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山道や街路樹の下で赤い実を見かけて、「これはヤマモモ?それともコケモモ?」と迷うことはありませんか。名前がよく似ているので、同じなかまの木だと思ってしまいますよね。
先に結論です。名前は似ていますが、別のなかまの木です。ヤマモモは、暖かい地方で庭木や街路樹にもなる大きな常緑の木で、雄の木と雌の木が分かれていて、実がなるのは雌の木です。コケモモは、山の高い所などに生える背の低い小さな木です。どちらも赤い実をつけますが、実を見る前に、木の大きさと生えている場所でまず分かれます。順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:早見表を見たい人|大きさと場所で見分けたい人|赤い実で迷う人|実が落ちて困る人|山で見る人|よくある疑問を見たい人
見分けの早見表——木の大きさ・生える場所・実
ヤマモモとコケモモは、見る所を絞ると整理しやすくなります。確かめやすい手がかりを表にしました。
| 見る所 | ヤマモモ | コケモモ |
|---|---|---|
| 木の大きさ | 大きな常緑の木 | 背の低い小さな木 |
| 生えている所 | 暖かい地方の庭木や街路樹にもなる | 山の高い所などに生える |
| 赤い実 | つける(なるのは雌の木だけ) | つける |
| 葉や細かい形 | 写真に撮って図鑑で確かめる | 写真に撮って図鑑で確かめる |
表のとおり、実はどちらも赤いので、実だけを見ると似ています。そこで、まず見るのは木の大きさです。見上げる高さなのか、足元の低い木なのか。それだけでも、かなり絞り込めます。葉や細かい形は、表の中で「図鑑で確かめる」としました。細かい違いを決めつけず、写真と図鑑で補うほうが確実です。
木の大きさと場所で見る——見上げる木か、足元の小さな木か
遠くから木全体を眺めてみましょう。人の背丈より高くて、枝を広げた大きな木で、街路樹や庭にもあるような場所なら、ヤマモモの手がかりです。山の高い所で、地面近くに低く広がる小さな木なら、コケモモの手がかりです。
- 木の大きさを見ます。見上げる高さか、足元の低さかを確かめます
- 生えている場所を見ます。庭や街路樹か、山の高い所かを思い出します
- 赤い実は最後に見ます。実だけでは決めません
写真に残す時は、次の順番が目安です。木全体、枝先、実の順に撮っておくと、あとで図鑑と見比べやすくなります。
- 木の全体:少し離れて、周りの物と一緒に大きさが分かるように撮ります
- 枝先:葉のつき方が分かるように撮ります
- 実:枝についたまま、近づきすぎずに撮ります
- 日付と場所:撮った日と場所をメモします
庭や公園では、ふだん見かけない場所に植えられている木もあります。場所はあくまで目安にして、最後は木の大きさと図鑑で決めましょう。
木の大きさは、季節が変わっても見られる目安です。実がない季節に出会った時も、木の高さや枝ぶりは確かめられます。実のなる時期に会えなかった時は、木全体の写真を撮って、図鑑と見比べるところから始めましょう。
赤い実だけで迷った時——実より木全体を見る
赤い実は目立つので、つい実に目が行きますよね。でも、赤い実をつける木はほかにもたくさんあります。実の色だけで名前を決めてしまうと、間違えやすくなります。
迷った時は、実から目を離して、木全体を見直します。木の大きさ、生えている場所、葉のつき方。この三つを写真に残しておけば、あとで落ち着いて調べられます。
実は、見て確かめるだけにしてください。落ちている実も、口に入れないでください。子どもは、赤い実を見ると口に入れてしまうことがあるので、大人が見守ります。犬の散歩でも、木の下で拾い食いをさせないよう、ひもを短く持ちます。
葉の形を比べたくなることもありますよね。ただ、葉の細かい違いは遠くからは見えにくく、決めつけると間違えやすいところです。葉を見る時も、枝を引っぱったりせず、写真に撮って図鑑で確かめます。
