セルフカラーで失敗しやすい点と、美容院に任せたほうがいい場合

美容
※本記事はプロモーションを含みます(PR)。

「自分でカラーすれば安く済むけれど、何か問題はあるのだろうか」と気になって、このページにたどり着いた方へ。セルフカラーを選ぶか、美容院に任せるかは、費用だけでなく、肌への安全と、仕上がりへの不安の両方で考えると、迷いが整理しやすくなります。

先に要点をお伝えすると、ヘアカラー(染毛剤)は、毎回のパッチテスト(皮膚アレルギー試験)が基本で、かぶれたことがある人や、頭皮にトラブルがある人は使えません。これは、セルフカラーでも、美容院でも同じです。そして、使い方を間違えたり、異常を感じたときの対応を知らなかったりすると、トラブルが大きくなります。

この記事は、特定の美容師や利用者の経験ではなく、日本ヘアカラー工業会の使用上の注意の自主基準(厚生労働省の通知に添付されたもの)と、国民生活センターの注意喚起で確かめた内容をまとめたものです。製品によって手順や注意は違うため、実際に使うときは、必ずその製品の使用説明書を読んでください。仕上がりの色や髪の傷み具合は、個人差が大きいため、断定しません。

いま気になっているのはどれ?安全な使い方パッチテストなどの決まりを知りたい第2〜4章へセルフか美容院かどちらにするか判断の目安がほしい第5章へ染めた後の髪傷みが気になり、手当ての順番を知りたい第6章へ

→ 結論と早見表/パッチテスト/使えない人/使うときの注意/セルフか美容院か/染めた後の手当て/チェックリスト/よくある質問

結論:安全の決まりは、セルフも美容院も同じ

国民生活センターは、ヘアカラーやヘアダイ、白髪染めなどと呼ばれる酸化染毛剤が、アレルギー性接触皮膚炎を起こしやすく、まれにアナフィラキシーが起こることがあると注意しています。美容院などで施術を受ける場合も、パッチテストなどの注意が必要とされています。次の表は、状況ごとの対応の目安です。

状況 確かめること 次にすること
初めて、または久しぶりに染める 染毛の48時間前のパッチテスト 異常がなければ染毛へ
これまでにかぶれたことがある 製品の使用上の注意 使用せず、医師に相談
頭皮にはれものや傷がある 製品の使用上の注意 染毛を見合わせる
眉毛やまつ毛を染めたい 染毛剤の使用上の注意 使用しない
色や傷みが心配 髪の状態、過去のカラーやパーマ 美容院で相談する

パッチテスト:毎回、染毛の2日前に

日本ヘアカラー工業会の自主基準では、パッチテストは、染毛の2日前(48時間前)に、毎回行うこととされています。パッチテストは、染毛剤にかぶれる体質かどうかを調べるテストで、過去に何回も異常なく染毛していた方でも、体質の変化でかぶれるようになる場合があるため、毎回必要とされています。

パッチテストの流れ(染毛の2日前から)1 塗る腕の内側に10円硬貨大に薄く塗る2 30分位後1回目の観察異常の有無を確かめる3 48時間後触れずに放置2回目の観察4 染毛異常がなければ染毛できる途中で異常を感じたら、すぐに洗い落として染毛しない
  • テスト液は、使用法で定められた割合で薬剤を混ぜて、少量つくる
  • 腕の内側に、10円硬貨大にうすく塗り、自然に乾かす
  • そのまま触れずに48時間おき、塗った部分を絆創膏などで覆わない
  • 発疹、発赤、かゆみ、刺激感などがあれば、手などでこすらず直ちに洗い落とし、染毛しない
  • 観察は、塗布後30分位と、48時間後の2回行う

国民生活センターは、これまで異常がなくても、毛染めを続けるうちにアレルギーになることがあると注意しています。「前回は大丈夫だったから」と省略せず、毎回行うのが基本です。

