押し入れを机代わりにする時——中段の高さと奥行きの見方、ふすまを外すデメリット、外したふすまの置き場所、照明と配線の注意、賃貸で先にすること

家事

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部屋が狭くて、机を置く場所がない。そんな時、押し入れの中段をじっと見て、「ここに座って作業できないかな」と考えたことはありませんか。押し入れの中は、ちょっとした隠れ家のようで、集中できそうな気もしますよね。ただ、実際に始める前に、確かめておきたいことがいくつかあります。

先に結論をひとつ。中段の高さと奥行きが合えば、机として使うことはできます。ふすまを外すなら、湿気と、外した扉の置き場所を先に決めておく。この2つが決まっていないまま始めると、後で「やっぱり戻したい」と困りがちです。賃貸の場合は、ふすまを外す前に管理会社への連絡が先、というのも大事なところです。順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ中段をそのまま机に→高さと奥行き、板のたわみを見る第1章へ ▶ふすまを外したい→湿気・ホコリ・賃貸を先に第2章へ ▶外したふすまの置き場→立てかけて倒さない第3章へ ▶暗い・コンセントがない→たこ足にしない、熱をこもらせない第4章へ ▶湿気や寝床が気になる→カビ対策と換気を先に第5章へ ▶

ケース別に読む:机にする前に見る所|ふすまを外したい人|外した扉の置き場所|照明や配線の人|湿気や寝床が気になる人

4コマ漫画|押し入れの机気になる場面押し入れで作業したい1狭い部屋で机がないやりがちなNGふすまを外して立てかけた2倒れて子どもが危ない正しい順番高さと奥行きを先に測る3板のたわみも確かめる賃貸なら外す前に管理会社へ4勝手に外さず連絡

机にする前に見る所——高さ・奥行き・板のたわみ

押し入れの中段は、もともと布団を載せるための棚です。机としての高さや強さを考えて作られているわけではないので、最初に次の3つを見ておきましょう。

机にする前に見る3つの所1→高さと奥行き座った時に頭やひざが当たらないか2→板のたわみ重い物を載せてたわまないか見る3座った姿勢背中や首が無理にならないか
  • 高さ。中段から天井までの空きが低いと、頭が当たったり、背中が丸まったりします。座った時に首や背中が窮屈でないか、先に座ってみて確かめます
  • 奥行き。パソコンやノートを置いて、ひざの前に余裕があるか。奥行きが足りないと、体が前に出て疲れます
  • 板のたわみ。中段の板は、重い物を載せる前提ではないことがあります。ものを載せてたわむ、きしむ時は、重い物を載せないでください。割れたり外れたりする心配があります
  • 体の向き。中段に座ると、足の置き場がなくなる形もあります。長時間続けず、こまめに体を動かしましょう

「机代わり」は、あくまで一時的な作業場所として考えるのが現実的です。作業が終わったら中のものを片づけて、元の使い方に戻せるようにしておくと、気持ちも楽ですよね。長時間の作業や、重い機器を使う使い方には、向かないことも多いんです。まずは短い時間で試して、体と板の様子を見てください。

ふすまを外すデメリット——湿気・ホコリ・冷暖房・賃貸

押し入れの中を机にするなら、ふすまを外したくなりますよね。扉があると出入りが窮屈だからです。けれど、ふすまを外すと、思わぬ困りごとが出てきます。

困りごと どうなる? 考え方
湿気とカビ 押し入れの空気が部屋とつながり、結露や湿気が入りやすくなる 換気と除湿を考える。布団や服を中に置かない
ホコリ 部屋のほこりが入りやすくなる こまめな掃除。ものを置くなら蓋つきの入れ物
見た目 押し入れの中が丸見えになる カーテンやロールスクリーンを使うかどうか
冷暖房の効き 押し入れの分まで空気が動く。効きが変わることも 体感を見ながら調整
賃貸の原状回復 扉や建具が傷んだり、戻せなくなったりする心配 外す前に管理会社へ連絡。勝手に外さない

ここで特に大事なのは、いちばん下の行です。賃貸の場合、ふすまや中板、建具は大家さんの持ち物です。勝手に外すと、退去の時に戻せなかったり、傷があったりして、費用の話になることがあります。外してよいか、外し方の決まりはあるかを、管理会社に先に聞いてください。外してよいという返事があっても、外した後の置き場所と、戻す手順は自分で責任を持ちます。

外さず、ふすまを開けたまま使う、という手もあります。ふすまを引き違いの端まで寄せれば、片側は広く使えますよね。「外す」前に「開けて使う」を試すのが、いちばん安全です。

外したふすまの置き場所——立てかけて倒さない

外したふすまは、意外と大きく、置き場所に困ります。しかも、薄くて軽そうに見えて、倒れると危険です。特に、子どもやペットがいる家では、倒れたふすまの下敷きになる事故が心配です。

