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お気に入りのブレスレット、いざ出かける朝に自分で付けようとすると、あの小さな輪っかがどうしても留まらない。利き手じゃない指で引き輪をつまんで、反対の手首はぶらぶら、チェーンの端は逃げていく……。夫が単身赴任で家にいない我が家では「ちょっと留めて」が言えないので、これが毎朝の小さな戦いでした。
先に結論を言うと、コツは「留め具の片側を動かないように固定してから、利き手だけで作業する」ことなんです。テープが1枚あれば、大半のブレスレットは一人で付けられます。どうしても苦手なら、留め具をマグネットに替えるという手もありますよ。輪っかの構造から、5つのコツ、補助ツール、外し方まで順番に見ていきましょう。
なぜ一人で留められないのか——輪っか(引き輪・カニカン)の構造
ブレスレットの留め具は、たいてい「開く輪っか」と「受けの輪」の組み合わせでできています。
- 引き輪——丸い輪っかに小さなつまみが付いたもの。つまみを指の腹で引くと口が開き、離すとバネで閉じます。小さくて軽いぶん、開けたまま受けの輪に通す作業がとても細かい
- カニカン——カニの爪のような形。爪を押すと開きます。引き輪より大きくて力も入れやすく、最近のカジュアルなブレスレットはこちらが多め
- 受けの輪——チェーンの反対側にある、小さなプレート(板ダルマ)や、長さ調整の輪が連なったアジャスターの部分
留められない理由は、3つ重なっているんです。①受けの輪が手首の裏側に逃げて見えない ②留め具を開いたまま保持する指と、受けの輪を持つ指が、同じ手に必要 ③利き手じゃない手の細かい作業が苦手。つまり「手が3本ほしい」状態なんですよね。この3本目の手の代わりを、テープや机にやってもらう。それがコツの正体です。
片手で留める5つのコツ——テープ・机の端・輪ゴム・ヘアピン・クリップ
- テープで受けの輪を手首に固定する。マスキングテープかセロハンテープを3cmほど切り、受けの輪(アジャスターの端)を手首の内側に貼って動かないようにします。あとは利き手で引き輪を開けて、輪に通して、離すだけ。留まったらテープをそっとはがします。いちばん確実な方法で、肌が弱い人は医療用のサージカルテープを。長時間貼ったままにはしないでくださいね
- 手首を机の端に置く。手首を机の縁に乗せて、手首の重みでブレスレットを軽く押さえながら、利き手で留めます。受けの輪が逃げなくなるので、テープなしでも留まることが多い
- 輪ゴムやヘアゴムで仮固定。受けの輪側のチェーンを、輪ゴムでゆるく手首に留めておいてから作業。テープが手元にない時の代用です。きつく巻かないように
- ヘアピン(アメピン)を持ち手にする。受けの輪にアメピンを通しておくと、小さな輪が「持ち手付き」になって指でつまみやすくなります。留めたらピンを抜くだけ
- クリップや洗濯ばさみで端を留める。チェーンの端を小さいクリップで挟んで、クリップごと手首側に固定。厚みが出るぶん、輪を狙いやすくなります
どの方法でも、留め具は手首の内側(手のひら側)に持ってきて作業するのがポイント。自分の目で見えて、利き手も届きやすい位置です。付けたあと、留め具は自然に外側へ回っていきます。
留め具の種類で変わる、付け方の基本
- 引き輪——つまみを引いて口を開けたら、受けの輪に上から下へ差し込む向きが通しやすい。輪の口が小さいので、アジャスターのいちばん端の輪を狙う
- カニカン——爪を押して口を開き、横から引っかける。口が大きいので、輪ではなくチェーンのコマに直接かけられるものも
- マンテル(Tバーと輪)——T字の棒を輪に縦にして通し、横に倒す。手首を軽く握って細くすると通しやすい
- マグネット——両端を近づけるだけ。片手でも一瞬。ただし外れやすさは後述
- ゴムブレスレット——手を軽く握って手首を細くし、ゴム全体を広げながらすべり込ませる。一点だけ引っ張ると切れる原因になります
そもそもブレスレットがゆるくて長いと、留め具が手首の裏に回りやすく、付けにくさも倍増します。サイズの合わせ方はブレスレットがゆるい・長い時に自分で短くする方法にまとめています。
