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トイレ掃除のたびに気になるのが、床の隅に置いたトイレブラシのケース。持ち上げるとその下の床がうっすら黒ずんでいたり、ケースの底に水がたまってぬるっとしていたり。「これ、床に置かずに済まないかな」と思ったこと、ありますよね。うちは男の子が2人いるので床掃除の回数が多くて、ブラシのケースをどかす手間が地味に積み重なっていました。
先に結論をひとつ。トイレブラシは100均の道具だけで浮かせられます。型は3つあって、壁やタンクの材質と、今のブラシの形で選べば失敗しません。この記事では、浮かせる3つの型と揃えるもの、浮かせた時に起きる「水がたまる」問題の解決、ブラシそのものの洗い方、思い切って使い捨てに切り替える手、そして捨て方と交換の目安まで、順番に見ていきましょう。
床に置きたくない理由——黒ずみ・水たまり・掃除のしにくさ
- ケースの下の床が黒ずむ。ブラシから落ちた水がケースの底にたまり、そこに汚れが混ざって床に跡がつく
- ケースの底の水がぬるつく。濡れたまま密閉されたブラシは乾かず、においの元になる
- 床掃除のたびにどかす。ケースを持ち上げると水がこぼれることもあって、手間が増える
- 子どもやペットが触る。床に置いてあると、小さな子がいる家では気になる
浮かせると、この4つがまとめて片づきます。床に何もない状態になると、トイレの床掃除は拭くだけになって本当に楽ですよ。
100均で浮かせる3つの型——マグネット・吸盤フック・タンク横に掛ける
- マグネットで壁に付ける。トイレの壁が金属なら(賃貸の化粧鋼板の壁など)、100均のマグネットフックやマグネットの小物入れがそのまま使えます。壁が石膏ボードやクロスの家が多いので、まず冷蔵庫用のマグネットを壁に当ててみて、付くかどうか確かめてから買いに行くと無駄がありません。付かない壁でも、貼って剥がせるタイプのマグネット受けシートを貼れば使えます。ブラシ側には、柄の先にマグネットを貼るか、ケースごと付ける
- 吸盤フックに掛ける。タイルや化粧板のつるつるした壁なら、吸盤フックが手軽です。ブラシの柄の先に穴や輪があるものならそのまま掛けられますし、なければ100均の結束バンドやひもで輪を作れば大丈夫。吸盤は壁を拭いて乾かしてから、中心を押して空気を抜くと落ちにくくなります。壁がざらざらした素材(凹凸のあるクロス)だと吸盤は付かないので、その場合は次の型へ
- タンクの横や便器の縁に掛ける。100均のタオル掛け型のフック、いわゆる引っ掛け式のフックをタンクの縁に掛ける方法です。壁を傷めないので賃貸でも安心。タンクがない便器でも、便器の横に貼るタイプの粘着フックが使えます。粘着フックは目立たない所で試してから貼ると、剥がした時の跡の心配が減ります
どの型でも、ブラシ本体は100均で「浮かせるトイレブラシ」として売られているものを買うのが一番早いです。柄の先に掛ける穴が付いていて、ブラシの下に小さな受け皿が付いているものが多く、壁に付けるための部品もセットになっていることがあります。今のブラシをそのまま使いたい時は、フックと輪だけ足せばOKです。
浮かせた時の「水がたまる」問題——受け皿をどうするか
浮かせて最初に気づくのが、ブラシから水がぽたぽた落ちること。床に落ちるなら浮かせた意味がありませんよね。ここは3つの考え方があります。
- 受け皿つきのブラシを選ぶ。ブラシの下に小さなトレーが付いていて、これも一緒に浮かせるタイプ。トレーの水は週に1回捨てて洗う。100均のものはトレーが浅いので、ブラシをよく振って水を切ってから掛けるのがコツ
- 使ったあと、便器の縁でしっかり水を切る。ブラシを便器の中で数回振ってから、縁に軽く当てて水を落とす。これだけで落ちる水はかなり減ります
- ブラシの真下に吸水マットや小さな珪藻土の板を置く。床に置くのはそれだけなので、掃除の時に持ち上げるのは軽い1枚。100均の珪藻土のコースターがちょうどいい大きさです
受け皿の水を放っておくと、ここがまたにおいの元になるので、「受け皿は週1で空にする」と決めておくと迷いません。うちは土曜の朝、トイレ掃除の最後に受け皿を洗って戻す、で落ち着きました。
トイレブラシ自体の洗い方——毎回の流水・週1のつけ置き・乾かす
ブラシは便器を洗う道具なので、実は一番汚れがたまる場所なんです。難しいことはなくて、毎回と週1の2段階で考えると続けやすいですよ。
- 使ったあとは毎回、便器の水を流しながらブラシをすすぐ。流れている水にブラシを当てて、毛の間の汚れを落とす。そのあとよく振って水を切る
