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ローズマリーは料理に使うハーブ、というイメージが強いですよね。でも、庭やベランダで育てていると、枝がどんどん伸びて余ってしまったり、乾かして吊るしたくなったり、「虫除けにもなるって聞いたけど本当なのかな」と気になったりします。玄関に置いたら虫が来にくくなるのか、カメムシにも効くのか、においは消せるのか。料理以外の使い方は、情報がバラバラで迷いやすいところです。
先に結論をひとつ。料理以外の使い方は、香りを楽しむ・飾る、が中心です。虫除けは「寄りにくくなると言われる」程度で、効き目は場所と虫によって違います。当てにしすぎず、気分よく使う延長で考えると失敗しません。吊るす時のカビ、置き場所、猫や小鳥がいる家の注意まで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:使い方の全体像を知りたい人|香りを楽しみたい人|玄関・靴箱に置きたい人|虫除けにしたい人|カメムシが気になる人|ペットや子どもがいる人
料理以外の使い方は3つの型——飾る・吊るす・置く
ローズマリーは、すっきりした強い香りが特徴のハーブです。この香りを生かす使い方は、大きく3つの型に分けられます。
- 飾る。生の枝を小さな花瓶や瓶に挿して、部屋の香りを楽しみます。水は傷みやすいので、こまめに替えます
- 吊るして乾かす。風通しのよい所に逆さに吊るして、ドライにします。インテリアにもなります
- 置く。乾かした枝を、小さな袋や器に入れて、玄関や靴箱、クローゼットに置きます
どれも、においを「消す」というより、香りで気分を切りかえたり、においをやわらげたりする使い方です。強いにおいの元を消す力を期待すると、がっかりすることがあります。ここは肩の力を抜いて、いい香りが少し足されれば満足、くらいの気持ちで使うのが、続けやすいんです。
吊るす・飾る——乾かしてから、カビに気をつける
切った枝は、水気をふいてから束ねます。輪ゴムや麻ひもでゆるめにまとめて、風通しのよい日かげに逆さに吊るします。直射日光に当てると色や香りが飛びやすいので、日かげが向いています。湿気の多い場所や、締め切った浴室の近くは避けましょう。
乾き方は、季節や置き場所で変わります。茎を折ってみて、しっとり感がなく、ぱりっと折れれば乾いたサインです。中途半端に湿ったまま袋に入れたり、瓶に詰めたりすると、カビの元になります。
- 黒ずみや白い粉のような物、においの変化があれば処分。もったいなくても、カビた物は使い続けません
- 束は詰めすぎない。枝の間に空気が通るように
- ほこりがたまったら取り替える。飾りっぱなしにしない
生の枝を飾る場合は、水に浸かる部分の葉を取っておくと、水が濁りにくくなります。花瓶は、飾る前に洗っておくのもコツです。
乾いたローズマリーは、小さな束にして壁に飾ったり、リボンで結んで贈り物にそえたりと、見た目を楽しむ使い方もあります。香りは時間とともに弱くなるので、「いつまでも香る」を期待せず、薄れてきたら新しい枝に替える。そのくらいの距離感が、ちょうどいいんです。
また、においが気になる場所に置く場合も、元のにおいを消すというより、香りが重なってやわらぐ、という程度です。ゴミ箱の近くや、においの強い物のそばでは、香りが負けてしまうことがあります。置く場所を変えても変化が小さい時は、においの元を見直すほうが近道です。
玄関・靴箱・クローゼットに置く考え方
乾かした枝を置く場所は、においが気になる所や、風が通りにくい所が向いています。ただ、場所によって気をつけることが違います。
| 場所 | 向く置き方 | 気をつけること |
|---|---|---|
| 玄関 | 通気性のある小袋や小さな器 | 人の出入りで落ちない所に。濡れた傘や靴の近くは湿気る |
| 靴箱 | 布の小袋に入れて、すき間に | 靴に直接触れない位置。湿気がこもるなら取り替える |
