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レッドロビンの生垣を見ると、上の方はこんもり茂っているのに、下の方は葉が落ちて幹や枝が透けている。新しく出た葉が、思ったほど赤くならない。そんな姿に、「ちゃんと手入れしているのに、どうして」と首をかしげる人は多いですよね。
先に結論をひとつ。レッドロビンの下がスカスカになるのは、上の葉が茂って下に日が当たらなくなっていることが多いんです。上を少し低め・狭めに、下を広めに整えると、下の葉に日が届きやすくなります。葉が落ちる理由、赤くならない理由、カナメモチとの違いまで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:下がスカスカな人|葉が落ちる人|赤くならない人|伸びすぎた人|カナメモチと迷う人
原因の早見表——下がスカスカになる3つの理由
レッドロビンは、赤い新芽が目を引く生垣用の木です。上にも横にもよく茂る一方で、下の方は日が当たりにくく、葉が落ちやすいという性質があります。いまの様子に近い行から、先に見る所を決めてみてください。
| 様子 | 考えられること | 先にすること |
|---|---|---|
| 下だけ葉が落ちて透ける | 上が茂って下に日が届かない | 上を低め・狭めに整える |
| 全体的に葉が落ちる | 乾き、水はけ、寒さ、入れ替わり | 土の状態と季節を見る |
| 新しい葉が赤くならない | 日当たり不足、葉が古くなった | 日当たりと新芽の出方を見る |
| 上へ伸びて形が崩れた | 刈り込みの間が空いた | 手の届く高さで整える |
枝そのものが茶色く枯れている時は、また別の話になります。枯れ方の見分けはレッドロビンが枯れる時にまとめているので、こちらでは「葉が落ちてスカスカ」の方を見ていきます。
下がスカスカな時——上を狭く、下を広めに整える
生垣は、上から日が当たります。上の葉が横にも広がると、下の枝は影になって、日が届かず葉を保てなくなります。これが、下がスカスカになる、いちばんの流れです。そこで、形を少し変えます。上は低め・狭めに、下は広めに。ちょうど、台のような形に整えるイメージです。
上を狭くすると、下の枝にも日が入り、葉が出やすくなります。すぐに戻るわけではなく、季節をまたいで少しずつ変わっていきます。焦って大きく切り詰めると、かえって木に負担がかかるので、手の届く範囲で、少しずつ整えてください。
ここでいう整えるは、あくまで手が届く高さまでの話です。大きく育ちすぎた生垣を低くする、高い所の枝を切るなどの作業は、造園業者に相談してください。脚立に乗るような作業は、転落の心配があります。
刈込ばさみやはさみを使う時は、刃先を人や子どもに向けず、切った枝の先で目や手を傷つけないよう気をつけます。使い終わったら、子どもの手の届かない所にしまってください。
すでに下の枝が細く枯れて、葉がまったく出ない部分は、元どおりになりにくいことがあります。そこを無理に戻そうとするより、上を整えて日を入れ、周りの枝から新しい葉が出てくるのを待つほうが、現実的です。枝が生きているかどうかは、軽く曲げて確かめてください。
整える頻度は、伸びる季節に合わせて、こまめにが基本です。一度に大きく切ると、木に負担がかかり、下の葉もさらに落ちやすくなります。小さく、何度かに分けて、が長続きするコツです。
葉が落ちる時——入れ替わり・乾き・水はけ・日当たり
葉が落ちるのは、必ずしも悪いことではありません。古い葉が少しずつ落ちて、新しい葉に入れ替わっているだけのこともあります。見分けの目安は、「上に新しい葉が出ているか」です。新しい葉が出ていれば、入れ替わりの可能性が高いです。
一方で、全体的に葉が落ちて、新しい葉も出てこない時は、乾き、水はけ、寒さを疑います。土が乾ききっていないか、雨のあとに水がたまっていないか、見てみてください。水は、毎日たっぷり足せばいい、というものではなく、土の乾き具合を見て足します。
落ちた葉は、足元で滑ることがあるので、こまめに集めてください。道路や隣家の側に落ちた分も、気づいた時に片付けておくと、あとで困りにくくなります。切った枝や落ち葉の処分は、自治体の案内に従ってください。
新しい葉が赤くならない時——日当たりと葉の古さを見る
レッドロビンの赤い色は、新しく出てくる葉の色です。葉が育つにつれて、赤から緑へ変わっていきます。そのため、「赤くならない」と感じる時は、新しい葉がそもそも出ていない可能性があります。
刈り込んだあとは新しい芽が出やすく、赤い葉がまた見られることがあります。ただし、日当たりが足りないと、色が出にくくなる場合もあります。日陰の部分だけ色が地味なら、日当たりを見直すことも考えてみてください。品種や環境で色づき方は変わるので、近い色のものと比べるより、その木の前の年の様子と比べるほうが分かりやすいです。
冬の寒さや、乾いた風が続いたあとにも、葉が落ちたり色が地味になったりします。こうした年ごとの違いは、木が悪くなったとは限りません。まずは土の状態と、枝が生きているかを見て、あわてて切らずに様子を見てあげてください。
伸びすぎた時——手の届く高さでこまめに整える
伸びすぎると、上が混んで下に日が届かなくなるので、スカスカの原因にもつながります。伸びた枝先は、手の届く高さで、刈込ばさみを使って面をそろえるように整えます。大きく伸びてから一気に切るより、こまめに少しずつ整えるほうが、木にも自分にも楽です。
隣家や道路側にはみ出した時は、まず話し合いが先です。困った時は、自治体の案内を確かめてください。賃貸や集合住宅の生垣は、管理規約と管理会社の案内に従ってください。
カナメモチとの違い——呼び名で迷った時の確かめ方
レッドロビンは、カナメモチの仲間として売られていて、見た目が近いため、店頭や話の中で呼び名が混ざることがあります。ベニカナメモチと呼ばれることもあり、新芽の赤さや育ち方に違いがあると言われます。
呼び名は地域やお店で違うことがあり、似た名前の別の木もあるので、探す時や買う時は、ラベルの正式な名前と、お店の人の説明で確かめてください。育て方の考え方は、日当たりを確保する、風通しをよくする、形を整えるなど、近い部分が多いです。
最後に、子どもとペットのこと。レッドロビンの葉や枝、落ちた葉は口に入れないでください。猫や犬、小鳥がかじることもあるので、手の届く場所で遊ばせっぱなしにしないようにします。口に入れてしまった時は、医療機関や中毒の相談窓口に、動物は獣医さんに相談してください。薬剤を使う時は、製品の表示どおりに、換気をして、子どもとペットを近づけずに使います。
ゆきこ( ゚Д゚)『下がスカスカになると、つい上を大きくしたくなりますが、迷ったら「下に日が届くか」を先に見るのが近道だと思います』
💡 この困りごとへの提案
切った枝を束ねて自治体の案内どおりに出す時は、園芸用の麻ひもがあると、ほどけにくく扱いやすくなります。
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まとめ:上を狭く下を広めに、下に日を届かせる
- 下がスカスカになる主な原因は、上が茂って下に日が届かないこと
- 上は低め・狭めに、下は広めに整える。手の届く範囲で、少しずつ
- 葉が落ちたら、上に新しい葉があるかを見る。土の乾きと水はけも確かめます
- 赤い色は新しい葉の色。日当たりと、新芽が出ているかを見ます
- 高い所や大きな生垣は造園業者へ。隣家や道路へのはみ出しは話し合いから
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手順を1枚にまとめています。



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