soundcore P31iとP40iの違いは?迷ったらどっち?——P30iとの関係もまとめて整理

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Ankerのsoundcoreシリーズでイヤホンを探すと、P31iとP40iという似た型番が同じ価格帯に並んでいて、どちらも「ノイズキャンセリング対応・長時間再生」とうたっている。数字が1つ違うだけなのに何が違うのか、そしてさらに紛らわしいP30iまである——このあたりで手が止まる人は多いはずです。

結論から言うと、この2つは音の性格やノイズキャンセリングの有無で分かれているのではなく、「ケースまわりの機能」と「設計の世代」で分かれています。P40iはワイヤレス充電やスマホスタンド付きケースなど付加機能の充実したモデル、P31iは後から出たぶん設計が新しく、身軽さと価格を取ったモデル。この記事では公式の公称値を表で比べたうえで、P30iとの関係と、通勤・ジム・在宅会議といった用途別の選び方まで整理します。

P31iとP40i どっちを選ぶ? P40i|ケースがよく働くタイプ ワイヤレス充電・スマホスタンドつきケース P31i|あとから出た身軽なタイプ 設計が新しめ・ほこりにも強い・軽い どちらもノイキャン・アプリ対応 差が出るのは付属機能とケースまわり P30iは前の世代の入門モデル スタンドつきケースはP30i・P40iの持ち味 ※数値の比較は本文の表(公称値)で

先に全体像:差は「音」より「ケースと充電」に出る

P31iとP40iは、どちらもsoundcoreのエントリー〜ミドル帯を支える完全ワイヤレスイヤホンです。共通点を先に並べると、この2つがいかに近い存在かがわかります。

  • アクティブノイズキャンセリング対応
  • 11mmのダイナミックドライバー(公称)
  • 2台同時接続できるマルチポイント対応
  • 専用アプリでイコライザー調整が可能
  • 汗や雨に耐える防水仕様(等級は後述のとおり差あり)

つまり「音楽を聴く・通話する・騒音を抑える」という基本の仕事は、どちらも一通りこなします。分かれるのは発売時期とキャラクターです。P40iは2024年4月発売で、ワイヤレス充電・スマホスタンド付きケース・自動調整型のノイズキャンセリングなど、この価格帯としては盛り込み型。P31iは2025年11月発売と1年半ほど新しく、Bluetoothのバージョンや防塵対応など基礎部分が更新されている一方、ケースの付加機能は省いて身軽にまとまっています。

ゆきこ( ゚Д゚)『型番の数字が大きいほうが新しいと思ってたら、逆だったのね…』

そうなんです。P31iのほうが後発。ここがこの2機種のいちばん紛らわしいところで、「40のほうが上位で新しい」と思い込むと選択を誤ります。

P31iとP40iの違いを一覧で(公称値の早見表)

Anker Japan公式ストアの製品ページに記載されている公称値を並べます。価格はセールで頻繁に変わるため、執筆時点の公式ストア通常価格を目安として載せています。

項目(公称値) P31i P40i
発売時期 2025年11月 2024年4月
公式価格(執筆時点の目安) 5,990円前後 7,990円前後
ノイズキャンセリング 対応(ANC) ウルトラノイズキャンセリング2.0(強さを自動調節)
再生時間(通常) 最大10時間/ケース込み最大50時間 最大12時間/ケース込み最大60時間
再生時間(ANC使用時) 最大8時間/ケース込み最大40時間 最大10時間/ケース込み最大50時間
ドライバー 11mmダイナミック 11mmダイナミック
Bluetooth 6.1 5.3
防塵・防水(本体のみ) IP55(防塵+防水) IPX5(防水)
ワイヤレス充電 非対応(USB-C) 対応(USB-C併用可)
ケースの機能 充電のみのシンプル型 スマホスタンド機能付き
マルチポイント 対応 対応
重さ(片耳/ケース込み) 約4.4g/約58.6g 約5g/約58g

対応コーデックなどの細かい仕様は、販売時期やアップデートで表記が変わることがあるため、購入前に公式製品ページで最新の仕様を確認してください。

表を眺めると、勝ち負けが一方向に並んでいないことがわかります。再生時間とケース機能はP40i、防塵と新しさと価格はP31i。だからこそ「どっちが上か」ではなく「自分の使い方でどっちの長所が効くか」で選ぶのが正解になります。

P40iが向いている人:ケースに働いてほしい・とにかく長く聴きたい

P40iの持ち味は、イヤホン本体よりむしろ充電ケースに詰まっています

まずワイヤレス充電対応。スマホ用の充電パッドをすでに机に置いている人なら、帰宅してポンと乗せるだけで充電が済みます。ケーブルを挿す一手間が消えるだけですが、毎日のことなので、この快適さは案外大きいです。

次にスマホスタンド機能。ケースのふたを開いてスマホを立てかけられる構造で、たとえば昼休みに動画を見ながら食事をするとき、出張先のホテルでオンライン会議に出るとき、スタンドを別に持ち歩かなくて済みます。

そして再生時間。公称でケース込み最大60時間(通常モード)は、この価格帯では長い部類です。充電を忘れがちな人、出張や旅行で数日充電できない場面がある人には、この余裕が効きます。ノイズキャンセリングも「ウルトラノイズキャンセリング2.0」という自動調整型で、周囲の騒音レベルに応じて強さを変えてくれる仕組みです。

