ブレスレットがゆるい・長い——ちょうどいい余裕は「指1本」。自分で短くする2つの方法、切らずにごまかす3つの方法、ぶかぶかがダサく見える本当の理由

生活

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もらったブレスレット、通販で買ったブレスレット。付けてみたら手の甲までするする落ちてきて、留め具が表に回ってくる。かわいいはずなのに、鏡で見るとなんだか借り物みたいで、結局引き出しにしまったまま。そういうブレスレット、1本や2本はありますよね。

先に結論を言うと、ブレスレットのちょうどいい余裕は「手首とブレスレットの間に指1本」、長さで言えば手首周り+1〜1.5cmです。それより長いなら、道具なしでアジャスターの別の輪に留める、平ヤットコ2本でコマを詰める、切りたくなければ二重巻きやチャームで重心を作る。どれも自分でできる範囲なので、順番に見ていきましょう。

先に確認:ブレスレットの余裕はどのくらいがちょうどいい?

「ゆるい」と感じても、どこまで詰めればいいのか分からないと手が止まりますよね。目安はこうです。

  • 手首とブレスレットの間に指1本が入る(長さで手首周り+1〜1.5cm)——動かした時に少し揺れて、でも手の甲には落ちない。いちばん自然に見える長さ
  • 指2本入る(+2〜3cm)——ゆるめが好きな人はここまで。ただし留め具が回りやすい
  • 指3本以上入る・手首の骨を越えて手の甲に落ちる(+3cm以上)——「ぶかぶか」の領域。詰めるか、切らずにごまかす方法へ

もう1つ大事な目印が、手首の外側の骨(小指側の出っ張り)。ブレスレットがこの骨を越えて手の甲側に落ちるなら長すぎ、骨で止まるならちょうどいい、と覚えておくと迷いません。バングル(留め具のない硬い輪)は手を通す必要があるので、この目安とは別です。

測る時は、手首の骨のすぐ上(肘側)にメジャーをぴったり巻いて、そこに1〜1.5cmを足します。メジャーがなければ紐を巻いて定規で測れば十分です。

自分で短くする方法①:アジャスターの別の輪に留める(道具なし)

留め具の反対側に、小さな輪が数個つながった短いチェーンが付いていませんか。これがアジャスターで、そもそも長さを変えるための部品です。

  1. 留め具(引き輪やカニカン)を、アジャスターのいちばん端の輪ではなく、途中の輪に掛ける
  2. 1つ内側の輪に掛けるごとに、だいたい5mm〜1cm短くなります。付けてみて、指1本の余裕になる輪を探す
  3. 余ったアジャスターは、留め具の外側にぶら下がります。先端に小さな玉やチャームが付いているものは、そのまま垂らすのがデザイン。気になる時は、余りの部分の輪を丸カンごと外す(後述)

この方法だけで解決する人が、実はかなり多いんです。留め具が片手でうまく掛けられない時のコツはブレスレットを片手で付ける方法にまとめています。

自分で短くする方法②:丸カンを外してコマを詰める(平ヤットコ2本)

アジャスターがない、アジャスターの範囲では足りない。そんな時はチェーンのコマを詰めます。用意するのは平ヤットコ2本(先が平らなペンチ。手芸店や100均のアクセサリーコーナーで1本数百円)。パーツ同士をつないでいる小さな輪が丸カンです。

  1. 何コマ詰めるか決める。手首周り+1〜1.5cmになる長さを測り、詰めたい長さをチェーンに当てて、どのコマまで外すかを見る。迷ったら少なめに。詰めすぎは戻せません
  2. 留め具側の丸カンを外す。丸カンの切れ目を上にして、平ヤットコ2本で左右をはさみ、前後にひねって開く。左右に広げると輪が歪んで戻らなくなります。「開く」より「ひねる」が合言葉
  3. 開いた丸カンからチェーンを外し、詰めたい分のコマを切り離す。チェーンのコマ自体が丸カン構造なら同じくひねって外せます。溶接された細いチェーンなら、詰めたい位置のコマをニッパーで1つだけ切る
  4. 新しい端に丸カンを通し、留め具を掛けて、ひねって閉じる。閉じた時に切れ目がぴったり合っているかを確認。すき間があると、そこからチェーンが抜けます
  5. デザインが左右対称なら、留め具側とアジャスター側から半分ずつ詰めると、モチーフが中央からずれません

