※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれています。
大きな葉がぐったりとうなだれている。葉の端が裂けて、ほうきのようになってきた。新しい葉が出てきたのに、巻いたまま開かない。オーガスタは存在感がある分、様子が変わると目立ちますよね。「枯れてしまうのかな」と、不安になる気持ちはよく分かります。
先に結論をひとつ。葉が割れるのは、大きな葉が風や人の動きで裂けやすいという性質もあり、病気とは限りません。いっぽう、葉が垂れる時は「水」「光」「根」の3つを順番に見ます。根腐れかどうかは、株元の様子と土のにおいで確かめられます。それぞれの見分け方を、順に見ていきましょう。
ケース別に読む:葉が垂れる人|葉が割れる人|新しい葉が開かない人|根腐れが心配な人|茎が折れた人|レギネとの違いが知りたい人
葉が垂れる時——水・光・根の順に見る
オーガスタの大きな葉は、水を多く使います。水が足りなくても、水をやりすぎて根が弱っても、葉は同じようにうなだれます。原因が逆なので、先に水を足してしまうと、かえって悪化することがあるんです。まずは次の表で、様子と土の状態をつき合わせてみてください。
| 葉の様子 | 鉢と土の様子 | 考えられる形 |
|---|---|---|
| 全体がぐったり | 鉢が軽く、土の中まで乾いている | 水が足りない形 |
| 垂れて黄色っぽい | 鉢が重く、土が湿ったまま | 水が多く、根が弱っている形 |
| 葉が窓の方へ傾く | 窓から離れた暗い場所にある | 光が足りない形 |
| 土がすぐ乾く | 鉢の穴から根が出ている | 根が鉢いっぱいの形 |
水の判断は、鉢を持ち上げた重さと、指を入れた土の中で。日数で決めるのは、季節や置き場所で変わるので難しいんです。光は、明るい窓辺が基本。ただし強い西日が長く当たる窓は、葉が傷むことがあります。光をやわらげたい時は、遮光カーテンの効果も参考になります。
垂れた茎を起こしたい時は、支柱で支える手があります。ただし支柱を立てた鉢は、倒れやすくなります。ベッドやソファの上、子どもやペットの通り道を避けた、倒れても人に当たらない位置に置いてください。
葉が割れる時——風・通り道・触れる場所を見直す
オーガスタの葉が割れるのは、実はよくあることです。大きくて薄い葉は、もともと風や人の動きで裂けやすいと言われます。エアコンの風が当たる場所、人やペットが通るたびに葉が触れる場所は、割れやすい場所です。
- 割れた葉は、残していい:割れ目が緑のままなら、葉の働きは続きます
- 割れ目が茶色く乾いてきたら:清潔なはさみで、乾いた部分だけを切ります
- 風の通り道を避ける:エアコンの風が当たる位置から、少しずらす
- 通り道に置かない:人やペットが葉をなでる場所は避ける
はさみを使う時は、刃先を人に向けず、子どもが触れない所に置きます。切った後は手を洗ってください。割れた葉が見た目で気になる時は、無理に切らなくても大丈夫です。
大きな葉はほこりもたまりやすいので、時々、やわらかい布で表面をそっとふくと、光をしっかり受けられます。ふく時は、葉の下に手を添えて支えると、割れ目が広がりにくくなります。
新しい葉が開かない時——光と冷えを確かめる
オーガスタの新しい葉は、細く巻いた形で出てきて、少しずつ広がります。この動きが止まったように見えると、不安になりますよね。開くのが遅い時は、光が足りない、夜の窓辺が冷える、土が乾きすぎている、といったことが関わると言われます。
- 焦って広げない:指で広げると、葉が裂けることがあります
- 明るさを確かめる:窓から離れすぎていないか
- 夜の冷え:冬の窓辺は夜に冷えるので、鉢を少し内側へ
- 水は鉢の重さで:乾ききった状態が長く続くと、新しい葉の元気がなくなります
新しい葉が出ない、新芽が動かない時も、この3つ(光・冷え・水)が手がかりです。株が動き出す季節まで、置き場所を変えすぎずに待つのも、ひとつの手です。
