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浴室乾燥で乾かした服が、取り出してみたら小さくなっていた。そんなことがあると、ショックですよね。雨の日や夜に干したい時、浴室乾燥はとても頼りになりますが、温風で乾かす道具なので、服によっては向き不向きがあります。
先に結論をひとつ。浴室乾燥は温風で乾かすので、熱に弱い素材は縮んだり、形が変わったりすることがあります。ウールやレーヨン、一部の綿が代表です。まずは服のタグの洗濯表示を見て、縮みやすい物は温風を使わず、送風の運転や、別の部屋での陰干しに分けるのが安全です。素材の見分け方、表示の見方、乾かし方の分け方を順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:先に結論を知りたい人|洗濯表示を確かめたい人|乾かし方を分けたい人|縮んでしまった人|しわが気になる人
先に結論と早見表——素材で、乾かし方を分ける
縮みやすさは、素材と作り方で違います。次の表は目安です。実際の服は、タグの洗濯表示と取扱説明書を優先してください。
| 素材 | 浴室乾燥での考え方 | ひとこと |
|---|---|---|
| ウール | 温風を避ける | 干し方の指定を表示で確かめる |
| レーヨン | 温風を避ける | 水や熱で形が変わることがある |
| 綿 | 洗濯表示を見て決める | 縮みやすい物もある |
| ポリエステル | 表示の範囲で乾かす | 熱で形が変わる物もあるので表示を見る |
| ニット類 | 平干しの指定を確かめる | つるすと伸びることがある |
表で迷う服は、「温風を避ける」側に寄せておくと、失敗しにくいです。浴室乾燥は、タオルや下着のように丈夫な物を中心に使い、お気に入りの服は別の方法で乾かす、と決めておくのも手です。
縮む理由を、ひと言で説明しておきます。服の繊維は、水にぬれて、熱が加わると、ぎゅっと縮んだり、よじれたりしやすくなります。温風が当たり続ける浴室乾燥は、その条件がそろいやすい道具だということです。
洗濯表示の見方——乾燥の記号と、干し方の指定を探す
服のタグには、洗い方と干し方の記号が並んでいます。浴室乾燥で見るのは、主に次の3か所です。
- 水洗いの記号。洗濯機で洗えるのか、手洗いなのか、水洗いできない物なのかが分かります
- 乾燥の記号。機械で乾かしてよいかが書かれています。浴室乾燥はタンブル乾燥とは別の方式ですが、熱で乾かす点は似ているので、参考にします
- 干し方の記号。つるして干すのか、平らにして干すのか、日陰に干すのかが書かれています
タグが読めない、切り取られている、という服は、温風を避けて干すと安全です。浴室乾燥機側の取扱説明書にも、洗濯物を乾かす時の決まりや、運転の種類が書かれています。送風だけの運転があるか、洗濯物を干してよい機種かは、説明書で確かめてください。
洗う前の段階でも、できることがあります。洗濯機に入れる前にタグを見て、「縮みやすい物」「丈夫な物」を分けておくと、干す時にもう一度迷わずに済みます。かごの中で、最初から仕分けておく習慣があると、干す時の手間も減ります。
乾かし方の分け方——温風・送風・別の部屋
縮みやすい服は、浴室乾燥の使い方を変えるか、別の場所で乾かします。方法は大きく3つです。
- 温風を使わず、送風で乾かす。機種に送風の運転がある場合は、熱を当てずに空気だけ動かせます。使えるかどうかは取扱説明書で確かめます
- 別の部屋で、風通しのよい所に干す。窓を少しあけたり、扇風機で空気を動かしたりすると、乾きが進みます
- 平干しの指定がある物は、平らな場所で乾かす。ニット類は、つるすと重みで伸びやすいので、タグの指定を守ります
送風や陰干しにすると、乾くまでの時間は長くなりがちです。急いで着たい服ほど、つい温風に頼りたくなりますが、そこは我慢のしどころです。着る予定がある日の前日までに洗っておく、という段取りにすると、縮みを避けながら間に合わせやすくなります。
