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サーモスのフライパンを見ていると、取っ手のとれるタイプ、取っ手つき、デュラブルシリーズ、プラズマ硬質コート、セット品と、種類が多くて「結局どれ?」となりますよね。コーティングの名前も似ているので、違いを聞かれても説明しにくいところです。
先に結論です。選ぶ順番は、まず熱源(IH・ガス火両用か、ガス火専用か)、次に取っ手(とれる=収納やオーブン向き、つき=炒め物の安定向き)、最後にサイズ。コーティングは名前ごとに公式の特長が違うので、下で一覧にします。IHの家ならIH・ガス火両用の中から、ガス火だけの家ならどちらも候補になります。
こういう人はこれ、という分け方で見ていきます。自分に近い状況を、下の図から探してください。
ケース別に読む:種類を一覧で見たい人|コーティングで迷う人|取っ手で迷う人|熱源とサイズを決めたい人|自分に向くか確かめたい人|よくある質問を見たい人
種類と仕様の早見表——取っ手・熱源・コーティング
公式の「フライパン選び方ガイド」と製品一覧で確認できた内容を、種類ごとに並べました。同じサーモスでも、シリーズによって熱源や取っ手が違います。
| 種類 | 熱源 | 取っ手 | 公式の特長 |
|---|---|---|---|
| 取っ手のとれるタイプ | IH・ガス火両用と、ガス火専用がある | とれる | オーブンで使える・重ねて収納・取っ手の付け根まで洗える |
| 取っ手つき | 製品ごとに確認 | つき | 炒め物で安定・吊るして収納 |
| 補助取っ手つき(マルチパン) | 製品ごとに確認 | 補助取っ手 | 補助取っ手と注ぎ口が2か所 |
| KFPシリーズ | IH・ガス火両用 | 製品ごとに確認 | フライパン4サイズ、炒め鍋、エッグパン、軽量。デュラブルプレミアムコート |
| デュラブルシリーズ | ガス火専用 | 握りやすいハンドル | 深型で油ハネが少なく炒め物向き。4サイズ展開 |
| セット KSD-8A/KSE-8A | KSD=IH・ガス火両用、KSE=ガス火専用 | とれる | 16cm鍋・20cm鍋・22cmフライパン・24cm炒め鍋・26cmフライパン+フタ・取っ手の8点(KSDのフライパンは深型) |
| セット KSD-5A/KSE-5A | KSD=IH・ガス火両用、KSE=ガス火専用 | とれる | 22cm・26cmフライパン・18cm鍋+フタ・取っ手の5点 |
※2026年10月17日にメーカー公式サイトで確認した仕様。変更されることがあります。
表のとおり、同じ「取っ手のとれる」でも熱源は2通りあります。IH対応品はガス火でも使えますが、ガス火専用はIHでは使えません。ここが、買ってから分かって困るところなんです。デュラブルシリーズは、製品一覧では「ガス火専用」と書かれています。一覧上に生産終了の表示がある物もあるので、購入前に現行品かどうかを確かめてください。
コーティングの違い——デュラブル・プラズマ硬質・プレミアム
名前が似ていて混乱しやすいコーティングですが、公式が使っている言葉は次のとおりです。ここでは公式の表現をそのまま紹介します。
- デュラブルコート:摩耗性の高さと焦げつきにくさが特長、と公式が説明しています
- プラズマ硬質コート:公式が「抜群の耐久性」と表現しています
- デュラブルプレミアムコート(KFPシリーズ):公式は「こびりつきにくさ2倍長持ち」と表現しています
最後の「2倍」が何と比べた数字なのか、公式ページには比較の条件が明記されていません。そのため、この記事では数字の意味を断定せず、公式の言葉として紹介するだけにします。何年もつか、何回使えるかといった数字も、公式の情報にはありませんでした。どのコーティングでも、金属製のキッチンツールはコーティングを傷めるので、シリコン製か木製を使うように公式のウェブマガジンで案内されています。
焦げつきの原因や、コーティングそのものの読み方は、他社の製品も含めてティファールのコーティングの違いが参考になります。優劣をつけるためでなく、読み方の整理として。
取っ手のとれるタイプと取っ手つき——収納と炒め物で分かれる
取っ手の違いは、使う場面で選ぶとはっきりします。公式ガイドが挙げている点を、左右に並べました。
取っ手のとれるタイプは、取っ手を外して重ねられ、オーブンにも入れられるので、収納場所が限られる家やオーブン調理が多い人に向きます。本体は食洗機に対応していますが、取っ手とフタは食洗機が使えません。取っ手つきは、炒め物の時に安定しやすく、公式ガイドでは26〜28cm以上は取っ手つきが安定すると案内されています。吊るして収納できる場所がある人にも向きます。