外したふすまの置き方OK壁に沿って安定させる倒れない向きにする子どもが近づかない所NG不安定に立てかける通路や出入口の近く子どもの近くに置く
  • 壁に沿って、倒れない向きで。寝かせて置くか、壁にもたれさせる時は、足元が滑らないように。小さな力で倒れないか、置いてから軽く確かめます
  • 日に当てない、湿気のある所に置かない。紙や木が反ったり、変色したりします
  • 通路をふさがない。つまずいたり、倒したりする原因になります
  • 子どもとペットが近づかない場所に。ふすまの端には、触ると割れやすい所もあります
  • 戻す手順を覚えておく。外す前に、向きや位置を写真に撮っておくと、元に戻しやすいです

置き場所がない時は、押し入れの「裏側」や、別の部屋の壁際を考えます。それでも無理なら、無理に外さず、ふすまを開けたままの使い方に戻すのが賢明です。

照明と配線——たこ足にしない、熱をこもらせない

押し入れの中は、暗くて、コンセントが近くにないことが多いです。そこで、スタンドや延長コードを持ち込みたくなりますよね。ここでは、電気の注意を押さえておきましょう。

押し入れの中の電気の注意たこ足にしないつなぎすぎると熱を持つ心配熱をこもらせない布団や紙に近づけないコードを踏まない引っかけると転倒のもとに
  • たこ足配線にしない。延長コードに機器を何台もつなぐと、熱を持つことがあります。使う機器の消費電力が、コードの表示を超えないようにします
  • 布団や紙に熱がこもらない配置に。照明やパソコンの周りに、布団、紙、段ボールを近づけません。通気の悪い押し入れの中は、熱がこもりやすいんです
  • コードは束ねて、足にかけない。奥の狭い場所で引っかけると、機器が落ちたり、転んだりします
  • つけっぱなしで離れない。照明やパソコンを、押し入れの中のまま放置しません

照明は、熱の少ない物を選んで、必要な時だけつけるのが基本です。コンセントの増設など、壁の電気工事が必要なことは、自分でやらず、管理会社や電気工事の業者に相談してください。

湿気とカビ・寝床にしたい時の考え方

押し入れは、もともと湿気がたまりやすい場所です。ふすまを外して人が使う場所にするなら、湿気の対策は欠かせません。くわしい使い方は除湿機でカビを防ぐ使い方に、除湿機の代わりになる方法は除湿機の代用になるものに、布団や押し入れの湿気対策はすのこの代用になるものにまとめています。

ついでに、「押し入れで寝る」という使い方についても、ひとこと。狭い空間で眠る時は、換気ができること、閉じ込められないこと、小さな子どもだけで入らないことが大切です。扉が閉まると中から開けにくい構造もあるので、人が入る時は、必ず開けておきましょう。

ゆきこ( ゚Д゚)『押し入れを机にするのって、狭い家ならではの知恵ですよね。ただ、体の窮屈さと湿気は、使ってから困ることが多い所なので、短い時間から試すのがいいと思います』

💡 この困りごとへの提案

机にしない場合でも、押し入れの奥行きを活かして収納の使い勝手を上げる方法があります。奥行きと高さを測ってから、キャスター付きの収納ラックが合うか見てみてください。出し入れしやすくなり、扉を外さなくても使える場所が増えます。


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押し入れの湿気が気になる人は、まずすのこの代用になるものを先にどうぞ。除湿の使い方は除湿機でカビを防ぐ使い方に、除湿機の代わりは除湿機の代用になるものにあります。

まとめ:机にするなら高さと奥行きを先に。ふすまは外す前に管理会社と置き場所

  1. 机にする前に、高さ・奥行き・板のたわみを確かめる。重い物は載せない
  2. 賃貸は、ふすまや中板を外す前に管理会社へ連絡。勝手に外さない
  3. 外したふすまは、倒れない置き方で。子どもやペットの近くに置かない
  4. 延長コードや照明は、たこ足にせず熱をこもらせない。電気工事は業者へ
  5. 湿気とカビの対策を先に。押し入れで寝る時は、換気と閉じ込めない工夫を

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

押し入れを机代わりにする時の早見表:机にする前に中段の高さと奥行き、板のたわみを確かめ、重い物は載せない。ふすまを外すと湿気やカビ、ホコリ、見た目、冷暖房の効きで困ることがあり、賃貸は外す前に管理会社へ連絡する。外したふすまは倒れない置き方にし、子どもやペットの近くに置かず、日に当てない。照明や延長コードはたこ足にせず、布団や紙に熱がこもらないようにし、コンセントの増設などの電気工事は業者へ。湿気とカビは除湿の対策を先に。押し入れで寝る時は換気し、閉じ込められないようにして、子どもだけで入らない

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