電気シェーバーが臭いのはなぜ?——水洗いしているのに臭う人が、たいてい飛ばしている工程

生活

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朝、顔にあてた瞬間に、つんとした古い油のようなにおいが上がってくる。ヘッドを鼻に近づけると、はっきり分かるくらいにおう。しかもそれを、これから顔にあてなければいけない。あの気持ちの下がり方は、なかなかのものだと思います。

そして多くの場合、ここで「洗っていないからだ」という話になります。でも実際には、ちゃんと水で洗っているのに臭うという人がとても多いのです。むしろ、まめに洗っている人ほど「洗っているのになんで」と首をかしげることになります。

においのもとは、そんなに複雑なものではありません。皮脂と、ヒゲくずと、水分。この三つが、外から見えない刃の裏側で混ざって、時間をかけて傷んでいったものです。つまり臭いというのは、汚れそのもののにおいというより、汚れが「腐りやすい条件」に置かれたことのにおいということになります。そう考えると、洗っているのに臭う理由も、わりとあっさり見えてきます。

この記事では、まず洗う前にひとつだけ確かめてほしいことを置いて、そのうえでにおいがどこで生まれているのか、なぜ水洗いだけでは足りないのか、機種のタイプごとに洗い方がどう変わるのか、石けんは使っていいのか、そして何をやってもにおいが取れないときに何を疑うのかまでを順に見ていきます。

においの出どころは この3か所① 外刃の裏皮脂とヒゲくずが網の内側に残ります表からは見えません② 内刃の根元刃を支える溝に汚れがたまります水が流れにくい所③ ゴミ受け・本体落ちたヒゲくずが湿ったまま残ります開けると驚く場所洗う→乾かす、ここまでで1セット洗っただけで戻すと 雑菌が増えやすい環境に刃を外して 風通しのよい場所で自然乾燥します※水洗い不可の機種を水洗いすると故障します取扱説明書か本体の表示を確認。熱風乾燥は不可

洗う前にひとつだけ——その機種、水で洗える機種でしょうか

においの話をする前に、ここだけは先に置かせてください。においを取りたい一心で水道の下に持っていって、そのまま壊してしまうという道があるからです。

水洗いに対応していない電気シェーバーを水洗いすると、故障します。「少しなら」「刃の部分だけなら」という例外もありません。モーターや基板が入っている本体に水が入ると、その場では動いていても、あとから接点が腐食して動かなくなることがあります。洗う前に、取扱説明書の「お手入れ」の項目か、本体に書かれている表示を確認してください。本体やヘッドに水滴のマーク、あるいは「丸洗いOK」「washable」といった表示があれば水洗いに対応した機種、何も書かれていなければ対応していない可能性があります。迷ったら洗わない、が正解です。説明書が見つからなくても、本体か充電台の裏に書かれている型番から、メーカーのサイトで取扱説明書をたどれることがほとんどです。

あわせて、洗う話の前提として次の二つも置いておきます。

  • 分解洗浄は、メーカーが指定している範囲までにとどめてください。外刃のフレームを外す、内刃を抜く、ゴミ受けを開ける——ここまでは説明書に手順が書かれている機種が多い部分です。それ以上、ネジを外して本体を開けるような作業は、防水のパッキンの位置がずれて水が入る原因になりますし、保証の対象からも外れます
  • 刃を素手で拭かないでください。内刃はとても薄く、刃先が鋭いままです。乾いた布や指でこすると切れます。汚れを落とすときは付属のブラシか、刃に触れない形で水を流すのが基本になります

においの正体は「皮脂+ヒゲくず+水分」——刃の裏で起きていること

ここからが本題です。電気シェーバーのにおいは、実はけっこう分かりやすい成り立ちをしています。材料が三つあって、それが混ざって、時間が経つ。それだけです。

ひとつめの材料が皮脂。顔は体の中でも皮脂の分泌が多い場所で、朝でも夜でも、剃るときには必ず皮脂がついています。シェーバーは肌に押しあてて使う道具なので、外刃の網目には皮脂が確実に入り込みます。この皮脂が、においの主役です。皮脂そのものはほとんど無臭に近いのですが、空気に触れて酸化すると、あの古い油のようなにおいに変わっていきます。使わなくなった枕カバーや、しばらく洗っていない油の容器のにおいと、性質としては近いものです。