取っ手の付け外しは、必ず火を止めてからにしてください。フライパンにまつわるトラブルは、焦げつきや「くっつく」悩みが多いので、原因を知りたい人はフライパンがくっつく原因も読んでみてください。
熱源とサイズの決め方——IHかガス火か、何cmか
IHの家なら、IH対応と書かれた物の中から選びます。IH・ガス火両用の製品はガス火でも使えるので、引っ越しや調理器具の入れ替えを考えると、両用は選択肢が広がります。反対にガス火専用は、IHに替えると使えなくなります。デュラブルシリーズはガス火専用なので、IHの家は候補から外れます。
サイズは、公式ガイドの目安が次のとおりです。
- 16〜20cm:1人分・お弁当向き。20cm以下は揚げ物ができません
- 22〜24cm:2〜3人分
- 26〜28cm:4人以上
- 30cm:5〜6人以上。深さは8.5cm
深型は揚げ物・煮込み・ワンパン料理向き、超深型(炒め鍋)は底が狭く、油ハネが少ないのが特長とされています。揚げ物は、20cm以下は不可というのが公式ガイドの案内で、それ以外のサイズでも取扱説明書の範囲で使うことが大前提です。油の量と温度に注意し、空焚きや強火にしすぎないようにしてください。フライパンの買い替えのタイミングはフライパンの買い替え時期にまとめています。
向く人・向かない人——取っ手のとれるタイプ、取っ手つき、デュラブルシリーズ
- 取っ手のとれるタイプが向く人:収納場所が狭い人、オーブンも使う人。向かない人:取っ手の付け外しが面倒に感じる人、本体と取っ手を一体で洗いたい人
- 取っ手つきが向く人:炒め物が多い人、26〜28cm以上を使う人、吊るして収納できる人。向かない人:重ねて収納したい人
- デュラブルシリーズが向く人:ガス火で炒め物をよく作り、深型で油ハネを減らしたい人。向かない人:IHの家。ガス火専用なので使えません
- IH・ガス火両用が向く人:IHの家、引っ越しの可能性がある人。向かない人:ガス火専用の特長(深型など)にこだわる人
💡 この困りごとへの提案
収納やオーブンで選ぶなら、取っ手のとれるタイプのフライパンが候補です。
よくある質問
デュラブルシリーズは、IHで使えますか?
製品一覧では、デュラブルシリーズは「ガス火専用」と書かれています。ガス火専用はIHでは使えません。IHの家は、IH・ガス火両用と表示された物から選んでください。
プラズマ硬質コートとデュラブルコートは、どちらがいいですか?
公式は、デュラブルコートを「摩耗性の高さと焦げつきにくさ」、プラズマ硬質コートを「抜群の耐久性」と表現しています。数字で比べた情報は公式にないため、優劣は言えません。熱源と取っ手を先に決め、その中で好みの特長を選ぶのが現実的です。
何cmを買えばいいですか?
公式ガイドの目安は、1人分なら16〜20cm、2〜3人なら22〜24cm、4人以上なら26〜28cmです。炒め物が多い家は、深さや重さも変わるので、売り場で確かめられるなら手に取ってみてください。
金属のヘラを使ってもいいですか?
金属製のキッチンツールはコーティングを傷めるため、公式ウェブマガジンではシリコン製や木製の使用がすすめられています。
ゆきこ( ゚Д゚)『フライパンは、見た目が似ていても熱源だけで使える・使えないが分かれるのが怖いところですよね。正直、買う前にIH対応かどうかを見る、それだけで失敗はかなり減ると思います』
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フライパンがくっついて困っている人はフライパンがくっつく原因、買い替えを迷っている人はフライパンの買い替え時期、他社のコーティングの読み方はティファールのコーティングの違いへ。同じサーモスの別の製品を比べたい人は、サーモスのスープジャーの違いとサーモスのソフトクーラー5Lの違いもどうぞ。
まとめ:熱源→取っ手→サイズの順に絞る
- まず熱源。IHの家はIH対応品、ガス火専用はIHで使えない
- 次に取っ手。収納とオーブンならとれるタイプ、炒め物なら取っ手つき
- 最後にサイズ。1人分は16〜20cm、4人以上は26〜28cm
- コーティングは公式の言葉で読む。比べた条件がない数字は断定しない
- 空焚き・強火・金属ツールは避ける。揚げ物は取扱説明書の範囲で
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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