- 週に1回、つけ置き。バケツや使わなくなった洗面器に水を張り、酸素系漂白剤(粉末)か、トイレ用の塩素系洗剤を規定量入れて、ブラシを30分〜1時間ほど浸ける。そのあと流水でよくすすぐ
- しっかり乾かす。浮かせているなら、そのまま掛けておけば風が通って乾きやすい。窓を開けるか換気扇を回しておくと早い
ここでひとつだけ、必ず守ってほしいことがあります。塩素系の洗剤と酸性の洗剤(クエン酸やトイレ用の酸性洗剤)を絶対に混ぜないこと。有害なガスが出ます。つけ置きに塩素系を使った日は、便器掃除に酸性のものを使わない、と分けておくと安心です。どの洗剤を使う時も換気扇を回して、ゴム手袋をつけて。洗剤は子どもの手の届かない所に置いてくださいね。
思い切って使い捨てタイプにする手も——100均で足りる、柄だけ買う
「洗うのも乾かすのも面倒」という人は、ブラシ部分を使い捨てるタイプに切り替えるのが一番ラクです。柄の先に、洗剤が染み込んだスポンジ状のブラシをカチッと付けて、使ったらそのままゴミとして捨てる型。柄は残るので、浮かせておくものも柄だけになって、見た目もすっきりします。
- 100均で揃う。柄と、替えのブラシ数個が別売りで売られていることが多い。替えは数個で100円台なので、週1〜2回の掃除なら月に数百円
- 柄だけ100均で買って、替えは大手メーカーの互換品を使うのも手。100均の柄と合うかは、先端の形(はさむ型か、差し込む型か)を見て確かめて
- 流せるタイプは「流してよい」と書いてあるものだけ。詰まりが心配な古い配管や浄化槽の家は、流さずゴミとして出すのが無難
「毎回きれいなブラシで洗える」というのは、思っている以上に気持ちがいいものです。うちも一時期こちらにして、来客が多い時期はそのまま続けています。
古いトイレブラシの捨て方——分別は自治体で違う
浮かせるブラシに替える時に困るのが、今まで使っていたブラシとケースの捨て方。ここはお住まいの自治体で分け方が違うので、断言はできません。よくある分け方だけ挙げておきますね。
- ブラシ本体もケースもプラスチックなら「プラスチック製品」か「可燃ごみ」に分けられることが多い
- 柄が金属やステンレスなら「不燃ごみ」や「金属」の区分になることも
- 汚れがひどいものは、軽く洗ってから出す。袋を二重にすると収集の人にも親切
- 迷ったら自治体のごみ分別表か、分別アプリで「トイレブラシ」「ブラシ」を調べる
交換の目安——毛が開いた・においが取れない・色が変わった
ブラシは消耗品なので、洗っていてもいつか寿命がきます。目安は次のどれかが出た時です。
- 毛が外に開いて、便器の縁の裏に届かなくなった
- つけ置きしてもにおいが戻る。毛の根元まで汚れが入り込んでいる
- 毛が黄ばんだ・黒ずんだまま戻らない
- 期間で言うなら3〜6か月くらいで替える人が多い。100均なら気軽に替えられるのが強み
ゆきこ( ゚Д゚)『長男が「トイレのブラシ、床に置いてあるとボールみたいに蹴っちゃう」と言った日に、その場でマグネットを買いに走りました。浮かせてみたら床掃除が拭くだけになって、なんで今までやらなかったんだろうと。ケースの下の黒い跡を見た時のショックは、もう味わいたくないです』
これから揃えるなら、柄の先に掛ける穴があって、受け皿がついた浮かせるタイプのトイレブラシを1本選んでおくと、フックを足すだけで今日から床に何もない状態にできますよ。
あわせて読みたい
トイレまわりの「洗いにくいもの」つながりで、トイレマットを洗濯機で洗う時のコツも書いています。床に置いていた布ものは、ブラシと一緒に見直すとトイレ全体がすっきりしますよ。掃除道具そのものを清潔に保つ話なら、雑巾を洗濯機で洗ってもいいの?も。乾かしても取れないにおいの考え方は上履きのにおいの落とし方と共通する部分が多いので、あわせてどうぞ。
まとめ:100均で浮かせて、水を切って、週1でつけ置き
- 浮かせる型はマグネット・吸盤フック・タンク横に掛けるの3つ。壁の材質で選ぶ
- 受け皿つきを選ぶか、真下に珪藻土。受け皿は週1で空にする
- ブラシは毎回すすいで振る・週1でつけ置き・掛けて乾かす
- 塩素系と酸性は混ぜない。換気と手袋を忘れずに
- 面倒なら使い捨てに切り替え。捨て方は自治体の分別表で確認
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手順を1枚にまとめました。



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