丈夫な物と縮みやすい物を一緒に干す時は、縮みやすい物を温風が直接当たらない位置に離します。浴室の床や壁は、入浴後は水気が多いので、先に拭いておくと乾きが早くなります。においが気になる時の干し方は浴室乾燥で匂いは消える?で、フィルターまわりの汚れは浴室乾燥で黒いカスが落ちてくるで書いています。
💡 この困りごとへの提案
干す場所に足りないものがあれば、肩の形を保てるハンガーがあると、乾く間に服が型崩れしにくくなります。厚みのある肩のハンガーは、ニットやジャケットのような形を保ちたい服に向いています。ただし、ニット類は平干しの指定がある物が多いので、タグの表示が先です。
もう縮んでしまった時——無理に引っぱらない
縮んでしまった服は、元どおりに戻るかどうかが、素材と縮み方で変わります。戻らないこともあります。まず、無理に引っぱって伸ばすのはやめてください。生地や縫い目を傷めて、かえって形が崩れることがあります。
- 洗濯表示を見て、水洗いできる物か確かめる。できない物は、無理に水にぬらさない
- 大事な服は、クリーニング店に相談する。素材と縮み方を見て、できることを教えてもらえます
- 着られなくなった時は、別の使い方へ。小さくなった物は、家族や別の人が着られるか考えたり、掃除用の布にしたりします
縮んだ服がどのくらい直せるかは、素材と縮み方で本当に違います。素材によっては、元に戻しにくいことがあります。逆に、少し小さくなった程度の物は、そのまま普段着として着られる場合もあります。まずは着て問題がないかを確かめて、無理のない使い方を選んでください。
浴室乾燥の安全面も、ここでおさらいしておきます。運転中は、洗濯物が落ちたり、風で動いたりして、機器に触れていないかを見ておきます。機器の点検や掃除は電源を切ってから、取扱説明書の範囲で行い、内部は分解しません。
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乾いたあとのしわ——干し方と手入れを見直す
縮みとは別に、浴室乾燥で乾かした服に、しわが残ることもあります。干す前に軽く振って、形を整えてからかけると、しわが目立ちにくくなります。洗濯物同士の間をあけると、空気が通って乾きも早まります。
乾いたあとに残ったしわの直し方は、ワイシャツのシワ伸ばしに詳しく書いています。しわを減らすための脱水の考え方なども載っているので、縮みが心配な服以外の洗濯物にも役立ちます。
しわを減らしたい服は、洗濯機の脱水を短めにして、すぐ取り出すと目立ちにくくなります。洗濯機の設定は機種で違うので、取扱説明書の範囲で調整してください。
洗濯の手間を減らそうとして、全部を一度に乾かしたくなる気持ちは分かります。ただ、服の素材は一枚ずつ違うので、乾かし方も少しずつ分けるのが、結局は長持ちにつながります。
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浴室乾燥の方式の違いが気になる人は浴室乾燥はガスと電気どっち?へ。部屋干しと使い分けたい人は浴室乾燥と部屋干しはどっち?、においが残る時の見直しは浴室乾燥で匂いは消える?、フィルターや黒いカスが気になる人は浴室乾燥で黒いカスが落ちてくるもどうぞ。
まとめ:洗濯表示を見て分ける。縮みやすい物は温風を避ける
- 浴室乾燥は温風で乾かす。熱に弱い素材は縮むことがある
- 先に洗濯表示を見る。水洗い・乾燥・干し方の記号を確かめる
- ウール・レーヨンは温風を避ける。送風や別の部屋で乾かす
- 縮んだ服は無理に伸ばさない。大事な服はクリーニング店へ
- 機器の手入れは電源を切って、説明書の範囲で。内部は分解しない
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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