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根詰まりが気になって植え替えたら、数日で葉がしおれてきた。根を切りすぎたかもしれない。「失敗した…」と、後から青ざめる人は少なくありません。ストレリチアは根が太くて大きな鉢になりがちなので、作業そのものが大仕事ですよね。
先に結論をひとつ。植え替えの直後にしおれるのは、根が一時的に水を吸いにくくなっているため、と言われます。ここで慌てて水や肥料を足すと、かえって弱らせることがあります。明るい日陰で休ませて、土が乾くのを待つ。根を切った時は、葉を少し減らして、根と葉のバランスを取る考え方です。順に見ていきましょう。
ケース別に読む:植え替え後にしおれた人|根を切ってしまった人|枯れた葉を切りたい人|伸びすぎ・傾く人|葉先が枯れる人|蕾が気になる人
植え替え後にしおれた時——休ませて、足しすぎない
植え替えのあとは、見た目より株が疲れています。根が新しい土になじむまでは、水を吸う力が落ちるためです。この時期の基本は「手を出さずに待つ」こと。次の表を目安にしてください。
| 見直す点 | やること | 避けること |
|---|---|---|
| 置き場所 | 明るい日陰で休ませる | いきなり強い直射日光に出す |
| 水 | 土の中が乾いてから、鉢底から出るまで | しおれたからと、続けて足す |
| 風 | エアコンの風が当たらない位置 | 温風や冷風が直接当たる場所 |
| 肥料・活力剤 | 弱っている間は急がない。使う時は製品の表示どおり | 元気にしたくて、たっぷり与える |
水を足すかどうかは、鉢の重さと土の中で。日数で決めると、季節や鉢の大きさでずれます。植え替えの後は、新しい土が水を含みやすいので、乾き方が変わることもあります。しばらくは、置き場所を変えず、同じ条件で様子を見るのがコツです。
植え替えの直後は、葉が下を向いたり、少し巻いたりすることもあります。大きな鉢の株ほど、根が新しい土になじむまで時間がかかるように見えるものです。毎日のように葉を触ったり、鉢を動かしたりすると、かえって株が落ち着きません。見るのは「新しい葉の動き」と「土の乾き方」の2点だけにして、あとは待ちましょう。
根を切ってしまった時——葉を減らして、バランスを取る
植え替えでは、古くなった根や、鉢の形に巻いた根を整えることがあります。切りすぎたかも、と思った時、まず落ち着きましょう。根を切った量に合わせて、葉を少し減らすと、根が吸う水と葉から逃げる水のつり合いが取りやすくなると言われます。
- 太い根の切り口:切り口から傷みやすいので、清潔なはさみで、すっぱりと切る
- 黒くぶよぶよした根:傷んでいるので、その部分だけを取る
- 葉を減らす:傷んだ古い葉から。全部切ると株が弱るので、少しずつ
- 植え直す土:水はけのよい土で。古い土の始末は植木鉢の土の捨て方、鉢底に石を入れるかは鉢底石はいらない?が参考になります
植え替えは、土が飛び散るので、床に園芸シートを広げてから始めると、片付けが楽です。土で汚れた軍手の洗い方は軍手の洗い方にまとめています。作業中は手袋をして、終わったら手を洗ってください。
根を整える時は、一度に全部やろうとしないのも大事です。鉢から抜いた株は、根が空気にふれる時間が長いほど乾いてしまいます。新しい鉢と土、はさみ、シートを先に並べてから抜くと、作業が短く済みます。大きな株は一人で持ち上げると腰を痛めやすいので、無理せず、二人で支えるか、鉢を倒して滑らせるように出してください。
枯れた葉の切り方——根元に近い所で、清潔なはさみで
ストレリチアの大きな葉は、古くなると下から茶色く枯れていきます。枯れた葉をそのままにすると、見た目が気になるだけでなく、湿気がこもりやすくなります。切る場所は、葉の茎(葉柄)の根元に近い所です。
- 葉全体が茶色く乾いた:葉柄の根元近くで切る。無理に引っ張ると、株元を傷める
- 葉先だけが枯れた:枯れた部分だけを切り、緑の部分を少し残して形を整える