ヤットコで丸カンをつかむ時、もう片方の手の指先を挟まないように気をつけてください。外した丸カンやコマはとても小さいので、トレイの上で作業して、終わったら小袋に入れて子どもの手の届かない所へ。

丸カンが硬くて開かない、太いチェーンで平ヤットコでは歯が立たない、という時は無理をせずに次の「店に頼む」へ。同じ道具と手順で直せるネックレスのチェーンが切れた時の直し方も参考になります。

ゴムブレス(数珠タイプ)の場合は、コマではなく玉を減らします。トレイの上でゴムを切り、玉を順番に並べ、減らしたい分を抜いて新しいアクセサリー用のゴムに通し直し、結び目を玉の穴の中に隠す流れ。玉が転がって散らばるので、必ずふちのあるトレイの上で。ゴムの結び方に自信がなければ、店に頼むのが確実です。

余裕は指1本→アジャスターかコマ詰め→切らないなら重心ちょうどいい余裕手首とブレスの間に指1本=手首周り+1〜1.5cm指2本→ゆるめ・留め具が回る指3本以上→ぶかぶか手首の外側の骨を越えて手の甲に落ちたら長すぎ自分で短くする① アジャスターの途中の輪に 留め具を掛ける(道具なし)② 平ヤットコ2本で丸カンを 前後にひねって開く→コマ詰め左右対称なら両側から半分ずつゴムブレスは玉を減らして通し直し切らずにごまかす・二重巻きにする・チャームを足して重心を作る・シリコンストッパーで留め具固定・重ねづけで揺れを止める留め具は手首の内側・下にくるのが自然に見える位置店の相場:コマ詰め 数百円〜2,000円前後/ゴム交換 数百円〜1,500円前後/購入店なら無料のこともぶかぶかがダサく見える理由:留め具が表に回る・手の甲に落ちる・袖口とけんかする安全:丸カンを開く時は指先を挟まない/外した小さなパーツと玉はトレイの上・子どもの手の届かない所へ

切らずにごまかす3つの方法——二重巻き・チャーム・シリコンストッパー

「借り物だから」「気に入っているデザインを崩したくない」「手首がむくむ日があるから」。切りたくない理由はいろいろありますよね。切らずにゆるさをなくす方法もあります。

  1. 二重巻きにする。長さが手首周りの2倍近くあるロングタイプなら、2周巻いてから留めるだけ。1周半くらいの長さなら、留め具側の輪に途中のコマを掛けて「1周+ぶら下がり」にすると、こなれた感じに見えます
  2. チャームを足して重心を作る。ぶかぶかのブレスレットが回るのは、どこにも重さの中心がないから。留め具の近くに小さなチャームを1つ丸カンで足すと、チャームが常に下(手首の内側)に来て、留め具も一緒に落ち着きます。長さは変わらないのに、ずれ方が変わるんです
  3. シリコンストッパーで留め具を固定する。透明の小さなシリコン製の輪や、ネックレス用の「アジャスターストッパー」を留め具の手前にはめると、留め具が回ったり動いたりしにくくなります。手芸店やアクセサリーパーツ売り場で数百円

もう1つ、重ねづけ。ぶかぶかの1本に、ぴったりサイズの細いブレスレットや時計を重ねると、ぶかぶかの方が引っかかって揺れが止まります。「ずれないようにしたい」だけなら、これがいちばん手軽です。

店に頼む時の相場

丸カンが硬くて開かない、太いチェーンで工具が入らない、大切なものだから失敗したくない。そんな時は無理をせず店へ。

  • チェーンのコマ詰め——数百円〜2,000円前後が目安。買った店なら無料や数百円で受けてくれることが多い。ジュエリーの修理店・アクセサリーショップ・時計店でも相談できます
  • ゴムブレスのゴム交換・玉の調整——数百円〜1,500円前後が目安。買った店があれば、そこがいちばん確実
  • 金やプラチナの細いチェーン——コマを切って溶接し直すことになるので、数千円前後。自分でやると切り口が残るので、貴金属は店に任せるのが安心