ふたつめがヒゲくず。切られたヒゲは、たんぱく質のかたまりです。細かい粉のようになって刃の内側にたまり、これ自体もにおいのもとになりますが、それ以上に厄介なのが、皮脂と混ざるとペースト状になって刃にへばりつくことです。粉のままなら振れば落ちますが、油と混ざったとたんに落ちなくなります。

みっつめが水分。ここが分かれ目です。皮脂とヒゲくずが混ざっただけなら、においはゆっくりとしか強くなりません。ところがそこに水分が加わって、しかも風の通らない狭い場所に閉じ込められると、雑菌が増えやすい環境ができあがります。温度がほどよくあって、栄養になる皮脂とたんぱく質があって、水分がある。においが急に強くなるのは、たいていこの水分が加わったタイミングです。

つまり、においというのは汚れの量だけで決まるものではなく、汚れが「傷みやすい状態」でどれだけの時間置かれたかで決まってきます。ここが分かると、洗っているのに臭う理由が見えてきます。

においが生まれる場所は3か所——どれも表からは見えません

もうひとつ、においが厄介に感じられる理由があります。においのもとがたまる場所が、どれも外から見えないところにあることです。だから「見た目はきれいなのに臭う」という状態になって、原因が分からなくなります。

ひとつめは、外刃の裏側。肌にあたっている、あの穴だらけの薄い金属板の内側です。剃っている最中、皮脂とヒゲくずはこの網目を通って裏側へ入り、そこにたまります。表から見ると網目はきれいでも、外刃を外して裏を見ると景色が違う、ということがよくあります。においの中心は、ほぼここです。

ふたつめは、内刃の根元。内刃は、外刃の裏を高速で往復したり回転したりしている部品で、その付け根には刃を支える溝や台座があります。ここは構造上、水を流しても流れが届きにくく、汚れが残りやすいのに乾きにくいという、においにとって最高の条件がそろった場所です。

みっつめは、ゴミ受けと本体の内側。ヘッドの下にヒゲくずをためる部屋がある機種では、そこに落ちた粉が湿ったまま溜まっていきます。しばらく開けていなかったゴミ受けを開けて、思っていた量の何倍もあって驚く、というのはよくある話です。

この三つは、においの強さの順番でもあります。まず外刃の裏を疑って、次に内刃の根元、それでも残るならゴミ受けと本体側。どこを洗うかを決めてから洗うと、同じ時間でもだいぶ結果が変わります。

水洗いしているのに臭う、いちばん多い理由

ここが、この記事でいちばん書きたかったところです。水で洗っているのに臭うという場合、原因は「洗い足りない」ことよりも、「洗ったあとに乾かしていない」ことのほうが圧倒的に多くなります。

仕組みを追うと、なんとも皮肉な話になっています。水で洗うと、汚れの大半は流れます。ただし、外刃の裏や内刃の根元のような狭い場所には、落としきれなかった皮脂と、洗ったときの水が、両方とも残ります。そこでヘッドを本体に戻し、キャップをかぶせて、洗面台の引き出しにしまう。すると何が起きるかというと、水分の逃げ場がない密閉に近い空間に、栄養(皮脂とヒゲくず)と水分がそろって閉じ込められることになります。

洗う前より、洗ったあとのほうが、雑菌の増えやすい条件がそろってしまう。これが「洗っているのに臭う」の正体です。まめに洗っている人ほどこの状態を毎日作ってしまうので、洗わない人より臭うことすらあります。においが生乾きの雑巾やタオルのようなにおいに近いと感じたら、まずこれを疑って間違いないと思います。

だから、洗うことと乾かすことは、二つの作業ではなくてひとつの作業だと考えたほうがうまくいきます。乾かし方といっても、難しいことは何もありません。

  • 洗ったら、まず水気を振り切る——ヘッドを下に向けて軽く振ると、たまった水がかなり落ちます。本体を強く打ちつけるのはやめてください、刃が変形します
  • 外刃のフレームを外して、内刃と分けて乾かす——機種の説明書で外していい範囲を確かめたうえで、外せるなら外したほうが乾きは段違いに早くなります。重ねたままだと、いちばん乾いてほしい面が接したままになります
  • やわらかい布やティッシュで、押さえるように水を吸わせる——こするのではなく押さえるだけです。刃そのものを布や指でこすらないでください。切れます
  • キャップをかぶせず、風通しのよい場所で自然乾燥させる——洗面台の引き出しの中ではなく、外に出しておくのがこつです。完全に乾いてから戻します
  • 乾燥機能つきの洗浄充電器がある機種は、それに任せる——温風で乾かす工程まで含めて設計されているものは、そこがいちばん確実です

