗浄剤を絶対に混ぜないことです。混ざると有毒なガスが発生する危険があります。使う時は必ず単独で、換気をしてから、手袋をしてください。お湯で「煮洗い」をする方法もありますが、高温のお湯を扱うのでやけどに気をつけて、子どもだけでやらせないようにしてくださいね。長年使い込んだ柔道着ほど黄ばみが繊維の奥まで入っていることが多く、1回のつけ置きで真っ白に戻るとは限りません。少しずつ薄くしていく、くらいの気持ちで続けてあげてください。
乾かし方と縮み——陰干しが基本、乾燥機は縮みやすい
柔道着は綿の厚手生地なので、乾かし方によって縮み方がかなり変わってきます。
- 形を整えてから、陰干し。風通しのいい場所で、厚みのある部分までしっかり乾かします
- 直射日光は色あせの原因になることがあるので、陰干しが基本です
- 乾燥機は縮みやすいので避けるのが基本。時間がなくて使う場合は、低温設定を選び、様子を見ながら短時間で止めてください
- 生乾きのまま次の稽古に持っていかない。匂いとカビの両方の原因になります
「洗うたびに少しずつ小さくなっている気がする」というのは、綿の生地では珍しくありません。多少の縮みは洗濯を重ねる中で避けにくい範囲として理解しておくと、買い替えのタイミングも判断しやすくなりますよ。成長期の子どもだと、縮みなのか身長が伸びたのか分かりにくい時もありますが、袖や裾の長さの目安は道場で確認できます。カビが出てしまった時の対処は柔道着のカビと臭いにまとめています。
畳み方と洗う頻度——稽古ごとに洗うのが基本
柔道着は汗をたっぷり吸うので、基本は稽古のたびに洗うのがおすすめです。連日稽古がある時期は、2着を交代で使うと乾く時間を確保できます。
畳み方は、上着は背中の縫い目を中心に左右をたたみ、袖を内側に折り込む形が一般的です。ズボンは筒状に丸めるか、二つ折りにして帯と一緒に袋に入れます。帯は基本的に洗わない習慣の道場が多いですが、これは道場ごとに考え方が違うので、気になる時は先生に相談してみてください。糊付けをする家庭もありますが、パリッとした仕上がりが好みかどうかで選ぶ範囲で、必須ではありません。畳んだ後は湿気の少ない場所に置き、乾いた道着袋にしまってから持たせると、翌日の稽古まで匂いが広がりにくくなりますよ。
帯の色が変わって進級・進段したことが分かるのも、柔道を続ける楽しみのひとつですよね。洗い方に慣れたら、防具の手入れをしている家庭も多いですよね。剣道防具の洗える部位の見分け方は剣道防具の洗い方にまとめているので、部活の道具まわりで気になる人はあわせてどうぞ。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、黄ばみは真っ白に戻すというより「目立たない程度まで減らす」くらいの気持ちで向き合う方が、続けやすいと思っています。稽古の証みたいなものですものね』
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まとめ:単独で洗い、柔軟剤は避ける。黄ばみは酸素系、乾燥機は縮みやすい
- 単独で洗い、柔軟剤は使わないのが初めての基本
- 洗濯機はネットに入れて弱水流。詰め込みすぎない
- 襟の黄ばみは酸素系のつけ置きから。塩素系と酸性は絶対に混ぜない
- 乾かし方は陰干し。乾燥機は縮みやすいので避けるのが基本
- 稽古ごとに洗うのが基本。帯は洗わない道場が多いが先生に確認を
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手順を1枚にまとめました。



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