まとめると、P40iは「イヤホンまわりの小さな面倒を、ケースがまとめて引き受けてくれる」モデル。価格差の分は、ほぼこの快適装備に払うイメージです。

P31iが向いている人:新しめの設計・軽さ・価格を取りたい

P31iは2025年11月発売と、この比較の中ではいちばんの後発です。後から出たぶん、目立たない基礎部分が更新されています。

まずBluetooth 6.1。バージョンの数字だけで音質が決まるわけではありませんが、より新しい規格に対応していることは、接続の安定性や省電力の面で素直にプラス材料です。

次にIP55の防塵・防水。P40iのIPX5は「水の噴流に耐える」防水のみの表記ですが、P31iはこれに防塵等級が加わっています。汗だけでなく、ほこりっぽい環境——ジムのマットの上、屋外の作業、砂ぼこりの立つ通学路などでも気を使う場面が減ります。片耳約4.4gという軽さも、長時間つける人にはうれしいポイントです。

そして価格。公式の通常価格でP40iより2,000円ほど低く(執筆時点の目安)、セール時にはさらに差が縮むこともあります。ワイヤレス充電もスマホスタンドも「あれば便利だけど、たぶん使わない」と感じるなら、その機能に払う分をそのまま節約できる計算です。

P31iは「新しい基礎設計を、必要十分な装備で安く手に入れる」モデル。イヤホンは消耗品と割り切って、数年で買い替える前提の人とも相性がよい選び方です。

紛らわしいP30iとの違いは?——「前の世代の入門機」と考える

検索でよく一緒に出てくるP30iは、2024年6月発売の入門モデルです。P31iの型番はいかにもP30iの後継らしい並びで、実際、公式の公称値を見ても位置づけの近さがわかります。

項目(公称値) P30i(2024年6月) P31i(2025年11月)
再生時間(通常) 最大10時間/ケース込み最大45時間 最大10時間/ケース込み最大50時間
ドライバー 10mmダイナミック 11mmダイナミック
Bluetooth 5.4 6.1
防塵・防水(本体のみ) IP54 IP55
ケースの機能 スマホスタンド機能付き 充電のみのシンプル型

再生時間・ドライバー径・Bluetooth・防水と、基礎スペックはおおむねP31iが新しい数字に置き換わっています。ただし1点だけ逆転があって、スマホスタンド付きケースはP30iにあってP31iにはありません。スタンド機能はP30i・P40i系の持ち味で、P31iは省いた側です。なお、AnkerがP31iをP30iの「後継」と明確に位置づける発表は確認できなかったため、この記事では「同じ入門帯の新しい世代」とだけ捉えておきます。

これから新しく買うなら、基本はP31iかP40iの二択で考えて、「スタンド付きで一番安く」という条件のときだけP30iの在庫と価格を見る、という順番が整理しやすいはずです。

用途別の答え:通勤・ジム・在宅会議、それぞれどっち?

最後に、よくある使い方ごとに「どちらの長所が効くか」で答えを出します。

使い方 向いているのは 理由
電車・バス通勤で毎日使う P40i 騒音に合わせて強さが変わる自動調整ノイキャンと、充電切れに強い長時間再生
ジム・ランニング P31i 防塵込みのIP55と片耳約4.4gの軽さ。汗とほこりの環境に強い
在宅ワーク・オンライン会議 P40i スタンド付きケースでスマホを立てられ、マルチポイントでPCとスマホを行き来できる
初めての完全ワイヤレス P31i 価格を抑えつつ設計は最新世代。必要な機能は一通りそろう
出張・旅行が多い P40i ケース込み最大60時間(公称)の余裕とワイヤレス充電の身軽さ

表の割り振りはあくまで「長所が効きやすい場面」で、逆を選んだら失敗という話ではありません。マルチポイントは両機種とも対応なので、在宅会議はP31iでも十分こなせますし、通勤にP31iのノイズキャンセリングでも日常の騒音対策としては働いてくれます。迷ったら、ワイヤレス充電とスタンドを「使う絵が浮かぶか」で決める——浮かぶならP40i、浮かばないならP31i。これがいちばん後悔の少ない分かれ道です。

ちなみにsoundcoreの型番違いは、イヤホンだけでなくスピーカーにもあります。同じ悩み方をした人はsoundcore 2と3の違いも同じ考え方で整理してあるので、あわせてどうぞ。ゲーム用途の低遅延モデルが気になる人にはsoundcore VR P10の後継事情という記事もあります。

在庫メモ

まとめ:P40iは「ケースの快適装備」、P31iは「新しさと身軽さ」

  1. P31iのほうが後発(2025年11月)。数字の大きいP40i(2024年4月)が新しいわけではない
  2. 基本性能は近い。ノイズキャンセリング・11mmドライバー・マルチポイント・アプリ対応は共通
  3. P40iの強みはケースまわり。ワイヤレス充電・スマホスタンド・ケース込み最大60時間(公称)
  4. P31iの強みは基礎の新しさ。Bluetooth 6.1・防塵込みIP55・軽さ・価格
  5. P30iは前世代の入門機。スタンド付きケース最優先のときだけ候補に。細かい仕様は購入前に公式ページで最新情報を確認

保存版:この記事の早見表

2機種の選び分けを1枚の画像にまとめました。売り場やセールページで迷ったとき、スマホからさっと見返せます。

soundcore P31iとP40iの選び分けカード:P40iはワイヤレス充電とスマホスタンド付きケースで通勤や在宅会議向き、P31iは後発の新しい設計で防塵対応と軽さが持ち味でジムや初めての1台向き、P30iは前世代の入門機

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