葉が開かないまま茶色くなってきた時は、巻いた葉の中に水がたまっていないかも見てください。霧吹きやじょうろで葉の中心に水がたまると、傷みやすくなります。水は株元の土にやり、葉の中心にはかけないのが安心です。
根腐れかもしれない時——株元・におい・根の色で見る
葉が黄色くなって垂れ、鉢が重いまま乾かない時は、根が傷んでいる可能性があります。株元を手で軽く押して、ぶよぶよしていないか。土から、いやなにおいがしないか。この2つが最初のチェックです。
確かめるには、鉢から株を出して、根を見ます。白くしっかりしていれば元気。黒くてぶよぶよしていたら、傷んでいます。傷んだ根だけを清潔なはさみで取り、新しい土で植え直します。薬剤を使うかどうかは、製品の表示どおりに。根腐れは、風通しと水のやり方、傷んだ所を取ることが基本の考え方です。
鉢の底に石を敷くかどうかは鉢底石はいらない?、古い土の捨て方は植木鉢の土の捨て方にまとめています。
茎が折れた時——切り口を整えて、残りの株を守る
大きな鉢は、動かした時や倒れた時に、茎が折れることがあります。折れた茎は元には戻らないので、折れた所の少し下で、清潔なはさみを使って切り口を整えます。ギザギザのまま放っておくと、切り口が傷みやすいためです。
- 手袋をして、汁が肌につかないようにする
- 切った後は手を洗い、はさみも洗って乾かす
- 折れた茎や葉は、子どもやペットが口に入れないよう、すぐ片付ける
- ほかの茎が元気なら、株全体は続けて育てられることがあります
しばらくは水やりを控えめに。切った後は直射日光を避けた明るい場所で、様子を見ます。
ストレリチア(レギネ)・ニコライとの違い——呼び名が重なる理由
オーガスタは、ストレリチアの仲間です。大きく育って、木のような姿になる種類を、オーガスタやニコライと呼ぶことがあります。いっぽう、小ぶりな葉と、鳥のような形のオレンジ色の花で知られるのが、レギネです。
呼び名はお店や本で少し違うことがあるので、育てている株の札や説明書きを見てください。レギネとオーガスタでは、植え替えや枯れた葉の切り方、徒長への考え方にも違いが出てきます。そのあたりはストレリチアの植え替え失敗にまとめています。
背が高い鉢の置き場所と、子どもとペットの安全
オーガスタは、背が高く重い鉢になりがちです。地震や、ぶつかった時の転倒に備えて、人が寝る場所の上や、子どもやペットの通り道を避けて置きます。大きな葉は、小さな子どもの手に届きやすいので、口に入れないように見ておいてください。猫や小鳥などがかじることがあるので、手の届かない工夫も必要です。植物ごとの毒性は種類で違うので、もし口に入れてしまったら、すぐに医療機関や、中毒の相談窓口へ。ペットなら獣医さんへ連絡を。
ゆきこ( ゚Д゚)『垂れた葉を見ると、つい水をあげたくなりますよね。でも先に鉢を持って重さを確かめる方が、結局は遠回りしない気がします』
💡 この困りごとへの提案
垂れた茎を支えたい時は、観葉植物用の支柱とリングがあると、無理のない形で整えられます。
あわせて読みたい
同じ仲間の植え替えや枯れた葉の切り方はストレリチアの植え替え失敗へ。鉢の底に石を入れるか迷う時は鉢底石はいらない?、土の始末は植木鉢の土の捨て方、窓辺の光の調整は遮光カーテンの効果にまとめています。
まとめ:垂れたら水・光・根の順に。割れるのは性質、根腐れは株元とにおいで見る
- 垂れた時は水・光・根の順に見る。先に水を足さず、鉢の重さを確かめる
- 葉が割れるのは性質のこともある。割れ目が緑なら、残していい
- 新しい葉は広げない。光と冷えと水を見て待つ
- 根腐れは株元とにおいで見る。傷んだ根だけを取って植え直す
- 背の高い鉢は人に当たらない位置に。子どもとペットの口に入らないようにする
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



コメント