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夏の間ベランダや窓辺で頑張ってくれたすだれ。そろそろしまおうと外したら、裏側に黒い点々やうっすら白いモヤモヤ——これ、放っておくと来年広がって戻ってきます。
すだれは竹や葦(よし)の天然素材なので、プラスチックのようにゴシゴシ漂白というわけにいきません。素材を傷めない順番で落として、完全に乾かしてからしまう。この2つで来年も気持ちよく使えます。
落とし方:弱い手段から順番に
- まず乾いた状態でブラシがけ——カビの胞子とホコリを外で払い落とします。たわしや洋服ブラシでOK。濡らす前にやるのがポイント(濡らすとホコリが泥になって編み糸に染みます)
- 消毒用アルコール(エタノール)をスプレーして拭く——黒い点々の部分に吹きかけ、乾いた布で押さえるように拭きます。カビの殺菌はこれが主役。色を抜かずに菌を止められます
- それでも残る黒い染みは「跡」です——菌が死んでも色素は残ります。深く染みた黒は完全には消えません。見た目をどうしても直したい場合だけ、酸素系漂白剤を溶かしたぬるま湯で該当部分をスポンジ拭き→よくすすぎ。天然素材は漂白で色が抜けたりムラになったりするので、目立たない端で試してから
塩素系漂白剤は最後の最後です。竹や葦を傷めて編み糸も弱らせるうえ、色抜けがほぼ確実に起きます。使う場合は薄めて短時間、すすぎ徹底で。アルコールや酸性のものと塩素系を続けて使わないでください(有害なガスの原因になります。工程を分けて、間にしっかり水洗いと乾燥を)。
洗ったあとは「完全乾燥」——ここで手を抜くと二度目が来る
すだれのカビは、湿ったまま巻いてしまった・雨ざらしのまま夏を越したのどちらかがほぼ原因です。洗ったあとは、
- 広げたまま、風通しのよい日陰〜半日陰で丸1日以上干します(直射日光に長時間は反りと退色のもと。午前の日光くらいはOK)
- 編み糸の交差部分に水が残りやすいので、触って冷たさを感じなくなるまでが目安です
しまい方:新聞紙で巻いて、立てて、上の段へ
- 完全に乾いたら、新聞紙を1枚はさみながらくるくる巻きます。新聞紙が湿気を吸ってくれる保管材になります
- 巻いたら紐で軽く縛り、横に寝かせず立てて保管(寝かせると自重で癖がつきます)
- 場所は湿気のたまる床置きを避けて、押入れの上段や物置の棚上へ。床下収納とベランダの物入れは湿気が多くて再発の定番です
来年のための防止策——「雨に当てない」がすべての土台
- 軒やサッシの内側に掛けて、雨がかかる位置を避ける。台風や長雨の予報が出たら外して屋内へ(台風前のベランダ対策とセットでどうぞ)
- シーズン中も月1回、外して陰干しする日をつくると、カビの立ち上がりを断てます
- 買うときに樹脂製(PP製)すだれを選ぶのも一手です。風合いは天然に譲りますが、水洗いできてカビの心配がほぼありません。「カビが生えないすだれは?」への正直な答えはこれです
ゆきこ( ゚Д゚)『去年、雨上がりにそのまま巻いてしまったすだれを今年の6月に開いたら、内側が水玉模様になっていました。今年はブラシ→アルコール→新聞紙巻きのフルコースで冬支度。押入れの上段の特等席を確保済みです』
アルコールスプレーは掃除全般に使い回せるので、大きめボトルが1本あると便利です。買い替えるなら樹脂製すだれも選択肢に。
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夏物の片付けつながりでレジャーシートのカビの落とし方も公開しています。しまう前の乾燥が命、という結論は同じです。
まとめ:ブラシ→アルコール→完全乾燥→新聞紙巻き
- まず乾いたままブラシで胞子を払う。濡らすのはそのあと
- 殺菌は消毒用アルコール。深い黒染みは「跡」なので完全には消えない
- 塩素系は最終手段。色抜け覚悟+他の薬剤と併用しない
- しまう前に日陰で丸1日以上の完全乾燥→新聞紙を挟んで巻き、立てて上段へ
- 防止は雨に当てない+月1の陰干し。ゼロにしたいなら樹脂製
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対処チャートを1枚にまとめました。



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