使えない人・避けたい場面

自主基準の使用上の注意では、次の人は使用しないこととされています。製品の使用説明書にも同じ内容が書かれているため、染める前に読んでください。

  • 今までに、ヘアカラーでかぶれたことのある人
  • 染毛中または染毛後に、じんま疹、発疹、息苦しさ、めまいなどを経験したことのある人
  • パッチテストで皮膚に異常を感じた人
  • 頭皮が過敏になっている人(病中・病後の回復期、生理時、妊娠中など)
  • 頭、顔、首筋にはれもの、傷、皮膚病がある人
  • 腎臓病、血液疾患などの既往症がある人
  • 体調不良の症状が続いている人

日本ヘアカラー工業会のページでは、ブリーチ(過硫酸塩を配合した製品)でかぶれたことのある人も、使用しないよう案内されています。

また、顔そりの直後は、皮膚が細かく傷ついているおそれがあるため、染毛しないこと、染毛の前後1週間はパーマをかけないことも、自主基準に書かれています。

異常があった人は、次から使わない

国民生活センターは、一度でも、かゆみ、赤み、痛みなどの異常があった人は、以後の使用をやめ、パッチテストも行わないよう呼びかけています。初回の症状が軽くても、使い続けると次第に重くなる場合があるとされています。異常を感じたら、使用を止めて医療機関を受診してください。

使うときの注意:目、顔、眉毛・まつ毛

自主基準の使用時の注意には、次のことが挙げられています。

  • 薬液は、使用の直前に混ぜ、すぐに使う。換気のよい場所で、添付の手袋をつけて使う
  • 染毛中に入浴したり、染める前に髪をぬらしたりしない(汗やしずくで薬液が目に入るおそれがある)
  • 薬液が顔や首筋につかないようにする。ついたときは、直ちに水で洗い落とす
  • 頭髪用の製品なので、頭髪以外には使用しない。眉毛、まつ毛には使用しない(薬液が目に入るおそれがある)
  • 混ぜた薬液の残りは、保存せず、洗い流して捨てる(容器が破裂するおそれがある)
薬液が目に入ったとき1 こすらない目をこすらず、直ちに洗い始める2 15分以上洗う水またはぬるま湯でよく洗い流す3 眼科へすぐに眼科医の診療を受ける

自主基準では、目に入ると激しい痛みを生じたり、場合によっては目が損傷(角膜の炎症等)を受けたりすることがあるため、万一目に入ったときは、こすらないで、直ちに水またはぬるま湯で15分以上よく洗い流し、すぐに眼科医の診療を受けるよう案内されています。また、染毛中に、発疹、発赤、はれ、かゆみ、強い刺激などの皮膚の異常や、じんま疹、息苦しさ、めまいなどの症状が出たときは、直ちに薬液をよく洗い流して、すぐに医師の診療を受けてください。

セルフカラーか美容院か:判断の目安

どちらが良いかは、髪の状態、予算、仕上がりへのこだわりで人によって違うため、一概には言えません。ただし、先に確かめたいのは安全面です。

状況別の判断の目安かぶれ・頭皮の異常染毛を見合わせて医師に相談する自分で染めたい毎回パッチテスト説明書どおりに使う仕上がりが心配髪の状態を見せて美容院で相談する

セルフカラーを選ぶ前に

  • 過去のカラー、パーマ、ブリーチの履歴があるときは、使用説明書の注意を読み、不安があれば美容院に相談する
  • 製品の箱の写真の色は、あくまで一例であり、仕上がりは元の髪の色や状態で変わることがあると理解しておく
  • 家族の見守りや換気のできる環境を整え、手袋や、パッチテストの時間(2日前)の予定を確保する

美容院を選ぶ前に

  • 美容院でも、アレルギーの心配は同じなので、過去にかぶれたことや体調(妊娠中など)を、事前に伝える
  • 希望の色、これまでのカラーやパーマの履歴を、できるだけ詳しく伝える
  • 料金は店ごとに違うため、メニューと料金を、予約前に確かめる

カラー関連の書籍を探したい方は、次のリンクから関連商品を探すこともできます。ただし、本は一般的な情報の一つで、個別の判断は、使用説明書と医師・美容師への相談が基本です。