| クローゼット | 衣類に触れない棚の隅 | 衣類の防虫剤とは混ぜない。香りが移りすぎないか確かめる |
| 台所の近く | 火やコンロから離す | 熱で乾きすぎる所に置かない。食品には触れさせない |
置きっぱなしにせず、季節の変わり目などに様子を見て取り替えると、香りもカビの心配も整います。衣類の防虫剤のにおいが気になる人は防虫剤のにおいが取れない時の対処も参考にしてください。
虫除けとして使う時——寄りにくくなると言われる程度に
ローズマリーの香りは、虫が苦手とすると言われることがあります。吊るしておくと虫が寄りにくくなる、という話も聞きますよね。ただ、効き目は場所と虫の種類で違い、どの家でも同じように働くとは言い切れません。虫がいなくなる、と考えるのは禁物です。
特に、ゴキブリやダニ、すでに家の中に入っている虫に対しては、ローズマリーだけで何とかしようとしないでください。必要な時は、それ用の対策や、専門の業者への相談が基本です。ローズマリーは「あくまで補助」と考えると、気持ちも楽です。
- 殺虫剤や防虫剤と混ぜて使わない。同じ袋や同じ引き出しに入れず、別に置きます
- 湿気の多い所に置きっぱなしにしない。カビたら本末転倒です
- 枝や葉がこぼれる所に置かない。かえって掃除の手間が増えます
カメムシが気になる時——洗濯物まわりの考え方
カメムシ除けに、ローズマリーを吊るしたいと考える人もいます。香りが苦手と言われる虫もいますが、ここでも「寄りにくくなるかもしれない」くらいで、いなくなるとは言えません。ベランダや窓まわりに置くなら、洗濯物に枝のくずがつかないように、袋に入れて吊るす形が現実的です。
カメムシ対策の本筋は、洗濯物の取り込み方や、窓まわりの工夫です。そちらはカメムシ対策と洗濯物の考え方に、具体的にまとめています。ローズマリーは、その補助として使うのが無理のない形です。
猫や小鳥、子どもがいる家の注意
ハーブや精油の香りは、人にとって心地よくても、動物には強すぎることがあります。猫や小鳥は、においや成分に敏感だと言われます。これらの動物がいる家は、ローズマリーの枝や精油を、動物のいる部屋の近くに置かないようにして、気になる時は獣医に相談してください。
子どもがいる家は、口に入れない置き場所にします。小袋や乾かした枝は、小さな子どもの手が届く所に置かないこと。誤って口に入れた時や、様子がおかしい時は、医療機関に相談してください。
ゆきこ( ゚Д゚)『料理以外の使い方は、「虫除けになるかどうか」より、「いい香りがして、ちょっと気分が上がる」くらいで使うのが、いちばん気楽でいいと思います』
💡 この困りごとへの提案
ローズマリーを香り用に育てたいなら、苗から始める方法もあります。ベランダや窓辺で育てる時は、日当たりと風通しを見て、猫や小鳥がいる家は置き場所を獣医に相談してから決めてください。
あわせて読みたい
伸びすぎた枝の切り方はローズマリーは冬に剪定していい?、スパイスの香りで虫除けを考えるならクローブで虫除けはできる?をどうぞ。カメムシはカメムシ対策と洗濯物の考え方に、防虫剤のにおいは防虫剤のにおいが取れない時の対処にまとめています。
まとめ:香りを楽しむのが中心。虫除けは当てにしすぎない
- 料理以外の使い方は、飾る・吊るす・置くの3つ。香りを楽しむのが中心
- 吊るす時は、乾かしてからしまう。カビたら使わず処分する
- 虫除けは「寄りにくくなると言われる」程度。効き目は場所と虫で違う
- 殺虫剤や防虫剤とは混ぜない。ゴキブリやダニには別の対策を
- 猫や小鳥がいる家は獣医に相談。子どもが口に入れない所に置く
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手順を1枚にまとめています。



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