- まだ緑が残る葉:切らずに様子を見る。緑の部分は、まだ働いている
切る前に、はさみを洗って乾かし、手入れが気になる時ははさみの手入れを見ておくと安心です。汁が肌につくことがあるので、手袋を使い、切った後は手を洗います。刃先は人に向けず、子どもが使う時は大人が見ていてください。
伸びすぎ・徒長・傾く時——光の向きと支えを見直す
茎が細く長く伸びて、頼りなく傾いてきた。これは光が足りない時に出やすい形で、徒長と呼ばれます。窓の方向へ葉が向かって、鉢全体が傾くこともあります。
- 鉢の向きを時々変えて、全体に光が当たるようにする
- 今より明るい場所へ、少しずつ動かす
- 傾きが大きい時は、支柱で支える。支柱を立てた鉢は、ぐらつかないか確かめる
- 茎が折れた時の切り口の整え方はオーガスタの葉が垂れる時が参考になる
背が高く重い鉢は、地震や、ぶつかった時に倒れる心配があります。寝る場所の上や、子どもとペットの通り道を避けて置いてください。
葉先が枯れる・葉が割れる時——乾燥と水のむらを見る
植え替えの後に、葉先だけが茶色くなることがあります。根が整うまでの水不足や、空気の乾燥が関わっていると言われます。葉が割れるのは、風や触れる場所で裂けやすい性質もあるので、あわてなくて大丈夫です。
- 葉先が茶色:乾いた部分だけを切り、緑を残す。水のむらがないか、鉢の重さで確かめる
- 葉が割れた:割れ目が緑なら残していい。エアコンの風が当たる位置を避ける
- どちらも、急に置き場所を変えない
大きな鉢の株は、鉢の中の端と真ん中で土の乾き方が違うことがあります。表面が乾いていても、中が湿っていることがあるので、指やチェッカーで中を見てから水をやると安心です。窓辺で日差しが強い時は、カーテン越しの光に切り替えると、葉先への負担がやわらぎます。
蕾がつく時・ヘリコニアとの違い
株がしっかり育つと、茎の間から蕾が出てくることがあります。蕾を見つけたら、置き場所を急に変えず、光と水を安定させて見守りましょう。咲くまでの期間は、株の状態や環境で変わります。
ヘリコニアは、ストレリチアとよく似た葉を持つ植物として知られています。花が長く下がって咲く種類もあり、見た目の違いで見分けることが多いようです。名前の札や説明書きを確かめてください。
子どもとペットの安全——切った葉や茎は手の届かない所へ
切った葉や茎、落ちた葉は、小さな子どもが口に入れたり、猫や小鳥などがかじったりすることがあります。作業が終わったらすぐ片付け、鉢は手の届かない所へ。もし口に入れてしまったら、すぐに医療機関や、中毒の相談窓口へ。ペットの場合は獣医さんに連絡してください。植物ごとの毒性は種類で違うので、気になる時は専門家に相談するのが安心です。
ゆきこ( ゚Д゚)『植え替えのあとは、手を出すより待つ方が難しいですよね。しおれて見えても、まず休ませる。そう決めておくと、気持ちが落ち着きます』
💡 この困りごとへの提案
植え替えの時は、床に園芸シートを広げておくと、土の片付けが楽になります。
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同じ仲間の葉が垂れる・割れる・根腐れの見方はオーガスタの葉が垂れる時へ。植え替えの土は植木鉢の土の捨て方、鉢底の石は鉢底石はいらない?、汚れた軍手は軍手の洗い方にまとめています。
まとめ:植え替え後は休ませて足しすぎない。根を切ったら葉を少し減らす
- しおれても、まず休ませる。明るい日陰で、水と肥料を足しすぎない
- 根を切った時は葉を少し減らす。傷んだ根だけを清潔なはさみで取る
- 枯れた葉は根元に近い所で切る。緑の残る葉は切らない
- 徒長と傾きは光の向きから。鉢を回し、支柱を立てた鉢は倒れない位置に
- 作業は手袋で。切った葉は子どもとペットの口に入らないよう片付ける
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手順を1枚にまとめています。



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