焼き豚とチャーシューは何が違う?買ってきた焼き豚はそのまま食べていい?——呼び名の違い、袋の「召し上がり方」の読み方、温め直し(レンジ・トースター・フライパン)の注意、お弁当に入れる時、子どもに出す時、切り方

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スーパーのお肉売り場や惣菜売り場に並んでいる「焼き豚」。ラーメンにのっている「チャーシュー」と、何が違うんだろう、と気になったことはありませんか? 買ってきたけれど、そのまま食べていいのか、温め直した方がいいのか、お弁当に入れていいのか。迷うことも多いですよね。

先に結論をひとつ。呼び名の違いは、作り方の違いとして説明されることが多いものの、売り場では同じ意味で使われることもあり、はっきり分けられません。そして、そのまま食べていいかの答えは、呼び名ではなく、袋の「種類別名称」と「召し上がり方」に書いてあります。温め直しの注意、お弁当、子どもに出す時の考え方まで、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ違いを知りたい→呼び名はまちまち・袋を見る第1章へ ▶そのまま食べたい→種類別名称と召し上がり方第2章へ ▶温め直したい→レンジ・トースター・鍋の注意第3章へ ▶お弁当に入れたい→加熱して冷まし汁気をふく第4章へ ▶子ども・体に悪い?→小さく切る・表示で読む第5章へ ▶

この記事は健康への影響を断定するものではありません。食品は表示の範囲で読んでください。食べ物は薬の代わりにはなりません。持病がある方・食事の制限を受けている方・妊娠中や授乳中の方は、医師や管理栄養士に相談してください。

ケース別に読む:違いを知りたい人|そのまま食べたい人|温め直したい人|お弁当に入れたい人|子ども・体に悪いが気になる人

4コマ漫画|焼き豚を買ってきた日1売り場で焼き豚とチャーシューの違い?違いが気になる2やりがちちょっとだけ離れるねそばを離れない3袋を見る召し上がり方を見てみよう名前より表示を見る4温め直す表示どおりに温めよう表示どおり・やけど注意

焼き豚とチャーシューの違い——呼び名は売り場でまちまち

一般には、焼き豚は焼いて作った豚肉、煮豚は煮て作った豚肉、チャーシューはそのどちらにも使われる呼び名、と説明されることが多いです。ただ、売り場で決まった使い分けがあるわけではなく、商品や店によって呼び名の使い方はまちまちです。「焼き豚」と書いてあるのに煮て作られた物もあれば、その逆もあり得ます。

呼び名 よく言われる作り方 確実に分かる所
焼き豚 焼いて作る 袋の種類別名称・原材料名・召し上がり方
煮豚 煮て作る 同じ
チャーシュー 焼いたり煮たりした豚肉に使われる呼び名 同じ
呼び名は袋で確かめる1焼き豚焼く作り方が多い2煮豚・チャーシュー煮る作り方が多い3売り場では呼び名はまちまち

名前で迷った時は、名前より袋の表示を見る方が確実です。作り方が気になるなら、原材料名や商品の説明書きを読みます。保存の仕方や日持ちについては、チャーシューの保存の記事にまとめています。

そのまま食べていい?——袋で見る3か所

買ってきた焼き豚を、そのまま食べていいのか。これも、袋に答えがあります。多くの場合、「加熱食肉製品」などの種類別名称で売られていて、表示どおりにそのまま食べられる商品が多いと言われます。ただ、あくまで「多い」であって「必ず」ではありません。商品によって違うので、自分の袋で見てください。

  • 種類別名称。商品の区分が書かれています。自分の袋の言葉を、そのまま読みます
  • 召し上がり方。「そのままどうぞ」か「加熱してください」か。加熱の案内があれば、中まで火を通します
  • 保存方法。要冷蔵などの指示です。開封後は早めに食べ切る前提で考えます
  • 書いていない・読みにくい時は、メーカーのよくある質問やお客様相談室で確認します

期限の表示も見てください。消費期限が過ぎた物は食べません。においが変わった、ぬめりがある、糸を引く、色が明らかに違う、というものも食べずに処分します。日持ちの目安は袋の表示で確かめて、迷ったら食べない、が基本です。

温め直す時の注意——レンジ・トースター・フライパン

温め直す時の大原則は、袋の「召し上がり方」や、調理の案内に従うことです。ここでは、方法ごとの注意を並べます。時間やワット数、温度は、商品と量で変わるので、袋の表示を目安にしてください。

方法 気をつけること
電子レンジ 耐熱容器とラップは表示どおりに。袋のまま入れるのは、表示がある時だけ。たれが飛び散るので、ふたやラップを。加熱しすぎると固くなる。取り出す時は、容器も中身も熱い
トースター たれや脂が落ちて、焦げたり煙が出たりする。受け皿を敷く。アルミホイルやシートはヒーターに触れさせない。そばを離れない。取り出す時のやけどに注意
フライパン 弱めの火で。たれが焦げつきやすく、脂がはねることもある。ふたや、はね防止の網があると安心
温め直し3つの注意1電子レンジラップ・たれが飛ぶ2トースター受け皿・そばにいる3フライパン弱めの火・はねる

特に、トースターは、そばを離れないでください。たれや脂が落ちて、煙や発火につながることがあります。煙が出たら、すぐ電源を切ります。シートやホイルを使う時の注意は、トースターで使うシートやホイルの記事が参考になります。

