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旅行先でポーチを開けたら、ネックレスが3本まとめて団子。ジムの帰りにバッグの底から出したチェーンが、自分自身と結ばれて小さな固い結び目に。細いチェーンほど絡まりやすくて、しかも細いほどほどきにくいんですよね。私も息子の運動会の朝に、ポーチの中で絡まった1本をあきらめて、付けずに家を出た日があります。
先に結論だけ。絡まったチェーンは引っ張らず、滑りを良くしてから針の先でゆるめる。そして持ち運びで絡ませないコツは、「留め具を留めて輪にする」「チェーンを動かなくする」「1本ずつ分ける」の3つだけなんです。この3つを守れる入れ方なら、100均の道具で十分間に合います。順番に見ていきましょう。
まず、絡まったのをほどく——引っ張らない・平らな所で・ベビーパウダー・針
目の前の団子をどうにかしたい時は、ここから。焦って両端を引っ張るのがいちばんの遠回りで、結び目は引っ張るほど締まります。手を止めて、テーブルに移動してください。
- 白い紙かタオルの上に広げる。チェーンが見やすくなり、小さな部品が転がっても見つかります。床ではなくテーブルで。丸カンやアジャスターの玉は本当に小さいので、小さなお子さんやペットが口に入れないよう、手の届かない所で作業してください
- 留め具を外す。輪になったままだと、ほどく途中で別の輪ができてまた絡みます。端が自由になっている方がほどけやすいんです
- 結び目にベビーパウダーをひとつまみ。チェーン同士の摩擦が減って、するっとゆるみます。なければ片栗粉でも。ベビーオイルなどの油も効きますが、あとで洗うのが面倒なので粉が先
- 針や安全ピン、つまようじの先を結び目の真ん中に差し入れて、少しずつ広げる。1か所がゆるんだら、そこからチェーンの端を通し戻します。結び目が2つ3つあるなら、端に近い方からほどくと早い
- ほどけたら、薄めた中性洗剤でさっと洗って粉を落とし、柔らかい布で水気を拭いて乾かす。粉が残ると白くくすみます
針を使う時は、先を自分や人に向けない、使い終わったらすぐ針山や元の場所に戻す。テーブルに置いたままにすると、あとで手をついた時に刺さります。お子さんのいる家は、作業が終わるまで近づけないでくださいね。
パール(真珠)のネックレスは、粉が糸に入り込んで取れにくいので、粉は使わず針だけで。石の付いたペンダントは、石の周りに針を当てないよう、チェーン部分だけで作業します。
どうしてもほどけない、途中でチェーンが切れた、という時は無理をせずジュエリー店や修理店へ。瞬間接着剤でくっつけるのは絶対にやめてください。変色して、固まった所が次に切れます。切れた時の対処はネックレスのチェーンが切れた時の直し方と修理代にまとめています。
なぜバッグの中で絡まる?——細い・長い・留め具が開いている
絡まる仕組みはとても単純で、バッグの中で揺れたチェーンに輪ができて、そこに端がくぐる。それが繰り返されて結び目になります。だから、条件がそろうほど絡まるんです。
- 細いチェーン:軽くて簡単に輪ができる。あずきチェーンやベネチアンの細いものが常連
- 長いチェーン:50cm以上は輪ができる余地が大きい
- 留め具が開いている:端が自由に動くので、輪に入りやすい。留めて1つの輪にしておくだけで、絡まり方がだいぶ違います
- 複数本を同じ袋に入れる:お互いの輪にくぐり合う。いちばんの原因はこれ
つまり、絡まらないようにするには「輪にして、動かなくして、1本ずつ」。これから紹介する入れ方は、全部この3原則の応用なんです。そう覚えておくと、道具がなくても応用が利きます。
持ち運びで絡ませない5つの入れ方——100均で足りる
- ストローに通す。留め具を外し、チェーンの片方をストローに通して、反対側と留めて輪にします。ストローの長さはチェーンに合わせてはさみで切って。ペンダントトップは外に出たままでかまいません。チェーンが硬いストローに守られるので、輪ができません。太いチェーンは通りませんが、太いものはそもそも絡まりにくいので次の方法で
