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Meta Quest用のイヤホンとして名前が挙がり続けてきたsoundcore VR P10。いざ買おうと思ったら在庫切ればかりで、「もしかして次のモデルが出るから消えてる?」「後継機を待つべき?」と気になって検索した——たぶんこの記事にたどり着いた経緯はそんなところだと思います。
先に、調べて分かった事実関係を正直に書きます。執筆時点(2026年8月)で、VR P10の明確な後継機は発表されていません。そして米国の公式ストアでは本機が在庫切れ表示になっています。つまりいま起きているのは「後継が出たから旧型が消えた」ではなく、「後継が見えないまま現行品が品薄」という、待つ側にとっては一番もやもやする状況です。
この記事では、その前提でどう動くか——「待つ」「在庫を探す」「代替に乗り換える」の3つの道を、VR P10の何がすごかったのかという仕組みの話とセットで整理します。
結論:現時点で明確な後継は未発表——公式ストアの状況もセットで
まず事実の確認から。soundcoreの製品発表やニュースを検索して調べた範囲で、「VR P10の後継」「VR P20」といった次世代モデルの発表は見つかりません。米国の公式製品ページは執筆時点で「Sold Out(在庫切れ)」表示になっていて、再入荷通知への登録ボタンだけが残っている状態です。
ここで大事なのは、在庫切れ表示は「生産終了の正式アナウンス」とは別物だということ。メーカーが終売を宣言したわけでも、後継を予告したわけでもない——確認できるのはそこまでです。ネット上には「次が出るらしい」という噂レベルの話も流れがちですが、公式の発表がない以上、この記事では未発表と書くのが正確な表現になります。もし今後発表があれば状況は変わるので、気になる人は公式サイトのニュースと再入荷通知をチェックしておくのが確実です。
そもそもVR P10は何がすごかったのか——公称スペックのおさらい
「代わりを探す」ためには、この機種の何が代えの利かない点だったのかを押さえておく必要があります。公式ページの公称スペックを整理すると、こうです。
| 項目(公称値) | soundcore VR P10 |
|---|---|
| 遅延 | 約30ms(付属2.4GHzドングル使用時) |
| 接続 | 2.4GHz無線(USB-Cドングル)+Bluetooth 5.2の同時接続対応 |
| 認証 | 「Made for Meta」——Meta Quest 2向けに公認された初のワイヤレスイヤホンとして発売 |
| 再生時間 | イヤホン単体 約6時間/充電ケース込み 最大24時間 |
| 対応機器(公式記載) | Meta Quest 2/3・PS4/PS5・Nintendo Switch・PC・Steam Deckなど |
※数値はメーカー公称値です。ポイントは3つあって、①普通のBluetoothではなく専用ドングルで遅延を約30msまで抑えたこと、②それをMetaが公式に認めた製品だったこと、③ドングルで本体とつながりながらBluetoothでスマホにも同時接続でき、ゲーム中に通話や通知音を拾えたこと。VR用イヤホンとしてほぼ独走状態のパッケージでした。だからこそ後継の有無がこれだけ検索されているわけです。
なぜ「低遅延」がそんなに大事なのか——仕組みの話
ここが分かると代替選びの軸が定まります。ワイヤレスイヤホンの音は、電波に載せるためにいったん圧縮・変換されてから飛びます。この処理と伝送にかかる時間が「遅延」で、一般的なBluetooth接続では音楽を聴くぶんには気にならなくても、映像や操作と組み合わさると「口の動きと声がズレる」「ボタンを押した音が遅れて鳴る」という形で現れます。VRは頭の動きに映像と音が追従する没入体験そのものなので、遅延のダメージが平面のゲームより大きいんです。
VR P10のドングル方式は、Bluetoothの規格的な手続きを介さず、専用の2.4GHz電波で送受信機同士が直結する仕組みです。経路を専用化することで、圧縮・変換・確認のやりとりを最小限にできる——これが公称約30msという数字の背景にあります。逆に言うと、この「ドングル直結」という仕組みごと引き継ぐ製品を選べば、VR P10でなくても同じ種類の快適さは得られるということでもあります。
道1:在庫・中古を探す——チェックすべきは3点
「やっぱりVR P10がいい」という場合、国内の通販在庫や中古を探すことになります。在庫は変動するので、まずは現物の有無から。楽天市場で見る / Amazonで見る
探すときの注意は次の3点です。
- 販路の確認。品薄の製品は海外からの並行輸入品が混ざりやすくなります。無線機器は国内の技適マークがない個体の使用が電波法上問題になり得るうえ、国内保証も受けられない場合があります。正規販売か、商品説明で確認を