セルフカラー剤については、こちらの記事でも取り上げています:セルフカラーの前に確かめたい、パッチテストとかぶれ対策・向き不向きの目安

セルフで手を加えるという点では、パーマのセルフキットにも同じような注意点があります。

染めた後の髪の手当ては3段で考える

セルフカラーをするにしても美容室に任せるにしても、カラーの後の髪の手当ては同じです。順番で整理しておきます。

カラーやパーマの後の髪は、やり方を変えるだけで手当てできる所と、足した方が早い所があります。順番で考えると迷いません。

  • 熱と摩擦を減らす:アイロンの温度を下げる、ドライヤーは離して乾かす、濡れたまま寝ない。ここが土台
  • 洗い方を見直す:予洗いをしてから泡立てる、すすぎ残しをなくす、ゴシゴシしない
  • 洗い流さない保湿:タオルドライの後に、毛先を中心に少量。つけすぎると重くなる

洗い流さない型の商品の一つに、ラサーナの海藻ヘアエッセンスなどがあります。種類や、定期便の決まり、返金保証の条件は、公式ページの最新の表示で確かめてください。合う合わないは髪質によるので、少量から試して様子を見るのが無難です。

傷んだ髪の手当ては3段で考える① 熱と摩擦を減らすアイロンの温度ドライヤーの距離濡れたままにしない② 洗い方を見直す予洗いと泡立てすすぎ残しをなくすゴシゴシしない③ 洗い流さない保湿タオルドライ後に毛先中心に少量つけすぎない

✅ こんな人は、公式ページで商品の種類と定期便の決まりを見てみてください

  • カラーやパーマの後の毛先のパサつきを、洗い流さない型で手当てしたい
  • 量が多い髪・少ない髪で、しっとり・さらさらの型を選び分けたい
  • 買う前に、送料と定期便の割引・解約の決まりを読んでおきたい

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染める前のチェックリスト

  • 製品の使用説明書を、最後まで読んだ
  • 染毛の48時間前に、パッチテストを行った(毎回)
  • 過去にヘアカラーでかぶれたことがない(ある場合は使用しない)
  • 頭皮や顔、首筋に、はれもの、傷、皮膚の異常がない
  • 顔そりの直後ではなく、前後1週間にパーマをかけていない
  • 換気のよい場所で、手袋をつけて使う準備ができている
  • 眉毛やまつ毛には使わない
  • 異常を感じたときに、医療機関や相談窓口に連絡できる状態にしている

よくある質問

以前は平気だったのに、パッチテストは必要ですか?

必要です。自主基準でも、国民生活センターでも、過去に問題がなくても、体質の変化でかぶれるようになることがあるため、毎回行うこととされています。

パッチテストで少し赤くなったら?

直ちに洗い落とし、染毛しないでください。異常を感じた人は、使用しないことが使用上の注意に書かれています。気になるときは、皮膚科などの医師に相談してください。

まつげや眉毛も同じ薬で染められますか?

いいえ。染毛剤の使用上の注意では、眉毛、まつ毛には使用しないこととされています。薬液が目に入るおそれがあるためです。

染めた後にかゆみが出たら?

使用を止めて、医療機関を受診してください。国民生活センターは、一度でも異常があった人は、以後の使用をやめるよう呼びかけています。

相談できる窓口はありますか?

製品や施術に関する相談は、全国の消費生活センター等が受け付けています。国民生活センターは、消費者ホットライン「188」を案内しています。

まとめ:安全の決まりを守って選ぶ

セルフカラーでも、美容院でも、染毛剤は毎回のパッチテストが基本で、かぶれの経験や頭皮のトラブルがあれば使えません。使うときは、目や顔に薬液がつかないようにし、異常を感じたら、すぐに洗い流して医師の診療を受けてください。そのうえで、費用や仕上がりへの不安をもとに、セルフカラーにするか美容院に任せるかを、ご自身の状況に合わせて選びましょう。


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出典・参考:染毛剤等に添付する文書に記載する使用上の注意事項自主基準(日本ヘアカラー工業会・PMDA掲載)/国民生活センター 見守り新鮮情報 第503号(2025年1月)/日本ヘアカラー工業会/国民生活センター 消費者ホットライン188(各サイト2026年10月確認)。使い方は製品によって違うため、必ず製品の使用説明書に従ってください。

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