- 小さなジップ袋に、留め具だけ外に出して閉じる。チェーンを袋に入れ、留め具の部分だけ袋の口から出してチャックを閉じます。留め具が袋の外で固定されるので、中でチェーンが動いても端が輪に入りません。1袋1本。100均のチャック付きの小さな袋が便利で、ピアスや指輪も同じ袋に入れると迷子になりません
- ピルケース(薬の仕切りケース)に1本ずつ。仕切りが細かい1週間用のケースなら、1部屋にネックレス1本。留め具は留めておきます。硬いケースなので、旅行のトランクの中で押されても平気
- ラップにはさんで平らにする。ラップを広げてネックレスを絡まない形に置き、上からラップをかぶせて空気を抜くように押さえ、そのまま折ります。チェーンが動けないので絡みません。使い捨てなので、旅行の帰りに袋がない時の非常手段として
- ジュエリーロールやフック付きのポーチ。留め具をフックに掛けてチェーンを伸ばしたまま巻く形で、複数本を1つにまとめられます。旅行が多い人、毎日ジムに持って行く人は、これが結局いちばん楽
私の定番は2番のジップ袋です。子どもの薬が入っていた袋を1枚もらって、留め具を外に出して閉じるだけ。ポーチの中で他のものとぶつかっても、出した時にそのまま付けられます。
家での収納——吊るす・仕切る・「留め具を留めてから置く」
家でも理屈は同じで、「動かない」「1本ずつ」の状態を作ります。
- 吊るす:壁のフック、コルクボードに画鋲、扉の裏のタオル掛けにS字フック。重力でチェーンが伸びた状態になるので、絡まる余地がありません。ただし直射日光の当たる所は避けて(メッキの変色・石の退色)
- 仕切りのあるトレーに寝かせる:製氷皿、仕切り付きの小物ケース、100均の透明な引き出し。1部屋1本で、ふたを閉めて重ねられます
- パールと重いペンダントは寝かせる:糸で通したパールは吊るすと糸が伸びるので、トレーに。重いトップも同じ理由で、チェーンが伸びることがあります
- 使ったら留め具を留めてから置く:これだけで、翌朝の団子が消えます。外して開いたまま放り込むのが、いちばん絡まる置き方なんです
アクセサリー全体の置き場に困っているなら、片づけのアイデア20選も参考にしてみてください。ネックレスは「見えている・1本ずつ・すぐ戻せる」の3つがそろうと、絡まる前に手が伸びます。
2連・3連でも絡まない付け方
重ね付けは「絡まる前提」で付けるものですが、それでもずっと楽になるコツがあります。
- 長さを5cm以上ずらす。40cmと45cm、45cmと50cmのように。長さが近いと、胸元で同じ位置に集まって輪ができます
- 太さや種類を変える。細い×細いがいちばん絡む組み合わせ。細いチェーンとパール、細いチェーンと少し太いチェーン、というふうに変えると、お互いくぐりにくい
- 留め具の位置をずらす。首の後ろで留め具が同じ位置に並ぶと、そこで絡みます。1本目を留めたら、2本目は留め具を少し横にずらして。多連用の連結留め具(複数のチェーンを1つの留め具にまとめる部品)を使うと、根元で固定されるのでさらに楽です
- ニットや起毛の服の日は、服の上に出すか1本にする。毛糸に細いチェーンがくぐると、服とも絡んで悲惨。冬は太めのチェーン1本か、ペンダントは服の上に
- 外す時は1本ずつ、外したらすぐ留める。まとめて外して置くと、その場で団子になります
ゆきこ( ゚Д゚)『運動会の朝、ポーチで3本団子になったネックレスを爪でほじって5分ロスして、結局あきらめました。今はジップ袋に留め具だけ出す方式で1本1袋。息子の薬の袋を1枚もらうだけなのに、あの朝の絶望を思うと100円以上の価値です』
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まとめ:ほどく時は引っ張らない、持ち運びは「輪にして・動かなくして・1本ずつ」
- 絡まったら引っ張らない。平らな所でベビーパウダーをまぶし、針の先で結び目を広げる
- 針は使ったらすぐ片付ける。小さな部品は子どもの手の届かない所で作業
- 持ち運びはストロー・ジップ袋(留め具だけ外)・ピルケース。1袋1本
- 家では吊るす・仕切る。パールは寝かせる。使ったら留め具を留めて置く
- 2連・3連は長さを5cm以上ずらし、太さを変え、留め具の位置をずらす
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