そして、ここは固く書きます。ドライヤーの熱風で乾かさないでください。早く乾かしたい気持ちはとてもよく分かるのですが、シェーバーのヘッドまわりは薄い樹脂とゴムのパッキンでできています。熱風をあてると樹脂が変形し、外刃と内刃の当たり方が狂います。刃が焼き付いて動きが重くなることもありますし、変形したパッキンは防水の役目を果たさなくなります。急ぐなら、送風のみの冷風にとどめてください。基本は自然乾燥です。

ゆきこ( ゚Д゚)『洗って終わりじゃなかったの、けっこう衝撃』

洗い方は、機種のタイプで3つに分かれます

「洗いましょう」と一口に言っても、電気シェーバーは機種によってできることがまったく違います。大きく三つに分かれるので、自分のものがどれかを決めてから読んでいただくと早いと思います。

①専用の洗浄液に対応した機種(洗浄充電器つき)。本体を台にセットしておくと、洗浄液で刃を洗い、そのまま乾燥まで済ませてくれるタイプです。においという点では、いちばん有利な仕組みになります。専用の洗浄液には皮脂を落とす成分が入っていて、機種によっては潤滑の成分も含まれているので、洗浄と注油をまとめて引き受けてくれることもあります。使うのは必ずその機種に指定された洗浄液にしてください。台所用洗剤や自作の洗浄液を入れると、泡が出て機械があふれたり、成分が樹脂を傷めたりします。カートリッジや洗浄液は消耗品なので、切らしたまま使い続けているとにおいが戻ってきます。

  • シェーバー用の洗浄液・洗浄カートリッジ(必ず自分の機種の型番に対応したものを選んでください。互換品は形が合っても洗浄力や成分が異なることがあります):楽天市場で見るAmazonで見る

②水洗いができる機種。いちばん多いタイプだと思います。手順としては、ヒゲくずをブラシで払ってから、ぬるま湯を流しながらヘッドを洗います。水よりぬるま湯のほうがいいのは、皮脂は冷たい水ではほとんど落ちないからです。台所で油ものを冷水で洗ったときのことを思い出していただくと早いと思います。ただし熱いお湯は樹脂やパッキンを傷めるので、ぬるま湯の範囲にとどめてください。説明書に上限の温度が書かれていることもあります。洗い終わったら、前の章の乾かす工程へ進みます。

③水洗いができない機種。この場合は、乾いた手入れだけになります。付属のブラシで外刃の裏と内刃の根元、ゴミ受けを払い、ヘッドの外せる範囲を外して粉を落とします。水が使えないぶん、においを防ぐ勝負は「ためない」ことに寄ります。毎回ブラシで払っておけば、皮脂とヒゲくずが練り合わさってこびりつく前に落とせます。そのうえで、機種によっては専用のクリーナーやアルコールを含んだシートの使用が認められていることがあるので、そこは説明書の指示に従ってください。認められていない場所にアルコールを使うと、樹脂が白く曇ったりひび割れたりします。

石けんやハンドソープで洗ってもいいのでしょうか

水だけだと皮脂が落ちきらないので、洗剤を使いたくなります。これはとても自然な発想ですし、実際に石けんでの洗浄を推奨している機種もあります。ただし、ここも機種で分かれます。

まず、説明書で石けんやハンドソープの使用が認められている機種。この場合は、ヘッドに泡をつけて数十秒ほど動かしてから、じゅうぶんにすすぐ、という手順が案内されていることが多いです。皮脂に対しては水よりずっと効きます。

問題はすすぎのほうです。ここに落とし穴があります。石けん分が刃の裏や内刃の根元に残ると、それ自体が新しいにおいのもとになります。石けんは油と結びついて汚れを浮かせるものなので、すすぎきれなかった分は皮脂と結びついたまま狭い隙間に残ります。しかも、残った石けん分はべたつきを生み、次に剃ったヒゲくずをそこに貼りつけます。においを消そうとして洗剤を使い、すすぎが甘くて、かえってにおいが強くなる。これは意外とよく起きる回り道です。使うなら、洗った時間の倍くらいの気持ちですすぐ、と考えておくとちょうどよくなります。