お弁当に入れる時——加熱して、冷まして、汁気をふく

お弁当は、作ってから食べるまでに時間があくのが、家で食べる時と大きく違います。そのまま食べられる表示の焼き豚でも、持ち歩く間は傷みやすいので、加熱して、しっかり冷ましてから詰めるのが基本です。

  • たれの汁気をふく。汁気が出ると、ほかのおかずに移り、べたつきや傷みにつながります
  • 冷ましてから詰める。熱いまま入れると、ふたの内側に水滴がついて、傷みやすくなります
  • 保冷剤と一緒に。夏や、車内など暑い場所に置く日は、特に必要です
  • 食べやすい大きさに切って詰める。お弁当箱の中で切る必要がなくなります

冷凍食品のお弁当の考え方は、冷凍チャーハンのお弁当の記事にもまとめています。お弁当に入れる時の「冷ます・保冷する」の流れは同じです。なお、期限が切れた焼き豚は、お弁当には入れません。

子どもに出す時・切り方・体に悪い?——塩気と表示の読み方

小さな子どもに出す場合、何歳からよいのか、この記事で年齢を言い切ることはしません。まずメーカーの案内(パッケージや公式のよくある質問)を見てください。離乳食の進め方に関わる月齢の子は、自治体の案内や、かかりつけの医師に確認しましょう。

  • 小さく切る。肉は噛み切りにくく、口の中でまとまります。大きいまま渡さず、のどに詰まらせない形にします
  • 塩気・たれの濃さ。甘辛いたれは、味が濃くなりがちです。量は控えめに
  • 食べている間は大人がそばで。歩きながら、寝転びながらは食べさせません
  • アレルギー表示を見る。小麦・大豆・豚肉など、たれに使われる原材料もあります
切る時・出す時の注意1小さく切る子どもには小さく2包丁は慎重に刃の向きと手に注意3塩気は控えめ表示と1回の量を見る

切る時は、包丁の扱いにも気をつけましょう。刃を体に向けず、押さえる手は指を丸めて、手を切らないようにします。切りにくい時は、力を入れすぎず、濡れ布巾をまな板の下に敷くと滑りにくくなります。子どもには切らせず、大人が切ってください。

「焼き豚は体に悪いのでは」という声も見かけます。ここでは、健康への影響を言い切ることはしません。体質や食事全体、持病の有無で変わるからです。気になる方は、国や自治体など公的機関の情報を見て、持病がある方は医師に相談してください。塩気のある食品なので、減塩を指示されている方や、腎臓・血圧の持病がある方は、食べてよい量を医師に確認してください。

見る所 読み方
栄養成分表示の単位 何gあたりの表示か。単位が違うと比べられない
内容量 何枚・何gか。1回に食べる量を先に決める
原材料名 たれに使われている材料も確認する
アレルギー表示 家族に合うか、開ける前に確認する

ゆきこ( ゚Д゚)『どっちの呼び名でも、結局は袋の「召し上がり方」を見るのがいちばん早いと思っています。呼び名を調べる時間より、表示を1行読む方が確実ですよね』

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食べ切れる量の焼き豚を選ぶと、開封後の置きっぱなしも減らせます。1回の量は表示どおりにして、食べる分だけ切って出すのが安心です。


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あわせて読みたい

焼き豚の仲間の保存と日持ちはチャーシューの保存の記事、ハムの保存はハムの保存の記事、豚肉を冷凍する時は豚肉の冷凍保存の記事が参考になります。お弁当の冷ます・保冷するの流れは冷凍チャーハンのお弁当の記事、同じ表示の読み方でハムを見る時はロースハムはそのまま・生で食べていい?もどうぞ。

まとめ:違いより袋の表示。温め直しはそばを離れず、子どもには小さく切って

  1. 呼び名の違いは、売り場ではまちまち。名前より袋の表示を見る
  2. そのまま食べられるかは、種類別名称と召し上がり方で決まる。加熱の案内があれば中まで
  3. 温め直しは、表示どおりに。たれが飛ぶ・焦げる・煙。トースターはそばを離れない
  4. お弁当は加熱して冷まし、汁気をふいて保冷剤と。期限切れは入れない
  5. 子どもには小さく切って、大人がそばで。体に悪い・塩気は表示で読み、持病は医師へ

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

焼き豚とチャーシューの早見表:呼び名の違いは焼く・煮るといった作り方の違いとして説明されることが多いが売り場ではまちまちなので袋の種類別名称・召し上がり方・原材料名を見る。そのまま食べられるかは表示で決まり、加熱の案内があれば中まで火を通す、消費期限が過ぎた物は食べない、ぬめり・糸を引く・においが変わったら食べない。温め直しは表示どおりで、レンジは耐熱容器とラップ・たれが飛び散る・加熱しすぎて固くなる・取り出す時のやけど、トースターは受け皿・ホイルやシートをヒーターに触れさせない・そばを離れない、フライパンは弱めの火でたれの焦げとはねに注意。お弁当は加熱して冷まし、汁気をふき、保冷剤と一緒に。子どもには年齢を断定せずメーカーの案内を見て、小さく切り、塩気とたれの濃さに注意、大人がそばで、アレルギー表示を確認。包丁は刃を体に向けず子どもに切らせない。体に悪いは断定せず、持病や減塩中は医師に相談する

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