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「秋の風物詩」「風流な音色」——そう思って飼い始めた(あるいは子どもが学校からもらってきた)鈴虫。ところが夜、寝室の隣でリーンリーンリーンリーン……。あの声、至近距離だと想像の3倍うるさいんですよね。風流どころか安眠妨害です。
この記事では、飼っている側の音対策と、近所や庭の鈴虫の声が気になる側の対処を分けて、現実的な落としどころをまとめます。
まず敵を知る:鳴くのはオスだけ、時間は夜
- 鳴くのはオスだけです。羽をこすり合わせて音を出しています。メスは鳴きません(産卵管という針のような器官があるのがメスです)
- 関連質問の「なぜ夜に鳴く?」——鈴虫は夜行性で、暗くなると求愛のために鳴きます。つまり部屋が暗くなる就寝タイムが本番という、飼い主泣かせの仕様です
- 気温が下がると鳴き方はゆっくりになります。鳴く時期がいつまで続くかは鈴虫の鳴き声はいつまで聞けるかの記事に詳しくまとめていますが、ざっくり言えば秋が深まれば自然に静かになります
飼っている場合:音量そのものは変えられないので「距離と壁」で戦う
鳴くこと自体は健康な証拠で、やめさせる方法はありません(鳴かせないのは求愛の禁止なので、繁殖も諦めることになります)。現実的な対策はこの4つです。
- 寝室から一番遠い部屋へ移動——最重要にして最強。玄関・廊下・リビングの隅など、ドア2枚はさむだけで体感がまるで違います
- 夜だけ「箱をもう一枚」かぶせる——ケースごと段ボール箱に入れる(通気穴は必須)と、高音がかなり和らぎます。布を一枚かけるだけでも効果あり。密閉はしないでください
- オスの数を見直す——オスが複数いると鳴き合戦になります。学校からもらってきた場合など数が多いなら、ケースを分けて片方を玄関へ、という分散も手です
- 人間側の防御=耳栓——身も蓋もないようで、実はいちばん確実です。スポンジタイプの耳栓は鈴虫の高音域と相性がよく、数百円で安眠が返ってきます
ちなみにベランダに出すのは、音の問題を「お隣の問題」に変えるだけなのでおすすめしません。集合住宅では特に。屋外は天敵や急な雨・温度変化のリスクもあります。
近所や庭の鈴虫・秋の虫がうるさい場合
飼ってもいないのに、庭や空き地からの大合唱で眠れないパターン。こちらは相手が自然なので、根絶やしよりも「音を減らす・慣れる」が現実的です。
- 窓を閉めて厚手のカーテン——高音は遮蔽に弱いので、物理的に一枚はさむのが一番効きます
- 環境音でマスクする——扇風機・空気清浄機の運転音や、ホワイトノイズアプリで「気になる音」から「背景の音」に格下げできます
- 草むしり——自宅の庭が発生源なら、丈の高い草を刈るだけで数は減ります(隠れ家と産卵場所が減るため)。殺虫剤の広域散布は他の生き物への影響が大きいわりに効果が続かないので、おすすめしません
- 耳栓はここでも最終兵器です
ゆきこ( ゚Д゚)『次男が学校からもらってきた鈴虫2匹、初夜は寝室の隣で大独唱会でした。玄関に移して段ボールのお布団(穴あき)をかけたら、ほどよい遠さの秋の音に。命名「げんかんのすずちゃんズ」、今夜も元気です』
飼育側の音対策グッズをそろえるなら
鳴き声対策とは別に、マットや餌を切らすと共食いなどのトラブルが起きやすいのが鈴虫です。秋まで気持ちよく付き合うために、マットと餌の予備は確保しておきましょう。耳栓は家族の人数分あると平和です。
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鈴虫の鳴き声はいつまで聞けるかで「出口」の時期を、昆虫飼育つながりでカブトムシのケースが臭い時の対策も公開しています。
まとめ:距離・箱・分散・耳栓。そして秋を待つ
- 鳴くのはオスだけ・夜が本番。健康な証拠でやめさせる方法はない
- 飼育側は寝室から遠ざける+夜だけ箱がけ(通気穴必須)
- ベランダ避難はお隣への引っ越し。やらない
- 近所の虫の声は窓+カーテン+環境音マスクで格下げする
- 最終兵器は耳栓。そして秋が深まれば自然に終わります
保存版:この記事の早見表
対処チャートを1枚にまとめました。



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