それでも無理な日は、補助ツール(ブレスレットヘルパー)
「ブレスレットヘルパー」「ブレスレット 留め具 補助」といった名前で売られている、先がクリップになった細い棒があります。数百円〜千円台が目安。受けの輪側をクリップで挟み、棒を利き手じゃない手で持って(あるいは机に押さえつけて)、利き手で引き輪を留める道具です。
- 受けの輪が「棒の先」に固定されるので、逃げない・見える・持ちやすいの三拍子
- 関節が痛い人、爪を長く伸ばしている人、細かいものが見づらくなってきた人に向いています。母にプレゼントしたら、ネックレスにも使えると喜ばれました
- 100均で似た形のものが見つかることもあります。手芸コーナーの「ビーズ通し」の近くを覗いてみてください
マグネット留め具に交換する選択——メリットと落としやすさの注意
毎朝の格闘そのものをなくしたいなら、留め具をマグネット式に付け替えるのもひとつの答えです。両端を近づけるとカチッと吸い付くので、片手でも一瞬で留まります。
- 手芸店や通販で「マグネットクラスプ」を用意する。数百円。チェーンの色(ゴールド・シルバー)と、丸カンの大きさを合わせて選びます
- 今の引き輪を、つないでいる丸カン(小さな輪)ごと外します。丸カンは平ヤットコ2本で、輪を「前後にずらす」ように開くのがコツ。左右に広げると戻らなくなります
- マグネット留め具の輪を通して、丸カンを閉じる。反対側も同じように
ヤットコで指を挟まないように、そして外した小さな部品は子どもの手の届かない所へ。自信がなければ、アクセサリーの修理店で留め具交換をお願いすると、数百円〜千円台程度が目安です。
注意したいのは、マグネットは磁力が弱いと袖の引っかかりで外れて落ちること。重いブレスレットや、大切なものには向きません。選ぶなら安全チェーン(保険の細いチェーン)付きのものを。それと、磁石なので磁気カードや腕時計に近づけないようにしてください。
外し方——引き輪のつまみは「押す」より「滑らせる」
- まず手首を裏返して、留め具を手首の内側に回してから外します。見えない位置でつまみを探すのが、いちばん時間がかかるところ
- 引き輪のつまみは、親指の爪で「引く」より、指の腹で輪の中心に向けて滑らせる感覚。輪本体を人差し指で押さえながら、つまみだけ動かします
- ネイルをしている人は、爪先でつまみを引くとジェルが欠けやすいので、爪楊枝の先やアメピンの先でつまみを引く
- 固くて動かない引き輪は、バネの汚れや錆びが原因のことも。無理にこじらず、修理店で留め具ごと交換(数百円〜)
- 外したら、留め具を留めた状態にしてしまうとチェーンが絡まりません。引っかけて切れてしまった時はネックレスのチェーンが切れた時の直し方と同じ手順で直せます
ゆきこ( ゚Д゚)『夫がいない朝、引き輪と5分格闘して遅刻しかけた日に、思いつきでマスキングテープを手首に貼ったら10秒で留まりました。手が3本ほしかったんじゃなくて、テープが1枚あればよかった』
毎朝テープを切るのが面倒になってきたら、ブレスレットヘルパーを洗面所に1本置いておくと、ネックレスの引き輪にも使えて便利です。
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ブレスレットがゆるい・長くてぶかぶかな時はブレスレットがゆるい・長い時に自分で短くする方法を。チェーンが切れた時はネックレスのチェーンが切れた時の直し方にまとめています。
まとめ:固定してから利き手だけで留める
- 留められないのは「手が3本必要」な構造だから。テープや机が3本目の手
- 受けの輪をテープで手首に固定→利き手で引き輪を開けて通す。これが最短
- 手首を机の端に置く・輪ゴム・ヘアピン・クリップでも代用できる
- 毎朝つらいならブレスレットヘルパーかマグネット留め具に交換
- 外す時は留め具を内側に回し、つまみは指の腹で。固い引き輪はこじらない
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手順を1枚にまとめました。



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