- 中古はバッテリーが消耗品。完全ワイヤレスイヤホンの電池は交換が実質できません。公称の再生時間は新品時の値と割り切り、使用期間の記載がある出品を選ぶ
- 付属ドングルの有無。この機種の価値の中心は2.4GHzドングルです。ドングル欠品の中古は低遅延接続ができず、ただのBluetoothイヤホンになってしまうので、付属品リストを必ず確認
イヤホンという性質上、中古は衛生面も気になるところ。イヤーピースは別売りで新品に替えられるので、その費用も込みで考えると比較しやすいです。
道2:同じ仕組みの別機種——「2.4GHzドングル式」で探す
後継を待たずに乗り換えるなら、検索の合言葉は「後継機」ではなく「2.4GHz ドングル ゲーミングイヤホン(またはヘッドセット)」です。ゲーミング系ブランド各社から、USBドングルで低遅延接続するイヤホン・ヘッドセットが出ています。仕組みが同じなので、遅延面の体験はVR P10と同じ系統になります。
選ぶときの確認ポイントは、①ドングルの端子がつなぎたい機器に合うか(Quest系はUSB-C)、②Bluetoothとの同時接続(デュアル接続)が必要か、③マイクの有無、の3つ。とくに①は見落としやすくて、ドングルがUSB-A形状だと変換が必要になります。個々の製品のスペックは変化が早いので、ここでは挙げず、必ず各メーカーの公式ページで最新の公称値を確認してください。
なお、同じsoundcoreブランドの通常イヤホン(P31i・P40iなど)をBluetoothのゲーミングモードで使う手もありますが、ドングル直結方式とは仕組みが違い、遅延の抑え方としては一段ゆるやかです。音ズレにシビアなリズムゲーム用途なら、ドングル式か次の有線を選ぶのが堅実です。soundcoreのイヤホン型番の違いはP31iとP40iの違いの記事で整理しています。
道3:有線でつなぐ——地味だけど遅延最小の定番
忘れられがちですが、遅延の心配がいちばん小さいのは有線接続です。電波に載せるための変換がないので、ワイヤレスの土俵で競っていた「何ms」の勝負自体から降りられます。イヤホンジャックのある機器なら3.5mmの有線イヤホンを挿すだけ。ジャックがない機器でも、USB-C接続のイヤホンや変換アダプタという道があります。
弱点はもちろんケーブルの取り回しで、頭を大きく動かすVRではケーブルが頬や肩に触れる感覚が没入感を削ぐ、という好みの分かれ方をします。短めのケーブルの製品をヘッドバンドに沿わせて固定するなど、運用の工夫でかなり緩和できるので、「後継が出るまでのつなぎ」としてはコスパのいい選択です。
ゆきこ( ゚Д゚)『最先端のVRの音問題、最後に勝つのがケーブル1本だったりするのね』
選択肢の早見表と、プレイ中の安全メモ
| 選択肢 | 遅延の傾向 | 手軽さ | 注意点 |
|---|---|---|---|
| VR P10の在庫・中古 | 小さい(ドングル直結) | 見つかれば楽 | 技適・電池消耗・ドングル欠品に注意 |
| 他社のドングル式 | 小さい(同じ仕組み) | 製品選びに手間 | 端子形状と公称値を公式で要確認 |
| Bluetoothゲーミングモード | 中くらい(機種による) | 手持ちを流用できる | 音ゲー・VRのシビアな用途には不足しがち |
| 有線接続 | 最小 | 挿すだけ | ケーブルの取り回しと断線 |
最後に安全の話を1つ。イヤホンをつけてVRをプレイしている間は、視界と聴覚が同時にふさがります。家族の呼びかけやインターホン、足元に来た子どもやペットに気づけない状態になるので、プレイエリアの確保と、長時間プレイでは音量を上げすぎないことを習慣にしてください。片耳だけ外す・外音取り込みを使うといった逃げ道も有効です。
ちなみにスピーカー派の人には、soundcoreの据え置き系の型番違いをsoundcore 2と3の違いの記事でまとめています。ブランド内の型番迷子はこのシリーズでだいたい解決できるはずです。
まとめ:待ちの一手より、仕組みで選ぶ
- VR P10の明確な後継機は執筆時点で未発表。米公式ストアは在庫切れ表示で、終売宣言も後継予告も確認できない
- VR P10の核心は2.4GHzドングル直結による公称約30msの低遅延とMeta公認、そしてBluetooth同時接続
- 乗り換えるなら「後継機」を待つのではなく「同じドングル式」か「有線」という仕組みで選ぶと外さない
- 在庫・中古を狙うなら技適・バッテリー消耗・ドングル欠品の3点確認。プレイ中は周囲の音が聞こえない前提で安全確保を
保存版:この記事の早見表
後継未発表のいま選べる3つの道を、1枚の画像にまとめました。在庫を見かけて迷ったときに、スマホでさっと判断基準を見返せます。



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