そして避けたいものもはっきりしています。台所用の中性洗剤以外の洗剤、たとえば塩素系や酸素系の漂白剤、研磨剤入りのクレンザー、アルカリの強い洗剤は使わないでください。金属の刃を傷め、樹脂を白く曇らせ、変色させます。除菌のつもりでやったことが、刃の寿命を縮める結果になります。そもそも水洗いに対応していない機種では、石けんも洗剤も選択肢になりません。

早見表:機種のタイプ別、洗い方と乾かし方

ここまでの話を、機種のタイプごとに横並びにしておきます。自分のものがどれかを決めてから、その行だけ見ていただければじゅうぶんです。

機種のタイプ 洗い方 乾かし方 注意
洗浄液対応(洗浄充電器つき) 指定の洗浄液で自動洗浄。カートリッジは切らさない 乾燥まで自動。終わるまで戻さない 台所用洗剤や自作液は不可。泡と成分で機械を傷めます
水洗い可(石けんOKと記載あり) ブラシで粉を払ってから、ぬるま湯+石けんで洗いすすぐ 水気を振り切り、刃を外して自然乾燥 すすぎ残しは新たなにおいのもと。倍の時間をかけてすすぐ
水洗い可(石けんの記載なし) ブラシで粉を払ってから、ぬるま湯だけで洗う 同上。キャップはかぶせず風通しのよい場所へ 熱いお湯は樹脂とパッキンを傷めます。ぬるま湯まで
水洗い不可(乾式) 付属のブラシで外刃の裏・内刃の根元・ゴミ受けを払う 乾拭きのみ。水は使いません 水洗いすると故障します。例外はありません
すべてのタイプに共通 分解はメーカー指定の範囲まで ドライヤーの熱風は不可。自然乾燥か冷風 刃を素手や布でこすらない(切創)。ためないことが最大の予防

表の内容は、どれも「機種の説明書と食い違ったら説明書が優先」です。とくに水洗いの可否と、分解していい範囲だけは、必ず自分の機種の記載で確かめてください。

洗っても乾かしても取れないにおいは、刃の交換時期のサインです

手順どおりに洗って、しっかり乾かして、それでもにおいが残る。そういうときは、洗い方の問題ではなくなっている可能性があります。刃そのものが、汚れを抱え込む形に変わってしまっているのです。

外刃は驚くほど薄い金属の板で、使っているうちに少しずつ摩耗します。落としたり、硬いものにぶつけたりすれば、目には見えない程度の変形やひび割れも入ります。金属の表面に細かい傷や凹凸ができると、そこに皮脂とヒゲくずが入り込んで、洗っても流れ出てこなくなります。内刃の根元も同じで、摩耗して隙間が広がったところに汚れが詰まると、水は通っても汚れは残るという状態になります。においが「洗った直後だけ消えて、翌日にはもう戻っている」という場合、この段階に入っていることが多くなります。

交換の目安としてよく言われるのが、外刃はおよそ一年、内刃はおよそ二年という数字です。これは使う頻度やヒゲの濃さで前後しますし、あくまで一般的な目安ですが、この時期を大きく超えているならにおいの原因として有力です。あわせて、次のようなサインが出ていないかも見てみてください。

  • 剃るときに引っかかる感じがある、あるいは肌がひりつく
  • 以前より時間がかかるようになった、同じ場所を何度も往復している
  • 音が大きくなった、ヘッドが以前より熱くなる
  • 外刃の網目が一部だけ光っている(そこだけ削れているサインです)

においと切れ味は、原因の一部を共有しています。刃に汚れが固まっていれば切れ味も落ちますし、刃が摩耗していればにおいも取れにくくなります。切れ味のほうが気になってきたなら、電気シェーバーで深剃りできないときの原因のほうに、刃・肌・当て方の三つの系統に分けた切り分けをまとめてあります。においと剃り味が同時に悪くなっているなら、刃の寿命を先に疑うのが早道だと思います。