ヤマモモの実が落ちて困る時——掃除のしかたと置き場所
庭や駐車場の近くにヤマモモがあると、実が落ちて地面が汚れることがあります。実がなるのは雌の木なので、雌の木の下ほど落ちやすくなります。雄の木と雌の木のことは、ヤマモモの花が咲かない時でも整理しています。
- 落ちた実は、踏む前にほうきで集めます。踏むと靴底について、玄関や床に汚れが広がります
- 手で触る時は、手袋をします
- 集めた実や葉は、自治体の分別に従って出します
- 車や自転車は、実が落ちやすい木の真下を避けて置きます
掃除のあとは、手袋を外して手を洗います。つぶれた実を放っておくと、汚れが乾いて落ちにくくなるので、見つけた時に集めておくと楽です。
枝が伸びて気になる時も、手を出すのは手の届く範囲までにしてください。高い所の枝や太い枝は、造園業者に相談します。隣の家の木の枝が出ている時も、勝手に切らずに、まず相談しましょう。
山で見る時の決まり——登山道から外れない・採らない・持ち帰らない
コケモモのような小さな木は、山の高い所で出会うことがあります。見る時は、次の決まりを守りましょう。
- 登山道から外れない:足元の植物を踏まないためにも、道の中を歩きます
- 花や実を摘まない、枝を折らない
- 草木を持ち帰らない:落ちている物も、むやみに集めません
- 私有地や立入禁止の場所に入らない
名前を調べるだけなら、近づかなくても大丈夫です。道の上から写真を撮って、帰ってから図鑑で見比べるくらいが、ちょうどいいですよ。犬を連れている時は、放さずにひもをつけたままにします。
ゆきこ( ゚Д゚)『名前が似ているだけで、木の大きさがこんなに違うのは、見比べて初めて分かる面白さですよね。迷ったら、実だけで決めずに、木全体を写真に残す、でいいと思います』
よくある疑問——同じなかま?どっちが庭木?
Q. ヤマモモとコケモモは同じなかまですか?
名前は似ていますが、別のなかまの木です。まず木の大きさで見分けます。
Q. どちらが庭木になりますか?
庭木や街路樹にもなるのは、大きな常緑の木のヤマモモです。コケモモは山の高い所などに生える背の低い木です。
Q. 赤い実を見れば分かりますか?
どちらも赤い実をつけるので、実だけでは決められません。木全体の大きさを見てください。
Q. 実がならない木があるのはなぜですか?
ヤマモモは雄の木と雌の木が分かれていて、実がなるのは雌の木です。くわしくはヤマモモの花が咲かない時を見てください。
Q. 落ちている実を口に入れても大丈夫ですか?
口に入れないでください。子どもとペットにも気をつけます。
Q. 山で小さな木を見つけたら採ってもいいですか?
花や実を摘んだり、草木を持ち帰ったりしません。写真に撮るだけにします。
Q. 迷った時は?
木全体と実を写真に撮って、図鑑や案内板と見比べます。決めきれなければ、無理に名前をつけなくて大丈夫です。
あわせて読みたい
ヤマモモの雄の木と雌の木の話は、ヤマモモの花が咲かない時で整理しています。見た目で分けてから決めるという考え方が近い話として、梅干しの白いものはカビ?も参考になります。
まとめ:木の大きさと場所を先に見る。迷ったら木全体を写真に撮る
- 名前は似ていても別のなかまです。ヤマモモは大きな常緑の木、コケモモは背の低い小さな木です
- 赤い実だけでは決めず、木の大きさと生えている場所を見ます
- 実がなるのはヤマモモの雌の木だけです。落ちた実は踏む前に掃きます
- 実は口に入れず、山では登山道から外れず、植物を採りません
- 迷ったら木全体を写真に撮り、図鑑や案内板と見比べます
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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