「買った店じゃないけど頼めるの?」という不安は、正直に「他店で買ったものですが、コマを詰めてもらえますか」と聞けば大丈夫。断られたら別の店へ、で構いません。

ぶかぶかがダサく見える本当の理由と、ゆるいままきれいに見せる方法

ゆるいブレスレットが「ダサい」と言われる理由は、ゆるいこと自体ではありません。ゆるさが引き起こす3つの状態が、見た目を崩しているんです。

  • 留め具が表側(手の甲側)に回ってくる——いちばん目立つ部分に、いちばん見せたくない金具がいる状態。モチーフは裏に隠れる
  • 手首の骨を越えて、手の甲に落ちる——手首ではなく手に付けているように見えて、サイズが合っていないことが一目で分かる
  • 袖口とけんかする——長袖の季節、ぶかぶかのブレスレットは袖の中に入ったり、袖の上に乗ったりを繰り返します。まくった袖の位置も決まらない

逆に言えば、この3つを止めれば、多少ゆるくてもきれいに見えます。留め具が手首の内側・下側に落ち着いている、骨で止まっている、袖口とブレスレットの間に少しすき間がある。この状態を作るのが、先ほどのチャームや重ねづけなんです。あえて細いチェーンをゆるっと1本だけ付けて「抜け感」を出すのも、留め具が表に回らなければ十分きれい。

指輪も同じで、サイズが合わないと回って石が内側に隠れますよね。指輪の応急処置は指輪のサイズを自分で直す方法にまとめています。

ゆきこ( ゚Д゚)『出産祝いでもらった細いチェーンのブレスレットが手の甲まで落ちてくるのが嫌で、平ヤットコで3コマ詰めました。道具は手芸店で2本合わせて600円くらい。ただ、外したコマを1個飛ばして床を這ったので、今はトレイの上でしかやりません』

平ヤットコと丸カンの小さなセットが1つあると、ブレスレットだけでなくネックレスの修理や、チャームの付け替えにも使えて、アクセサリーの引き出しの「直せば使えるもの」がぐっと減ります。


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詰めたあと、留め具が片手でうまく掛けられない時はブレスレットを片手で付ける方法を。同じ工具で直せるネックレスのチェーンが切れた時の直し方もどうぞ。

まとめ:余裕は指1本→アジャスターかコマ詰め→切らないなら重心を作る

  1. ちょうどいい余裕は指1本・手首周り+1〜1.5cm。手の甲に落ちたら長すぎ
  2. まずはアジャスターの途中の輪に留め具を掛ける。道具なしで直ることが多い
  3. 足りなければ平ヤットコ2本で丸カンをひねって開き、コマを詰める。両側から半分ずつ
  4. 切らないなら二重巻き・チャームで重心・シリコンストッパー・重ねづけ
  5. ダサく見える正体は留め具が表に回る・手の甲に落ちる・袖とけんかするの3つ

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめました。

ブレスレットがゆるい・長い時の早見表:ちょうどいい余裕は手首に指1本、手首周り+1〜1.5cm。手首の外側の骨を越えて手の甲に落ちるなら長すぎ。自分で短くするなら、アジャスターの途中の輪に留め具を掛ける、または平ヤットコ2本で丸カンを前後にひねって開きコマを詰める、左右対称なら両側から半分ずつ。ゴムブレスは玉を減らして通し直す。切らずにごまかすなら二重巻き、チャームを足して重心を作る、シリコンストッパーで留め具を固定、重ねづけ。店の相場はコマ詰め数百円〜2,000円前後。ぶかぶかがダサく見えるのは留め具が表に回る・手の甲に落ちる・袖とけんかするから。丸カンを開く時は指先を挟まず、小さなパーツは子どもの手の届かない所へ

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