また、水洗いのできる機種では、洗ったあとの注油がにおいの予防にもなります。油の膜は金属と水のあいだに入って錆を防ぐので、乾かしきれずに残ったわずかな水分の影響を減らしてくれます。ただし油なら何でもいいわけではなく、家にある食用油やワセリンを差すと、かえって固着してにおいのもとになります。このあたりは電気シェーバーのオイルは代用できるのかのほうに、何が起きるのかを書いてあります。洗浄液で洗う機種は注油が不要とされていることが多いので、そこも説明書の記載しだいです。

そして、外刃と内刃を両方替えると、機種によっては本体の値段に近づいてしまうことがあります。そこが買い替えを考える分かれ目になります。手入れのしやすさで選び直したくなったら、電気シェーバー選びで後悔しないためにのほうに、深剃りの力と手入れのしやすさをどう天秤にかけるかをまとめてあります。においで悩んだ経験がある人ほど、次は洗浄充電器つきを選ぶ価値があると思います。乾燥までを機械に任せられるというのは、この記事の内容をまるごと肩代わりしてもらえるということなので。

においを寄せつけないための、毎日の小さなこと

最後に、ためないための工夫をいくつか。どれも一分もかからないものばかりです。

  • 剃り終わったら、その場でブラシで払う——皮脂とヒゲくずは、混ざって時間が経つほど落ちにくくなります。粉のうちなら払うだけで落ちます
  • 洗ったあとは、乾くまでしまわない——この記事でいちばん大事なところです。引き出しに入れるのは、完全に乾いてからにします
  • キャップは乾いてからかぶせる——キャップは刃を守るためのもので、湿ったままかぶせると水分を閉じ込める蓋になります
  • 洗面台の上より、風の通る場所へ——洗面所は湿気がこもりやすい部屋です。乾かすあいだだけでも、風の通るところに置けるとだいぶ違います
  • ゴミ受けは、月に一度は開けてみる——ふだん開けない場所ほど溜まっています。開ける手順は説明書に載っていることが多いです
  • 剃る前に顔を洗う、あるいは拭く——刃に入る皮脂そのものを減らせます。汚れを落とす手間より、持ち込まない工夫のほうが軽く済みます

まとめ:においは汚れの量ではなく、汚れが置かれた条件で決まります

  1. においの正体は、皮脂とヒゲくずと水分が混ざって傷んだものです。汚れそのもののにおいというより、汚れが傷みやすい条件に置かれたことのにおいだと考えると、対策の向きが決まります
  2. 発生源は、外刃の裏・内刃の根元・ゴミ受けの3か所。どれも表からは見えないので、「見た目はきれいなのに臭う」という状態になります
  3. 水洗いしているのに臭う最大の理由は、洗ったあとに乾かしていないことです。水分と皮脂を密閉に近い空間に閉じ込めると、洗う前より雑菌の増えやすい条件がそろってしまいます
  4. 洗う工程と乾かす工程で、ひとつの作業です。刃を外して、キャップをかぶせず、風の通る場所で自然乾燥。ここまでやって完了になります
  5. 石けんは機種しだい。使うならすすぎを倍の気持ちで。すすぎ残しは、それ自体が新しいにおいのもとになります。漂白剤や研磨剤入りの洗剤は使いません
  6. 何をしても取れないにおいは、刃の交換時期のサインです。摩耗した金属の凹凸に汚れが入り込むと、洗っても流れ出てこなくなります
  7. 水洗いの可否と分解していい範囲だけは、必ず取扱説明書か本体の表示で確認してください。水洗いできない機種を洗うと故障します。そしてドライヤーの熱風では乾かさないでください

保存版:この記事の早見表

においの出どころと、機種のタイプ別の洗い方・乾かし方を1枚の画像にまとめました。スマホに入れておくと、洗面所で手が止まったときにすぐ確かめられます。

電気シェーバーの臭い対策カード:においの正体は皮脂とヒゲくずと水分が混ざって傷んだもの、発生源は外刃の裏と内刃の根元とゴミ受けの3か所で表からは見えない、水洗いしているのに臭う最大の原因は洗ったあとに乾かしていないこと、洗う工程と乾かす工程でひとつの作業、洗浄液対応機は指定の洗浄液で自動洗浄、水洗い可の機種はぬるま湯で洗い刃を外して自然乾燥、水洗い不可の機種はブラシで払うだけで水は使わない、石けんは機種しだいですすぎ残しが新たなにおいのもと、取れないにおいは外刃およそ一年内刃およそ二年の交換時期のサイン、ドライヤーの熱風で乾かさない、刃を素手で拭かない

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