モンステラの葉に穴が開かない時——穴あきの葉が出る条件と、黄色い葉が1枚だけの時

家事

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新しい葉が出るたびに「今度こそ」と期待するのに、どの葉もつるんとしたまま。切れ込みも穴も入らない……。あのおしゃれな穴あきの姿にひかれて迎えた人ほど、がっかりしますよね。そのうえ下の方の葉が1枚だけ黄色くなると、「育て方が悪いのかな」と不安になってきます。

先に結論をひとつ。切れ込みや穴は、株が育って、葉に光が届くようになると出てくるものです。若い株や、暗い場所、鉢が窮屈な株では、開かない葉が続くことがあります。逆に、葉に空いた穴が虫食いだった、という場合もあるんです。自分の株がどれなのか、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ穴が開かない→株・光・水・鉢を見直す第1章へ ▶黄色い葉が1枚だけ→下葉の入れ替わりかも第3章へ ▶葉が茶色い・枯れた→変色した所を切る第4章へ ▶床がベタベタする→葉の裏の虫を見る第6章へ ▶

ケース別に読む:穴が開かない人|黄色い葉が1枚だけの人|茶色い・枯れた葉の人|冬が心配な人|床がベタベタ・穴が虫食いかも

4コマ漫画|モンステラの葉に穴が開かない1新しい葉が出たまた穴がない…つるんとしてる葉は大きいのに穴なし2暗い奥の棚だった奥の棚が落ち着くかな暗い棚光が少ない場所は不利3明るい窓辺へ移動レース越しの明るい所へレース越し直射を避けて明るく4次の葉の様子を見る切れ込みが入るかな結果は株しだい・気長に

穴が開く条件の早見表——株の大きさ・光・水・鉢

モンステラの葉に切れ込みや穴が入るのは、株がある程度育ってからだと言われています。ただ、何枚目の葉から、どれくらいで開くかは、株や品種によって違います。買った時の説明書きや園芸店の案内で確かめてください。そのうえで、育ちを左右する4つの点を表にまとめます。

見る点 開きにくい状態 見直すこと
株の大きさ 小さな若い株。葉もまだ小さくてつるんとしている 焦らず育てる。新しい葉が前の葉より大きくなっているかを見る
光 部屋の奥や北向きで暗い。茎が間延びして葉の色が薄い 明るい窓辺へ。直射は避けてレースのカーテン越しに
水 土がずっと湿ったまま、またはカラカラのまま 土の乾き方と鉢の重さを見て、乾いてから与える
鉢 根が鉢いっぱいで、底から根が出ている。土が固く締まっている 育ちが止まって見える時は鉢の中を確認。植え替えの時期と手順は品種の説明書きで

表のなかで、まず見直しやすいのは光です。鉢を動かすだけで済みますし、お金もかかりません。水と鉢は、鉢の中を確かめる手間がありますから、光を整えてから順番に見るのが楽ですよ。

置き場所と光——明るい窓辺、でも直射は避ける

モンステラはもともと、森の中で大きな木に寄りかかって育つ植物だと言われます。強い日差しをまともに浴びるより、木もれ日のような明るさが合う、というイメージです。部屋なら、窓のそばで、レースのカーテン越しに光が入る場所が目安になります。

光が足りないと、葉が小さいままだったり、茎がひょろっと間延びしたりします。反対に、真夏の窓辺で直射を受けると、葉が茶色く焼けてしまいます。鉢を動かす時は、いきなり明るい場所に出さず、少しずつ明るさに慣らしてあげてください。

モンステラの置き場所✓OKレース越しの明るさ葉が重ならない間隔やさしく風が通る✕NG暗い部屋の奥真夏の直射日光エアコンの風が直撃

冬の窓辺は、昼は明るくても夜に冷え込みます。冷気が気になる場合は、断熱カーテンライナーが効かないと感じる時も参考になります。

黄色い葉が1枚だけの時——下葉の入れ替わりか、水の様子か

株の下の方の古い葉が1枚だけ黄色くなって、ほかは元気。これは、古い葉が役目を終えて入れ替わっているだけ、ということがよくあります。ほかの葉に変わりがなければ、黄色くなった葉を付け根で切って様子を見れば大丈夫です。

気をつけたいのは、黄色い葉が増えていく時です。次の3つを順番に見てみましょう。

  • 土がずっと湿っている:水のやりすぎのことがあります。受け皿の水を捨て、土が乾くまで待ちます
  • 土がカラカラで鉢が軽い:水が足りていない可能性があります。鉢の底から流れ出るまで与えます
  • 窓際の冷気や、エアコンの風が当たる:場所を少し動かして様子を見ます

原因はひとつとは限りません。変化が続く時は、鉢を持ち上げて重さを確かめ、土の中の湿り具合を指で見てください。戻らない時や不安な時は、買った園芸店に相談するのがいちばん確実です。

茶色くなった葉・枯れた葉の切り方

葉の先だけが茶色くなるのは、乾燥や強い光、水のむらなどで起きます。茶色い部分は元の緑には戻りませんから、見た目が気になるなら切って整えて大丈夫です。

枯れた葉の切り方1茶色の範囲を見る先だけか全体か→2清潔なはさみで切る全体が枯れたら付け根→3切った葉は手の届かない所へ
  • 先だけ茶色い葉は、茶色い部分だけを葉の形に沿って切り取ります
  • 全体が枯れた葉は、茎の付け根のあたりで切ります
  • はさみは清潔なものを使い、刃先を人やペットに向けないようにします
  • 切り口の汁が手に付いたら洗い流し、目や口をこすらないでください。肌が弱い方は手袋があると安心です

切った葉や落ちた葉は、小さな子どもやペットが口に入れることがあります。拾ってすぐ、手の届かない所に片づけましょう。

冬の育て方——窓辺の冷えと水の与え方

冬は、モンステラにとっていちばん気をつかう季節です。寒さに弱い植物なので、窓辺は昼と夜で温度差が大きくなります。夜だけ窓から離す、カーテンと窓のすき間に鉢を入れない、といった工夫が役に立ちます。窓の冷気対策は窓の断熱シートが剥がれる時も合わせてどうぞ。

水の与え方は、「冬は少なめ」が基本の考え方です。土が乾いてから、さらに少し間をおいて与える、というくらいの気持ちで。ただし、どのくらいの間隔かは、部屋の温度や鉢の大きさで変わります。数字では決めず、鉢の重さと土の乾き方を見て決めてください。室温の目安は、購入時の説明書きに書かれていることがあります。

暖房の風が直接当たる場所も、葉が乾いて茶色くなる原因になります。エアコンやヒーターの風が当たらない位置に動かしましょう。

床がベタベタ・穴が虫食いかも——葉の裏を見る

鉢のまわりの床がベタベタする時は、葉や茎に小さな虫がついて、甘い汁が落ちていることがあります。まず葉の裏と、葉のつけ根をよく見てください。小さな虫が見つかったら、濡らした布で葉をやさしく拭き取るところから始めましょう。

虫を減らす薬剤を使う場合は、製品の表示どおりに使い、換気をして、子どもやペットを近づけないようにします。使い方がわからない時は、園芸店に相談してください。

葉の穴が「自然な穴」か「虫食い」かは、形で見分けます。

見る点 自然な切れ込み・穴 虫食いの穴
場所 葉脈の間、縁から入る切れ込み 葉のあちこちにバラバラ
形 左右がおおむね似た形 ギザギザで不ぞろい
葉の裏 変わりなし 虫や、虫のふんがある

猫や子どもがいる家で——葉をかじらせない置き場所

猫や小動物は、観葉植物の葉をかじることがあります。モンステラも、手の届く低い場所に置かないほうが安心です。小さな子どもが葉を口に入れる心配もあります。

万一、葉を口に入れてしまった時は、医療機関や中毒の相談窓口に連絡してください。ペットの場合は、様子が気になるときに獣医さんへ。高い棚や、ペットの届かない部屋を選びましょう。

ゆきこ( ゚Д゚)『穴が開くのを待っている間は、「新しい葉が前より大きくなってるかな」を見るのが、いちばん励みになりますよね。光が足りているかのいちばん分かりやすいサインだと思います』

💡 この困りごとへの提案

鉢の中の土が固くしまって、水がしみ込みにくいと感じたら、室内向けの観葉植物用の土を用意しておく選択もあります。植え替えの時期や手順は、品種の説明書きに合わせてください。


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倒れそうで支柱が気になる人はモンステラが倒れる時へ。鉢の穴や鉢底石の迷いはプランターの鉢底石はいらない?、土の表面の白いカビが気になる時は加湿器を使ったら部屋にカビが生えた時も目を通してみてください。冬の窓辺の冷え対策は窓の断熱シートが剥がれる時にまとまっています。

まとめ:穴は条件がそろうと出てくる。光・水・鉢を順に見直す

  1. 穴や切れ込みは、株が育って光が届くと出てきます。若い株は焦らず待つ
  2. まず光を見直す。レース越しの明るい窓辺へ、直射は避ける
  3. 黄色い葉が1枚だけなら、下葉の入れ替わりのことも。増えるなら水と冷気を確認
  4. 茶色い葉は変色した所を、枯れた葉は付け根で切る。切った葉は手の届かない所へ
  5. 床がベタベタしたら葉の裏を見る。猫や子どもの届かない場所に置く

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

モンステラの葉に穴が開かない時の早見表:切れ込みや穴は株が育って光が届くと出てくる。株の大きさ・光・水・鉢の4点を見直す。置き場所はレースのカーテン越しの明るい窓辺で、直射と暗い部屋の奥と風の直撃は避ける。黄色い葉が1枚だけなら下葉の入れ替わりのことがあり、増えていく時は水の多い少ないと冷気を確認する。茶色い葉は変色した所を切り、全体が枯れた葉は付け根で切る。冬は窓辺の冷えと暖房の風に注意し、水は鉢の重さと土の乾きを見て少なめに。床がベタベタする時は葉の裏の虫を確認し、虫食いの穴はギザギザで不ぞろい。猫や子どもが葉をかじらない場所に置き、口に入れたら医療機関や中毒の相談窓口へ

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